Thiers(ティエール)のソムリエナイフです。
これはスクリューが円錐型(先が細くて、根元が太い)で、
スムーズにコルクに入っていくことと、コルクをまっすぐ抜けることを売り文句にしています。

見た目の印象は、大きいです。
折りたたんだ状態で、16cmあります。
(ちなみにChateau Laguiole(シャトー ラギオール)は11.6cmです。)
外見は工具のように見えます。


レバー部が角ばっているため、
スクリューをねじ込む時に、手が角に当たってやりにくい感じがします。



この写真で、赤い点は関節のピンの位置を表す目印です。
レバーは垂直に見えますが、このピンを基準にすれば、
レバーの角度はこの写真では12度(水平からは102度)くらいになっており、
標準的なものよりやや大きめです。
それの効果か、コルクが垂直に上がっていく感じで、スムーズに抜けるようです。


写真はアルミモデルで、参考価格12000円で、もっと上のグレードもあります。(20000円くらいまで)
価格は高価ですが、工具のようなデザインもあり、あまり高級に見えません。

ナイフの形状と、全体の形が大きい点が気に入りませんが、コルクを抜くことに関しては、使いやすい感じです。