皆さんお待ちかねの新ページの登場です。この度Go-21新潟駐在員になりました
“Katsura”さんに新たに「新潟便り」を担当いただくことになりました。当HomePage
では最初の女性の編集によるページとなりますので、どうぞご期待下さい。
世話人拝





2004年06月27日
                         
第16回

               
        寺  泊


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梅雨まっさかり!

でもこれが終わると新潟はじめじめと暑い夏になるのです。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。

海の幸の市場のある「寺泊町」を紹介します。
寺泊はちょうど今、町の合併に揺れている最中で先週、町長選挙が行われたところです。
「日本海の鎌倉」とも呼ばれているようで古い歴史、寺院も多いようです。
昔、良寛さんも立ち寄った場所として知られています。

通称?アメ横、のようにたくさんお店がならび、盛況しています。

新潟より車で1時間ほど。高速もありますが海岸沿いを行くのが気持ちのよいドライブコース
です。

寺泊町観光協会
〒940-2502 新潟県三島郡寺泊町大字寺泊字大町9353-527
電話 0258-75-3363

 

写真左: 浜焼き このように売られているのでみなさんそこここでほうばっています。
人気のあるのは1位イカ、2位さざえ、3位ほたて、だそうです。

写真右: さば 魚好きには耐えられません!20cm以上もある鯖。550円。


 

写真左: かに おなじみの蟹です。
写真右: 露店 新潟の塩引き鮭も。



2004年05月09日
                         
第15回

               
みなとぴあ「新潟市歴史博物館」


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3月27日にオープンした、みなとぴあ「新潟市歴史博物館」に早速行ってきました。

新潟での生活も早丸2年経過し、だいぶ市内の地理はつかめるようになりました。

ここ新潟歴史博物館はそんな私にはちょうどよい興味深い資料が集められていました。

現在修復が進められている万代橋の歴史や新潟大火の惨事など耳にされたこともあるのでは
ないでしょうか。

ここには明治2年に建てられた国の重要文化財に指定されている旧新潟税関も見られます。
当時、新潟は開港5港の一つだったそうで、立派な建物です。

また昔銀行として使われていた建物がそっくり移築され、当時の銀行建築の特徴を活かしつつ
もレストランとして食事もできるようになっています。

電話:025-225-6111
新潟駅から「昭和大橋・入船町」行きバスで25分


 

左:新潟のシンボル「ときめっせ」を後方に  右:なまこ壁が特徴の旧新潟税関

 

左: 当時の銀行建築を活かしたレストラン  右:旧第四銀行住吉町支店の外観




2004年04月18日
                         
第14回

                 
     今代司酒蔵

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新潟はご存知のとおり、酒どころです。
新潟にはなんと64の酒蔵があるそうで、そのひとつ、新潟市内で行きやすい「今代司酒蔵」さん
を見学させていただきました。

今代司は明治中期の創業。今の時代を司って行こう、ということで名づけられたそうです。
酒蔵とはいっても思っていたよりもこじんまりとしており、酒造りの工程を現場で見学できます。

新潟でお酒がおいしいのはお米、そしてお水がおいしいことにあるかと思います。
新潟の地形からもわかるように山脈と海岸線に挟まれ、中央の広大な平野に流れる二つの大
河があります。恵まれたこの水資源がおいしさの第一の理由だそうです。

今代司酒蔵
住所 新潟県新潟市鏡が岡1-1
電話 025-244-3010
新潟駅よりタクシーで7分

見学には事前に電話をしてください。
見学所要時間 約30分
見学料 無料
見学時間 午前9時〜午後4時30分

 

左:タンク お酒は今ではしっかり温度管理がなされています。
右:蒸し釜 今はもう使っていません。年期が入っています。



お店 店頭では試飲できます。もちろん無料です。




2004年04月11日
                         
第13回

                 
   山開き(角田山)

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4月第一日曜日。毎年恒例の山開き!

新潟山岳会の方に同行し、角田山(かくだやま)に登りました。
あいにくの天候で目的としていたカタクリの花はみんな閉じてうつむいたままでした。
また途中からは雨が降り、雪にまで降られました。

でも今回は珍しい白いカタクリが見られました。
なかなかないそうなので貴重です。

このような自然の花も折られたり、持ち帰ったりする登山客もいるようです。

山でも最低限のマナーを守り、残された自然を私たちは守っていかなくてはいけない、と感じ
ました。

 

(左)閉じてうつむいているカタクリの花 (右)珍しい白いカタクリ

 

(左)悪天候で色とりどりのカッパを着ての登山、後方には日本海が見えます。
(右)雨にうたれる藪椿





2004年04月04日
                         
第12回

                 
 (番外編)ベルギー便り

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ご無沙汰しております。

すっかり春休みをとっておりました、新潟便りです。久々に新潟にもどってまいりました。
新潟ではやっとこぶしの花が咲き始めたところです。東京はもうお花見を楽しんでいることで
しょう。

さてベルギーでの“お花見”をご紹介します。

「北のベネツィア」とも呼ばれる水の都、ブルージュ。中世からの趣を残す町並みは観光都市
としても有名です。

この時期、ブルージュのベギン教会では水仙が満開です。
教会の中庭には黄色、白の水仙が緑のじゅうたんの上で一斉に太陽に向かって春の喜びを
表現しているようです。

またキリストの復活を祝うイースターを前に店先では卵や鶏(日本では今はあまり印象よくな
いかも!?)のデコレーションで飾られます。

ウィンドーショッピングするだけでも十分春を感じることができます。



太陽に向かって花開く水仙



チョコレート屋さんの店内
  チョコレートで作られた鶏とうさぎ。 




花屋さんの店先 卵が並べられています。



2004年03月14日
                         
第11回

                 
    瓢湖(ひょうこ)

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久々の更新。ご無沙汰しておりました。

新潟の冬も2回目。なんとか寒さにも慣れてきたかなあ、と新潟県人に言ってみたところ、今年
は今までになく暖かい、とのこと。

そして前の年も過ごしやすかったようで、結局私はまだ本当の「新潟の冬」を体験してないよう
です。

さて、先日新潟の観光名所の一つである瓢湖(ひょうこ)に行って来ました。
ここは冬の間、白鳥が飛来することで有名な湖です。

瓢湖、周囲1.2kmの人造湖。
下記のページではリアルタイムで瓢湖の様子が見られます。
http://www.town.suibara.niigata.jp/

昨年J−1に昇格したアルビレックスは白鳥座をもじって名付けられたそうです。
そのホームサッカー場もビッグスワン。白鳥は新潟のシンボルなんですね。
そんな白鳥たちも3月半ば、そろそろシベリアへ帰ってしまいます。

所在地:新潟県北蒲原郡水原町水原
電 話:0250-62-2690



はっきりいって、白鳥よりも鴨の方が多かったりします。
9時、11時の餌付け時間の合間に行ったため特に白鳥が
少なかったのカモ。。。




100円で売られている「白鳥のえさ」を撒くとみんなが
寄ってきます。





2003年11月09日
                         
第10回

                 
    「きのこ狩り」

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10月吉日!?念願のきのこ狩りに行ってきました!

実は新潟に来る前から、「新潟といえばきのこ狩り」という固定観念が私の中にあり、一度行き
たい、と思っていたのです。

前夜は10時40分まで働き、当日は4時過ぎ出発、というハードな日程。その上、夜は雨の音で
目覚めてしまうほどの大雨!
内心ちょっと中止になるかな?なんて思いつつも決行されたのでした。

場所は山形県の手前に位置する朝日村の石黒山です。
雨も朝7時ごろにはあがり、澄んだ空気の中に紅葉がきらきらと映えます。
そんな中、「なめこなめこ」と藪の中をさまよいました。

左の長靴崩壊、デジタルカメラ紛失!など数々のハプニングがあったものの無事かえってくる
ことができました。
またすばらしいお土産つきです。(ただ後処理が大変。。。)

またもみじ狩りもでき、しっかり秋の恵みを感じることができました。
しかしこれからの冬の訪れを受け入れなくてはいけません。
寒くなりますがくれぐれもお体を大切に。




行ったところの地図
この付近は必ず年に何人かは遭難する、とこのこと。
地元のよく知った人とではないと危険ですね。


 

左:かわいい天然のなめこちゃん!右:びっしりとなめこ!遠くからもきらきらと輝いて見えます。
まさに「黄金のきのこ」です。こんなの状態はめったに見られません。




色づいた紅葉




2003年10月26日
                         
第9回

                 
  「北方文化博物館」

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新潟にはいくつか「豪農」といわれる家があります。

その中でも越後随一の大地主と言われるのが今回の「伊藤家」です。
先代が昭和21年に財団に寄付し、博物館として保存されていますが、国の登録有形文化財
としても登録されています。

博物館といっても敷地内はすばらしい庭園あり、茶室ありでなかなか興味深いところです。
また立派な藤棚もあり、ぜひ藤のきれいな時期に行きたいと思いました。

住所 新潟県中蒲原郡横越町沢海2丁目15番25号
電話 025-385-2001
http://www6.ocn.ne.jp/~ncm/


 

写真説明1(廊下と回遊式庭園)
大広間を囲む廊下の上には30mの一本の欅が渡されています。
また庭がよく見えるようにと柱は使われず、吊り欄間になっている
のが特徴です。どれをとっても本当に贅沢なつくりです。




写真説明2
「三楽亭」
珍しい正三角形の形をした小亭です。
使われている畳や建具はほとんど三角形やひし形となっています。
書斎や茶室として使われていたそうです。




写真説明3
レストラン「ウィステリア」(藤の花の意味)
伊藤家の藤に因んで名づけられたそうです。とてもきれいな
イタリアンレストランです。



2003年09月21日
                         
第8回

                 
(番外編) ベルギー便り

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この夏も休暇を利用してベルギーに行ってまいりました。

ベルギーはさまざまな種類のビールがあることで知られています。

その数、3000種とも4000種とも!これはひとつひとつの町にある教会(トラピスト)が昔その地
域独自のビールを製造していたためだそうです。

シメイやヒューガルテンという名前は聞いたことがあるかもしれませんね。
薫り高いサクランボのビール、クリークも有名です。

今年9月5〜7日にも恒例の「ビールまつり」が首都ブリュッセルの大きな広場であるグランプ
ラスで行われました。

はじめにビール瓶の王冠を2ユーロで3つ購入します。これでビールのジョッキと交換してもら
う、というしくみです。

さまざまなその地域に行かないと飲めない貴重な各種のビールが勢ぞろいします。

ベルギービールについてもっと知りたい方は
語学に長けていれば、、、→ http://bierebel.com/




昼間っからこんな感じ。ブラスバンドの演奏とともに。
このおじさんが手にしているのはクワックという強いビール。
このジョッキは立たないのでこのように木の支えがついています。
各種ビールにはそれぞれジョッキが決まっており、このように
ユニークな形のジョッキもたくさんあります。





「ビールはあなたを太らせない」!!??
周りにはビールっぱらのおじさんがたーくさんいました、けど。

今年は冷夏だった日本ですが、おいしいビールは味わえましたか。
もうビールのおいしい季節もおしまいでしょうか。
お体には気をつけてお過ごしくださいませ。



2003年04月27日
                         
第7回

                 
      角田山

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さて4月6日はわたしが新潟入りをしてちょうど1周年!

それを祝って、ということではありませんが新潟の中越に位置する角田山にのぼってきました。
角田山は標高500mにも満たない山で新潟市内からも15分くらいでアクセスできるお手軽なお
山です。

そんなこともあり春のこの時期は混雑状態です。

カタクリの花が一面に咲き乱れ、その間をくねくねと山道がつづいている、といった状態です。
本当にすばらしいものです。

カタクリは昔は片栗粉に使われていたものです。
今は養殖だと思いますが山菜のおしたしとして茎と花までいただいてしまいます。

そのほかたくさん草花がありました。
新潟駅前の居酒屋「山小屋」のご主人がいろいろエピソードも添えて説明してくださいました。

 

可憐なカタクリの花です。右は「あまどころ」。こちらではきつねのちょうちん、
と呼ばれています。葉っぱの間にぽっぼっと赤い花が二つ付くからだそうです。
こちらもさっとゆがいておしたしに。贅沢な山菜です。




角田山山頂からの眺望です。
新潟という地名のごとく干潟がよく確認できます。
また方向は違いますが前にご紹介したカーブドッチワイナリーも望めました。



お地蔵さんの写真
ちょっとつらくてもこんなかわいいお地蔵さんがいれば
和みます。足元には猩々袴(しょうじょうばかま)




2003年04月13日
                         
第6回

                 
    雪国植物園

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こちら新潟もそろそろ桜の開花です。

3月下旬、雪国?新潟では春の訪れを伝える草花が次々と咲き始めます。

3月30日に長岡市にある雪国植物園に行ってきました。
この植物園はボランティアの方々の活躍で自然を残した地形を利用しつつもとてもきれいに
整備されています。
また受付でお願いすれば約2時間の行程でボランティアの方による説明解説付きの案内が
受けられます。
2時間なんてあっという間です。でも自分で地図を持ってオリエンテーリング感覚で園内を回
るのもなかなか楽しいものです。

なかなか見られない貴重な雪国の草花が開花するのもこの植物園の特徴です。
今回はせっかくですのでそちらをご紹介したいと思います。

これからの時期は次々とカタクリなどいろいろな花が咲きます。
1週間でも違った植物に出会うことができるとのことで毎週末植物園に通う人もいるそうです。

雪国植物園

新潟県長岡市宮本町3丁目 電話・FAX 0258-46-0030
入場料 300円

http://www.niks.or.jp/syokubut/



雪割草(ミスミソウともいう) 
ピンクや白、うすくブルーがかったものなどいろいろ。
この花が咲いてやっと雪国の人は春の訪れを感じるのだそうです。
植物園でもこの雪割草を見るためだけにも賑わい、
3月下旬が一番一年のうちで入場が多いのだとか。




イワウチワ
開花した日が一番いろが濃く、3日目には白くなってしまいます。
ボランティアの方に案内してもらい貴重なところを見せていただきました。



2003年04月06日
                         
第5回

                 
(番外編) ベルギー便り

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大変ご無沙汰しております。

新潟の女子大生のわたしは春休みでベルギーに1ヶ月ほど滞在しておりました。
今回は番外編として「ベルギー便り」をお送りします。

ベルギーはご存知のとおりEUの1カ国で、首都のブリュッセルにはEU本部がおかれています。
現在建設中です。

ベルギーといって何を思い浮かべるでしょうか?
ゴディバやレオニダス、ノイハウスなどチョコレートの本場、そしてベルギーワッフル。
ヒューガルテンを代表とする薫り高いベルギービールでしょうか。

ああ、食べ物ばかりですね。
中でもワッフルは私の大好物で朝ごはんに、おやつに、、、と1日に5枚食べた日もあるほど。
ベルギーワッフルとひとくくりにいってもこの写真のような硬くて中に砂糖の塊が入ってザクッ
と歯ごたえのするリエージュワッフルとふわふわやわらかいブリュッセルワッフルがあるのです。

とはいってもベルギーはそれほど特徴もなく存在感のない?国ですよね。
言語はベルギー語なんてものはなく、フランス語とオランダ語が中心となっています。
電車の駅名も二つかかれていてそれがまったく違う名前だったりするので紛らわしいのです。

首都のブリュッセルは世界で2番目に一人当たりの公園面積が広い都市だそうです。
ごらんのとおり散歩を楽しむのには絶好です。ちなみに一番はニューヨーク。

またお犬様の天下でレストランの同伴は可能でさらにどこでもトイレし放題。
おかげで私たちは絶えず彼らの落し物に注意をはらって歩かなければならないのです。。。

それでは。
次回は春の訪れを伝える新潟の花々をご紹介します。
オヴァール!(フランス語でまたね、という意味だそうです?)



建設中のEU本部です。



これが本場のリエージュワッフルです!



ブリュッセルのサンカントネール公園の風景です。



2002年11月17日
                         
第4回

                  
     越後村上

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久し振りの更新です。みなさまお元気でしょうか。

今回は新潟から電車でもいける村上市をご案内します。

村上市は「歴史と文化のまち」として知られ、古くは村上城もあった城下町です。

曲がりくねった路地や、「細工町」、「大工町」、「寺町」、「肴町」など、昔ながらの町名にも、その
面影は今も色濃く残っています。古くからの町並みもきれいに保存され、最近では国際的な調査
も入ったそうです。

また、美しい海岸と松林に恵まれた波打ち際には、風光明媚な温泉として知られる「瀬波温泉」
があって、村上地方の旅の拠点として賑わいを見せています。

村上の魅力のひとつに、四季折々の味覚があげられますが、中でも秋の鮭料理は絶品。
母なる川、と呼ばれる三面川に銀鱗をおどらせる鮭を、伝統の手法で作り上げる鮭料理は何と百
種類にも及び、鮭なら村上という、ゆるぎない評価を受けているのです。

また、ここ村上市は雅子様の実家の菩提寺(西真寺と本悟寺)があることでも有名です。

しかし、わたしなどにとってはこの季節は特に温泉と鮭の方に興味がいってしまうのでした。



JR村上駅からバス15分(180円)で瀬波温泉下車。
無料の送迎バスもあります。
手ごろな日帰り風呂の「龍泉」です。入湯料800円
決して新潟では安くはない入湯料のですが、露天風呂はきれいで
広いです。温泉ビギナーにはおススメといえます。
11月は疲労回復のコーヒー風呂が用意されています。
電話 0254-52-5251




割烹新多久
オシャギリ(注)会館そば。
10月中旬から11月中は鮭のとれる時期でご覧の「鮭づくし」
がいただけます。
鮭は頭から尾まで食べられ、どれもこれも手が混んでいて味だけでなく、
歯ごたえ、香りともに楽しめます。ぜひお酒と一緒に。
赤いお絞り入れ、茶たくは伝統の堆朱。11もの工程を経て
完成する大変貴重な工芸品です。

(注)シャギリとは台車のこと。
毎年7月6,7日の村上大祭で曳き回します。
全部で19基あるうち、オシャギリ会館では4基を保存しています。
一番古いものは1760年。
残念なことにここでの写真撮影は禁じられていました。

TEL 0254-53-2107
住所 新潟県村上市小町3-38




新潟村上の鮭。
腹の一部は切り離さず、塩を詰めて塩引き鮭を作るのが特徴です。

帰りに三面川の孵化場で鮭があがる、とのことで見学に
いきましたがあいにくこの日は豪雨のためやっていませんでした。

新潟はこの日(11月4日)初雪を観測したほどの寒さでした。
う〜んわたしはこの新潟の地でやっていけるのだろうか、と日に日に自信をなくしつつあります。
それでは。

瀬波温泉・・・・http://www.senami.or.jp/




2002年8月18日
                         
第3回

                  
 カーブドッチワイナリー

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毎日おあつぅございますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

こちら新潟は雪国というイメージとは程遠く、やはり暑さにはこたえます。

学生は7月になれば夏休み!と思っていたのですが、実際わたしの学校では8月11日から夏
休みです。それまではクーラーなしの部屋に詰め込まれ、試験に臨みます。

と、いうことで今回は試験勉強の息抜きに行ったカーブドッチの紹介をします。

日本にもワイナリーというのはいくつかあり、新潟にも5つあるそうですが、ワイン用葡萄を自分
の農場ですべて栽培しているのはここ、「カーブドッチワイナリー」だけとのことです。
これにはちょっと驚きました。

新潟の海岸に沿った土地は葡萄栽培に適しているとのことで11年前から葡萄を栽培し、全て
園内でワイン作りの工程が進められます。

「ワインは真実をつめる」という古くからの格言にも忠実にワインを作っています。

また、体に入れるものだから安全なものを、と工場内部については包みかくさず見学、案内をし
ています。(ただし前日までに予約の必要あり)

ワイン工場の他、レストラン、パイプオルガンのあるホールなどもあり1日中楽しむことができま
す。

カーブドッチワイナリー 新潟県西蒲原郡角田浜 1668 電話 025-677-2288

ワイン好きの方は一度ここを訪れてみることをお勧めします。

それでは!9月いっぱいお休みをいただきます。ごきげんよう。

 

旧日本家屋からの木材をもとにドイツの建築家が設計
落ち着いた雰囲気で金曜日の夜はジャズ演奏があるそうです。




葡萄農場をバックに越智社長と犬のフジコ



隣接するガラス美術館 ガラスのメルヘン作品はとても
センスよく、体験教室もあります。電話0256-77-2611



2002年7月21日
                         
第2回

                      
 白山市場

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こんにちわ、Katsuraです。このところ蒸し暑い日が続きますが、皆さんお元気ですか?

さて、新潟市内の観光案内を見ますと「市場」が二つあります。一つが鮮魚の本町市場、そし
てもう一つが野菜の白山(はくさん)市場です。

今回はその白山市場を紹介します。

実は白山市場は「私の家の近くにある」というか「市場が近くにある」というのがひとつの決め手
で今のところに住んだのですが・・・。

野菜はおばさん(おばあさん)とうまく交渉して買います。
ちゃんと朝どりの野菜を売っているところもあれば前の日の残りを出しているところもあるので
品物はよく吟味しなくてはいけません。

朝、出掛けに朝市に寄ってしまうと気がつくとすごい荷物に!

思わずトマトを買ってそのまま出かけて帰ってきたらひどい状態になってました。でも、ついつ
い買ってしまうので、朝市の近く、というのは私にとってよいことばかりではないようです。

アクセス

新潟駅より越後線1つ目 白山駅下車ロータリーをつきぬけ徒歩3分。
朝5時から毎日(日曜日がメインです)お休みは第1・3火曜日、9時にはしまってしまいます。




ここが白山市場です。



笹団子を売っているおばちゃん。
新潟特産の*笹団子。やっぱり手作りは違います。
中には金平入り、というかわったものもあります。
(売り上げはほとんどおばちゃんの趣味?の温泉につぎ込ま
れているそうです)

*笹団子:あん入りのやわらかなヨモギ団子を3枚の笹で包み、
両端と中央をイグサでしばった形状でおなじみの笹団子。

古くは上杉謙信軍の携帯用食糧だったという歴史を持ちます。
現在の小豆あんが定着したのは日清戦争後で、おみやげとし
て売り出すため保存がきくようにと小豆あんの水分を減らすな
どして工夫、改良され、新潟みやげとして全国的に名を広めま
した。

団子を包む笹は防腐効果があるため日持ちがよく、また餅の
ヨモギは貧血や冷え性に優れた効果を発揮するとあって健康
食品としても人気のあるお土産です。



「これでしめてチン♪1050円ナリ」



2002年6月23日
                        
第1回

                      
ごあいさつ

こんにちわ。新潟で4月から、いや5月から純粋な?女子大生となりましたKatsuraです。
なぜ5月から純粋か、というと4月は前職の会社に籍を置いていたからです。

4月中は新潟ではとりあえずの引越しで暮らせるようにしておき、5月のGW中に本格的に引越し
をしました。

その新潟への最終的な引越しの途中で立ち寄ったお店をさっそくご紹介します。

新潟名産の「へぎそば」の中でも特に有名な道光高原の「いたや」です。

かなり古くからあるお店ですが、今はお店の前に駐車場も設け、遠方からのお客さんも来てい
るようです。とはいってもやっぱりナンバープレートは新潟県が圧倒的に多いですが。

さて、このお店は11時開店だったのですが、早く着いてしまった私たち一同はうろうろとしていま
したが、もう10時半頃からお店の前に行列ができてしまいました。

前に東京からわざわざ行った人の話だと12時についたのでは食べられないそうです。
東京からの方はかなり気合いを入れる必要があります。

お待ちかねのお蕎麦は「きろきろっ」と輝いています。すばらしい歯ごたえ!写真のものは4人
前だそうですが、あっという間に平らげてしまいます。

あとは季節もののてんぷらとしてフキのてんぷらを頼みました。こちらはほどよい渋みでとても
お蕎麦と調和して美味です。

ま、今度いけるのはいつになるのかわかりませんが、この味、歯ごたえはずっと記憶に残してお
きたいと思っています。

こちらにお越しになる際にはぜひ、お誘いください、わたくしご案内します。なんて。

道光高原そば いたや
関越自動車道 小出インター下車(東京から8000円弱)
冗談でなく、ちょっとわかりにくいかなあ、と思います。
電話 02579-9-3101





川端康成の有名な作品『雪国』の舞台となった新潟県。正確には湯沢周
辺ですが、この地域を含め県全域は”雪の新潟”と称されるほど、積雪と寒
さの厳しい土地。その中でも県の中南部に位置する小千谷市、十日町市な
どはその代表格で雪深い小千谷市の名産に、海草を使った珍しいそば
「へぎそば」があります。

へぎそばとは、「ふのり」という海草をつなぎに使ったそば。越後地方では
”へぎ”と呼ばれる杉の器に入って出されることから、こう呼ばれています。
器の中で小分けされたそばは、海の波を表しているといわれ、涼の趣が
たっぷりです。



いたやの周囲は自然がいっぱいです。訪れた時は野生の「すみれ」(左)「フジ」
(右)が見頃でした。当地特産の錦鯉が泳いでいる池もあり、蛙がゲコゲコ鳴いて
いたのが印象的です。



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