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 2002年5月の日記 
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No.1

 2002/05/24(Fri)
 
赤ちゃんができた!?
 
 
一週間もようやく終わり、やれやれ〜という状態でPCに向かっていると妻が「あのね…」といつもとは
 ちょっと違う感じで話をしてきた。
 「火曜日に足の検査で病院行ってくるね。そのあと産婦人科にも。」
 もしかして赤ちゃんができたのかもしれない。一応、妊娠検査薬でチェックしてみたら陽性反応が出たし
 多分間違いないとのこと。
 
 あまりに急な話だったので、その一瞬はなんだかピンと来なかった。でも聞いているうちにちょっとずつ、
 じわじわ〜っと喜びの気持ちが湧いてきた。
 ピンと来なかったのも無理もない。結婚してからもう6年。
 欲しい、欲しいと思っていても、なかなか出来なかったのだから。
 
 二人とも心当たりがあるのは4月後半かなぁ。
 そう、その日、俺は5月になったらページで発表する予定のページ縮小案を作成し、妻を呼んでその決意を
 説明していたのだ。今まで、家庭のこと疎かにしていてゴメンネと。これからは、家庭のため、妻のため、
 そしてまだ兆候さえない、これから産まれてくる子供のために時間を使うからねと。
 そんな微妙な気持ちの変化がいい方向に作用したのかもしれないなぁと思うと、本当に不思議な気持ち。
 
 もしかしたら勘違いかもしれないから、病院で検査してから、親には言うことにしたいというので、もちろん
 OKした。まだはっきりしてないけど多分間違いないだろう。ついに父親になるのかと思うと、またまた
 不思議な気持ちが湧いてくるのだった。
 
 

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No.2

 2002/05/25(Sat)
 
坂道発進はうまくいかない ^^;
 
 
4月後半から通い出した自動車教習所に行く目的も変化した。
 家探しをしている中で不便だから、やっぱり免許取らんとなぁ…という感じで通い出したのだが
 (これだけでも俺的には革命的なんだけど)
 子供が産まれるとなると色々な場面で車があれば便利なのは間違いない。
 産まれてからはもちろん、妻のお腹が大きくなってくれば、買物なども大変になってくるのだから。
 
 決意も新たに教習所へ。今日は坂道発進だ!
 昨日までの俺とは違うはず…だったが、そんなに簡単にはいかなかった。坂道発進でエンスト3回。^^;
 まぁそんなに急にうまくなるはずはないのである。そりゃそうだ。
 でも、妊娠がはっきりしたら、次はもう少しうまくいくかもしれない。
 何にしろ、明確な目的があるというのはいいことだ。
 
 

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No.3

 2002/05/26(Sun)
 
家事も大変になるんだろうな
 
 
子供が出来ていたら、これから色々と妻の体には負担が出てくるだろう。今までも世の男性に比べれば、
 掃除・洗濯の手伝いはしてきたつもりだったけど、これからはもっと手伝ってあげないといけない。
 妻はまだまだ大丈夫だからと言ってるけど、とりあえずしんどくなってきたらいつでも言ってなとだけは
 言っておいた。
 ドンと来い!
 
 

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No.4

 2002/05/27(Mon)
 
ちょっとそわそわ
 
 
明日はいよいよ病院で検査してもらう日。
 産まれるわけでもないのだが、ちょっとそわそわしてしまう。^^;
 足の検査だけの時は、妻は午後半休を取っていたけど、今回は産婦人科もあるので一日休みを取ることに
 なっている。
 検査が終わる時間を考えると多分2時ぐらいには家に帰っているはずという予想。
 日曜日に妻の母から旅行土産を頂いたので、それを夕方に俺の母親に渡しに行く予定もしているので、
 その間に俺が会社から電話することにした。妻から会社に電話をするのはさすがに恥ずかしいらしい。
 何にしろ明日が楽しみだ。
 
 

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No.5

 2002/05/28(Tue)
 
やった! 妊娠してたよ!

 
午後からの打ち合せが長引き、2時に電話する予定が3時になってしまった。
 妻が待っているかもしれない…と思うとじりじりしたが仕方がない。打合せが終わるとすぐに家に電話した。
 妻はちょうど10分前に帰ってきたところだった。良かった。
 
 さっそく聞いてみる。「どうだった?」
 「うん、ちゃんと赤ちゃん出来てたよ、1.3センチだって」
 途端に喜びが湧いてきた。今度の湧き方は最初に妻に聞いた時よりも大きかった。
 本当に間違いなく子供が出来たんだと思うとなんとも表現しようがない嬉しい気持ちでいっぱいになった。
 33歳だから余計に嬉しかったのかもしれない。
 詳しい話は帰ってから聞くことにしたが、自分の机に戻っても顔は緩みっぱなし。^^;
 誰かに聞かれたら答えていたかもしれないが、幸いにも(?)誰からも何も聞かれなかったので、
 会社の人には何も報告せずに帰宅路についた。
 やっぱり初報告は親とか仲がいい人たちに先にしたいもんだし。
 それにしても、家に帰るまでの時間がすごく長かった。
 いつもならうたた寝でもしているうちに、着いてしまうのに、今日はなかなか着かない。
 早く家に帰りたい、妻に会いたい、子供に会いたいという気持ちがこんなふうにさせるなんてね。^^;
 
 晩ご飯は赤飯。ご飯を食べながら妻の今日の話を聞いた。
 正直言ってご飯の味は感じていなかったなぁ… 話に夢中で。
 妻の話によると最初は問診とアンケートみたいなものを書かされ、
 最後の月経はいつかとか、ご主人は存命ですか(^^;)など色々聞かれたらしい。その後、尿検査。
 おそらくこの段階で判明しているのだろう。そして内視鏡?による検査。
 そのモノクロ画像は妻も見ることが出来て、先生にこの影が赤ちゃんですね…と教えてもらったそうだ。
 俺も会社を休んで一緒に見たかったような気持ち。
 
 妊娠7週目ですね、計算通りピッタリです。予定日は1月10日ごろでしょうと先生に言われたというのだが、
 二人の計算では5週目で産まれるのは3月頭と思っていたから???という感じ。
 先生間違えてるんちゃう?と思いながらインターネットで検索してみて初めて妊娠期間の数え方が分かった。
 本当に出来た日ではなく、最後の月経のはじまった日が妊娠の起点になるということ。
 そして一般に十月十日と言われる妊娠期間も実際には280日±15日であり、28日を1ヶ月と数えると
 いうこと。
 確かにこれで計算すれば妊娠7週目で、予定日は1月10日だ。
 ふ〜ん、全然知らんかったなぁと二人で感心していたが、それならそうと先生、ちゃんと説明しといてえなぁ
 と思った。
 
 もう1つお馬鹿な質問。男の子、女の子どっち?
 妻もそれは聞いてないという。これも検索してみることに。
 え〜っと、性別が分かるのは妊娠8ヶ月… まだまだ先やん。
 それ以前でも超音波で調べる方法はあるが、はずれることも多いらしい。
 考えてみれば、まだ1.3センチしかないのだから分かるはずないか。^^;
 
 とにかく良かった。
 うちの母親も喜んでいた。弟に子供がいるから初孫じゃないけど。
 電話で話した時の声はちょっと涙ぐんでいた。
 なかなか出来ないから心配してたんだろうな。
 妻の両親にとっては初孫。妻が夜に電話したが、お母さんは今にも泣きそうな感じで、早々に電話を
 切ってしまったという。
 みんなから愛される子供になって欲しいなぁと思いつつ、お祝いのケーキを二人で食べた。
 今まで食べたどんなケーキよりも美味しかったような気がした。
 
 

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No.6

 2002/05/29(Wed)
 
赤ちゃんは超能力者?
 
 
昨日、妻から一冊の本を渡された。
 赤ちゃんはみんな産まれる前から天才児とかいう内容の本だ。
 妻はかなり前から色々な本を読んでいたらしい。
 さっそく通勤の帰りに読むことにした。
 カバーいらないの?という妻の問いかけに、いらないと答えていたものの、いざ電車で読むとなると、
 ちょっと恥ずかしい。表紙には赤ちゃんのイラストが載っているし。^^;
 
 とにかく読んでみると、なかなかに興味深い内容が。
 赤ちゃんは大人には理解不能な不思議な力をたくさん持っているらしい。
 自分の子供を天才にしたいというつもりは全くないが、単に頭を良くするというのではなく、
 感受性豊かだったり、誰にでも優しかったり、そういう子供に出来るのだったら、無理しない範囲で
 自然に実行していきたいなぁと思える内容がたくさん書いてあった。
 
 さっそく、家に帰ると妻のお腹に話しかける。
 お腹の中にいても、周りの声や音もちゃんと聞こえていて理解しているらしいのだ。本にはこう書いてある。
 「お父さんがいっぱい話しかけた子供は、お父さんのことを好きな子供として産まれてくる」と。
 
 どんなに難しい話をしても構わないということなので、色々と話をしてみた。なんだかもう父親になった気分。
 家にいるだけで3人いるような気さえしてくるから不思議。
 自分のことは「お父さん」と呼ぶことに決定。これは妻が決めたのだが、
 成長したからパパ⇒お父さんに変えるよりも、最初からお父さん、お母さんと呼んでもらいたいというのだ。
 考えてみれば自分自身、親をパパ、ママなんて呼んだことはないのだから何の抵抗もない。
 
 お父さん、お母さん、いっぱい話しかけるからね。
 
 

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No.7

 2002/05/30(Thu)
 
宝くじも当たる ・・・と思う。
 
 
木曜日は朝から、前の会社に直行。
 世界一周グルメツアーのメンバーである女の子たちには昨日メールで報告をした。そのうちの一人、
 加賀さんからは昨夜のうちにお祝いのメッセージが届けられていた。ありがとう!
 で、この日は、もう一人のメンバーである、ふにゃに会ったのだが、
 ふにゃは何も知らない様子。
 「昨日、メール見てへんやろ?」
 「メールって自宅のアドレス? 最近、携帯しか見てへん」
 
 そ、そうか……^^;
 実はお知らせがあってな…と話しだし、赤ちゃんの本を取り出す。
 すると、ふにゃは「本、出したん!?」と大きな勘違い。
 いや、そうじゃなくて…
 とにかく、我がことのように喜んでくれた。良かった良かった。
 
 この日、宝くじを買った。
 きっと赤ちゃんがESP能力で当ててくれるに違いない!
 すでに親バカ状態は始まっている。^^;
 
 

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No.8

 2002/05/31(Fri)
 
TV禁止令発令される!
 
 
胎児にはTVが発する電磁波は有害らしい。
 TVを見ること自体、情緒不安定になる要因ということで、先週末から見る時間を減らしていたのだが、
 この日正式に我が家での禁止が決定した。
 と言ってもTVがある部屋に妻がいる場合である。
 お風呂に入っている時や、台所にいる時は一応見ても構わない。
 しかし、見る番組は限定して録画することにした。
 犬夜叉、コナン、009、ワンピース、盤嶽の一生、あいのり…
 まあ、これだけ見れればいいだろう。^^;
 子供のためと思えば、どうということはない。
 
 ワールドカップ? まぁ、どうせにわかサッカーファンだし。^^;
 
 元々、妻は四六時中TVがついている状態が嫌いだったので
 (それでも俺は見てたんだけど)
 赤ちゃんへの影響はともかく、母親への影響はいいに違いない。^^;
 オウガ・ゲームプレイもしばらくはお預けだね。
 
 

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