詰中将棋第28図解説


解説
詰中将棋では、初めてとなる完全周辺巡りである。はみ出し、逆行もないノンストップで12×12の盤周を一周する。 手順は、既存手筋の繋ぎ合わせに過ぎないが、何とかまとめることが出来た。
本局、実は相当苦心した。当初は、敵陣に生の歩が配置されていたり、1筋で逆行が発生したりで満足する 内容にならず、3年くらい経ってしまいました。当初は大将棋にでもしないと無理かな?と本気で思っていた ころもありました。(2三鉄将でも配置して・・・) 1筋に攻め方の盲虎を配置すればよいことに気付いたのがラッキーでした。 (1六盲虎は、56手目 △1三玉将と逆方向に逃げる手を早詰にする役割がある。これで余詰がありそうでないのだ。)

是非とも、駒を動かして確認していただきたい。

尚、題名は、旧ソ連のガガーリンが初めて地球を一周した宇宙船より採りました。