平成20年度愛知県「地域づくり活動表彰」受賞

2009・1・19

愛知県立大学学術文化交流センター


 細川中下ちゃらぼこ保存会(岡崎市)
 美濃路まちづくり推進協議会(清須市)

     
   
       
       
       
 

那古野一丁目まちづくり研究会

名古屋市西区「四間道界隈」のまちづくりに
取り組んでいます。名古屋市都市センターの
助成が決まり、史跡表札設置事業が実現
することになりました。私も四間道に平行して
美濃路が通っていることもあり、また、美濃路
まちづくりの 経験をお話して、お役に立てばと
参加しています。

 
      ナゴノサロン(イタリアンレストラン)              SaRa(喫茶店)
     
     

 

 

    美濃路まちづくり推進協議会
         
    ”歩いて楽しい「歴史街道 美濃路」”

美濃路は東海道熱田(宮の宿)から中山道垂井宿を繋ぐ街道で、 1200年を超える歴史を持つ重要な街道でした。  私達が取り組んでいる地域は、名古屋市西区から清須市までの 美濃路で、約8kmの間です。古い町家、ものづくりの店、屋根神様 、山車蔵、織田信長や豊臣秀吉の若い時代の物語や史跡などが、 いたるところに残されています。近年、生活様式の変転に伴い、この 街道に面した地域も衰退しており、かっての歴史の面影がどんどん 失われています。   美濃路の保全と、地域の活性化のため様々な活動を図っておりま す。(社)愛知建築士会名古屋西支部会員が中心となり、地元商工会、 商店会、郷土史家等が会員となり活動しています。  左は清須市新川橋西詰めにあるポケットパーク。私達協議会が 提案し、実現された。

 

   手前の道が美濃路

 

 

   名古屋市西区庄内川東岸
 
    旧枇杷島橋跡モニュメントの横に、織田信長が遊んだ
  庄内川という説明板 を、名古屋市の許可を得て設置。 

 

 

   清須市丸の内
  折りたたみ式縁台を持った町家に美濃路表示板を設置。
  活動エリアに20数枚設置。
 
 
  名古屋市西区五条橋橋詰ポケットパーク提案
  名古屋城築城に伴い、清須から名古屋へ都市の移転がされた。
 「清須越し」といわれ、尾張の政治経済の中心であった清須の
  全ての施設が名古屋へ移転された。清須五条川に架かっていた
  五条橋(御城橋ともいう)も名古屋へ移築され、今も堀川に架かり
  その名を残している。
   その五条橋の西岸に空地があり雑草にまみれている。その場
 所に、私たちは船着場を持ったポケットパークの提案をしました。
  地元円頓寺商店会も以前から熱望していたもので、それを形として
  提案したものです。 
 



  「美濃路の今と昔」講演会  
                  名古屋市西文化小劇場にて
    「宮宿から垂井宿」までの約58kmをプロジェクターを使って、美濃路  ウォーク。   
講師として私が説明しました。


   古い町家を改修した「一休庵」

  空家同然だったこの町家を清須市が借り受け、改修。
 屋根神様も改修され、見違えるようになりました。
  地域で活用。金曜日〜日曜日までお土産など、地域の
 特産品を販売しています。

 

 

  美濃路概念図