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2001年度第6回レッスン

アサド兄弟のコンサートの話をした所、オダイルは凄い酒飲みでステージに上がる直前にウィスキーをひっかけてから弾くなんてことがよくあるらしいという話を聞いた。それでもかま先生いわくギター二重奏の枠にとどまらない世界最高のエンターテイメントだと。全然話が違うが今週金曜日の9時からのテレビドラマ「ビッグウイング」に鎌田先生がギターを弾いている場面がオンエアされらしい。主人公のバックでさりげなくギターを弾いているという場面があるらしいのだが、かま先生いわくどういう訳かそんなことになったという分かったような分からん話。でもビデオに録画して見なくっちゃ。
3月10日のディアンスのコンサートみんなで聞きに行かないかとのかま先生のおさそい。実は前日まで四日市の工場に缶詰状態、下手をすると土曜日も仕事でつぶれる可能性がある為、チケットを買えずにいる。行きたいのは山々だけど。チケット買って行けなかったらショックだし。買うべきか買わざるべきか。

ブエノスアイレスの秋〜A.ピアソラ作曲 セルジオアサド編曲

今週もギターを弾く時間が余り取れなかった。この秋は四季の中では一番易しい曲に思われたのでほとんど一夜漬け。譜面を見た時、曲想がおどろおどろしいところが結構気に入った。想像していたよりテンポは大分速い。先生のリードに合わせるだけで精一杯。ピアソラの音楽はどの曲もかなりテンションが高い。ピアソラ自身高血圧で亡くなった?とのこと。
鎌田先生はパリでピアソラの亡くなる直前の演奏を生で聴かれておりとにかく圧倒的な迫力で押してくる音楽、宗教的ですらある由。

32小節からのLentoで16部音符は徐々にaccel気味に。フレーズの終わりでもたつかない。
ここはピアソラ自身がバンドネオンで弾いているところでそのイメージを表現すると良い。
39小節のharm24は24フレットのミのハーモニックスの意味。
59小節から62小節まで音量を抑えて。
62小節のritは遅くなりすぎない。
63小節から65小節まではバイオリンのソロ。
66小節からのLentoの16部音符、32部音符の連続も全てaccel気味に。
74小節から早く。subitoは突然にの意味。
75小節最後と79小節最後の和音の音間違えない。
98小節の主題は全ての楽器がユニゾンクレッシェンドで迫るように。
99小節のラスゲアード、クレッシェンド。

続けてブエノスアイレスの冬も通して弾いたがさすがにセーハの連続で疲れた。
とにかく予想をはるかに越えたテンポを先生に要求されブエノスアイレスの秋を弾くだけで疲れてしまったが、残りの時間にリブラのINDIAの復習。特に中間部の和音をバックに低音のメロディーが流れる箇所で3連符の弾き方をチェック。全般的な注意として、テクニック面では切れ味よく弾くこと。とにかくこの曲は、聞き手が次に何が起きるか予想出来ないドキドキするような演奏を目指して弾くように、決して平坦な演奏にならないよう常に意識することが大切とのアドバイス。
次回は3月4日の第二回リハーサル。今度は何を弾こうか・・・。