青空


維新派『青空』☆☆☆

 湘南台で芝居を投げた、時かけです。実は、まねきねこさんと同じ日に法政大学に行ってました。(^^;) 偶然とはいえ、2回とも同じ日に見たことになりますね。実は、評判がいいのでどうしようか迷っていたのですが、みきこさんの、おおたか静流さんがゲスト、という書き込みを読んで行ってみました。名前だけ知ってて、ずーっと気になっていた人だったので、、、

 で、結果としてはやはり出来が全然違いました。何より、裏方が暗転の中で転換している、というのが大きな違いでした。照明が倒れない、とか、袋が落ちてこない、などの違いもありましたけど。。。前回は、裏方を見に行ったような公演でしたが、今回はしっかり役者だけを見ることが出来ました。声もはっきり聞こえて、始めて物語が分かったような気になりました。子供の視点から見た、戦争と高度成長と廃虚、というお話だったみたいです。(私には)単純に子供がいつも犠牲者だ、というよりは、その子供が大人になって同じ事を繰り返す、という視点もあったような気がしました。あと、どさくさの中で、キャバレーだけ立派、とか、パラックに高層ビルが立ち上がるとか、印象的なシーンはいろいろありました。

 子供の視点ということから、遊眠社思い浮かべたり、ハバロフスク(でしたっけ?)のお父さんから銀河鉄道のお父さん思い浮かべたり、おおたかさんの歌から「上海バンスキング」思い浮かべたりしていました。  

時かけ



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