●大型二輪教習顛末記(1997.7.16)その1

前日(97.9.15)
いよいよ明日から教習スタート。最短だと7泊8日で卒業の予定
しかし、台風19号接近中...(^^;
困ったもんである。
果たして明日新幹線動くのか?
とりあえず荷作り、荷物はだいたい以下のとおり


1日目(97.9.16)
6:30 起床、やはり藤沢は雨だった

9:50 東海道、新幹線こだまで掛川駅到着。
静岡県掛川市はくもり、まだ雨降ってない。
駅で待ってたマイクロバスにのって教習所へ。

10:30 教習所で入校手続き。二輪の教習のある人は、全員おそろいの ツナギ着用のことらしい。3Lサイズの青いツナギ を渡される。ちょっと大きくてぶかぶかです。
色はやっぱり水色で胸に「明和電機」と刺繍があって、さらに風がなくても はためく白いマフラーがあればよかったんですが(^^)
しかしまわりを見渡すとなかば予想していたが、客層が...(^^;
茶髪&うつろな目のお子様たちはまあ普通として、 もうどこでも見なくなった、だぼだぼ半ケツずりさげデニム小僧 いたのはちょっとびっくり。しかし地方のヤンキー(予備軍?) のファッションってどうしてこうも画一的なんでしょうね。
ほとんどが乗用車と普通2輪の同時教習みたいです。

合宿期間中、宿泊することになるに入る。
いわゆる大部屋かなぁと 思っていたら、大部屋がいっぱいなので3人部屋 のほうへとりあえず入ってて、とのこと。3人部屋のほうに入る。
当分、大部屋の料金で3人部屋のほうに入れるみたい。
(3人部屋は1人で使う場合2100円、2人だと一人1050円、3人だと700円らしい)
さすがはヤマハ発動機の本拠地が近いだけのことはあって、部屋のエアコンが ヤマハ製…。うーむ、珍しい。
(さすがに始動時に「み゛〜ん」というYPVSのモータ音がしたり、強にすると V-boostが利いたり…はしませんでしたが(^^;)

11:50 適性検査、マークシートっす。
性格診断という奴ですな。

12:40 寮にもどってごはん。とっても脂っこいメニュー
うー食った食った、お腹一杯っす。あのメニュー10代〜20代向けだよなあ。

15:30 1時限め、第1段階(1時間)
青いツナギを着て出かけると、晴れてきたのでとっても暑い。
ブーツは持ってこなかったので借りることにしたのだがこれが失敗。
ブーツというよりはゴム長靴だったりする。
全然足首とふくらはぎががしまらないのでイマイチでした。
教習は2輪専用コースなので自動車がこなくて安心です。
教習車両はYAMAHA FZX750が外においてあったので、さすが 浜松というよりは磐田に近いからヤマハ車か?と思ってたら
「2つあるけどどっちにする?」「へ?」
「ZepherとFZXがあるけど...」「どっちが扱いやすいですか?」
「Zepherかなあ、瞬発力はFZXだけど」
「じゃあZepherにします。」
「ふーん、私はヤマハ派なのでFZX」
(だったら素直にそっちを薦めろよ(^^:、でも結果的にZepher750のほうが 乗りやすかったので幸いでしたが。)
で、早速、ガレージからZepherを引っ張りだす。
あう、やっぱりちょっと重い。GPz400Fより 30Kgぐらい重いかなぁ。
ガレージをのぞくと中型用にはHONDA CB400super four とVFR400がありました。(あまり節操がないのね(^^:)
さて火を入れて快走...のはずが、エンジン冷えてたので アイドリングが安定しない。(カワサキやのぉと心でツッコミ) を入れつつ、エンジンが暖まるまで待つ。
さて、乗ってみると、案の定、長ぐつブーツが引っ掛かって イマイチ、さらにシフトペダルが低いのでなかなかシフトが 決まらない。うーん困った、と思いつつも、750ccの圧倒的パワーを 楽しむ。とりあえずおそるおそる1速、2速だけしか 使えずオートマ状態。パワーがあるって楽でいいなあ。
何はともあれ、「ついてきて〜」ということで教官さんの走るあとをおっかけ。
まだウィンカ等の操作をしないでよくて単純に走るだけなので結構楽しい。
まずはとりあえず乗って慣れてみましょーということらしい。
しかし、Uターンとかスラロームがさすがにきつい。 パワーをうまく使わないと重さに負けるだけになってしまう
また、台風接近に伴う強風で1本橋がけっこうきつい。
さらにさらにニーグリップが甘い、ということで立ったまま コース数周、これが普段つかわない筋肉つかうもんだからけっこう きついきつい。
ふらついて、足をつくこと数え切れず、ターンでついつい脅えてアクセル 戻してしまい転倒(というよりは立ちゴケだな)1回、などなどありましたが なんとか第一段階は突破しました。

16:50 つづいて第二段階(4時間)その1
すでに第一段階1時間で腿の筋肉がかなり張ってしまって ちょっとしんどい状態、大丈夫かなあ
今度は普通二輪の生徒十人程度といっしょに教習
ここでも適当にコースをこなすだけなのだが、 坂道&スラロームという複合攻撃がとっても難しい、どーしても 斜めに登りつつバンクが必要なのだが、登りのときの山裾方向 へのバンク落っこちそうな気がしてなかなかうまくいかない。
また、教官さんの後ろにタンデムで乗って、コースを おぼえさせられる。その後間違うこと2、3回、 なんとかコースを記憶し、ひたすら練習。
やっぱり坂&スラロームがうまくいかない。
明日の課題だな。

→次へ進む
↑戻る


林謙一のホームページへ戻る