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第13回レッスン

今週は前半出張が続き、ギターに触る時間が十分取れなかった。おまけにギリギリまで曲が決まらず練習不足のままレッスン日を迎えてしまった。コンポステラは後半3曲を再来週(16日)にレッスン受ける予定。
大井さんのレッスンで、力強い右手のタッチを生む方法について色々レクチャーがあった。詳細は省くが、弦を弾いた後、すぐに消音する動作を繰り返す方法の説明があった。またエリオットフィスクが音を出す動作を3つの段階に分けて説明している話が興味深かった。

 Modinha〜ベリナティ作曲
ベリナティの友人、Pavel Pestaに捧げられたこの曲は、和音の変化が非常に美しくベリナティ自身の演奏を聴いて好きになった。

この曲は、ミロンガのリズムで書かれており,ミロンガのリズム、アクセントに注意して演奏するよう指摘される。
自分は(ミロンガだとは)全く気が付かず、伴奏部の2声の連続する和音をともすれば単調に弾いていたが、ミロンガのリズムを意識しただけで随分、フレージングが見えてきた。鎌田先生は初めて聴いた曲と仰っておられたがさすがに鋭い指摘。
臨時記号の内声部の音量に注意。
29小節1拍目〜楽譜の記載ミス(シ→レ#)
37小節3〜4拍目、38小節目の3連符を早く弾かない。こうした南米の音楽の場合、3連符のフレーズはインテンポよりやや遅めで弾いた方が良い。

コンポステラ組曲〜フェデリコ・モンポウ作曲

プレリュード
この曲は、テンポの変化を自在に、楽譜をよく分析した上で弾かねばならない。決して単調に弾いてはならない。
出だし4小節のフレーズの切れ目を意識して低音のメロディーを弾く。
セゴビアの運指で弾いたが、モンポウがピアニストであることを考えると、同じ音を出来る限り同じポジションで弾き音色が均一になるような運指で弾いた方が良い。セゴビアのようなフレージングを真似する必要は無いのでスラーについてもとっても構わない。むしろ取った方が自然な個所もある。
9小節目のリタルダンドに注意。11小節から a tempo
14小節、15小節の頭の16分音符は、アクセントだが、次の音との間を空けないように注意する。アクセントをつけた音が延びないように。伸ばすのは16分音符の次に来る付点4部音符。
18小節からのテンポはお正月(春の海やら桜のイメージか。上手い例えで非常に判りやすい)のイメージ。
22小節から a tempo。
24、25小節は15、16小節と同じ注意。
26〜27小節 molto espress.
37小節の1拍目のスラーはスラーを付けずに1、2弦で音を伸ばして(2声で)弾く。
41〜44小節。12フレットセーハは弾きにくければ左足を立てて構える。
46、47小節のスラーを外し音を伸ばす(残す)。
51〜55小節は遅くならないように。56小節は rit.可。
59小節の最後のレミラのミは2弦5フレットで和音を響かせる。
60小節の和音より61小節の和音の音量を落とす。

コラール
テンポを早く弾き過ぎない。LentoとLargoの違いを説明していただく。この曲はLento。
2小節目の2拍目の和音の運指はメロディーをうたわせるために、ド#を1弦で(5フレットセーハで)。
3小節1拍目の和音も2フレットセーハで、メロディーを1弦で統一し良く歌わせる。
11小節目の2拍目の和音のミは1弦開放で弾き音色を1拍目のミと揃える。
15小節2拍目の5弦ド#を4分音符分きちんと延ばす。

CUNA
2小節目1拍目のラをきちんと2分音符の音価通り伸ばす。(5フレットセーハ)
中間部Piu Lento e molto cantabile、1〜4小節が最初のフレーズ。
13小節3拍目の低音ドを弱く弾く。15小節目3拍目ソをやはり強く弾かない。

おまけ

忘年会の場所〜12月16日レッスン後、高田馬場のカンボジア料理の店に決定。
星野ギターオーナーズ倶楽部のオフ会?になりそう。
それにしても河合楽器のレッスン室は暖房効き過ぎで無茶苦茶暑い。サウナ風呂のようで冷房が欲しくなるほど。鎌田先生曰く、夏は逆に冷蔵庫の中のように寒く、うっかり寝たら凍死、遭難してしまうそうな。くわばらくわばら。