過去の日記: 2002/03

以前の日記らしきもの。

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2002/03/31(Sun) [ VineLinux 2.5 β2 ]

とりあえず、年度末。明日から年度が変わるわけで、相変わらず忙しい。

VineLinux 2.5β2 が出たようなので、とりあえずダウンロードしてCD-Rに焼いておいた。β1の時はインストールしたのだが、インストールして起動したらカーネルパニックで起動しないという状態になってしまったので、今回のインストールは見送り。

ダウンロードは以下の場所から。

ftp://ftp.jaist.ac.jp/os/linux/Vine/beta/Vine-2.5/CDIMAGE/

CD-Rに焼くときは、cdrecord を使用。cdrecord は apt-get install cdrecord で入手。

# cdrecord -scanbus

で使用できるデバイス一覧が表示されるので、CD-Rのデバイス番号をメモしておき、以下のコマンドでVineLinux の CD を作成。作業は root でないと駄目かもしれない。

# cdrecord -v dev=0,3,0 speed=4 -pad -dao Vine25-beta2-20020326.iso

ちなみに、インストールは成功するが、SCSI HDD を使用しているときに起動しない原因はどうも、initrd イメージが作成されないためらしい。復旧するには、initrd イメージを手に入れて、CD起動からレスキューモードで /etc/lilo.conf を編集して lilo を実行すれば大丈夫のような気がする。

initrd イメージを手に入れるには、VineLinux 2.1.5 をインストールして、VineSeed のカーネルをダウンロード、インストール、mkinitrd を実行して作成すれば手に入ると思われる。・・・結構面倒だが。

後は、VineLinux 2.5β2 をインストールしてから、CD起動時にレスキューモードで起動、適当なディレクトリにインストールしたパーティションをマウントして lilo.conf を以下のように initrd の行を追加して lilo コマンドを実行すればできそうな気がする。

image=/boot/vmlinuz-2.4.18-0vl9
    label=linux
    initrd=/boot/initrd-2.4.18-0vl9.img
    read-only
    root=/dev/sda1

さすがに試している時間がないので、また時間のある時に試してみるかも。といっても、正式リリースされるころには修正されている可能性があるので、それを待ったほうが早いかもしれない・・・。

それにしても、最近、VineSeed の方で mozilla が久しぶりに更新されていた。mozilla 0.9.8 になったようだ。起動時にロゴも表示されるようになって、かなりいい感じだった。更に2、3日前にも更新されて、 0.9.8+ になったのだが、ロゴがあの怪獣になっていた・・・。前のロゴのほうが好きだったので残念。

mozilla ネタでもう少し。

mozillaは、最近 0.9.9 がリリースされて、もうすぐ 1.0 がリリースされそう。mozillaでは、テーマの変更ができるが、最近、Pinballというテーマを使ってみたら結構いい感じ。あと、Preference Toolbar をインストールしたらかなり便利ということで。

Pinball のダウンロードは http://xulplanet.com/downloads/view.cgi?category=skins&view=all

Preference Toolbar は、http://xulplanet.com/downloads/view.cgi?category=applications&view=all から。

Pinball は、狭い解像度のときにデフォルトの「back」や「reload」ボタンが大きいと思う時にはかなりいい感じのテーマ。デザインもかなりいい感じ。

Preference Toolbar の方は root でないとインストールできないかも。あと、Works With: で 0.9.8 になっているが、0.9.9 でも動いている。Javascript や Cookie、イメージの表示、Proxy の使用設定などをツールバーで制御できるのでかなりお勧め。



2002/03/24(Sun) [ メモ ]

少し風邪気味で体調不良。ここ数日、寒かった上に、コタツで何度か寝てしまったのが影響したらしい。

また、備忘録的にメモ。

vim 6.0 を使っていて、phpという拡張子を持っているファイルはphpファイルとして扱ってくれるが、結構よく使われている inc という拡張子のファイルも php ファイルとして扱ってもらいたい場合、以下のよう ~/.vimrc に記述するとよい。

au! BufRead,BufNewFile *.inc set filetype=php
au! BufRead,BufNewFile *.php set filetype=php

rpmでパッケージの管理をしている場合、指定したコマンドが含まれるパッケージを表示するするには以下のようにする。

$ rpm -qf [調べたいコマンド]

$ rpm -qf /bin/sh
bash-2.05-8

あと、PHPのデザインパターンや、サンプル集のページ。勉強用に。

http://www.pat.hi-ho.ne.jp/dimension/sample/sample_class_list.shtml
http://www.spencernetwork.org/
http://hoover.ktplan.ne.jp/kaihatsu/php/index.php


2002/03/17(Sun) [ 久しぶりに ]

引越ししてから、久しぶりに更新。最近、異常に忙しい。どちらにしても、自宅からでないと更新できないので、休日に帰って来たときに時間があれば更新するということで。

最近、いろいろネタはあったのだが、まとめられていないので、その一部でも。

RedHat 7.2 でdaemontoolsをコンパイル
RedHat 7.2 でdjbdnsをコンパイルしようとすると、エラーになったので、調べると、
#include <sys/time.h>
を、
#include <time.h>
に変更することでコンパイルが通った。調べたところ、<sys/time.h>の問題らしい。tai64nlocal の表記が日本語になってしまうが、特に問題はないようだ。
Linuxでのパフォーマンスチューニング
日経Linuxの2002年4月号に載っていたパフォーマンスチューニングの特集を元に、RedHat Linux 7.2でいろいろと試してみた。
1. サービスの停止
不要なサービスを停止するだけなのだが、gpm や xfs を停止してもよいとは知らなかった。gpm はコンソールで必要なだけらしい。 xfs は、以下のように、 /etc/X11/XF86Config-4 の FontPath を指定する必要があるが、そうすれば、 xfs を停止しても、Xは起動する。
Section "Files"
    # FontPath "unix/:7100"
    FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/100dpi"
    FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/75dpi"
    FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/japanese"
    FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc"
    FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType"
EndSection
  
FontPath で、FontPath "unix/:7100" をコメントアウトして、必要な FontPath を追加する。
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/japanese/:unscaled"
のように、フォントの大きさを可変にしない設定にすると、さらにパフォーマンスが向上するらしい。ただ、試してみたところ、少し文字化けする可能性があるので、十分に試してから決めた方がよい。そのほかにも、apm、portmap、at、autofs、kudzu、lpd、netfs、nfslock、rawdevices、sendmail、sgi_fam、xinetd など、使わないサービスは起動しないように設定すれば少しはパフォーマンスが向上するかもしれない。
2. stripコマンド
binutils パッケージに含まれる stirp コマンドは、オブジェクトファイル(実行ファイル、モジュールなど)に含まれるシンボルを切り捨てることで、作成されたバイナリを小さくし、パフォーマンスを向上させることができる。コマンドは簡単で、
strip [対象ファイル]
を実行する。オブジェクトファイルにシンボルが含まれているかどうかは、file コマンドを使用する。シンボルが含まれているオブジェクトファイルの場合、以下のように表示される。この場合、stripコマンドを使用することでパフォーマンスの向上を見込むことができる。
# file [対象ファイル]
ELF 32-bit LSB executable, Intel 80386, version 1, dynamically linked (uses shared libs), not stripped
  
特に、ソースからコンパイル、インストールした場合、シンボルは残ったままなので、シンボルが必要なければ strip コマンドを使用した方がパフォーマンスが向上する。

・・・まだいくつかあったような気がするけど、とりあえず、これくらいで。

それにしても、最近、セキュリティ関係のニュースが多い。RedHatVineLinux などを見てもかなり多い。こまめにチェックしておいた方がよさそう。



2002/03/05(Tue) [ 復旧作業 ]

引っ越し作業で忙しい・・・。本当に荷物が多いというのは大変。

VineLinuxでVineSeedPlusに登録されていたKernel 2.4 をインストールしてみたら、見事にカーネルパニックになってしまった・・・。

しかも、lilo.confまで勝手に書き換えられてしまったため、前のカーネルが起動しなくなって復旧に3時間くらいかかってしまい、睡眠時間がまた減ることに・・・。

復旧手段をメモ。

  1. RedHat 7.1の CD-ROM で 起動。起動画面でF5を押し、linux rescue を起動
  2. Englishを選択(Japaneseを選択したらハングアップした・・・。)
  3. シェルが起動するので、ハードディスクの該当場所をマウント(HDDがSCSIで /dev/sda2 に 全パーティションが存在する場合)
    mkdir /mnt/vine
    mount -t ext2 /dev/sda2 /mnt/vine/
    
  4. lilo.conf を修正
    vi /mnt/vine/etc/lilo.conf
  5. /boot にシンボリックリンクを作成
    ln -s /mnt/vine/boot /boot
  6. ブートセクタに書き込み
    lilo -C /mnt/vine/etc/lilo.conf -d /dev/sda2 -v

一応、これで復旧した。RedHatのCD-ROMがこんなところで役に立つとは・・・。/boot のシンボリックリンクを作成するところに注意。

こういった復旧方法に気が付くまで2時間30分くらいかかってしまった。まあ、カーネルを入れ替えるときは最新の注意を。

ブートローダーがGRUBだったら楽だったのに・・・。



2002/03/03(Sun) [ ひな祭り ]

今日はひな祭りという季節の行事があったような気がするが、相変わらず、関係なかったり・・・。本当に、最近、季節とか、曜日の感覚に疎くなっているような気がする。

また、今日も引越し作業とか、片付けで一日使ってしまったた。とりあえず、水曜日くらいに移動する予定になっているので、そろそろこのページもたまにしか更新できなくなると思う。気が向いたら、どこかの無料WEBページでも使って更新を続けるかもしれないが、しばらくは、たまに自宅にでも帰ってきたときにまとめて更新する予定。

更新が滞る分、時事的なニュースはあまり載せずに、役に立つ情報とか、Unix系のTipsなどを多くしていきたいと考えているが、どうなるかは不明。



2002/03/02(Sat) [ ヨドバシカメラ ]

明日も休みなしで引っ越し作業。引っ越し関係の荷物運びで少し筋肉痛がひどい。やはり、肩と腰にきているようだ。

本日は大阪のヨドバシカメラに買い物へ行ってきた。結構備品を買ったのだが、店員が新入社員だったのかアルバイトだったのか、非常に手際が悪かった・・・。さすがに商品を間違えるのは勘弁して欲しい。こちらが指摘しなかったら、そのまま間違えられていたかも・・・。

まあ、それはいいとして、ポイントが10%というのは、かなり大きかった。一応、当日に使えるし。大きい買い物の場合は、数万円のポイントが発生するので、その後に小物とかを買うと結構得した気分になれる。結構品揃えもいいので、日本橋まで行く必要がなくなるかもしれない。問題はバルク品があまり売っていないというところか。



2002/03/01(Fri) [ 偽装 ]

早いもので今年ももう3月。3月は決算期を迎える企業が多いはず・・・。決算時に倒産・・・という企業が多くなければいいけど。危険なところは多そうなので。

それにしても、失業率は5%台と非常に高い数字のなか、関西、特に近畿圏は全国平均よりも高い失業率になっているようで。失業率は増えることはあっても減りそうにはないような・・・。失業しないように努力しないと。

まあ、この不況の中、雪印に続き、スターゼンという大手食肉会社が牛、豚、鶏肉の偽装をしていたようでニュースになっていた。他にも、大阪で給食の牛肉を偽装していたニュースもあったところだし、この食肉業界に限らず、偽装は多そうな気がする。

政治の世界でも鈴木宗男がかなり好き放題にやっていたようだし、一つ見つかってからは、ぼろぼろと見つかりすぎ。一般市民は痛みに耐えてがんばっている人も多いというのに、政治家も、大手企業もやることがえげつない。



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