【第2幕】
ふたりの結婚写真も撮影れ終え、いよいよ式が迫ってきます。ケイはなんとかジミーを振り向かせて、気難しいコンスタンツェより自分の方が妻として相応しいことをわかってもらいたいと、手にした古びた人形に向かって歌います。ガーシュインの代表作であるのみならず、ジャズ・ソングの中でも屈指の名曲と知られる "Someone to Watch Over Me" です。
ラリー・ポッターは密造酒を地下室から運び出すことになっていたのですが、結局は自分のダンスの腕前を披露せずにはいられません。また現れた取締官ジャンセンは、ケイがジミーの妻ではなく、執事の妻だと言ったことに首を傾げています。判事とコンスタンツェは昼食を注文します。マッギーとケイは給仕することになりますが、やったことがないために料理は次第に支離滅裂になり、判事とコンスタンツェは怒って外へ出ていきます。ジミーが登場すると、この家で若い女性達と過ごすことを "Heaven on Earth" だと歌います。
参考文献:イーマン・ウッド著/若宮貞徳訳 『ガーシュイン 我、君を歌う』
All Musicals ( http://www.allmusicals.com/o/ohkay.htm )
Wild Women of Song ( http://www.wildwomenofsong.com/kayswift.htm
)
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