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▼2009年5月6日
▼2012年5月5日
▼2015年1月24日

2009年5月6日

葛城山に登った。葛城山登山時間と体力が乏しいので、ロープウェイを使った。
本当は山の下から歩くと、櫛羅の滝もあり面白いのだが、パスして楽な方を選んだ。
ロープウェイはのっけから霧に包まれていた。駅車の中までかすんでいた。
葛城山上駅には6分ほどで着く。
駅の近くには葛城天神社がある。祭神は国常立尊(くにのとこたちのみこと)。
『日本書紀』冒頭にその記述がみられる。

修験道の祖役行者(えんのぎょうじゃ)や不動明王も祀られている。
周辺にはブナの巨木が覆い茂り、古来から霊場として守られてきたのがよく分かる。
葛城山は標高959.7mでなだらかな高原である。
金剛生駒紀泉国定公園のほぼ中央に位置するのだが和歌山のかつらぎとよく間違われる。
ここはヤマツツジの名所であり、今回もそれを見るためにやってきた。
葛城の名は『日本書紀』によれば、神武天皇が大和平定の際、この地で抵抗する土着民(土蜘蛛)を葛のつるで編んだ網をかぶせて退治し、高尾針邑から葛城に改めたたことに由来するという。
山頂は高原状の台地で、360度の大パノラマがすばらしいと言われるのだが、この日は四方が全く見ることができなかった。しかし山の景色はどのような状況でもそれなりに美しく楽しめる。
道の途中、みたらし団子を売っていたので買って食べた。なかなかの味であった。
頂上で一服し、葛城公園自然つつじ園に向かった。
ちょうど満開の時期で、山は見事に赤く染まっていた。
まさに見頃であった。
葛城高原ロッジを巻くようにしてつつじが咲き誇っていた。
帰りはつつじ園の中の道を過ぎ、なだらかな山道をくねくねと下った葛城山登山
依然霧は晴れず、新緑の緑と木の幹の焦げ茶が、霧にかすんで幻想的であった。途中婿洗いの池という看板があったが時間がなかったためパスした。またこなければいけない。
ロープウェイを降りたのが2時30分で、帰りのロープウェイに乗ったのが5時30分であった。
本来は下から歩いてこなければいけないのだが、次に登る下見という感じで気軽に登った。

ロープウェイがその標高を下げるに従い、晴れてきて大和盆地が綺麗に見渡せた。振り返ると葛城山はまだ雲の中であった。
大阪から続くこの山系はすばらしい山がたくさんある。古代の人がここを大事にしたのがよくわかる。
(2009年5月6日)

葛城山登山 葛城山登山 葛城山登山
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葛城山登山
葛城山登山
(晴れていれば周囲が見渡せる)
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葛城山登山  葛城山登山
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2012年5月5日

連休である。家でじっと出来ずに比較的近くの葛城山に登った。
2009年にも登っているが、そのときは登りも下りもロープウェイを使った。
今回は駐車場から櫛羅ルートを歩くことにした。12時から歩き始めた。いつものことながら出発は遅い。
櫛羅の滝へは40分ほどで着いた。空海が名付けたという櫛羅の滝はそれほど大きくはない。
お不動様が祀られている。櫛羅の滝から少し離れたところで食事にした。
1時に歩き始め30分ほど経った頃、上空をロープウェイが通過した。前に登ったときはこれに乗って上り下りしたのである。
道は木立の中を快適に延びている。

二の滝に行こうとしたが、台風の崖崩れで滝まで行けなかった。途中で引き返した。同じように引き返してきた二人連れが二組あった。

橋も崩れたところがあったが迂回路があり特に危険はなかった。
ブナやナラの大木がある道を行くのは気分がいい。これが杉や檜の林だと鬱蒼とした道になり開放感がそがれる。
やはり昔ながらのブナ林がうれしい。
そんな道を山頂近くまで来ると、舗装道路と合流する。
4時を少しすぎていた。
ロープウェイの葛城山上駅からほど近いので頂上だけ歩く人が多く、賑やかになる。

ロープウェイの山上駅に着いたのは4時30分で、そこからロープウェイで下山した。
5月の緑を堪能した一日であった。


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2015年1月24日
南国育ちなので冬になると雪が見たい。
今年はまだ雪景色を見ていなかった。いつも行く高野山にも登っていない。雪の葛城山
テレビのニュースであちこち雪が降ったということが伝えられたので、手近な葛城山に登ることにした。
午後1時にロープウェイで山上駅に向かった。雪を楽しみに幾組かの親子連れが一緒に乗った。
山上駅に着き歩き始めたのは、1時15分であった。雪は思ったほど多くなく、他の人も、
「雪少ないなー」と残念がっていた。それでも登山道は真っ白で気をつけないとつるんと滑った。

ボチボチ歩いてレストランのある麓に着いたのは1時45分であった。
子供達が頂上近くでソリ遊びをしているのが見えた。
そこから5分ほどで頂上に着く。雪は思ったほどに積もっていなかった。
雪の葛城山頂上でベトナムからきている実習生のロンさんと仲良くなった。ちょうどスマホの電池を切らしていたので写真を撮ってあた。
日本語が上手で、研修でこちらに来ているとか。
頂上では雪は不満だったが空気が澄んでいたのでかなり遠くまで見渡せた。頂上三角点踏みをしたのは1時50分であった。
山の面白さは、遠望を楽しめるところにもある。

2時に下山を開始した。チャペルのある施設をまくように山肌を歩く。
以前5月のツツジの頃に歩いた道をたどった。
再び頂上下のレストランのところに着いたのでベンチで湯を沸かしぜんざいを作った。
2時30分過ぎに、ロープウェイの駅に向かった。途中ダイトレの分岐点の広場を少し登った。
山上駅から麓についてのは3時であった。駅前に不動禅寺があり、立ち寄った。
雪は少なかったものの葛城山は軽登山にちょうどいい山である。

雪の葛城山
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雪の葛城山
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雪の葛城山
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雪の葛城山
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雪の葛城山
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雪の葛城山
(13:53)
雪の葛城山
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