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2001年度第8回レッスン

今日は、先週に続いて黒いデカメロンをレッスン。最近右手の爪の状態は良くなっているのだが今度は左手中指の爪がもともと3分の2以上剥がれていたのにチョーキングのやり過ぎのせいもあって殆ど剥がれてしまった。弦を押さえると爪の根元に痛みが走り思うようにギターが弾けない状態が続いている。痛みをこらえて中指を出来るだけ使用しないようにして3曲、譜面を見ながらならどうにか通して弾ける程度にはなったけど。
大井さんは、ジュリアーニのアレグロスピリットをレッスンされていた。この楽譜(近藤編)ではsfの位置がどうも不自然な場所に指定されている。最初の出版譜のミスがそのままになってしまったのかな。古典派時代の音楽なのに変な話。
ヒナステラのソナタにも明らかにpではなく親指で弾くという意味の箇所があるのだが、出版譜の印刷がピアノとしか読めない為、あのフェルナンデスすら勘違いしてピアノで録音しているらしい。

黒いデカメロン〜レオブローウェル作曲 

戦士のハープ

出だしのスラーの音価を楽譜通り弾く。ファミ、ミファ、レミとハード→ソフトと音色を変えるアイディア(ディアンス)の説明有。
アルペジオは8分の5拍子のリズムをキチンと表現すること。
cedendoの次のUn poco sostenutoの最初のメロディ「ソ#」をよく歌わせる。中盤のド#も同様。
エンディングのVivoの箇所はaccel気味で弾くよりテンポを悪戯に加速せずきっちり5拍子で1弦12フレットのミまで持っていく方が自然。
最後の和音のフェルマータは余り伸ばさない。

エコーの谷を駆ける恋人たちの逃走
Gの部分はまず低音部のメロディをキチンとテンポ通り歌わせる。特にスラー。上声部のアルペジオと低音のメロディーを楽譜通り(機械的に)弾こうと意識し過ぎない。低音のメロディーをテンポ通り歌わせることに神経を集中する。

恋する乙女のバラード
Moderatoの指定どおり、早く弾き過ぎない。
出だしの主題は中声部のメロディー(ラシ、ラ、ソ、ファ#、ミファ、ミ、レミ、ファ・・)をしっかり歌わせる。
主題のエンディングのrallを丁寧に。
中間部のpju mossoは低音をしっかりと、中声部の細かく早いアルペジオは、固めの音で音量は大きくならないように。
cedendoの後のPoco ritenutoは記譜通りレガートに最後のラに向かって行く感じ。
後半のpju mossoの途中に出てくる2箇所のビブラートは早いビブラートで。
後半pju mossoの途中に出てくるラスゲアードはフラメンコのように全部の指でかき鳴らさない。
コーダcedendoのドファソレファソラのレの下のドの音を良く聞く(伸ばす)。