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中級編4(音階上下+α)

音階の音を常にとなりに上下しながら、次のコードの頭の音に進みます。
4度上昇(5度下降)や、5度上昇(4度下降)のときに効果的です。
うまく頭の音にたどりつけない場合は、途中で変化音をつかいます。
この場合、一時的にコード・チェンジした状態になります。
1小節に1つのコードで音を4つ入れる場合、3拍目には変化音は使わない方がいいです 。

下の例のように、4度上昇(コード進行の基本!)の場合、最初のコードが
マイナー・コードならば、1−2−3♭−3
メジャー・コードならば、1−1#−2−3
となります。
これ、大事なことなのですが、このことを書いた教則本を見たことがありません。
下降するときの7度音、6度音にも気をつけましょう(音階内の音)。
ただし、ブルースの場合は、音階になくても7♭や3♭を使うこともあります。

「枯葉」の例 (midiデータ)

Cm F7 B♭ E♭
CDE♭E FE♭DC B♭BCD E♭DCB♭
Am7-5 D7 Gm Gm
AB♭CC#DD#EF#GAB♭A GFE♭D


「Fのブルース」の例 (midiデータ)

F7 B♭7 F7 F7
FE♭DCB♭A♭GG♭FF#GG♭FF#GA
B♭7 B♭7
B♭CDCB♭CDEFGFEFEFF#
Gm7 C7
GAB♭BCB♭AGFGAGFEFG