トップページへ


アンダンテ・バウム・コンサート

出演 鎌田慶昭
   谷邊昌央


 2001.10.13(土曜日) 17:00開演  





プログラム

第一部(二重奏)

ファンタジー.54bis
ソル作曲

グランデュオ

コスト作曲

2つのアリア

クレンジャンス作曲

第二部  ソロ 演奏 鎌田慶昭
 



大序曲

ジュリアーニ作曲

セリエアメリカーナ

アジャーラ作曲

さくら変奏曲

横尾幸弘作曲

羽衣伝説

藤井敬吾作曲

アンコール

アストリアス ソロ 演奏 鎌田慶昭

グランデュオより舟歌 演奏 鎌田慶昭 谷邊昌央




アルベニス作曲

コスト作曲



アンダンテバウムコンサートを聴きに来るのは久しぶり。どうも平日以外に会社のある御茶ノ水に出てくるのは億劫なのがそもそもの理由なんだけど。今日は偶然すすきほんぽのすけさんと席を隣り合わせた。客層は割りと年配の方が多い。あとは鎌田門下生の面々と新井伴典君が来ていた。

今日のコンサートは、今春アンダンテで行われたディアンスの公開レッスンで、鎌田先生がレポーターを担当されたことがキッカケで、実現した由。ちなみに鎌田先生がお弟子さんと二重奏をステージでやられるのは今回が初めてらしい。

二重奏では初めて聴くクレンジャンスがとても良い曲であった。和声進行が美しくロマンチック。一番気に入った点は、技術的にそれほど難しそうに見えなかったこと。アマにとってはやはりここが一番大切。(^^ゞ
鎌田さんの演奏は暫く聴いていなかったのでパワー溢れる演奏に触れることが出来、元気を分けてもらった気分。特に最後の羽衣伝説は何度聴いても良い曲で期待通りの素晴らしい演奏、熱演だった。前回初めてGGサロンで聴かせて頂いた時は今井ギターを使用しての演奏であったが今日は星野ギター。前半のデュオの時にも感じたがやはり鎌田先生の音は力強く生命力に溢れている。羽衣伝説では正にそれが遺憾なく発揮されていた。弦はハナバッハのノーマルテンションを使用されたそうだが、私には鎌田さんの力強いタッチに弦が負けていたように見えた。
谷邊君は先週のGGサロンでは達者な演奏を聴かせてくれたが今日は師匠とのデュオで少々勝手が違ったのか上がり気味に見えた。やはり貫禄の差か・・。またドイツに戻られたら音楽に磨きをかけるだけでなくステージ度胸の方も鍛えてきて欲しい。センスは素晴らしいのだから。時折はっとさせる端正な音は若い頃のジョンウィリアムスを彷彿とさせる。

久しぶりに鎌田先生とお話することが出来、12月からのレッスン再開をご快諾頂いた。レッスンが今からとても楽しみ。それといつか羽衣伝説も弾いてみたい。藤井さんの作曲センスはいつも素晴らしいがこの曲は特に名曲だと思う。こんなに難しくなければもっと良いのだけれど。(^^ゞ
羽衣伝説を聴いていて、なぜかとても懐かしく感じる箇所があるのだが、宮崎駿の天空の城ラピュタの音楽に途中コード進行が似ているからだと今頃になって気付いた。楽譜が積んどく状態になっているのでボチボチ、怒りの日共々練習始めてみるか。

演奏終了後のスナップ

中央の美しい女性は鎌田門下 Iさんの奥さん