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2001年度第4回レッスン

先週大雪でお休みした為、2週間ぶりのレッスン。今日の天気は青空が出て寒さもいくらか緩んだようだ。
風邪も少し楽になった。仕事は休んでもレッスンは休むわけには行くまい。這ってでもという訳でいつものように河合楽器に向かった
大井さんのギターはとてもよく鳴っていた。ハナバッハのシルバー200という弦だそうな。ゴールディンと違って音が甘くオーガスティンに近い。響きがとても立体感がある。自分も今度張ってみたい。
3連符の弾き方について〜メトロノーム通りよりやや遅めぐらいで弾いた方が音楽的に聴こえる。たとえば譜面が黒くなっている箇所(要は16部や32部音符等が多い箇所)程ゆったりとしたテンポ感で演奏した方が音楽になるということ。
タレガの直系のお弟子さんはエミリオプジョール。彼のまた一番弟子がアルベルトポンセ氏。ポンセ氏のレッスンではタレガの作品中のグリッサンドの演奏法では、グリッサンドの最初の音は弾いてはいけない(というより聴こえてはいけない)らしい。たとえばマリエータの出だしのメロディーのド→ミのグリッサンドではドの音は聴こえては駄目で途中のレではない音から始まって自然にミに繋がらないと駄目だというのだ。頭ではわかるが実際弾くとなると難しい。

ブエノスアイレスの冬〜A.ピアソラ作曲 セルジオアサド編曲

Luziaさんから頂いたアサド編曲のブエノスアイレスの四季より冬をレッスンした。
2週間前から弾き始め一応暗譜済。テンポや雰囲気がつかみにくいところが何箇所があったのでその辺りのフレージングを重点的に質問した。

出だしはピアノ。原曲ではコントラバスかチェロかギターで言えば5弦のド#の低音でメロディーが始まる。
8小節目pju mossoだが、9小節目movidoからテンポをガラッと早く変える感じ。
15小節目rall。
16小節目のad libの箇所はピアノがペダルを踏んで弾く感じをイメージ。ギターでは音は残せないがアルペジオ風の旋律がもたつかないようサッと弾く。
18小節目出だしはゆっくりと入る。
20小節目からメロディが始まる。
31小節3拍目最後のドをフェルマータ。
31小節4拍目から次のフレーズが始まる。
32小節から33小節のアクセントをはっきり出す。
35小節から上声部の2声のメロディーを強くはっきりと。ここはかなりテンションあげて弾かないと駄目。
45小節と46小節の間がフレーズの切れ目。46小節から雰囲気を変える。
48小節の4弦のメロディをはっきり歌わせる。
56小節はテンポを早くしない。
65小節からのテンポ 早く弾きすぎ無い。
70小節後半6連符でaccel。
79小節低音のメロディーをもっと歌わせる。(音量大きめに)
89〜94小節リズミカルに早く
96小節4拍目の5連符でrallをはっきりと
110小節からリタルダンド
112小節ゆっくりしたテンポで
113小節3拍目装飾音つける(ソファソ)
116小節から118小節ビバルディの模倣
120小節ハーモニックス〜極めてゆっくりと