Polysynth普及以前の Polyphonic KBD 70年代の代表的なPoly Combo KBDといえばHammond ORGAN、Rohodes EPF、Wurlitzer EPF、Clavinet、Solina StringENS、Melotronなどでしょうか。 あとはRMI EPF、FreemanStringsENSなども。 これらのSTD KBDに対して国内KBDメーカー、その他のメーカーはどのようなKBDを出していたのでしょうか。
YAMAHA
* EPF *
* STRINGS/ORGAN/Synth *
strings SKシリーズが複合KBDでその他は単体機能のKBD。 SKはORGAN、POLYsynth(うそPoly)、Stringsが合体したKBD。CPシリーズは70/80はアコースティックでCP20/30はtouch sence付きのanalog KBDでCP25/35はパルス音源使用のanalog KBD、CP10/11はローコストなanalogKBD。 SS30はYAMAHA唯一のstrings KBD。 YCシリーズは古くからあるORGANでtouch senceが付く機種がある。 SKシリーズはよくある全鍵盤発振の分周音源でなくKeyAssign方式の7voice Poly音源が複数個使用されています。 すでにCSシリーズのPolyphonicが存在する後に発表されたKBD。実質YCシリーズのORGANを刷新させた形のKBDでありORGAN部分はHAmmond typeの9本ドローバー音源。 ORGANがメインでそれに加えてstringsが付加された形でおそらくBrass SOUND等を出すためにZStringsと同じ音源を使用した擬似PolySynthも付いています。
EP30(1973) 18万円
* STRINGS *
* :VOCODER *
*ORGAN * SA09(1980) 10.9万 複合KBDはRS505とVP330のみ。 その他は専用単機能KBD。EP10/30は初期のanalog EPF。 EP10の筐体を使ってSystem 700のKBDができています。EP30はこの時期ではめずらしいTouchSence付き。 MP700/600は次の世代のEPF。 Touch SenceはもちろんのことKeyActionはおもりが付いている専用鍵盤。 VK1/VK9はHammond TypeのROLAND初のORGAN。VK1はさらにローコストの1段鍵盤ORGAN。VK09は9本ドローバーでない6本ドローバーのローコスト09シリーズのORGAN。RS101/202はBrass section搭載のStrings。 RS505はStringsをベースとしたparaphonic KBDでBass sectionと擬似polysynthを搭載。 RS09はStringsをベースとして同一音源を利用した矩形波ORGAN sectionを搭載。RS505とRS09はともに新開発の4相Chorus回路を装備。 VP330はボコーダーにStringsが付いたKBD。 SA09はORGAN系EGとPFk系EGが付いた2系統のセクションを持つKBD。2相chorusを搭載。
VC10 (1978) vocoder KBD
* ORGAN * DELTA(1980) 擬似polysynth/Strings
* analog PF *
* 簡易Multi timbre * 複合KBDが多く単機能のものはVC10/CX3/BX3/LP10/SP80。CX3/BX3はHammond typeの9本ドローバーORGAN。 EPS1/SP80Sは analog PFにstringsがついたKBD。Deltaは擬似polysynthにstringsが付いたKBD。LambdaはPE1000とPE2000の機能をひとつにまとめた形のKBD。SAS20は最初期のMultitimbre音源ともいえるKBD。 PE1000/2000は量産タイプとしては初のKORG Polyponic KBD。PE2000はTrue3系列音源使用のStringsKBDをベースとしてBrass/HumanChorus等の音色を持つKBD。PE1000は全鍵盤に独立したVCO/GATEを備えた準polysynth的なKBD。VCFは1っのみ。EGは低音域/高音域でそれぞれ1っ搭載。
<2023/03/05 rev0.0> |