大竜寺(岡山市小橋町二丁目4-28)
本尊 釈迦如来
縁起
国清寺の山門をくぐるとすぐ東側に大竜寺がある。釈迦如来を本尊とする禅院で、本堂は入母屋造妻入となり西面しており、戦災のときも難をまぬがれた。 同寺はもと児島の郡(現岡山市郡)のあった香養寺という国清寺の末寺であるが、弘化四年に国清寺境内に移して法源院と号した。この寺号は国清寺の最初の名前である。 ついで明治二十二年六月赤磐郡周匝)にあった国清寺末の大竜寺をも合併した。このとき寺号を大竜寺に改めたと云われる。