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レッスン見学  2000年7月1日(土曜日)  表参道河合楽器にて


以前から鎌田さんにレッスンを受けたいと思っていた所、偶然見つけた鎌田さんのHPから鎌田先生ご本人にメールを書いたのがキッカケで表参道のカワイ楽器にてレッスン見学&私のギターを見て頂くことが出来ました。
>大井さん、レッスン見学させていただき有難うございました。ピアソラ頑張って下さい。

鎌田先生は話してみると意外にひょうきんな面をお持ちの方でした。でもギターのことを語りだすとひしひしと情熱が伝わってくる大変誠実なキャラクターの持ち主です。

取りあえず大聖堂を先生の前で演奏し、聞いて頂きました。生徒さんの大井さんも脇に居られ緊張しました。

今日頂いたアドバイスは、余りにも多過ぎてまだ私自身消化できておりませんが特に右手のテクニックには驚かされる多くの発見がありました。
以下項目のみ箇条書きします。

スケールの現代奏法〜アルアイレのスケール 実際目の前で弾かれるのを聞き唖然!
右手指(ima)の平均化〜動きの悪い指に他の指を合わせるというコメントを頂き目から鱗が落ちる思い。
左手指の重心移動
ポジション移動と親指の使い方
スラーの練習法(下降スラーをやり過ぎないこと 腱鞘炎予防)
運指についての考え方
作曲者に応じた楽譜の読み方(ギターオリジナルと編曲作品でまたさらに異なる)
アルペジオの右手パターンの拡張法(ビラロボスエチュード1番を例に)

私のハウザー3世を試奏してもらい、感想を聞きました。ハウザーは、同じ製作者でも作品間のばらつきが大きい楽器という印象を持っているが私の楽器は松竹梅なら松、大事に弾き続けて下さいとの事。表面版の部材は木の根に近い堅い材料で製作されておりヨーロッパでは珍重される部材(ハーゼルスプルース)だが日本に楽器として輸入されるのは珍しい由。また糸巻きはライシェル製の高級品が使用されている〜等のコメントを頂き一安心。
音量が少ない点私が不満に思っている旨述べたところ、音量が不足しているからといって余り強いタッチで弾くべきではない由。この楽器の特性でどうしても音量が必要な場合は(他楽器との合わせ物など)むしろ曲によって楽器を変えるという発想が必要のようだ。

今回は見学だけのつもりが、色々収穫の多い一日でした。7月は残りの練習日私の都合が悪い為、第一回練習日は8月12日になりました。

余談ですが、鎌田先生の師匠である渡辺範彦氏の話を聞かせて頂き、昔テレビで見た氏を大変懐かしく思い出しました。ご病気ということでギターは弾いてらっしゃらないご様子との事大変残念です。
次回からいよいよ曲を見ていただくことになります。選曲に迷うところですが、楽しみです。
引き続き練習の様子をアップする予定ですのでご期待(?)下さい。


PHOTO1 リブラソナチネのCDにサインをお願いし快く応じて頂く。
       その直後の記念撮影。生徒さんの大井さんに撮影してもらう。
PHOTO2 私のハウザーを試奏して頂く。
       良い楽器とおっしゃっていただき一安心。
       それにしても左右の腕、指ともに力強さに溢れています。ほんと羨ましい。

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