那珂市/歯科/中川デンタルクリニック/

ヒトの歯は,顎骨(がっこつ)の中に植わっています
本物のヒトの骨で説明します

↑これは下アゴの骨(こつ)です.向こう側の赤い線と　緑色の線を見てください
緑色の歯のほうが根が出てきてますね.歯周病で歯の周囲の骨が溶けてなくなっています


↑これは下アゴの骨(こつ)をノドのほうから観察してる写真です
普通はこんな角度から見ることはできませんね
左右の赤い線の穴は,脳から出てきた下歯槽(かしそう)神経　という太い神経が
下アゴの骨(こつ)の中に入る穴です


↑赤い線の穴は,上の写真で下アゴの骨(こつ)に入った下歯槽(かしそう)神経の一部が
ほっぺた側に出てくる穴です　オトガイ孔(こう)と言って　左右に1個づつあります
青い線で囲んだ部分は,その部分まであった骨が歯周病で溶けてなくなってしまい
歯の根が露出してきてる状況です


↑これはヒトの上顎骨(じょうがくこつ)です.いわゆる上アゴと呼んでいます


↑上顎骨(じょうがくこつ)を左側から観察しています


↑上顎骨(じょうがくこつ)を　ひっくり返して　舌(ぜつ)のほうから観察


↑これは　上アゴの前歯(ぜんし)のプラスティック模型です
歯の中を通る　末梢神経と細い血管の模型
ムシバが深く進行すると　この神経が細菌に襲撃されて
炎症を起こし痛くなります


↑前歯(ぜんし)の中を通る　末梢神経と細い血管のプラスティック模型


↑麻酔して神経を取ったあとは空洞のままにしておけません
神経と血管が存在していた部分に　ゴム状のもので
緊密に封鎖させたプラスティック模型です


↑歯にかぶせる冠(かん)を装着させるために　土台になるコアというのを
入れる必要があります
歯の根に穴をあけて型を採得します


↑これが金属で作った土台(コア)です


↑コアを歯の根に接着剤でセットしたプラスティック模型


↑このままではかぶせられないから　また削って1周り小さくして型をとります


↑これが完成した前歯(ぜんし)用の冠です
保険適用のものですから裏側は銀色になります
裏側が銀色でイヤだという人は　保険適用外のセラミック冠で全部白色にします


↑接着剤でセットしたプラスティック模型です


↑これもプラスティック模型です.人の口の中でやる場合はこういう雰囲気です


↑写真が暗いですが　保険適用外の全部白いセラミック冠です


↑全部白いセラミック冠をセットした模型です


↑ウラ側から見ても　真っ白ですね


↑下アゴの奥歯が一部ムシ歯になったので,削って型をとって 部分的な金属(インレ−と呼ぶ)をセットした模型です


↑部分的な金属で収まらない大きなムシ歯は,全部金属で覆います
奥が銀色でイヤな人は,保険適用外の全部白いセラミック冠を使います
前のほうは,裏側が銀色の　保険内のブリッジ(橋渡し)の模型です


↑下アゴの赤い部分は前歯(ぜんし)が抜けた模型です
こうなってしまった場合は,両側の歯を削って(黒い線で囲んでる)型をとります


↑ブリッジを接着剤でセットした模型です
写真がピンボケでした(^^ゞ


↑保険適用のブリッジなので,裏側は銀色です


以上　簡単な歯の構造と　かぶせる方法についての概略でした

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