〜シェルパにオイルクーラをつける〜


プロトのキット。4万8千円

今年の夏は暑い!空冷エンジンには大変に過酷な夏でした。そこで、プロトから発売されているスーパーシェルパ用のオイルクーラキットを取り付けることにしました。値段はあまりコンデンサの大きさとかオイルラインの長さとかには関係ないみたいですね。シェルパ用はものが小さいのにこの値段というのは、なんとなく割高なような気がします。

2本が接近しすぎていて工具が入らない!

取り説に従って取り付けます。下側の取り付け金具をエンジンのマウント様ボルトに共締めするのですが、エキパイが邪魔でボルトが抜けません。結局エキパイを外すことになりました。コレが一番の手間になりました。

バンジョーをもともとついているキャップボルトを外してその穴にねじ込むのですが、距離が接近しすぎているので一方のボルトの角度によっては、他方にソケットが入らなくなります。スパナ(23mm・でかい!こんなのもってないよ普通)を持っていなかったので、モンキーレンチで締めました。おっと、その前にバンジョーをホースにねじ込んで本締めしておいてください。ここも2本が接近しすぎていて工具がはいりません。どうすればよいか、結構悩んじゃいましたよ。おっと、締める前にホースの向きを合わせておきます。

ホースが逆のような気もするが・・・

写真は、取り付けが完了したところです。ブレーキホースと違って、そんなに高圧がかかるわけではないので、バンジョーなどの締め付けもあんまり神経質にならなくても良さそうです。短いほうのホースが長さぴったりなのに、長いほうのホースが少したるんでいるのは、もしかしたらホースの取り付けが逆のようなきがしませんか?でも、取扱説明書の指定はこうなんですよ。とりあえずこれで不具合はないので、このままでいきたいと思います。

なお、エンジンをかける前にエンジンオイルを160ccほど追加しておきます。これで、熱ダレが少しは改善されることでしょう。


〜ついでにハンドル交換〜

ちょっとオイルクーラの話から逸れてしまいますが、ついでにハンドルも交換しました。レンサルのロードバーのロータイプです。交換するときに一番こまるのが、ブレーキホースやクラッチワイヤー、スイッチボックスにいくケーブルがあまったり足りなくなったりすることではないでしょうか。特に足りなくなるのは最悪です。

ロードバーは幅は純正ハンドルとほぼ同じなのですが、高さが高いのと、ライダー方向への曲がりが大きいため、ケーブル、ハーネスが足りなくなります。 この問題を解決するには、ハンドルを切り詰めるか、ケーブル類を長いものに交換するかのいずれかですが、後者はあまりにも大変なため、ハンドルを切ることにしました。幅が狭くなればすり抜けに有利なので、まあいっかって感じです。

もうひとつ、ハンドルに2箇所ドリルで穴(スイッチボックスとキルスイッチボックスのボスがはまる穴)を開けなければなりませんが、その位置は現物を仮止めして実際に跨ってハンドルを握ってみないことには決まりません。これをきっちり決めるのも意外と時間がかかります。

握り具合は今ひとつって感じです。ロードバーはどうも絞りすぎのような感じです。ちょっと手首の角度が不自然に感じますが、ライディングポジションによって変わってきます。 腕を伸ばし気味で乗るようにシートの後方に座ると丁度良い感じです。いやー、やっぱり純正ハンドルはよくできているなとおもいました!