作品名 インターミッション
著者名: 藤下真潮

内容: 前作から15年経過後。国連の世界統一と絶え間無い民族紛争の錯綜する時代。瑠璃は旧インドネシア領モルッカの紛争地域にいた。赤十字野戦病院を舞台に、否応もなく戦争に引きずり込まれた若い兵士と自分の存在理由に苦しむ少女の二つの寂しい魂が出会う。

本文:インターミッション」 HTML版

     TTZ版 (ポシブル堂書店へリンク)

 

あとがき、もしくは作者の言い訳
 最初から言い訳になって恐縮なんですが、この作品はタイトルのインターミッション(幕間)が示すとおり、第1部から第3部への橋渡し的な代物です。ですからSF小説というわりにはSF的要素が少ないのも、展開が急で唐突なのも勘弁してください。m(_ _)m(完全に言い訳モード(;_;))
 戦争に関しては、対立が起きるのは政治的、民族的側面の要素が非常に強くても、それを激化させ、長期化させるものとしては軍産複合体の存在は無視できないと思います。あまり表面上には出てこない問題で資料も少ないので深い突っ込みができなかったのですが、この種の問題点はいつか別な形で取り扱ってみたいと思います。

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