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 2006年4月の日記 
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No.176

 2006/4/1(Sat)
 
保育園でもお兄ちゃん
 
 今日、お母さんと愛理が退院できるかどうかは、11時過ぎにお母さんが電話をしてくる。
 ところが今日は、それをずっと待っているわけにはいかない。
 4月1日…ということは、今日から新学年のスタート。
 小学校ならもう少し後に始業式があるのだが、保育園はこの日から新たな1年が始まることになる。
 
 進級した優輝は、今年からは教室も2階に上がる。
 6学年ある内の、上から3番目のクラス。
 もう、だいぶお兄ちゃんだね。
 担任の先生は、初めて受け持ってもらう先生だけど、前から優輝を可愛がってくれている先生。
 優輝よりも先生の方が嬉しかったりして。^^;
 
 10時からの進級式は1時間ほどで終わり、帰宅すると伊丹のお爺ちゃんも来てくれていた。
 しかしながら退院の方は、明日の11時という連絡が。
 ま、こればかりは、仕方がないよね。
 
 夕方、優輝と一緒に病院に面会に行った。
 優輝が結構騒がしくしているのに、愛理はずっと寝続けている。
 お母さんの話では、少々のことでは動じないタイプだそうだ。

 
 

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No.177

 2006/4/2(Thu)
 
ここが愛理のうちだよ
 
 昨夜のうちに愛理の産着や肌着を準備しておいた。
 11時前に、それを持って、優輝と一緒に病院へ向かった。
 天気は残念ながら雨。
 せっかくなら、晴れの方が良かったのになぁ…
 
 昨夜の愛理は9時起床で、夜3時まで起きていたそうだ。完全に夜型だなぁ。
 ヴォクシーで帰る間、車の中でお乳をねだる。
 とにかくよく飲むらしい。
 出だしは2540グラムと小さかったけど、その後の伸びは1番だそうだ。
 1日に50グラムずつ増えていってるらしい。
 家に帰ってからも、短い間隔で何度もお乳を飲んでいる。
 優輝の時は、なかなかお乳がうまく出ずに、ミルクと併用だったけれど、2人目ということもあって
 今回はお母さんもよくお乳が出るらしい。
 愛理も上手にくわえて飲んでいるし、安心安心。
 
 お乳を飲んだあと、愛理は部屋の中をじ〜っと見ていた。
 ここは、どこ?…って感じかな。
 ここが愛理のうちなんだよ。
 お父さんと、お母さんと、優輝お兄ちゃんと一緒に暮らす家なんだよ。
 
 愛理にしたら、かなり大き目のベッドも気にいったのか、スヤスヤと気持ち良さそうに眠ってしまった。
 はしゃいでいた優輝も寝てしまい、睡眠不足のお母さんも寝てしまった。
 お父さんは、その間に市役所へ行って、出生届を出してきた。
 優輝の時も、お休みの日に、地下の受付で手続きしたんだよなぁ。
 戸籍が出来上がるのは、遅ければ1週間後。
 それから児童手当や乳幼児医療制度の申込みもしなくちゃいけないし、まだまだ忙しいなぁ。
 
 お婆ちゃんと優輝との3人での生活が慣れてきたけど、今度は5人での生活パターンに慣れなくちゃ。
 結構今日も疲れたなぁ…と思っていると、お風呂に入っているお母さんをよそに、愛理が泣き出した。
 おむつか?と思ったが違っていた。どうやらお腹がすいたらしい。
 お母さんのお乳の出が良かったこともあって、まだ哺乳瓶の用意はしてなかった。
 抱っこしてあやしながら、お母さんが出てくるのを待った。
 お乳をもらうと、愛理は泣き止んでまたゴクゴクと飲みだした。
 
 お腹いっぱいで満足げな愛理は目をパッチリと開いている。
 「お腹いっぱいになったか、良かったな」と言うと、愛理の口元が、にこ〜っと笑いの形に。
 まだ感情は表せないはずなんだけど、そのタイミングの良さに、お父さんとお母さんも笑ってしまった。
 やっぱり可愛いよねぇ、赤ちゃんって。
 
 
 子育て日記ならぬ、「子供の誕生までの道のりを綴った日記」は、
 愛理が退院してきたので、これでいったん終了。
 これからは、いっぱいの写真が日記代わりになっていくしね。
 何よりも、愛理自身が心と体で感じる思い出を、みんなで作っていこうね。

 
 

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