「テレビマガジン」1976.9月号第二付録。
これは1976.10月号ふろく、第2回収録。
永井豪『へんちんポコイダー』
石川賢『快傑シャッフル』
ぬおおお！完璧なダイナミック・鉄壁の布陣だっ！
コミカライズ・ヒーロー
3ページ目！
快傑シャッフル
原作・高円寺博（永井泰宇）
〜テレビマガジン・別冊ふろく連載 1976年〜
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コレが記念すべき第一回掲載 「テレビマガジン」1976.9月号第二付録。 |
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永井豪『へんちんポコイダー』 ぬおおお！完璧なダイナミック・鉄壁の布陣だっ！ |
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1976年。確か大型休日の最中だったように思う。アナーキーなる賢ちゃん ワールドをガツンと喰らったあの瞬間は！...怪しげな中国マフィアとヤクザ の取引の場をいきなり襲い来る白覆面の殺人集団！巨大な牙を生やした悪の 首領（やっぱし声は納谷悟郎だろうぜ）らしき男が叫ぶ！
ころせ！ころせ！みなごろしだ！
双方の悪人どもが泣こうが喚こうが懇願しようが容赦なし！マシンガンが
火を吹くぜ！ そんな悪党組織・ブラッド=チェス。表向きは商社を気取り、表の正義・ 桜田門の追求を逃れている。 が！もちろん我等がケン・イシカワが悪を見逃すはずはないっ！ ...敢然と立ち向かう現代忍者！その名は 快傑シャッフル...見参!! |
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講談社 TVマガジンKC版（全1巻） |
朝日ソノラマ サンワイドコミックス版（全1巻） |
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1977.2/25第1刷発行 |
1986.9/20初版発行 |
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『怪傑シャッフル』は全3話。『捨て身のフライング=ジャック』 『マシンガン=カードがつうじない』『逆転逆転、また逆転！』。 手元の2話を見る限り、掲載時にはサブタイトルが付いていないので、 単行本時に付けられたのか。あるいは、本誌の方に載っていたのかも知れない。
KC版はこの内1話と2話を収録。3話で終わってしまったため、「1巻」の
表記があるが、続刊はなし。
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「ひょう！」 ...かっこいい掛け声と共にシャッフルが飛ばすのは手裏剣ならぬマシンガン ・カード！トランプを撒き散らすのである！『キャッツ・アイ』が予告状に 硬質なカードを使っていたが、そんなあまっちょいものじゃない！このトラ ンプは、コンクリートの壁に突き刺さり階段の役目を果たし、敵をあっさり 引き裂き、どくどく血を流させる！危ないことこの上無い！これぞ、賢ちゃん！ 第一話ではブラッド＝チェスの大金庫から汚れた金を盗み出す。業を煮や したブラッド=チェスの刺客がシャッフルを狙うが...もちろん返り討ち！どう せ生きて帰っても処刑が待っている敵は、シャッフルに「殺してくれ」と懇願。 だが「正義の怪盗」シャッフルはもはや戦えない敵を置き去りにして去り行く...。 そのすがたに「ころしてくれええええ...おおお...あああ！」という慟哭が かぶって...おしまい。このやりきれない幕切れに当時のガキである俺はしびれた！ 「あくのおきてはこわいのだ」と！ |
| 何故、コミカライズモノとしてココに並べたのかというと、この作品、 実は「ポスト・マジンガー」としてプレゼン的にダイナミックプロが 連載した作品なのである。他にもテレビマガジン上では、『ガルラ』 （永井豪）玩具メーカー・タカラと共同で企画した『マシンザウラー』 （石川賢・桜多吾作）が同様のマンガだ。 |
