2007年コラム

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◆2007年スタート(2007.1.1)

ひとまずあけましておめでとうございます!2007年プレイボールでございます。「転がる石に苔むさず」ということわざがありますが、わたくし2007年は絶えず挑戦を続けて苔のむさないよう転がり続けたいと思います。みなさま本年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

◆勝ち運(2007.1.3)

先日京都にあるスポーツの神様「白峰神社」に必勝祈願に行きましたが、今年はさらに他力本願を追い求め「悪運を切り、良縁を結ぶ」という「安井金比羅宮」にもお参りしてきました。ここには「縁切り縁結び碑(いし)」というものがあり、お札にお願い事を書いて表から穴を通って裏に出ると悪縁が切れ、再び裏から表へ穴を通り抜けると良縁が結ばれ、最後にお札を碑に貼るとお願い事がかなうそうです。もちろん私も「チームの負け運が切れ、勝ち運がつきますように」とお札に書いて挑戦!ただ、穴がビミョーな大きさだったので、私の豊満なボディ…というか怠慢なボディで通り抜けられるのだろうかとかなり不安でした。ところが、私よりスリムな女性や男性が次々と挑戦するんですが、みんな動きがトロいんですよ。イライラした私は「なんでそんな細い体やのに通り抜けるのに時間がかかるんや!世の中には素早いポッチャリさんもいるんじゃ!」とばかりに高速で穴をくぐり抜けて拍手喝采を浴び、メタボリック系市民の社会的地位を高めてきました。しかし、メンバーに「あんた、そんな速さで通ってちゃんとお願い事したん?」と聞かれてハッと冷や汗。そういえば穴を通る時にお願い事をしなければならないんですが、スピードを追求したためにすっかり忘れていたような…。でもみんな、大丈夫。「負け運が切れますように」とだけはお願いしたから。まぁ、「勝ち運は自力で」っちゅうことなんで、よろしくお願いします…。

 

◆スーパーおばちゃん(2007.1.6)

私の会社は若い人が少なくて高齢の人も多いんですが、中でも60歳を越えてがんばっているおばちゃんがいます。最近の仕事は機械化が進んでいろんなマシンを動かさなければならないんですが、若い私たちでもわからないことをどんどん吸収していこうというおばちゃんの姿勢にはほんま頭が下がります。たいして勉強もしていないのにすぐに仕事を投げ出すオッチャンや、若いのに勉強すらしないで適当に仕事をごまかそうとする若造を見ていると、なんでそんな風になってしまったんやろうかと残念に思います。さて、おばちゃんは最近パソコンを買ってメールをしたり、ブログを書いたりしているそうですが、朝礼で新年の挨拶があったとき「今パソコンを覚えています。失敗もするけど1つ1つできるようになっていくのが本当に楽しいです。そう思えば、私は若い時に無駄な時間を過ごしてしまった。こんなに楽しいことがあるなら、もっと早くに挑戦しておけばよかった」と話していました。そう言っている時のおばちゃんの目はキラキラしていてとても印象的でした。60歳を越えてパソコンを覚えるのは本当に大変なはずですが、その苦労を楽しみに変えられる、そんな生き方をしているおばちゃんは、私の目指す人生の達人なのかもしれません。立派な人は、テレビの中でも本の中でもなく、けっこうすぐそばにいるもんですな。

 

◆年賀状の怪(2007.1.8)

昨年末、年賀状も出し終えてテレビを見ていると、奈良に住む大学時代のツレから「よしみとさちこは相変わらず派手やなぁ」というメールが来ました。でも私の友だちには「よしみ」も「さちこ」もいないので、ツレに「間違ってメール送ってきてるで」と返信したら、「ちがう、紅白や。天童よしみと小林幸子のことや!」と返って来ました。…そんなもんわかるかっ!だいたい、なんでワシらがよしみと幸子の心配をせなあかんねん!ムチャクチャなヤツやなと思っていたら、元旦に今度は「うちの年賀状届いた?」とメールが入ったんです。でもその日は届いておらず、さらに2日経っても3日経っても彼女の年賀状が届かないんですよ。おかしいなぁ、奈良は飛脚が届けるから遅いんかなぁ?というアホな話を2人でしてたんですが、6日経っても来ないので、飛脚がどっかで倒れてるんじゃないかと心配になって郵便局に聞きに行こうとしていたら、ようやくツレからの年賀状が届いたんです。しかしですよ!その年賀状の宛名を見たら、なんと私の名前が間違っていたんです!!マジで信じられん!そら、郵便局でも飛脚でも届けられんわ…。彼女とは12年の付き合いになりますが、ちゃんと名前も覚えられてなかったのかと思うと、ほんまにウチら友だちなんやろうかと疑わしくなってきた2007年の始まりでした。

 

◆深谷シネマ(2007.1.10)

今年の正月はとてもヒマだったので、家でまさにコロコロクリーナーのようにゴロゴロしていると、親から「ほら、これ読んでみ」と「深谷シネマ」という映画館からの年賀状を渡されました。話を聞くと、うちの父親が映画会社で働いていたときの友だちが、会社を辞めて「深谷シネマ」という小さな市民映画館を作ったということです。場所は埼玉県の深谷市。50席ほどの小さな映画館だそうですが、料金は一般1000円でかなり安いです。最近では街の小さな映画館がどんどん潰れてしまってますが、深谷の街でも映画館がなくなってしまったことを知って、その友だちがこの市民映画館を作ることにしたんだそうです。このごろはショッピングセンターなどと併設された複合映画館(シネコン)が主流ですが、それとはまた別に、地域に根ざした映画館というのもなかなかカッコイイですよね。お近くのみなさま、機会があればぜひとも足を運んでみて下さいませ。それにしても、映画好きが高じて映画館まで作ってしまうというのは本当に夢のある話だと思います。私も正月からゴロゴロ床掃除してないで、今年は野球場を作るくらいの勢いで頑張らんといかんですな!

 

◆もののけたちの街(2007.1.13)

昨年の年末、忘年会の帰りに自宅近所にある団地の植え込みで、猫がガサガサ動いてたんです。でもちょっと違和感を覚えたので自転車を止めて振り返ると…タヌキ???猫じゃなくてそこには「タヌキ」がおったんです!しかし、わが街は200棟もの団地が密集する巨大コンクリートジャングル。そんな場所に野生のタヌキがいるはずがありません!たとえて言えば「洗濯機のフタを開けたらドラえもんが入っていた」というくらいの衝撃なんですよ。驚いてそのタヌキを見ていると向こうも私に気づいたようで、トコトコと違う方へ逃げ出したんですね。私もとりあえず捕獲しなければ!と夜の12時に団地の植え込みでタヌキを追い回したんですが、「キューィ!」と助けを求めるような鳴き声を出したので、かわいそうになってそのまま逃すことにしました。そしてその週、メンバーにその衝撃的な話をしたんですが、こんな大発見にもかかわらず「うちの家の近くにもいるかも」「私の近所ではイノシシが出ますよ」とけっこう日常茶飯事モード。う〜む、ヘタしたらトトロとかもいそうですな。でも私の住んでいる街はそんなおっことぬし様がいるような国立自然保護区域とちゃうんですけどね。まぁ、ツチノコの話をしたときよりかは信じてくれたんで、とりあえずはよしとするかな…。

 

◆30分(2007.1.15)

ここ数年ですが、なんかほんまに仕事が忙しいです。仕事がたくさんあることはいいことだと思いますが、今の編集スタッフのキャパを超えるような仕事量なんですよ。おかげで夜の9時や10時まで残る日が多くなってきたんですが、うちの会社は始業が朝8時なんですよね。夜遅くまで働かせるのに朝も早いのかと思うとほんま頭に来ます。まぁ、中小企業なら就業時間が8時〜17時というのも珍しくないですけど、どうせ同じ8時間働かせるなら9時〜18時にしてくれたらいいのにねぇ。一応昨年から役員会議で「始業を9時に遅らせようか」という話は何度も出ているそうですが、なんせ権限を持っている人たちが朝5時には自動的に目の覚めるご老体ばかりなので、なかなかこの案が通らないんですよ。こうなったら10時に出勤して「勝手にフレックス」でもしたろかと思ってたんですが、なんと昨年末の会議で就業時間が8:30〜17:30にあっさり変更されたんです!う〜む、裏に何かあるのかもしれませんが、ひとまず喜んじゃおう!30分とは言え、朝少しでもゆっくり出来るのはありがたいですね。このままの勢いで9時〜17時をめざしたいですが、とりあえず少しずつ、確実に変えていけたらええなぁと思います。

 

◆時々立ち止まって(2007.1.17)

前回も書きましたが、最近はほんまバタバタと忙しいです。今日も朝起きて、寝ぼけたままでご飯を食べて、慌てて家を飛び出して、遅刻寸前で会社に転がり込んでイスに座ったら仕事の山。パンフレットやチラシや雑誌やHPなど5本も6本も仕事が入ってくるんです。しかもこれを1日や2日で仕上げろというんですよ。ほんまどないせぇっちゅうんでしょうかね。マンパワーもマシンパワーも限界いっぱいのところでフル稼働してるのに、さらに仕事をねじ込んでこようとするのはなんでなんだと思います。しかも途中で担当営業がバックレましてね〜。ほんまおケツの穴から手ぇ突っ込んで奥歯ガタガタいわしたるど!ってくらいチーフは怒ってました。なんかねぇ、毎日毎日締切に追われて、ただひたすら仕事を片づけるだけのような日々ですね。そうやって今日もものすごい勢いで過ぎて行きますが、夜遅くに家に帰って、ご飯を食べながらテレビに目を向けると画面の中でたくさんのろうそくがゆれていました。そうですね、今日は1月17日でしたね。人生にはどんなに忙しくても、時々立ち止まってちゃんと考えないといけないこともあるのかもしれません。また週末にもう一度、震災について自分の中で考えようかなと思います。

 

◆灯台もと暗し(2007.1.20)

先日、ちょっとショッキングなことがありました。それは、私の一番のお気に入りのカブリモノ「タイガーマスク」がボロボロになって使えなくなったことです。某コーナーでかぶり続けて酷使していたため、ゴムが傷んでボロボロに破れてしまったんです。まぁ、でも代わりのタイガーをもう一度買えばええわと思ってたんですが、ネットで注文してもメーカーが生産終了していて在庫がないんだそうです。結局どこに問い合わせてもタイガーはなく、大手の店に足を運んでも見つからず、もうタイガーとは二度と会えないんだろうかとちょっと悲しくなりました。しかし最後の望みを託してネットで検索しまくっていると、ついに怪しげなパーティグッズ販売サイトで「タイガーマスク」を発見!ワラをもすがる気持ちで注文しようとしたら、なんとその店の住所が家の近所なんですよ。アレッ?と思って店の写真を見たら、そこは私が昔から行っているパーティグッズ専門店「ALL AMERICAN」でした。確かにこの店はディープなモノを扱っていて、マニアの人には知る人ぞ知る店なんです。な〜んや、あちこち探したのにこんな近くにあったんですね。まさに灯台もと暗し。翌日さっそくタイガーを買いに行きましたが、でもやっぱりモノは大切にしなきゃだめだなぁと痛感しました。今度からちゃんと陰干ししよう…。

 

◆最遅ランナー(2007.1.22)

日曜日、練習でベースランニングをしました。久々に走ったのでほんまきつかったです。今日脇腹が痛いのは、きっとゼーハーしすぎて横隔膜が筋肉痛になったからかもしれませんね。くそ〜、ほんま情けないですな。そういえばここ数年、「チーム最遅ランナー」の地位を防衛し続けていますが、そろそろこの王座も返上しなければと思います。でもみんなとは10kgくらい体重差がありますから、どうしても不利なんですよ。いっぺん10kgのコメを抱えてベースランニングしてみたらわかると思いますが、本当に体が重くて前に進まないんです。じゃあ、やせればいいじゃないかと思うかもしれませんが、柔道界「重量級」出身の私にとっては60kg以下のボディは幼児体型でしかありません。60kg以下に体重を落とすことは、DEBUとしてのプライドが許さないんです。それにチームに一人くらいはDBがいた方が、キャラクター的なバランスが良いような気がするんですよね。なのでやっぱりこの体重をキープしながら、身体能力を高めるしか道はありません。春までに高速で動くDBを目指して「チーム最遅ランナー」からの脱出をはかりたいと思います!!!

 

◆受けた恩は(2007.1.24)

先日カブリモノの写真をまとめているとき、アルバムから懐かしい顔をたくさん見つけました。ひとりひとり、本当に世話になったなぁと思うと、もう一度会いたいという気持ちにかられます。そういえば以前、同じ関西チームのRBデンジャラスさんがチームを卒業したメンバーと現役のメンバーとの新旧交流戦をしたそうで、機会があれば私たちもそんなことをしてみたいですね。さて、私が若い頃、その写真に写っていたアッフェの先輩や他のチームの先輩たちに本当にかわいがってもらいました。毎週飲みに連れていってもらったりしてね。もちろん怒られることもありましたが、それで恥をかかずに済んだこともたくさんあって、今では本当にありがたいと思います。なんとか恩返しをと思うんですが、その話をするたびにある先輩は「上から受けた恩は下に返すもの」と言うんです。つまり、恩は自分に返さなくていいから後輩の面倒をみなさい、ということですね。なるほどそうやって代々受け継がれていくモノなのかもしれません。あれから数年、私もチームでは高齢の部に属するようになり、チームにも若い子も入ってきました。いよいよ恩返しのチャンス到来ですね!でも、度々若い連中を呼び出して私が遊んでもらってるので、どちらかというと恩を仇で返してる感は否めないな…。

 

◆パーテーション(2007.1.27)

前にも何度書いていますがウチの会社、ほんまにボロいんです。15年前先輩が入社した時は、入り口にペンペン草が生えていたというありさま。うちの課も床のシートがはがれまくってるし、壁もシミだらけだし、古い学校の教室みたいな感じです。ところが先日、朝会社に来ると「今日、取引先の部長さんが視察に来るから」と告げられまして、うちの課は大パニック。どうせ汚いから整頓してもムダだと思って、部屋中散らかり放題だったんです。慌てて片づけたんですが、タイガース・グッズやガンダムシリーズは隠せてもや床や壁はどうしようもないですね。もうありのままを見てもらうしかないと部長さんを部屋にお通ししましたが、幸い、部屋のボロさは気にならなかったみたいです。それでもかなり恥ずかしかったので、せめてアメリカのオフィスでよく見る「パーテーション(仕切り)」で個人の机を仕切ってかっこよく見せようという案がでたんですが、ケチケチ会社なのでそんな金も出してくれそうにありません。こうなったら自分たちで作ろうということになり、先輩が段ボールで自作のパーテーションを作成(右写真)。う〜む、意外にも完成度が高かったです。なんか秘密基地みたいになりそうですが、これもみんな貧乏が悪いんや…。

 

◆春風ひろし(2007.1.29)

昨日の練習の参加メンバーは「三十路軍団 featuring 15歳」という異色の取り合わせでした。クソ寒い河原でオバハンどもが老体にむち打って転げ回ってるのに他の若いモンはどないしたんやと思いましたが、まぁ、それはそれで楽しかったです。ところで、三十路が集まるとやはり話題は老化現象。かさぶたや青タンが2週間以上とれないとか、肌が水を弾かないとか、オールナイトはもうムリとか、そんな話ばっかりです。しかも飲んだくれピッチャーのWが言うには、脳みそもだんだん衰えてきたんだとか。先日そのWが買い物をした時、レジで「お会計530円になります」と言われて千円札を出し、その店員から「お釣り530円でございます」と渡されたのに何も疑問に思わず、自宅に帰ってから「お釣りは470円やン!」と気づいたそうです。やっぱり歳とると注意力や判断力も衰えるモンですねぇ…。そしてさらにそれを裏付けるのがこの写真。河川敷の練習場に行く途中に見つけたのですが、どうみても「春風ひろし」公園ですよね。三十路軍団はみんな「春風ひろし」という名前のピン芸人が作った公園なのかと思いましたが、15歳のメンバーにはちゃんと「春風ひろ」と見えたらしいです。こわいね、老化って。

 

◆自分をほめてやろう(2007.2.3)

「この大会に選ばれたことをもう一人のあなたに よくここまで来たねとほめてやってください 練習のつらさ 負けた悔しさも それでも走り続けた訳も 君だけが覚えている 今夜は自分をほめてやろう」先日、S家に遊び行った時にパパさんが見せてくれた「自分をほめてやろう」という歌の一部です。自身がトライアスロンやマラソンのランナーでもある「高石ともや」というフォーク・シンガーが作詞作曲しているんだそうですよ。この歌詞を読んでハッと思いつく方もいるかもしれませんが、これはアトランタオリンピックの女子マラソンで銅メダルを取った有森裕子選手が言った「自分で自分をほめたい」という言葉です。実は、ある大会で高石氏が応援歌として歌った時に有森選手がその場にいたんですね。そしてそれ以来、有森選手の日記に大切に挟まれていたその歌詞は、後のアトランタオリンピックで彼女自身の活躍とともに脚光を浴びることになったのです。私も歌詞の全文を読んだんですが、有森選手があのとき「自分で自分をほめたい」とそう言った気持ちがわかるような気がしました。自分のことをそういうふうに考えたことがないので、スポーツをする者としてこういう新しい価値観と出会えるのは本当に幸せですね。ここ3日ほど風邪をひいて寝込んでしまったんですが、インフルってる場合ではありませんな。仕事でも野球でも自分をほめられるくらい頑張りたいです。また興味のある方は自力で歌を探して聴いてみて下さいね。

 

◆全力豆まき(2007.2.5)

先日練習後に節分の豆まきをしました。大阪アッフェ、意外にも年中行事には敏感に反応します。1日ほどズレてたんですが、この際騒げたらいいので関係ないですね。一応1週間前から綿密に打ち合わせをして計画を実行し、もちろん首謀者の私が鬼の役を務めました。ところが最初はみんな「鬼は〜外!福は〜内!あはははは」というなごやかな雰囲気でパラパラとマメを投げていたのに、私がマメを完ペキによけているとやつらだんだんマジになってきて全力投球を開始。ピッチャーのWは投球練習よりもはるかに精度の高いコントロールでバシバシ当ててくるし、普段私がいじめて遊んでるYはお面で防護されていない部分(アゴとかですね)をねらってマメをおもっきり投げつけてくるんですよ。なんかもうみんな目がギラギラしててちょっと怖かったです。ほんま大人げない。っちゅうか、試合でもそれくらいムキ出しの闘争心があればいいのにねぇ…。ほのぼの豆まき企画だったのに若干殺気だってしまいましたが、まぁ、ひとまずイベントを完遂できてよかったです。また来年はグレードアップした豆まきをしたいですね。

 

◆リフレッシュ!(2007.2.7)

と、いうことで気がつけばもう2月。毎年恒例の管理人リフレッシュ休暇の時期でございます。2月から3月末まで会社が繁忙期になるので、その期間は更新をサボりまくることを高らかに宣言しているわけですな。しばらくはここ(コラム)の更新は多少滞ると思いますが、その間に他のコーナーを整理整頓していこうと思います。たまには休まんとね〜、時々何も書くことがなくなったりするんですよ。1時間くらい画面とにらめっこしても何も浮かんでこなかったりしてね。15分くらいで書けるときもあるのに、不思議なモンです。よく考えたら、確か2001年の夏くらいから書き始めたので、かれこれもう6年くらい続けてるんですよね。2003年以前のモノは記録を残していないのですが、それでもバックナンバー見るとよくもここまで書くことがあったなと思います。でも、こうやって自分の思うことや感じることを表現できる場所があるというのは幸せなことなので、今後もぼちぼち続けていきたいですな。それでは管理人しばらく遊びほうけてきます。4月からは破竹の勢いで更新しますので、またのぞきに来てやって下さいね!

 

◆アキバおでん缶(2007.2.14)

久々更新したと思ったら、なんなんだこの写真は?と思われるかもしれませんが、これは先日東京へ出張に行った先輩のお土産「おでんの缶づめ」です。以前、週末会議で秋葉原の自動販売機に売っている「おでん缶」が話題になったんですね。で、先輩はずっと気になっていたらしく、わざわざ秋葉原まで買いに行ったそうです。結局おでんが売ってる自販機は見つからなかったそうですが、その代わりこの「おでん缶づめ」を発見し、課のみんなに買ってきてくれたというワケです。ところが先輩の外見は、短髪で体がプロレスラーくらいゴツくて、しかもスーツを着るとどう見てもマフィアのボスにしか見えないんです。そんなコワもての人がこの缶づめ持ってレジに行ったのかと思うとかなり笑えますね。その勇気ある行動に敬意を表したいです。ちなみに缶を開けて食べたチーフによるとタマゴやちくわ、こんにゃく、大根などが入っていて普通に美味しかったそうですよ。私も近いうち、メンバーと缶づめの開封式を催したいです。ところで先輩の話ではメイド喫茶はけっこう潰れていて見つけられなかったそうです。なんかメイド喫茶も淘汰されてるらしいですよ。今年も東京に行けたら、絶滅する前にもう一度メイド喫茶に挑戦したいですな。

 

◆不二子路線(2007.2.19)

さて2月も半ば、早いもので来月からはシーズンがスタートしますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私はチームで高齢の部に属するため昨年からコンディショニングにとことん気を配るようにしてるんですが、そのおかげで最近は体の状態がすこぶる良好です。でもシーズン前にもう少し体作りをしようと、短時間でも効果が出るという最新式の秘密トレーニングを導入しました。3ヶ月くらいでシェイプアップも可能ということで、良い結果が出たらまたご紹介しますね。ところでその秘密トレーニングを導入するためにお店に行ったら、「体組成測定器」というので筋肉量や脂肪量を測ってくれたんです。そしたら私の体脂肪率がなんと22%やったんですよ!家にある測定器で測ったら常に30%をキープしてたのでほんま驚きです。しかも筋肉量は平均値より上という想定外の好成績。いや〜、なかなか嬉しい結果ですが、でもよく見たら総合評価のところに「堅太り(並)」って書かれてました。むー、これって喜んでええのかな?しかも「並」て、ワシは寿司かっちゅうねん。でもまぁ、この状態でトレーニングをすれば3ヶ月後には軽く「峰不二子」くらいにはなってるな…。今年はデブキャラで通そうと思ってたんですが「不二子路線」に変更です!スリムボディになったらバイクに乗って砂浜を走り続けてやるぜ!

 

◆続けること(2007.2.24)

私は印刷屋に勤めているので、小説サークルの同人雑誌を作る仕事を担当しています。そこは定年退職したおじさんおばさん世代が集まったサークルで、小説雑誌を1月と7月の年2回発行しています。私も担当して6年になりますが、最初は全く興味がなかったのに内容をじっくり読んでみるとだんだんおもしろくなっきて最近はかなりハマッてます。ところが今年、冬号を出す時期なのに全然原稿が入ってこないんです。ひょっとしてサークルがつぶれたのか、とメチャクチャ心配になって営業に聞きに行ってもらうと、リーダーの方が入院されていて編集作業が遅れていたそうです。いやでも、ほんま潰れてなくてよかったです。なんか、作っているうちに自分もその雑誌のファンになってたんですね。そのサークルもいろいろあるみたいですが、20年以上続けてるんだし私みたいなファンが1人でもいる限り長く続けてほしいです。ほんまにね、私も10年このチームにいて、「続けること」の大切さを痛感しています。練習に4〜5人しか来なくて、「もうダメだ、このチーム」と思うような状態が本当に何年も続きました。それでもなんとかなんとか乗り越えて、続けてこれたことがうちのチームの唯一の自慢でしょう。9人そろって試合が出来る、原稿がそろって本が出せる。でもたったそれだけのことが出来ないこともあるんです。だからチームが存続して野球をする場所があって、なおかつ試合が出来る、そんな環境に感謝するキモチを忘れてはいけません。人はどんなことに対しても傲慢になってはあかんのでしょうな。

 

◆雨のバッティングセンター(2007.2.27)

私は毎日チャリンコ通勤をしていますが、その通勤路の途中になじみのバッティングセンターがあります。バーチャルなのに激安ですし、夜10時までやってるので残業で遅くなっても行けるんです。ここ3年は毎週通っているので、店長とはオトモダチのような関係で、今は週に1回顔を出して世間話をするのも楽しみのひとつです。ところが、今日もいつものようにそのバッセンにいって打ち込んでいると、突然どしゃぶりの雨が降ってきたんですね。他に客がいなかったので店長と「あ〜、これは当分帰れんなぁ…」と話し込んでいると、「そうや、今のうちにマシンの調整をせなあかん」と、おもむろに店長がコインを取り出して、全てのバッターボックスのマシンを動かし始めたんです。ふ〜ん、大変やなぁと思いながらボンボン投げられるボールを見ていると、店長がボソッと「…打ってもええで。今日は特別や」と言ってくれたんですね。ウホホ、今日はラッキーや!と思いながら調整の球をボコボコ打ったんですが、でも後から考えたら店長は雨で帰れない私のためにわざと調整を入れて打たせてくれたのかもしれません。というのも雨が上がったら調整も止めちゃったんですよ。やるやんけ、店長…。その粋な計らいに、ニヤニヤしながら帰った雨上がりの夜道でした。

 

◆花粉舞い散る中で〜2007〜(2007.3.3)

さて、毎年のように書いていますが、今年も花粉の季節がやってきました。花粉症歴16年を誇るわたくし管理人は、毎年あの手この手で花粉と戦っていますが、今年もまた新たな花粉症グッズにホイホイと手を出しては業界の思うがままに踊らされています。で、去年からは「花粉にふれてはイケナイ!」ということで、このようなことを試していたのですが、さすがに実用的ではなかったので今年はこのグッズに手を染めてみました。それが鼻マスク「ノーズマスクピット」!簡単に言うと、「鼻に栓をして花粉の進入を防ぐ」というモノです。管理人の鼻の穴を大公開しますが、装着するとこのような感じです。思ったほど目立ちませんし、呼吸も普通にできます。で、効果のほどはと言いますと、やはり物理的に花粉を吸い込まない状態なので症状がほとんどでません。マスクをしてるのと同じですね。ただ、これを入れてる間は鼻に異物感があって、花粉ではなくこいつでムズムズするので外出時のみ使用してます。まぁ慣れたらどうっちゅうこともないので、興味のある方はお試し下さい。最初はちょっと恥ずかしいですけど、世の中「君が思ってるほど他人は君のことを見ていない」らしいので大丈夫ですよ。

 

◆できる時に精一杯(2007.3.6)

今日、しばらく練習に顔を出していなかった若手メンバーからメールがありました。仕事や研修で1ヶ月くらい練習に来てなかったのでちょっと心配してたんですが、その間に本人は日曜日の練習に行けるよう仕事の調整を会社に頼んでいたみたいです。ほんま早く練習に参加できるようになるといいですね。ところでずいぶん昔の話ですが、私がまだ若くて自分の時間を自由に使えた頃、メンバーが練習にほとんど来ない時期があったんです。その頃はチームを引っ張らなければという責任感だけで、練習に来ない理由も聞かずに「みんなヤル気ないんや!」と一方的に決めつけていました。今考えたら少し恥ずかしいことですけどね。当時私は「クラブチームという環境で野球をする」ということが、どういうことなのかわかっていませんでした。学生、社会人、主婦、フリーター…それぞれが自分たちの生活を持ち、その生活の中から出来る限りの時間を大好きな野球に費やしています。でも練習に行ける日もあれば行けない日もある。誰もがみんな自分と同じ自由な環境でチームに関われているわけではないんです。私はそれをわかっていませんでした。だから今は、毎週練習に来れなくても、できる時に自分の精一杯をやればいい、そう思います。「なんで練習来ないんや」と責める前に、メンバーそれぞれがチームに関われる時間を一生懸命つくりだそうとしてるんだということを、常にスタート地点にして考えられるようになれたらいいですな。

 

◆雨降って(2007.3.12)

昨日は明石で合同練習だったんですが、残念なことに前日の雨がひびいてグラウンドが使えず、合同練習は中止になってしまいました。しかしながら、実はワタクシ内心ホッとしておりまして…。というのも合同練習の前日に友だちと限定品の大吟醸を1瓶空けたうえにWiiで大暴れしてしまって、朝起きたらものすごい二日酔いと筋肉痛。この状態で強豪チームとの激しい合同練習をおこなうと、いろんなモノをリバースしてしまうのでは…と戦々恐々としていたワケなのです。なので、練習できなかったのは本当に残念だったんですが、ま、ある意味助かったかなと心の中で思っておりました。で、結局そのあと、合同練習をする予定だったチームの人とボーリング&カラオケに行ったんですが、顔見知り程度だった人ともけっこう仲良くなれてほんまメチャクチャ楽しかったです。しかもみんな芸達者でかなり笑えたので、ワタクシも若いモンに負けじと対抗しようと思ったのですが、キャラが定まらなかったのと酒の量が足りなかったのとアドリブに弱いのとでマイベストを尽くせずに終わってしまいました。普段から小道具に頼ってるのがよくないんでしょうな……反省…。ま、深夜2時からの管理人は多少はオモシロイので、またみなさま、夜の部にてハジけましょうね!!!

 

◆ユニフォームを着なさい(2007.3.16)

みなさんにも「頭の上がらない人」がいると思いますが、私にも何人かいます。その一人が神戸のチームのAさん。私が女子野球界に入った時からよく面倒をみてもらって、怒られることもたくさんあったんですが、でもそうやって育ててもらって私もなんとか一人前になれたと思います。ところで、だいぶ昔の話ですが私は1度だけ本気で野球を辞めようと思ったことがあるんです。その時にいろいろ迷ってAさんに相談したら、何度もメールをくれて、いろんなところへ連れ出して話を聞いてくれてね。本当にありがたかった。そうしてるうちにチームの試合があったんですが、私は自分の戻る場所がないように思えて私服で見学しに行こうと思ったんです。するとAさんに「それはあかん。ユニフォームを着なさい。試合に出なくてもベンチに入りなさい。お前があのユニフォーム着なくてどうするんや!」と怒られたんです。それがほんまにうれしくてね。全然別のチームの自分のことをずっと見ててくれて、ちゃんとわかってくれてる人がおったんやと思えたら、なんかほんまに泣けてきて。「自分は何してるんやろう、早くみんなのところに戻らんと」という気持ちになりました。だからいま私が野球を続けてるのは、間違いなくAさんのおかげです。ほんま言葉にできんくらい感謝しています。そしてそのAさんたちは現在独立して新しいチームで活動しているんですが、その神戸プロシオンさんのHPをリンク集に追加しておりますので、みなさんまた足を運んで下さいね。

 

◆新ケータイ(2007.3.19)

突然ですが携帯をソフトバンクに変えました。本当は番号ポータビリティ制度でauに乗り換える予定だったんですが諸事情がありまして、ソフトバンクと新規契約したんです。ところがですね、私が今まで使ってた携帯はツーカーのプリケーだったんですよ。カメラもついてないし、ネットもできないという骨董品のような携帯で、メンバーNには「何それ?室町時代の携帯?」とバカにされ続けてたんです。でもようやく最新の携帯を手に入れたものの時代の波にとことん乗り遅れた結果、最新式の携帯の機能にまったくついていけないんです。店員さんにいろいろ説明されたんですがさっぱりわからず、家に帰ってから説明書を読んでみても何のこっちゃわかりません。半角英数字を出すのにも四苦八苦するような状況で、新携帯を目の前に途方に暮れています。もう私のようなヤツは糸電話で十分だと自信喪失していたところ、追い打ちをかけるように衝撃の情報を入手しました。私のライバルで、以前ご紹介したメンバーMのおばあちゃん(88歳)がなんとAQUOS(アクオス)ケータイに変えてテレビを見ているらしいのです!!くそ〜、また負けた!なんか私が1歩進むたびに、おばあちゃんは10歩も20歩も先を進んでいるようです。追いつくのにまだまだかかりそうですが、近いうち私も新しい電話番号とメールアドレスをみなさまへお知らせできると思いますので、それまでは旧ケータイへご連絡下さい…。

 

◆卒業式おめでとう!(2007.3.22)

さて、今月の20日でこのホームページも7歳の誕生日を迎えました。ここまでよく続けて来れたモンだと思いますが、もともとこのホームページはメンバーを募集するために作ったものなんです。今はワタクシ管理人のオモチャになっていますが、それでも今のチームではこのページを見て入部してくれた人がたくさんいるんですよね。で、その中のメンバー「トク」と「タサ」が昨日、大学の卒業式を迎えました。大学入学と同時にうちのチームに入った連中なので、私も保護者のような気持ちになって非常に感慨深いです。ところが話によると、そのタサがクラスを代表して卒業証書を受け取る役になったそうなんです。でもタサもなんで代表に選ばれたのかわからないんですね。で、みんなでいろいろ考えたんですが、タサの身長は150cm+α 。きっと「背の順」で一番前だったから選ばれたんだろうと、小学生レベルの推察力で答えを導き出したんですが、後ほど会社でその話をすると「アホ、普通そういうのは成績トップの子が選ばれるのよ!」とチーフに一蹴されてしまいました。そうだったのか…。タサは体育科を主席で卒業したんですね…。そうとは知らず「ちっちゃいからや!」と言い張ったロクデモナイ大人たちですが、トク、タサ、ともかく卒業おめでとう!社会に出たら大変なことがいっぱいですが、自分らしい生き方を忘れないでカッコイイ大人になってくださいね。

 

◆異文化交流(2007.3.26)

先日大学時代のツレの家に遊びに行った時に聞いたんですが、近所の中華料理店でおもしろいことがあったそうです。そこの店長は中国出身なので本格中華料理を食べれるんですが、ある日ツレがその店で食事をしていると、めずらしく台湾からの家族連れの客が入ってきたんです。ところが注文を聞きに行った店長とその台湾のお客さんとの間で、どうも言葉が通じないようなんですね。中国と台湾、同じ文化圏でも言語が通じないことがあるそうで、見かねたツレが双方の間に入ったんです。そしてよく聞いてみると、台湾人の家族連れは「台湾語」と「英語」、中国人の店長は「中国語」と「日本語」しか話せないんです。なるほど、これでは通じませんよね。なので英語が少しわかるツレが台湾人家族から英語でメニューを聞き出し、「ポーク、スイートサワー」→「豚、甘酸っぱい」→「酢豚」という感じで日本語に変換して、なんとか注文を中国人店長に伝えたそうです。いや〜、こんなことってあるんですねぇ。思わぬところで日本・中国・台湾の異文化交流です。ところがメニューを翻訳した時点で大満足したツレは、その後さっさと店を出てしまったそうなんです。「アタシがおらんかったらどうなってたかわからんわ〜」とツレは達成感に浸ってましたが、でも一番たいへんな会計の時まで残って通訳しないと意味ないですよね。ヤツは本当に異文化交流に役に立ったんだろうかと不思議に思った春の一日でした。

 

◆おじいちゃんの恋人?(2007.3.29)

先日メンバーWと話をしてたんですが、最近Wの90歳になるおじいちゃんが、家の中にいろんな人が出入りしていると言うんだそうです。ところがWにも他の家族にも見えず、おじいちゃんだけが見えるんです。おじいちゃんは目も耳も悪いし、認知症もあるから…と家族は聞き流していたそうですが、どうにもその話がリアルなんですよ。おじいちゃんが言うには、よく来るのが「おばさん」「ツカモトさん」「重松親分」「学生さん」の4人で、他にもきれいな女の人たちが遊びに来たりするんだそうです。ところがある日、おじいちゃんがWに「離婚だなんて言って悪かったと、あの人に謝っておいてくれ」と頼むんです。で、その先にいるのはおばあちゃんだったので、驚いて「おばあちゃんに言うの?」と聞いたら、「違う、あの若い女の子だ」と言うんです。どうやらおじいちゃんには、他にも学生風の若い女の子が見えているようで、その子と結婚までしているようなのです。女の人たちが遊びに来るし、若い子と結婚するし、それじゃあ生身のおばあちゃんがかわいそうですよね。でもWがおじいちゃんの話をよくよく聞いていると、その学生風の女の子、どうやら「若い頃のおばあちゃん」のようなんですね。実はおばあちゃんは16歳くらいの時におじいちゃんと結婚してるんですよ。だから、本当はおじいちゃんはずっとおばあちゃんのことを大切に想ってたんだなと少しホッとしましたが、なにはともあれWの家ではしばらくこの不思議な共同生活が続きそうです。

 

◆アリーナ席(2007.4.2)

早いものでもう4月…、管理人の「野放し期間」も終了し、特に誰も期待していなかったでしょうが今日からまたガツガツ更新していくんでテキトーにヨロシクお願いします!さて先日、高校時代の友だちから連絡があって懐かしい話で盛り上がりました。みなさんも学生時代「席替え」というのはビッグイベントだったと思うんですが、私は運の悪い方で「アリーナ席」と呼ばれる教卓のすぐ前の席に当たることが多かったんです。そして1学期の終わりに席替えでアリーナを引き当てたとき、目の前にある教卓の前板に消しゴムのカスで作られた「北海道」と「東北地方」が貼り付いていたんですね。どうやら前のアリーナ住人たちが先生の目を盗んで代々作り続けた作品みたいなんですが、私を含めた数人がそのあとを引き継いで「日本列島」を完成させました。これがなかなか良い出来で、クラスメイトには好評だったんです。ところが半年が過ぎ、卒業式を前に教室を大掃除をしていると、いきなり担任の先生に呼ばれたんですね。何だろうと思って行ってみると、教卓の前の日本列島を指して「君らが作ったんやから、最後は自分の手で取りなさい」と言われたんです。どうやら先生は、私やみんなが日本列島を作っているのを知っていたみたいで、学期末の大掃除でも壊さずに残していてくれたようなのです。さすがに卒業となると残せないので壊すことになりましたが、でも私たち生徒の子どもっぽいイタズラを大切にしてくれた先生の粋なはからいに、ちょっと心温まった出来事でした。

 

◆イベント・スケジュール(2007.4.4)

うちのチームには「イベント係」というのがあってチーム行事を企んでもらうんですが、先日その年間イベント・スケジュールを見せてもらいました。すると1月の必勝祈願や12月のクリスマスパーティは理解できるんですが、ところどころに「?」なイベントがあるんですよ。たとえば4月のイベント予定に「新入部員歓迎会」とあるんですが、新入部員が4月に入ってくるとは限らないですよね。で、なんで4月にわざわざやるのか理由を聞くと「世間が新歓で盛り上がってるから、ウチらも新人さんいなくてもやる」とワケのわからんことを言ってました。さらに2月の予定で「1月〜2月分まとめてお誕生日会」というのがあるんです。確かにまとめてやった方が効率的ですが、次は3月〜4月分のお誕生日会があるのかと思っていたら、12月の予定に「3月〜12月分まとめてお誕生日会」と書かれてました…。う〜む、君ら、そのへんのアバウトさはさすがやな…。まぁ、こんなチームなんですが、野球以外にバーベキューやボーリング大会、花火大会に遠足といろいろイベントをやってますんで、春から何か始めようと思っている方はぜひとも一度わがチームへ見学に来てくださいね。新人のいない新歓だけは阻止しなければ…。

 

◆ここはどこ?(2007.4.7)

朝目覚めると、大きな窓一面に明るい陽がさしこみ、遠くで小鳥のさえずる声が聞こえる。見覚えのない六畳の部屋の中央で私は寝ていた−−−。って落ち着いてる場合じゃなかったんです。なぜ見知らぬ部屋で寝ていたのかまったく把握できず、旅行に来たんだっけ?誘拐されたんだっけ?と大パニック。そしてあれこれ記憶をたどったらですね、実は前の日に同じ大阪のチームのSさんと飲みに行ったんですよ。で、1次会2次会と飲んでいるうちに、Sさんの家に行って飲もうという展開になったんです。そして夜中の3時まで約8時間飲み倒して、寝てしまったというわけだったんですね。いやでも夜通しSさんたちと語り合ったんですが、もうほんまヤバイくらい楽しかったです。けっこうたくさん飲んだんですが、やっぱ楽しい酒を飲むと悪酔いしないですね。ところでSさんと一緒にいて気づいたんですが、何気ない言葉や行動の中に「大人の包容力」みたいなのを感じたんですよ。なるほど、自分もこういうカッコイイ大人を目指さなきゃと思って、さっそくその日の夜の飲み会でチームの若いモンを相手に“大人の包容力ビーム”を浴びせようと思ったんですが、「迎え酒」が功を奏して“説教ビーム”になってしまいました。あ〜あ、カッコイイ大人になるには、まだまだ時間がかかりそうですな…。

 

◆魔法の言葉(2007.4.9)

先月ツレの家に遊びに行った時なんですが、栃木産の珍しい酒を手に入れたとかで酒盛りになったんですよ。で、けっこう酔っちゃってトイレに行こうと思ったら、玄関近くの物置に金属バットがあったんです。ハッ!これは振らなあかんやろ!と発作に襲われた私は、バットを取り出してツレの見ていないところでブンブン素振りを開始。ところが3回くらい振ったときにドゴォオッ!とものすごい音がして、振り返ると物置の壁が3センチくらいヘコんでたんですよ!ヤッバイ、これはなんとかごまかさないと…と思って、「何の音や!」と慌ててやってきたツレに「トイレのドアで足ぶつけてん!」と必死の言い訳をして乗り切りました。いや〜、ほんまあの時は一気に酔いが覚めましたね。ところが先日、用事があってツレの家に行ったら「自分、前にバットで壁に穴あけたやろ!!」と見事にバレてまして、そのあとこっぴどくしかられました。やっぱり自分では気をつけているつもりでも、酔ってたら全然ダメなんですねぇ…。もしみなさんも一緒に飲みに行くことがあって、私が酔って暴れそうなことがあれば「白浜!掃除機!ハイドン!」と叫んで下さいね。それでたぶんギャフンとなっておとなしくなるはずです…。

 

◆九字の印(2007.4.11)

最近、先輩が忍者モノにはまっていて、九字護身法の呪文というのを教えてもらいました。「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」というのですが、どこかで聞き覚えがあると思ったら密教や陰陽道で使われている護身の呪文でもあるんです。で、この呪文を唱えながら手で9つの印を結ぶんですが、先輩が言うには、忍者はこの九字護身法を精神統一の手段として使っていたそうです。忍者は過酷な闘いを強いられるため強い精神力が必要とされましたが、この九字の1つ1つに「窮地に追い込まれてもくじけない」とか「自分の考えを客観的に判断する」というような意味があり、忍者はその言葉を唱えながら印を結び、自分のココロを鍛えていたというわけなのです。う〜む、なるほど、こういうものなら私も使えそうですね。課題ができなくて逃げたくなった時、自分の失敗を他人に転嫁してしまった時、メンバーの悪いところしか見えなくなった時、人を責めることしかできなくなった時、一緒になってあおってしまった時、人を信じられなくなった時、自分の間違いを受け入れられなくなった時…もろもろに思い浮かぶ自分の弱さを印の力で断ち切れたらいいですな。自分の中の巨大な負の力に飲み込まれそうになっても、踏みとどまり、どうかどうか、強い心で本当に進むべき道を正しく選べますようにと思います。ニンニン。

 

◆どんぶりの課題(2007.4.14)

うちの会社、残業になると近くの定食屋から出前を頼めるんですが、注文できるのが500円以内のメニューというケチケチぶり。そうなると頼めるメニューが、うどんやどんぶりモノに限られてしまうんですね。ところがみんながどんぶりモノを頼むと、どれが親子丼なのか他人丼なのかキツネ丼なのかわからないので、定食屋の店長がどんぶりのフタにたくわんを乗せ、その上からラップを巻いて、さらに何どんぶりかわかるようにマジックで「親子丼」「キツネ丼」と書いてくれているんです。で、先日、私は用事があったので早めに帰ったんですが、残ったチーフたちが定食屋にどんぶりを注文したら、いつもはそっけない字で「キツネ」と書かれてあるのにその日はなんとキツネの絵が!どうやら持ってきたのはバイトらしき若造くんだったそうで、なかなか面白いことをやってくれます。私もそのキツネの絵が見たかったので、翌日さっそくキツネ丼を注文したんですが、楽しみに待っていたのにその日はいつも通り「キツネ」とそっけない文字が書かれてました。くっそ〜、キツネの絵を見るためにわざわざ残業したのに…。今度から「カンガルー丼」とか「パンダ丼エリマキトカゲ風味」とか注文して、ヤツが描くまでハイレベルな課題を与え続けたいと思います。

 

◆がんばらないこと(2007.4.16)

日曜日の練習では新人さんや見学希望の方がたくさん来てくれまして、久しぶりにドキドキワクワクした練習になりました。しかしながらワタクシ、朝からエンドレスな下痢ピッピーに襲われていまして、ノックの途中でトイレに直行&監禁。最初から新人さんたちにえらいモン見せてしまったなと、ちょっと反省しておりますが、でもなんか最近体調があんまり良くないんですよ。といっても下痢とか便秘とか花粉症とかけっこう低次元での病気と闘ってるんですが、そういえばここ数ヶ月はだいぶムチャして働いていたので、その疲れがここにきてドッと吹き出してるのかもしれません。繁忙期で仕事もキツかったですし、おまけに父親がポリープ切除で入院するし(結果は良性だったんですが)、思い返せばストレスフルな毎日で、アレもコレもとにかくがんばらないと!と七転八倒してたように思います。でもね〜、やっぱりがんばらないことも必要なんでしょうね。ときどきは「そういえば最近自分に楽しいことしてやったかな?」と問いかけながら、隙あらば仕事をさぼって飲みに行きたいです。

 

◆こそあど言葉(2007.4.18)

最近、会社で「アレ」とか「コレ」とかいう「こそあど言葉」をうかつに使えません。たとえば「昨日渡したアレどこいきましたかね?」と言うと、「あ!今『アレ』って言うた!」「『アレ』って使った!」と全員から突っ込まれるんですよ。対象物の固有名詞がとっさに思い浮かばず「アレ」「コレ」「ソレ」といった代名詞を使うのは脳の老化現象だ、という話が社員の中で盛り上がっていて、こそあど言葉を使えないんです。でもみんな一緒に組んで仕事をやってるので、文脈から「アレ」とか「コレ」でも何のことかは十分わかるんですよね。それでも老化だ、老化だとバカにされるのは悔しいので「昨日チーフに渡した、A社の、スキャニングした、写真原稿は、どこにいったんですかね?」とたどたどしく言葉にして、ワナにひっかからないようにしています。ところが先日、私たちのそんな取り組みも知らない専務がうちの課にドタバタやって来ていきなり「オレのアレ知らんか!」と絶叫。“オレのアレ”て!そんなもん絶対わかるか!5W1Hのほとんどを満たしてないやんと思いながら、さらに「ほら、あそこでアレしたアレやんか」と連呼する専務に、うちらはあんたの嫁はんとちゃうわ!とプチ切れた寒い春の1日でした。

 

◆おめでとう(2007.4.21)

先週の練習、珍しく皆勤賞のメンバーMが親族の結婚式のため欠席でした。いつもいるメンバーが練習にいないとちょっと不安な感じがしますね。Mは入部してから約8年間、ほとんど休むことなく毎週練習に来ています。私にとっては、人数不足でチーム事情が苦しいときも支え続けてくれた戦友みたいな人なんですね。ただやはり3年、5年、10年と経つとメンバーも入れ替わり、私たちの立場もどんどんと変わっていきます。スタメンで出ることもあるし、ベンチをあたためることもあります。でも彼女は、どれだけ自分の立場が変わっても、どれだけチームの状況が変わっても、8年前から続けているように文句一つ言わず、そのときどきに与えられた役割をただ黙々と果たしています。その彼女の頑固なまでに誠実な姿は、本当に尊敬に値するものです。そして若いメンバーたちも、そういう彼女の後ろ姿をちゃんとみているんだということが最近わかってうれしく思いました。人間、傲りなく謙虚でありつづけるというのは大変むずかしいことなんですが、それがあたり前のようにできているというのは彼女の特別な才能なのでしょうね。今日なんとなくカレンダーの日付を見ていて、そういえば彼女の誕生日だなと気づきました。おめでとう、また今年も一緒に、アッフェの歴史に温かい1ページを追加していきましょう。

 

◆隠したいモノ(2007.4.23)

以前から何度か書いていると思うのですが、私の課の部屋はものすごくボロいんです。雨漏りもするし、壁もシミだらけだし、ネズミ、ゴキブリなんかは標準装備。ときどき新種の虫が発見されたりもします。こんな環境なんでキレイにする気もわかず、うちの課はかなり散らかっている状況なのです。ところが先日、またも社長から「有名会社の部長さんが来るから部屋をキレイに片づけなさい!」という命令が出たんですね。なので、みんなであわてて大掃除開始。ところがおおかた片づけたものの、床のシートがただごとじゃないほど剥がれていて(写真)、部屋の中央に巨大な穴が2つ3つあいてるんです。さすがにこれを見られるのはマズイ!どうしよう、どうしようと考えあぐねた結果、部長さんが部屋に入ってきた瞬間に、この穴の上に課の社員全員がバッと集まって隠してしまおうという「嵐のプレーリー・ドッグ作戦」が持ち上がったんです。そして万全の状態で部長さんが来るのを待っていたんですが、約束の時間を1時間過ぎても2時間過ぎても来ないんですよ。で、チーフが総務課へそっと偵察に行ったら、事務員さんが「部長さん、もうとっくに帰ったわよ」と一言。実は部長さんはクレームを言いに来ただけで、社内見学の予定はなかったんだとか。くそー!この忙しい時に1時間もかけて掃除&練習をしたのに、ややこしわ、社長のアホーーー!!!ほんましょうみ床なおしてー!

 

◆鳳明館(2007.4.25)

地方の女子野球チームにはなじみのある名前ですね。「鳳明館」は全国大会が開催される時に使われる“伝説の宿舎”で、みなさんもいろんな楽しい思い出があるんじゃないでしょうか。先日、大阪のチームのSさんと飲みに行った時にこの鳳明館の話題で盛り上がったのですが、でも利用していたのがけっこう昔だったので若い連中はこの「伝説の鳳明館」のことを全く知らないんです。うちらにしてみれば、鳳明館に泊まらずして一人前の女子野球人とは言えないというくらいの存在なんですがねぇ…。昭和の香りが漂いまくるレトロな趣の鳳明館は、初めてなのになぜか懐かしいノスタルジックな空間で、しかもところどころにミニサプライズが隠れています。もちろんトイレも昭和パワー全開で、一応水洗なんですが上にタンクがついていて、そこから垂れている鎖を引っ張ると水が流れるという和式タイプ。ちなみにわたくし、その鎖を引っ張った時にブチッ!とちぎってしまいまして、なんとか結んで応急処置をしたものの、その後どうなったのかは不明のまま数年が経過しております。トイレのことも気になりますし、また機会があれば鳳明館を訪れて若き日の思い出を探してみたいと思いますので、もしも「今だからこそ行ってみたい鳳明館ツアー」が実行される際には、昔を知るオールドプレーヤーのご参加をお待ちしています。

 

◆なにくそ負けるものか(2007.4.28)

私が心の底から「先生」と呼べる人は2人しかいません。そのうちの一人が高校柔道部時代の恩師フクシゲ先生です。本当にめっちゃくちゃ怖くて厳しい先生で、ゲンコツがぶんぶん飛んでくるような昔かたぎの頑固オヤジ。でも曲がったことが大嫌いで、本当に一生懸命に、ただ一途に、柔道と生徒のことを愛していたと思います。でも私は出来の悪い教え子でね〜。辛い練習もよく手を抜いていたので、すぐに見つかって先生からゲンコツをいただいてました。それでも先生は私が弱音を吐くたびに「なにくそ負けるものか!だ」と教えてくれて、おかげでいろんな大会で入賞することができました。でも先生は私が2年生の終わりに30年間勤めた鳳高校から転勤することになったんですね。卒業まで面倒見てくれると思っていたので、本当に悲しかったです。ところが私の高校最後の試合、フクシゲ先生が私の試合会場に駆け込んできたんです。先生はもう他の高校の顧問になっていたので、元教え子とは言え、私を指導するのはあまりよくないことなんですが、曲がったことが大嫌いな先生が、それでも来てくれたことに驚きました。そして私の相手は大阪のチャンピオンだったんですが、先生は私の名前を呼んで「あれを使え!」と叫ぶんですね。「あれ」というのは2年生の時に先生と練習した“谷落とし”という奇襲技。当時高校生でその技の使い手はほとんどいなかったんですが、それが見事に決まり、私が3年間一度も勝てなかった相手に勝つことが出来ました。今思えば、高校最後の試合で最高の試合を先生と一緒に出来たことが、私の一生の宝物です。そして昨日、そのフクシゲ先生が亡くなられました。先生は、今の自分の礎となった人です。これほどまで受け入れがたく、これほどまで耐えがたい現実があるのかと思うと、ほんまたまらんです。できるならば、もう一度お会いしてちゃんとお礼を言いたいです。私はあなたの教え子で本当に幸せでした。ありがとうございました。

 

◆スピード判断(2007.4.30)

今日、またうちのチームに若くて新しいメンバーが増えまして、なんとか人数不足の危機を脱することができそうです。いや〜、チームの平均年齢を上げている身分なので、若い子が入ってくれて罪の意識から解放されました♥さて先日、ビジネス本をちらっと読んだのですが、物事を決める場合に一番力を入れるのは「『やる、やらない』の判断を下す瞬間」ではなく、「『やる、やらない』の基準を決める時」だ、というコラムを読みました。つまり、毎日即座にいろいろな判断をしなければならない状況では、あらかじめ「やる、やらない」「良い、悪い」の基準を決めておけば、あとはそれに沿って判断していくだけで済むので、迅速かつ正確に仕事を処理できるということです。ほほーぅ、なるほどねぇ、これは野球にも通じますよね。野球は素早い判断力が要求されるスポーツなので、「その時になってから考えたらええわ〜」というのでは間に合いませんもんね。最近、試合では自分のミスでみんなに迷惑かけてるので、もっと「こういう時はどう守るのか」という判断基準をまとめておいて、プレーに反映できるようにしたいです。最近試合でもボーッとしてるんですが、きっと春だから頭の中にチューリップとか咲いてるのかもしれませんな…。気をつけよう…。

 

◆対 決(2007.5.2)

来週、楽しみな試合があります。それは私が通っているパンジョ・スポーツクリニックの先生たちとの練習試合です。パンジョ・スポーツクリニックには私とメンバーNが通ってるんですが、おかげさまで長年痛かった肩がすっかり治りまして、院長先生はじめスタッフの先生方には本当に本当に感謝しています。そしてその感謝のキモチを伝えるには、やはり“野球”しかないと思うんですよね。試合で「めちゃめちゃ元気になりました!」というところを見てもらうため、GWもメンバーNと休み返上で猛特訓する予定です。ほんまに楽しみです!ところが、先日クリニックに行ったNの情報によると、先生たちにこのHPの存在がバレてしまったようなのです!それはマズイ…。Nには「別に見られても困らんやん」と言われたんですが、確かに試合でチームが不利になるような情報は載せていないものの、メンバー紹介とかカブリモノの写真とか本当にろくでもない情報が満載じゃないですか…。病院ではかなりマジメな患者を装っていたので(本当に真剣にリハビリしてたんですが)、今になってこのアホなHPの存在が知られるのはマジで恥ずかしいです。せっかく築き上げてきた優良キャラがねぇ…。もう少しマジメなHPを作っておけばよかった…。でも試合は本当に楽しみなので、先生たちの胸を借りてぶつかり稽古をしてきたいと思います!

 

◆短文明快12(2007.5.6)

GWで更新するのをすっかり忘れてましたが、明日からまた仕事かと思うとゆううつですね。ところで、最近うちの会社ではいろんな「改革」が進んでまして、チーフや先輩が頭の固いオッチャンたちを動かして会社を変えようとしています。売り上げが過去最低を記録してかなりヤバイ状況なんですが、チーフや先輩の話を聞いていると、会社の将来に対して夢や希望があるんですよね。だから根拠はないけど、うまくいきそうな気がするんです。いつでも人を動かすのは「こうできたらいいな」という夢なんだろうし、それを見せてあげられることなんだろうなと思ったGW最終日です。

 

◆サカチュー(2007.5.7)

今年の練習は、私の地元の堺市でたくさんグラウンドが確保できたので最近よく堺で練習をしています。ところが臨海の近くのグラウンドで練習するときは、メンバーが口をそろえて「空気が悪い」と言うんですよ。確かにその辺りは工場地帯ですが、私を含めた堺出身のメンバーは空気のことは全く気になりません。しかし他のメンバーは「臭い!もうムリ!」「ちょっと耐えきれない!」「病気になる!」と生命維持レベルが低下気味。でも私たち堺市民は本当に全く何も感じないんです。やっぱり子どもの頃から住んでると、それなりに身体が適応するんでしょうね。しかしメンバーには「こんなところで子どもを育てたくないわ〜」とダメ出しされたんですよ。う〜む、都会の生育条件に適応しきれない田舎モンに愛する堺をバカにされるとは心外です!今の時代を生き抜くには少々ヨゴレたところで育った方がいいんですよ。アスファルトに咲く花のようにどんな環境でも強く生きていける個体が勝ち組なんじゃい!と堺の中心(正確には中心からやや北西)で愛を叫んできました。ほんまいつか堺が日本を征服したら、「堺っ子体操」を義務教育に盛り込んでやるからな…。

 

◆対決の行方(2007.5.9)

昨日、私が通院しているパンジョスポーツクリニックの先生たちと練習試合をしました。1ヶ月くらい前に試合することが決まってから、ものすごく楽しみにしていた私はバッティングセンターに通い倒し、GWも練習に明け暮れたのですが、その気合いが空回りしたのかヒザ痛が発生。試合も3イニング限定の出場となってしまいました。あんなに楽しみにしてたのにね…、情けないです…。で、試合の方はといいますと、やはり男の人にはかないませんねぇ。球も速いし、よく打つし、うちのチームとしては本当にいいぶつかり稽古ができました。また、日曜日の大会前に実践的な試合ができたのでかなりありがたかったです。しかも私たちは試合開始時間に遅れたりして迷惑ばかりかけてしまったのに、試合後に院長先生がジョリーパスタでごちそうしてくれたんですよ。本当によくしていただいてうれしかったです。そして試合中に『ヘッドスライディングでイケメン先生たちの胸に飛び込む作戦』が敢行できなかったうちのメンバーたちは、ジョリパのテーブル席で先生たちへのぶつかり稽古を敢行し「ほんまにものすごいイケメンぞろいやったわ…」と満足してそれぞれの住処へ帰っていきました。

 

◆ビリーさんにお願い(2007.5.12)

先月の合同練習で同じ大阪のチームのナム氏と話をしたんですが、歳をとると本当に激太りしますね。私も秋から太ったんですが、ナム氏も同じように太ってそこから体重が減らないそうです。このままでは連盟公認のメタボ軍団に強制入隊となるかもしれません。そして先日、この状態はいかんなぁと思いながらテレビを見ていると、いきなり新しい軍隊式エアロビクス「ビリーズ・ブート・キャンプ」のCMが流れてきたんです。なんとそれは1週間でやせられるという夢のようなトレーニングDVD!軍隊出身のビリーさんが教えてくれる真剣なのになぜか笑えるトレーニングで、ビリー・バンドも付いてたったの14800円。これはええやん!ビリーさんにお願いしよう!と思ってチームのメンバーに共同購入を持ちかけたのですが、相手にもされませんでした…。10人で買えば1480円で済むのにねぇ…。ま、私一人で購入して一人でやせてやります。しかも噂によるとチーフの知り合いが試してるんですが、本当にやせてるみたいなのでこれは期待大。今年の夏は今度こそ峰不二子なボディラインになっているはずです!

 

◆百年の孤独・その2(2007.5.14)

昨年の冬にご紹介したと思いますが、私も手に入れたんです、銘酒「百年の孤独」!!前にお酒のたくさんおいてある居酒屋で1杯1000円で飲んだ、という話を先輩にしたら「あれ?俺それ持ってるで。よかったらあげるわ」となんと「百年の孤独」を譲ってくれたんです!高価なお酒だったので「空き瓶だけ見つめられたらそれで幸せです!」と言ったんですが、どうやら先輩の親戚筋から安易に手にはいるようで結局いただいてしまいました…。ほんまにええのかなと思いながらもめちゃめちゃうれしかったので、メンバーに見せびらかしてやろうとS家に集まった時に持って行ったんです。でもみんなのストライクゾーンからはかなり外れているようでまったくの無関心。仕方ないのでお酒のわかるパパさんとチビチビ飲んで過ごしました。なんかねぇ、歳を重ねるごとに思うんですが、ビリーズ・ブート・キャンプとか百年の孤独とか、そういう高尚な趣味嗜好の合う人がチームに1人くらい欲しいですな…。毎週練習帰りに飲みに行っちゃう♥とかいうツワモノがいたら張り切って練習に行くのにねぇ…。

 

◆ファン???(2007.5.16)

先日の日曜日、メンバーTが勤める百合学院の女子野球同好会のみなさんが私たちの試合を見に来てくれました。いや〜、やっぱり応援があると心強いですねぇ〜。久々に気持ちよく試合が出来ました。ところで、試合後にTから「またあんたのファンが増えたで」と言われたんです。どうやら同好会のみなさんに私のことを気に入って頂いたようなのですが、でも本当に「私」なんでしょうか???自分で言うのもなんですが、中年太りで見た目も全然かっこよくないし、動きもただごとじゃないくらい鈍いんですよ。みんなからは「絶対に何かの間違い」といわれましたが、そこは私もそう思う。で、私のどこがいいのか全くわからなかったので、試合のビデオを見て検証してみたんですが、やっぱりどうがんばっても西田敏行くらいにしか見えませんでした。う〜む、何がよかったんやろう…。まるこい体格がウケたのかな?ま、ドラえもんみたいなモンですかね。ともかくファンが増えたのはめちゃめちゃ嬉しいです。「わてら陽気なオバタリアン with 西田敏行」みたいなチームですが、百合学院女子野球同好会のみなさん、よかったらまた応援に来てくださいね。

 

◆勇 気(2007.5.19)

年に数回、神戸のチームの悪友ジョーと飲みに行ったりするんですが、意外にもチームのことで真剣な話になってお互いにいろんな相談をしています。で、話をしていて「ジョーはすごいな」と思うところは、問題があったらごまかさずになんとか解決しようと七転八倒するところなんですよ。トラブルの渦中へ飛び込んでいく姿は、勇敢なのか無謀なのかはわかりませんが、それでもそこまで動けるヤツは最近いなくなったよなぁと思います。貴重なイキモノですね。ところで私はクラブチームでの活動には2つの意義があると思います。1つは競技スポーツとして優秀な成績を収めること、つまり試合に勝つことです。もう1つはクラブチームという多様な世代や価値感が集まる集団の中で、共通の目標のためにお互いを理解し、認め合い、協力し、人間として成長していくことです。ただ、これがなかなか難しい。年齢も価値観もバラバラだと人間関係のトラブルも多くなります。でもそれをそのまま放置したり、ちゃんと向き合わずにうやむやにしたりしていては、人間として成長するチャンスを逃してしまってると思うんですよ。ジョーのようにとは言いませんが、せめて向き合う勇気を持てばいろんなことがいい方に進むんじゃないかと思うんですよね。漫然と過ぎていく時間の中で、昨日より今日、今日より明日と、ほんの少しでもいいから成長していきたいと思うばかりです。

 

◆新スパイク(2007.5.21)

日曜日、練習の帰りに尼崎にあるダイワスポーツに寄ってスパイクを買いました。1年くらい前からスパイクがボロボロだったんですが強引に使い続けていたんですね。ところが練習の時にヒモが2カ所ほど切れているのに気づきまして、さすがにこれは買いに行かなければと、尼崎に帰る若手メンバーの車にムリヤリ乗り込んでダイワスポーツに行きました。ところが前から欲しかったミズノの軽量スパイクがなかったんです。なのであきらめようかと思っていると、一緒に来ていたメンバーが「思い切ってあか抜けたデザインのスパイクにしてみたら?」とアディダスやナイキのスパイクを勧めるんですよ。そうですね、確かに野球は「見た目」から入るのも重要。それなりのものを身に付けていたら、なんか強そうに見えますモンね。と、いうことでナイキのスパイクを買おうとしたら、私の適性サイズのスパイクは見本に置いていたちょっと汚れたものしかないんですよ。でもどうせ汚れるものだからと「それでいいです」と店員さんに言ったら、だいぶ値引きしてくれてなんと4300円でこのスパイクを手に入れました!ラッキーです。実力をごまかすナイキスパイクも手に入ったし、6月からはさらなる飛躍をめざしてグラウンドを駆け回るぞ!

 

◆お騒がせ(2007.5.23)

ちょっと前の話なんですが、私の友人が夜の11時くらいに電話をかけてきたんです。で、話を聞くと、どうやら彼女は仕事が終わって帰るところなんですが、近くにヘンな酔っぱらいがいるので携帯でこのまま話を続けてほしい、ということだったんです。確かに携帯で電話をしていると痴漢防止になるらしいんですよね。彼女は昔からヘンな人に絡まれることが多いので危ないなぁと話していると、なんと会話の途中でいきなり彼女の携帯がブチっと切れて、そのあと全くつながらなくなったんです!まさか!まさか彼女の身に何かあったのでは!めちゃくちゃ焦った私は、このまま彼女からの連絡を待とうか、それとも警察に連絡しようかと大パニック!携帯電話を前に20分ほどオロオロ、バタバタしていると、電話が鳴ったので慌てて出ると「ゴメ〜ン、携帯の電池切れてん」と自宅に帰った彼女からノンキな報告が…。っちゅうか、ほんまもんのアホかー!マジで心配したわ!電池くらい確認せぃ!ほんまに人騒がせな話ですよ。話の流れからいっても何かあったに違いない展開ですからね。危うく本気で警察に行くところでした…。彼女は平謝りしてましたが、今度「電池式」の携帯充電器を100個くらい送りつけてやろうと思います…。

 

◆イイ女(2007.5.26)

昨日、京セラドーム大阪に阪神-オリックス戦を見に行きました。と、いうのも前日にいきなりツレから電話があって、チケットを手に入れたから見に行こう!と言われたんです。しかも座ったのが1塁ベース後方の一番前の席で、選手を間近で見ることが出来てめっちゃ感動しました。いや〜、持つべきモノは親友ですな、ほんまラッキーです。でも試合は負けてしまったので近所の居酒屋でヤケ酒を飲んでいると、最近ツレの周りでは結婚&出産ブームらしくて、自分も早く結婚したいと言い出したんですね。で、私が言うのも何ですが、ツレは見てくれもいいし、性格もいいし、料理もかなりの腕前で、仕事でもサブマネージャーの地位まで昇りつめているなかなかのイイ女なんですよ。なぜモテないのかが不思議なくらいなんですが、ただ殿方に対してヒジョーに気が強くて譲らないタイプなんです。男性上司にくってかかって言い負かしたという自慢話をよく聞くんですが、きっと今までのダーリンもバッサバッサと切り捨てられたに違いありません…。そうやって恋のキャッチ&リリースを繰り返すツレを見ながら、まだしばらくは結婚できんだろうなという言葉をそっと胸にしまった一日でした。

 

◆キリ番の行方(2007.5.28)

さて、めでたいことに本日アクセスカウント88888を突破いたしました。いや〜、あまり深く考えてなかったですが、ちょっと嬉しいかも。運悪くキリ番88888を踏んでしまった方は、またご連絡下さいね。もしよろしければゴルゴ13のフィギュアを強制的にプレゼントしちゃいます。ところで昨日、試合の帰りに「過去のキリ番は誰が当てたんやろう?」という話をしていたら、なんとメンバーのナースさゆりが「実は…私がキリ番を踏んでてん…」とこっそり過去の犯行を自白したのです。当時、ごく一部で盛り上がっていた「ゴルゴ13フィギュア争奪戦」を目撃していたさゆりは、キリ番を踏んでしまった事実を言うに言えないままになっていたそうです。しかし時効成立を目前にした昨日、良心の呵責に耐えきれず「何度見直してもアクセスカウンターに0がたくさん並んでいて怖かった…」と犯行の一部始終を告白したのでした…。でもまぁ、確かにキリ番を踏んだら嬉しいと言うよりビミョーな感じですよね。しかもこのサイトで踏んでしまったらほぼ罰ゲーム。それでもキリ番に挑もうという勇猛果敢な方は、次の90000を狙って下さいね。私もまた贈られて困るものシリーズを準備しておきます…。

 

◆次のステージ(2007.5.30)

先日、ちょっと面白い記事を読みました。人は他人との関係の中で「もう続けられない」とか「修復はできない」とか「どうしていいかわからない」など、そういった行きづまりや絶望感を感じる段階が来るんだそうです。頑張って頑張って本当に万事尽くしてももうこれ以上ムリだと、お互いの関係を続けることができなくなってしまう段階です。前にも後ろにも行けないような状態で本当にツラいですよね。でもその状態は、私たちが人として心理的に成長していくプロセスの「一段階」に過ぎないんだそうです。つまり、その行きづまった人間関係から次に進む「段階」がちゃんとあるんですが、多くの場合はその次のプロセスに行く前にあきらめて自分のカラに閉じこもったり、別の新しい場所を求めたりしてしまいます。しかしその別の場所でも、結局は同じようなプロセスをたどるんですよね。だからね〜、やっぱどのみち乗り越えんとあかんのでしょうな。人間関係に行きづまった時に、どっちが正しいかなんて意地張り合うこともやめて、お互いちゃんと向き合って許し合えれば、次には本当に信頼しあえる安定したステージがやってくるんでしょうね。もうダメだと思った時、それは最終段階なのではなく、次のステージへの移行時期なんだと思えれば、また少し自分を変えていけそうな気がするんですがね…。

 

◆ポテトチップチョコレート(2007.6.2)

食いました!噂のポテトチップチョコレート!最近世間で騒がれているロイズの「ポテトチップチョコレート」はポテトチップスをチョコでコーティングした北海道の銘菓で、店頭には売っていない幻のお菓子なんだそうです。ネット通販のみで手に入るんですが、先日たまたま会社のチーフがデパートの「北海道展」で手に入れてきたんですね。それで会社のみんなで食べてみたんですが……、いろんな意味で衝撃の味でした。「イモなんかチョコなんかハッキリせぇ!」という感じの「しょっぱ甘い」新感覚の味です。似たところで言うと「柿の種チョコ」みたいな感じですかね。もっとわかりやすく言うと、「アタシと仕事とどっちが大事なの!」「どっちも大事だよ、わかってくれよ!」というような味です。なんのこっちゃ?と思うかもしれませんが、一度食べてもらったら「なるほど」とわかっていただけると思います。めちゃめちゃ美味しいというワケではないんですが、なぜかハマッてしまう味で完食してしまいました。なかなかな話題性のあるお菓子なので、みなさま興味があれば一度ご賞味くださいね。

 

◆DJ オズマ打法(2007.6.4)

先週の試合、一人の女性が野球界の常識を覆しました。それがメンバーJ。先頭バッターで打席に入ったJを見た瞬間、私たちは彼女のバッティング・フォームに釘付けになりました。それは横浜の種田選手をはるかにしのぐ衝撃のバッティング・フォーム! DJ オズマを彷彿とさせるそのセンセーショナルな構えからは、今にもバッスミ バースミ♪ナ〜ナ〜ナナナ〜♪と聞こえてきそうなほどでした。でも、敵はもちろん、味方の私たちをも阿鼻叫喚させたこの「DJ オズマ打法」ですが、私はけっこうそういうの好きなんですよ。そう、いつだって歴史を変えるのは既存の価値観を破壊する独創性なのです。私はそのバッティング・フォームを見た瞬間、Jが将来大物バッターになると確信しました。誰もせんような野球をする、やっぱこれぞ大阪アッフェですよね。そして試合後、あえてその突っ込みどころ満載な打撃フォームで挑んだJに、うちのメンバーから次々と賞賛の言葉がおくられたのです。ところが、昨日の練習ではノーマルな形に修正されてたんですよ。その時の「DJ オズマ打法」は開発途中だったそうで、せっかく面白くなりそうだったのにちょっと残念ですなぁ…。まぁ、Jには次のディープインパクトを期待したいと思います。

 

◆ダイエット対決(2007.6.6)

数日前からやたらと鼻水が出るので、まだまだ花粉症やな〜と思って鼻炎の薬を飲んでたんですが、昨日ドーンと熱が出まして風邪だということに気づきました。どおりでしんどいと思いましたよ。ほんまややこしいですね。しかし、今日からでかい仕事が入ってきて2週間は会社に缶詰め状態になるんですよ。ちょっと乗り切れるのだろうかと心配です。ところでこの6月からうちの課で「ダイエット対決」なるものが始まりました。みんな若干太り気味なのでこれを機会に徹底してやせようというというのですが、グラフをつくってどれだけやせたか競争するぞ、ということになったんです。で、もちろんメタボ系の私は強制参加。6月からダイエット開始だ!と意気込んでいたんですが、このとおり風邪をひいたおかげで栄養過多な食生活を送っております。このままでは最下位になるかもしれません。でもそうなれば恐ろしい罰ゲームが…。そう、それは「コンビニでアイスを買って、レジで『あたためてください』とお願いする」というもの。う〜む、さすがにそれだけはちょっとねぇ…。やっぱりこれはかなり本気でやせるしかありません!最終兵器“ビリーさん”で危機を乗り越えるぞ!

 

◆猫の手を貸して(2007.6.13)

ちょっとご無沙汰しておりました。先週から入った仕事でほんま忙しくなってるんです。毎年やっている仕事なんですが、やっと仕事が入ったと思ったらなんと締切が1週間後なんです!300ページ近い冊子を1週間で作ることに…。そんなもん鼻の穴から大阪城出すよりむずかしわい(笑)この仕事のおかげで先週から馬車ウマのように働きっぱなしで、ひどい時は朝7時から夜12時までキーボードぶったたいてるような状況なんです。本当に猫の手も借りたい。あまりの忙しさに退職する営業課の友だちの送別会にも行けなかったし、沖縄に引っ越す友だちにも1時間しか会えなかったしね〜。しかも先日、うちの営業が段取りで手を抜いたことが判明!みんな休日返上でボロボロなるまで働いとるのにお前は何しとんじゃと思うとアッタマに来てね。本人を殴ることはできないので、ネットでサンドバッグ(エアータイプ)を共同購入しました…。でもあと2週間はこんな調子で忙しいままなんですよ。ここ数日はストレスでヤケ食いばっかりやし、しょうみダイエット対決どころではありませんな。ほんま「アイスをチンして」ぐらいなんぼでも言うたるわ!それよりこの仕事をなんとかして…。

 

◆スッキリ爽快(2007.6.17)

今日、久々に練習に行きました。疲れがピークに達していて、こんな時に野球をしたら倒れるんじゃないかと思いましたが、案の定キャッチボールを終えたあたりで体力の限界が…。情けないことに、フリーバッティングの時にはすでに外野で微動だにしない置き物と化していました。でも、いくら疲れているからと言ってももう少し動けると思っていたんですが、想像以上にあかんかったですね〜。これもみんなムチャな仕事をさせる会社が悪いんですよ。ところで、怒りもピークに達していた先週金曜日に、チーフと共同購入したサンドバッグが会社に届いたんです。その時はうれしくてうれしくて、昼休みに20分間ボコボコにしてスッキリ爽快。このサンドバッグ、2000円くらいだし、空気を入れるタイプなのでパンチをしても痛くないので、ストレス解消にはマジでいいですよ。そして、もちろん昨日も20分間のハードメニューで汗を流したんですが、思い返すと今日めちゃくちゃしんどかったのはひょっとしてコレのせいかもしれないですな。このヒザ痛、肩痛、背筋痛…、もしかしなくても因果関係はありそうですね。今度からはちょっとペースを落として北斗百裂拳をくり出そうと思います…。

 

◆働きがい(2007.6.21)

昨日、ようやく2週間にわたる会社軟禁生活が終わって釈放されました。ほんまツラかった…。あまりにしんどかったのでユンケルをガブ飲みしてたんですけど、用法・用量を見たら「1日1本」て書かれてました。もっと目立つところに書いててくれたらいいのにねぇ〜。ところで、いつもなら大きい仕事をやり終えた後に達成感とかあるんですけど、今回はそんなもん全然ないんですよ。お客さんも私たちも、時間に追われる中でただひたすら働いて疲れただけでしたかね。本が完成したという喜びもありません。こういう気持ちはほんま虚しくなりますね。私は若い頃、野球を続けるためにお金が必要で、そのためにとりあえず就職しました。だから自分にとって「仕事」は、生活費を稼ぐための「手段」でしかなくて、達成感とかどうでもよかったんです。ところが入社して3年目、ある仕事でボロボロの古い写真をパソコン上できれいに修正して本に載せたことがあったんですね。そしたらお客さんがめちゃくちゃ喜んでくれて。その写真は若くして亡くなったお客さんのご家族の写真だったんです。私はそのときお客さんに感謝されて初めて、自分のやってる仕事の意味がわかりました。やっぱいい仕事をして、お客さんが喜んでくれたらうれしいですよ。人が働く理由って、まずは生活のためだったり家族のためだったりすると思うんです。でも、それとは別にやりがいを見つけられたら幸せですよね。昨日退職した友人がいるんですが、彼女もきっと次の場所でそれをみつけられると思います。がんばりなはれや、玉造の住人!

 

◆くるみ餅(2007.6.25)

さてさて、全国大会の組み合わせも決まり、大阪アッフェがどんなチームなのかと見に来られた方々もいらっしゃるかとは思いますが、すんまへんなあ、こんなわけわからんホームページで…。よくここの写真集を見た友だちに「本当に野球してるの?」と聞かれるんですけど、一応ちゃんとやっとるっちゅうねん…。ところで話は変わるのですが、先日会社で「くるみ餅」という和菓子が話題になりました。これは堺にある「かん袋」という会社がつくっている和菓子です。以前、印刷業界の研究会があったんですが、そこへ出席したときに堺在住の方がお土産に持ってきてくれたんですね。小さいお餅に黄緑色のあんがかかっているんですが、まぁどこにでもある和菓子だろうと思って食べてみるとコレが激美味!!なんと表現していいかわかりませんが、食べた瞬間に「好き!」と思わせる味です。会場で余っていたくるみ餅をくすねるくらい美味しかったですよ。後で聞いたら堺の銘菓なんだそうで、そういえば耳にした覚えがあります。でもここまで美味しいと思わなかったので、本当にビックリしました。堺市民として、堺っ子体操とともにこのくるみ餅の普及にも努めたいと思います。みなさんも機会があれば「かん袋のくるみ餅」を食べてみて下さいね。

 

◆教育・共育(2007.6.27)

昨日、うちの課に新人さんが来ました。しかも私が指導することになったんです。ところがこの新人さんが中途採用した方だったので私より10歳も年上なんですよ。なんとも大変なことになりました…。たった2日間ですが、人にものを教えることは本当に難しいものだと痛感してます。そういえば最近うちのチームでも中高生の若い子が入ってくれて、これからいろいろと教える機会が増えそうなんですが、自分自身がまだ技術的に何も満足できていない状況なのに果たして人に教えることが出来るんだろうかという戸惑いがあります。私が自信を持って教えられることは、筋肉を効率的に育てる方法とか、朝まで飲み倒す体力づくりとか、下町の安くて美味しい居酒屋巡りとか、ほんまそんなロクデモナイことしかありませんからねぇ…。まぁ、これから一緒に野球をやっていく中で教えることも、逆に教えられることもあるんでしょうな。背伸びをせずあるがままで、若い連中とともに私自身も成長していけたらなぁと思います。“共育”というやつですね。ロクデモナイことは、また20歳を越えたメンバー限定で教えてあげるからね。

 

◆奈良日帰り旅行(2007.6.30)

今日は会社の裏社員旅行でした。なんか「裏」って書くとイケナイおじさまたちがくいついてきそうな気がしますが、単なる奈良日帰り旅行です。会社の公式な社員旅行ではなく、仲の良い社員で行く非公式の社員旅行なので裏社員旅行なのです。で、今回は春日大社〜興福寺を巡って、ほんまリフレッシュできて楽しかったです(右写真・興福寺五重塔)。旅行の詳細はまた後日別コーナーでご紹介しますね。ところで今回の旅行はJRの企画モノだったので、拝観料割引きなどの特典が付いてるんですよ。特にお土産屋さんではいろんな粗品がもらえたので、大阪のオバハンパワーを存分に発揮して奈良の土産屋ロードを満喫してきました。ほんま楽しかったです!ところが大阪に戻ってきた時に気づいたんですが、うちのチームのメンバーにお土産を買うのをすっかり忘れてたんです。「しまった」と思ったんですが、近所のコンビニに寄ってなんとなく地方のお土産っぽいお菓子を買って、ソレを奈良旅行のお土産にすることにしました。日曜日に渡すんですけど、まぁ、みんなアバウトなのでたぶん気づかないと思う。月曜日くらいにここを読んで「ゲッ!」ってなってるかもしれませんが…。

 

◆ガッカリ(2007.7.2)

早いもので今年ももう半分が過ぎましたね。先月はえげつない仕事でめちゃくちゃ忙しくて、ほとんど飲みに行けなかったのでつまらんかったです。まぁ、でも3週間以上かかる仕事を1週間でやり遂げたのは我ながらなかなか頑張ったんちゃうかと思っていたんですが、先週、会社の上層部の人間に「1週間でできるのがあたり前。技術力が足りないお前らが悪い」みたいなことを言われましてね。正気か、コラ!毎日残業、土日も出勤、残業100時間越えた人もいたのに、それが社員にかける言葉か!私たち現場の人間は、時間が足りなくてもやれと言われたら何が何でもやります。技術力が足りないと言われたら勉強もします。でも、それは会社のためだと思うからでしょう。それなのに「ご苦労様」の言葉ひとつかけず、あまつさえ「技術力が足りない」のひとことで社員のやってきたことを片づけるのはいかがかと思う。ほんま悔しいっす。ガッカリした。人の心を動かせん人間は、人の上に立つ資格なんかあらへんど!言葉で言ってわからんなら、もう力で訴えるしかないです!明日会社の廊下に押しピンばらまいてやるからなー!アホー!

 

◆冷めたコーヒー(2007.7.4)

ちょっと前、古本屋さんをウロウロ徘徊しているときに面白い本を読みました。「コップに冷めたまずいコーヒーが少し残っています。あなたが同じコップで熱いコーヒーを飲みたい場合、残っているコーヒーをどうしますか?」と書いてあるんですよ。みなさんはどうしますかね?たぶん多くの答えが「捨てる」だと思います。そして新しいコーヒーを入れると思いますが、これでOKなんだそうです。さて話は少し変わりますが、人が新しいことをしようとする時、自分の頭の中にある思い込みやイメージが邪魔をしてうまくいかないことがあります。こんな時、冷めたコーヒーのように自分の思い込みや固定観念をポイッと捨てられたらいいんですが、これがなかなか難しいんですよね。特に悪いイメージや思い込みはなかなか払拭できず、自分の中に新しい考え方が入ってきません。だからいつまでたっても熱いコーヒーは入れられないままなんです。私も友だちとケンカした時は、相手の悪いイメージで自分の頭の中が一杯になってしまって、相手の良いイメージが入る隙間がなかったりします。確かにこれじゃあ仲直りもできませんな。冷めたコーヒー捨てるようにいさぎよく思い込みを捨てることができたら、もうちょっと楽な生き方ができるんでしょうね。っちゅうことでみなさんも、思い切っていろんな思い込み捨ててみませんか。

 

◆前じゃなくて後ろ?(2007.7.7)

2年ほど前に持病の肩痛を治そうとスポーツクリニックに通ったという話をここで何度かしたと思いますが、うちのメンバーEも同じ病院に行っています。私はおかげさまでほぼ何の痛みもなくスローイングができているのですが、メンバーEは加齢に耐えきれずか度々肩痛を発症しています。まぁまだ通院しているのでぼちぼち治るだろうと思うのですが、ヤツが言うには「ここ数ヶ月ほど肩の前の部分が痛い」らしいのです。で、先日Eが病院に行ってそのことを先生に伝えたら、肩の後ろ部分を治療されたんですね。なんで後ろ?と思ったらしいのですが、ところがそれで肩の前の部分の痛みがあっさり消えて、肩の調子がいきなり良くなったんですよ。いや〜、原因ってどこにあるのかわからんもんですね。投球動作で大切なのは肩甲骨まわりの筋肉と言いますが、痛くなるのが前の部分だと見逃してしまいそうです。普段から後ろの筋肉もチューブで鍛えておいた方がええなぁと思った一件でした。最近私の周りで肩が痛いという人が増えてるんですが、肩まわりは骨も筋肉も複雑な構造をしているので、痛いなぁと思ったらすぐに専門医に診てもらうのがいいと思いますよ。今回、めっちゃ普通の話ですけど、全国大会を前に身体のメンテナンスも心がけてくださいませ。

 

◆イケてる大人(2007.7.9)

先日うちのチームの若いモンとカラオケに行きました。そして、かの有名なTHE BOOMの「星のラブレター」を歌ったんですが、若い連中はみんなこの曲を知らなかったんですよ!信じられん!こ、これが噂のジェネレーションギャップか…。よく考えたら10歳くらい離れてるから仕方ないんですけどね。ところでその若いメンバーと話をしていると、飲んだくれピッチャーWの第一印象が「イケてる大人系」だったりするんです。おのれ〜、知らん間においしいポジションもっていきましたね〜。私もカッコイイ大人キャラをめざしてたんですが、どうも着地点を間違えたようで今や「近所のオッチャン」キャラになってます。でもWに負けるのは悔しいので「Wはロスで犬にお尻をかまれて穴があいている」とかあることないこと書いてやろうと心のせま〜いことを考えていたら、なんとわたくし昨日の試合の帰りに神戸のチームのR&K姉妹からクッキーをもらいました!いや〜、うれしいっすね。危うく私のちっちゃい人間性をあますことなく発揮するところでしたが、人の優しさに触れなんとか思いとどまりました。今月はファン増殖強化月間ですしね、イケてる大人めざしてこれからも魂をピカピカに磨いていきたいと思います。

 

◆レンジでチン(2007.7.11)

先週金曜日、うちの母上が急性膵炎で緊急入院しました。ほんまビックリしたんですけど、もう症状もだいぶ治まってきているようなのでちょっとホッとしてます。しばらく絶食で病院に軟禁されるので、本人はけっこうやせるんじゃないかと脳天気なことを言ってましたが、退院してからもしばらくは食事制限の生活が続くのでけっこうキツイらしいですよ。膵炎は「お酒の飲み過ぎ」などが原因だったりするそうなので、(私が言えた義理ではありませんが)みなさんも健康には留意して下さいね。ところでおかんが10日間は入院ということなので食事をどうしようかと思ったのですが、冷凍庫をのぞくと冷凍食品の山。ひとつひとつ手にとって見たんですけど、いや〜、最近の冷凍食品はなかなかやりますよ。レンジでチンッとするだけで「鯛の紙包み焼き」みたいなものもできるんです!これはスゴイ!よ〜し、これから2週間かたっぱしからいろんなものを解凍してやろう!と意気込んでいたんですが、家に帰るとありがたいことにおとんが普通に食事を作ってくれてまして、特にレンジでチンする必要もありませんでした。でもちょっと冷凍食品に興味津々。珍しいモノがあったら会社の夜食でチンしてやろうと思います。

 

◆予定は未定(2007.7.14)

先日、会社帰りにS家に「藤かほり」の新曲CDをもらいにいきました。で、会社を出たところで、印刷課のオッチャンが私を見つけてくれて「車で駅まで送るわ」と声をかけてくれたんです。このオッチャンは私が入社したときからけっこう仲良くしてもらったんですが、次の8月で定年退職するんです。たぶん、もう辞めるからだと思いますが、最近は特に優しくしてくれて車の中でも話が尽きませんでした。もう一緒に仕事できんのかと思うとほんま寂しいっす。退職するオッチャンのために何かしたいけど、何の権限もないし、引きとめることもできないし、人を動かすだけの力もないし、ほんま自分はどれほどか、どれほど何もできんのかと思います。今まで世話になったのに自分はオッチャンに何ひとつしてやれんのかと思うと、ほんま情けないやら悔しいやらでね…。出来ることと言えば、「オッチャンのこと大好きや」と伝えることくらいですよ。帰っていくオッチャンの車に手を振りながら、人に優しくされるたびに自分のダメさ具合が身にしみる三十路過ぎ…。もっとすごい大人になってる予定やったんやけどなぁ…。

 

◆あぁ夢想権之助(2007.7.16)

先日の試合前、メンバーNが何か音楽を聴いていて「これいいですよ」と勧めてきたので、その曲を聴いてみると、女性の声で歌われているめっちゃええ感じのしぶい曲でした。実はこの歌手・藤かほりさんは、チームの世話役S家の親戚にあたる方なんですよ。そういえば2年前にみんなで通天閣地下劇場でのコンサートに行ったことがあります。そして今回、新曲「あぁ夢想権之助」が出たので、藤かほりさんの弟、S家のパパさんが持ってきてくれたんですね。簡単に新曲をご紹介しますと、タイトルにある夢想権之助とは江戸時代初期の杖術の使い手で、剣豪・宮本武蔵を破ったときの様子を歌にしています。そして実は藤かほりさん、夢想権之助がひらいた神道夢想流杖道の七段教士でもあるんですね。万感の想いが込められたこの「あぁ夢想権之助」、必ずや聴く人の胸を打つに違いありません。お聞きになりたい方は下記お問い合わせよりご連絡下さいませ。それにしても藤かほりさんの活躍をみていると、私たちも棒(バット)を扱う者としてもっと修行せんといかんと思います。七段はむりですけど、せめて「バット初段」くらいの実力にはなりたいですな。

 

◆どこに行くねん(2007.7.18)

先日、愛するわが街・堺の大浜グラウンドで練習がありました。ところが、グラウンドに着いたら電車で来るはずのメンバー数人がいないんです!どうしたのかと思ったら、連中から「いま三宝グラウンドにいるから車で迎えに来て」と電話がかかってきたんです。三宝グラウンドは、駅から北へ徒歩10分ほどの場所にあるグラウンドで、大浜グラウンドとはちょうど真逆の位置にあります。で、間違えたメンバーに「ちゃんと『大浜グラウンドで練習』って連絡がきたのになんで三宝に行ったん?」と聞くと「だからちゃんと大浜を目指して行ったのに、なぜか三宝についた」とワケのわからんことを言ってました。どうやら史上最強最悪の方向音痴メンバーEが最大限に実力を発揮し、三宝グラウンドへとみんなを導いたようです。ところがその後、彼女たちが三宝で迎えを待っていると見覚えのある顔が近づいきて、よくよく見るとなんとメンバーのJ!「ゴメン!ほんま遅れてゴメン!」と謝ってたらしいのですが、それ以前におまえさんも間違えとるがな!そもそも大浜にも三宝にも何度も練習に来てるのになんで間違うんでしょうかね、ほんまビックリするわ…。君たちがあまりに何度も道に迷うから、「グラウンド・ガイド大阪」ページを2年もかけて作ったのに、想像を絶する方向音痴ぶりにもはやその役割を果たしていないように思います。きっと君らは私のような凡人の常識では測れないほどのイキモノなんでしょう。もう宇宙規模のアホさにはついていけないっす…。

 

◆スーパー・マウス・キャッチャー2号(2007.7.21)

今週の週初め、ルンルン気分♪で会社に到着して自分の机の上を見たら、なんと荒らされてました!ネズミに!私が食べるのを楽しみにしていたお菓子がボロボロになって散乱してたんです。くそ!あいつら、何してくれるねん!と激怒して机の上を掃除していたら、なんとやつらのウンチも発見!!!お菓子は食われるわ、机の上でウンチされるわ、かなり最低ですよ…。ほんま何が悲しゅうて小動物がウンチした机で仕事せなあかんねん…。せっかく朝からご機嫌だったのに気分を害されました。怒り狂った私は(就業時間中に)ネズミ捕獲作戦に乗り出し、人類の英知を結集させた『スーパー・マウス・キャッチャー2号』を考案したのです(右写真)!3年ほど前にも1号機を作ってここでご紹介したと思うのですが、その時はまったくひっかからなかったんです。しかし今回はかなりの自信作。人類のプライドにかけて絶対捕まえなければいけません。そしてワナを仕掛けた翌日、ドキドキしながら会社に行ったらですね……、やっぱりひっかかってませんでした。でも仕掛けたエサが下に落ちていたので、どうやら惜しいところまではいったようです。捕獲まであと一歩。さらに工夫を重ねて2号機の完成度を高め、小動物との戦いに勝利したいです!

 

◆幸せじゃないか(2007.7.23)

先週、テレビがぶっ壊れました。そして買いました、液晶テレビAQUOS(20V型)。先のことを考えてええやつを買おうと思ったんですが9万もした…。ボーナスも出ないのに、ほんまマジでいたすぎる…。しかも諸事情があって私の部屋に置くことができず、リビングに置くことになったんです。結局おとんとおかんにプレゼントしたようなもんですな。まぁ、これも親孝行ですか。ところで昨日は神戸で試合があったんですが、今年入部した新人Kが太ももを痛めたので、試合後みんなより先に帰ることにしました。で、その時にKの生活を聞いたんですが、いまどき珍しい極貧学生なんですよ。「夕飯は毎日200円まで」とか「ペットボトルは1週間に1回だけ」とか「チャリンコは友だちと共有」とか、とにかく金がない!昭和初期か?しかも大阪に来てからここ数ヶ月ろくな食事をしてない様子で、そらぁケガもしますよね。Kの話を聞いていると、しょぼい給料でも液晶テレビ買えるなんて私は全然幸せじゃないかと思えてきます。そんな昭和苦学生の香りが漂うKですが、野球に関してはほんまにメチャクチャ上手いので、栄養失調にならないようたびたび梅田に呼び出して重量級に育てよう。また飲むためのいい口実が増えたな…ふはは。

 

◆レイトショー(2007.7.25)

昨日、会社帰りにツレと難波の映画館にレイトショーを見に行きました。「パイレーツ・オブ・カリビアン(3作目)」です。1ヶ月前から見に行こうといってたんですが、ツレが2作目のDVDを見てなかったのでなかなか行けなかったんです。そして昨日ようやく念願の3作目を見に行ったんですが、いや〜、大迫力でなかなか面白かったですよ!ジョニー・デップ好演ですね。ところで、レイトショーには初めて行ったんですが、うわさどおりカップルだらけ。こらぁ!おまえら前の席でイチャイチャすんな!映画に集中せぇ!っちゅう感じですよ。ツレと二人でビールを飲みながら映画を見ていると、ワシらはオッサンか…と思って若干むなしくなりました。まぁでも、レイトショーはガラガラにすいてるし、ビールも飲めるし、食べ物もけっこうあって、なかなかいい感じですよ。夜の8時に入っても11時には終るので余裕で帰れます。1200円で見れるしね。みなさんも機会があれば行って見てくださいね。で、今度は1000円になる「レディース・デー」に行こうという話しになったんですが、チケット売り場で私が“レディース”であることを説明するのに時間がかかるので、その話は保留となりました。ま、最終的に脱げばいいんですが、最近脱いでもわからんくらいにマッスルになってきたので、しばらく筋トレはお休みしようと思います…。

 

◆新幹線ガール(2007.7.28)

先日、「新幹線ガール」という本を読みました。新幹線の車内でワゴン販売をしている「パーサー」と呼ばれる女性販売員のお話ですが、彼女の仕事に対する誇りや愛情というものが感じられてなかなかいい刺激を受けました。実はこの本、課の会議で紹介されて読んだんです。彼女は最初ホテルで働いていたんですが、会社の古い悪しき体質があって、そこではいくら提案してもいくらがんばっても良いサービスをお客さんに提供することができなかったんですね。そして彼女は自分の信念を貫くために転職して、自分の力を発揮できる職場を見つけ、そこで売り上げナンバーワンの新幹線ガールへと登りつめたんです。この本を紹介してくれた先輩が教えてくれた書評ですが、「彼女が最初に勤めた会社の上司は、こういう若くてヤル気や信念のある人材を活かせなかった。しかし、次の会社の上司は彼女の力を最大限まで引き出した。上に立つ者によって人は変わる。だからその責任は重大なんだ」ということなんだそうです。私はチーフや先輩の下でほんまにうまく育ててもらって、最近は仕事も一人で任せてもらえるようになって、本当にありがたいと思っています。でも、チームでは若い子の方が多くて、私は逆の立場になるんです。いろいろ経験してる分、ときどき自分の描く青写真を若い連中に押しつけてしまうんじゃないかとも思いますが、チーフや先輩が自分にしてくれたように、のびのび育っていける環境を作れたらええなぁと思っとります。

 

◆真実の姿(2007.7.29)

昨日、チームの飲み会がありました。全国大会へ向けての壮行会と新人さんの歓迎会ということで、保護者のみなさんを含め約20名で梅田の夜をガッツリ制覇してきました。ところで1次会の居酒屋では若いメンバーのお父さんたちといろいろお話をしたんですが、そのときにこの不真面目なホームページが意外にも好評だということがわかったんです。他のちゃんとした女子野球チームのホームページに比べて、ちょっとやばいコンテンツ(とくにカブリモノ)が満載なので心配してたんですが、お父さんたちからお褒めの言葉をいただきホッとしております。でも、うちのメンバーは「写真集」と「メンバー紹介」があまりお気に召さないらしく「会社の人にバレたやん!めちゃ恥ずかしい!」といつも非難ゴウゴウなんですよ。失礼な〜。だいたい言わせてもらえば、いま掲載している写真でさえも、公共の場に耐えうる数少ない写真じゃないか!そもそもカブリモノをかぶって新幹線の車両を往復し、さらにトイレに入って他の乗客を驚かすような連中にこのホームページをとやかくいう資格はないはずだ。君らの普段の姿をそのまま反映させたホームページなのにケチをつけるとは…。ほんま今度はもっとヒドイ写真を載せてやるからな…。

 

◆徹子で走れ!(2007.8.1)

そろそろ全国大会が近づいてきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?私はこのところ週5回のペースで飲みに行っていて、かなりハードな日々を過ごしています。ところでうちのチームでは、全国大会の手続きをする「全国大会係」というのがあるんですが、今年は若手メンバーのYが担当なんです。ところがこのY、遅刻の常習犯だし部費も滞納しまくるやんちゃ者なんです。ヤツで大丈夫だろうかと心配していたんですが、私の予想を大きく裏切ってめちゃめちゃキッチリ仕事をしてくれたんですよ。手続きを全部Yに丸投げしたんですが、滞りなく処理してくれました。そういえば雨の日の練習後にYにボールを預けたら、翌週Yがドロドロだったボールを洗って持ってきてくれたりもするんです。キャプテンがいないときは代わりにチームを仕切るし、若いメンバーの面倒もちゃんとみるし、思った以上にしっかりした子なんだなと感心ました。私たちはついつい自分のイメージだけでその人の器を決めてしまいがちですが、これほど危ういものはありませんね。そういうこともあって最近Yのことをちょっと見直してたんです。ところが先日、ヤツが試合に大遅刻をしましてね!「でも自分、仕事では遅刻したことないんです」と自慢げに言ってましたが、それこそどういうこっちゃねん…。今度遅刻したら、黒柳徹子の真似でグラウンド1週じゃぁああ!

 

◆チャーメン(2007.8.4)

金曜日は会社の第2回ボーリング大会がありました。実は私、殿方たちを差し置いて第1回チャンピオンに輝いた実績があるのですが、今回は連覇がかかっていたにもかかわらず4位に甘んじてしまいました…。悔しい…!で、ボーリング後の打ち上げで「女子はハンデください!」と一応言ってみたんですが「えー!お前が言うな、お前が」と即却下。くっそ〜、やっぱり練習しかありませんね!チームの若いモン連れてスポッチャ通い詰めよう…。ところで今日は数学教師のメンバーTが勤める百合学院におじゃまをして、女子野球同好会のコーチをしてきました。本当は用事があって欠席しようと思っていたのですが、「近くの弁当屋に『チャーメン』という珍しいメニューがある」という話を聞いて出席を決意。食べ物につられてホイホイと練習に行ったんですが、みんな初心者のわりにはけっこう上手くてびっくりしました。今が伸び盛りなんで、このまま練習を続けたらもっと上手くなるでしょうね。楽しみです。そして練習後にチャーメン(あんかけラーメン?)も食べることができて大満足!しっちゃん、あやや、かっつ、もぐ、そして百合学院女子野球同好会のみなさん、私たちでよければまた一緒に野球しましょうね!

 

◆いきなりBBQ(2007.8.6)

いや〜、昨日は暑かったですね。グラウンドは1日確保できていたんですが、あまりの暑さに午前中練習した時点でオエェとなりました。うちらね〜、基本はココロもカラダも虚弱体質なんで気温が30度を超えると活動休止状態になるんです。ま、ダメな大人の本領発揮ですが、昼休憩にアイスを食べていると「なんかもう暑いからこのままバーベキューする?」というノリになりましてね。ゲリラでバーベキューをすることにしました。近所に住んでいるKさんにバーベキューセットを借り、買い出しを済ませて準備はオッケー!バーベキューをやろうと言い出してからわずか1時間で準備するとは驚異的な行動力…。なんかそんな所にばっかり高いポテンシャルを感じるんですが、そのあとゲリラ・バーベキューになだれ込みました(マジメに練習もしましたよ)。焼きそば、肉、野菜、ソーセージ、ビール…、もうマジで美味かったです!スイカ割りもしたし、ドッヂボールもしたし、セミの脱皮も見たし、夏の思い出をまた1つみんなで作ることが出来ました。ゲリラ開催だったため、お誘いできなかったアッフェ関係者のみなさま、次回また必ず一緒にやりましょう!ちなみに健全な写真が撮れたので写真集に追加しております。また足をお運び下さいませ。

 

◆いざ、東京!(2007.8.8)

先日、ツレからメールがありました。「やるときはやる、全国大会はソレをみせたれよ!」という励ましのメールです。いつもはほんまにしょーもない内容ばかりなんで、こういうのはちょっと照れくさい(笑)。でも嬉しいモンですな。ところで、他人に大阪アッフェはどんなチームなのかと尋ねると、よく「選手みんなが本当に楽しそうに野球をしてる」と言われます。これはきっと、私たち自身が忘れたらあかんことなんでしょうね。たまにケンカしてギクシャクもしますけど、でも大切にしたいモノがみんな同じやから一緒におるのが居心地いいんです。全国大会というのは、そういう自分たちの野球を表現する場所でもあると思うんですよ。今年は、大阪にちょっとおもろいチームがあるねんで、というのを見せられたらいいですな。幸いにも1回戦から江戸川区球場で、しかも関東の歴史ある強豪チームと対戦です。ドンと胸を借りて、精一杯自分たちの野球を表現したいです。そして今年こそ「昼の全国大会」も「夜の全国大会」もオール制覇できるようにがんばりたいです。それではみなさま、週末に東京でお会いしましょう!!

 

◆全国大会(2007.8.14)

みなさま、全国大会お疲れさまでした!私たちは2回戦敗退という結果です。今年は良いところも悪いところも全部出たな、という感じの試合でした。2試合ともたくさんの方が応援に来てくれたのに、最後はふがいない試合をしてしまって本当に申し訳ない。ベンチの後ろから聞こえる声援に応えられるようなプレーができなくて悔しい思いで一杯です。なんですかね〜、もっとうまくなりたいし、もっと強くなりたいし、今よりもっと気持ちが1つになって野球がしたいっす。また来年に向けて頑張ろう。さて、K村家のみなさま、W松家とご友人のみなさま、K野家のお父さま、T司さま、大阪ディアズのみなさま、O崎さま、ヒラタさま、大阪で応援してくれたチーム関係者のみなさま、本当にありがとうございました。聞こえてくる応援がめちゃくちゃうれしかったです。また新幹線乗り場に見送りに来てくれたYちゃん、サプライズをありがとう。そして何よりS藤家のみなさま、今年もいろいろと面倒をみて頂いて本当に感謝しています。いろんな方に支えられてのチームだということを忘れずに野球を続けていきたいです。ところで、決勝戦が終わって球場を出る時、関東連盟のみなさんが球場の片づけを始めていました。それを見たうちの若手メンバーが「大会の運営は関東連盟のチームがやってるんですよね?ほんまあの人たちスゴイ。ほんまにありがたいです」と言っていました。私も同じ気持ちです。最後になりましたが、全女連のみなさま、関東連盟のみなさま、本当にありがとうございました。また来年も江戸川区に来れるよう頑張りたいと思います!

 

◆栄光に向かって走れ!(2007.8.16)

さて、全国大会も終わってワタクシ今日から出勤でしたが、何事もなかったかのように日常が始まるとちょっと寂しいですね。大会前毎日バッティングセンター通って昼休みも打ち込みに行ったのに、あの試合でのしょっぼいバッティングはなんやったんやろうと思うとね〜。虚しいですな〜…。で、負けた日にヤケ酒で1次会2次会と飲みに行って、最後はカラオケに行ったと思うんですが、どうもそのへんの記憶がないんですよ。翌朝に「チェックアウトじゃぁあ!」という電話でたたき起こされ慌ててフロントへ行くと、一緒にカラオケに行ったキャップが「トレ〜イン、トレ〜イン♪走って行け〜♪」とブルーハーツの『トレイン トレイン』を口ずさんでいたんです。大好きな曲だったので「それ、歌いたかったわ〜」と言うと、キャップが「えぇっ!! 歌ってましたよ!」と衝撃の一言!どうやらラストに私が飛び跳ねながら歌っていたらしいのですが、ほんまに何も覚えていない…。「夜の全国大会」は練習しなくてもベストプレーができるんですね…。虚しさ倍増です…。そして、どうせなら悪さの限りを尽くそうと、新幹線が駅に停まるたびにキューピーで手を振って通行人を驚かせていたんですが、京都駅で失笑を買う中、あるお嬢さんがたいへん喜んでくれましてね。出発間際、わざわざ母親を連れてきて「ほら、あそこ!キューピー!」「あら、ほんまやわ!」とホームの端から母子で手を振って見送ってくれました。まぁ、最後にこういう心温まるエピソードも作れたし、今年の「夜の全国大会」は完全制覇ですね!

 

◆ともだち(2007.8.18)

先日ツレと飲みに行きました。こいつ、付き合いが長いのでけっこう厳しいことをズバズバ言ってくるんですよ。それでもイヤになったり落ち込んだりしないのは、お互いの関係の中にまず信頼があるからですよね。ムチャ言われてアホほど甘えられることもありますけど、私が人として道を間違えそうになったときにはちゃんと正しい方へ戻してくれる。互いに尊敬する気持ちを感じらる関係ならとても居心地がいい。私の周りにはそんなともだちが何人かいて、そしてそれはすごく幸せなことです。長い付き合いの中でなれあいだけになって互いの尊厳を忘れてしまって、自分のエゴを押し通すだけの傲慢な関係になってしまったらもうやめた方がいい。それすらわからなくなってるならなおさらだ。限りある人生の中で共に時間を過ごしたいのは、一緒にいて自分が成長していけるような連中ですよ。仕事でも野球でも何でもそうですが、まず尊敬し合える関係の中でやらなければ、まずそれを作り出さなければ、然るべき結果にしかならないんです。ほんま難しいですよ、人間関係って。なんかねぇ〜、モヤモヤしてる時は早く練習に行って大好きなみんなと野球したいですな。ボールといっしょにイヤな気分もかっ飛ばせたらええのにねぇー。

 

◆野球の聖地(2007.8.20)

最近、私の団地の駐車場が整備されました。そんな金あるなら団地中のゴキブリを根絶してほしいですけどね。ところが今回の工事、なかなか大規模なモノで裏手にある来客用の駐車場の付近も整備されることになったんです。でもそこは、私が野球を始めた「想い出の場所」なんです。小学校3年生のころからですかね、日曜日になるたびにその駐車場に行って父親とキャッチボールをしました。しかもなぜか私がミットを持って壁側に座り、“星一徹モード”の父親が投げてくる全力の球を捕るんです。さらに高学年になると投げるボールが軟球から硬球になりました。捕り損ねると後ろの壁で跳ね返ったボールが自分の身体に当たって痛いので、それがイヤで必死にボールを捕る練習をしたことを覚えています。いま思えばおとんはいったい何を企んでたんやろうかと思いますが、おかげさまでキャッチャーという道を今も続けています。そんなツラくてイタくて、でもメチャメチャ楽しい想い出がいっぱいつまった場所なんですが、それが急になくなってしまうのかと思うとたまらんですよ。で、毎日工事の様子をうかがってたんですが、結局そこは工事が行われず以前のまま残されました。本当に良かったです。野球を続けてるといろんなことがあるんですけど、あそこに行くといつも野球を始めた時の純粋な気持ちに戻れます。私にとっては聖地ですよね。そんな場所があることに感謝してまたこれからも野球を続けていきたいです。

 

◆和はツライ(2007.8.22)

暑さ続く中、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私はなかなか疲れが取れずまいってるところですが、先日の練習で張り切ってランナーをしたら左足の甲がおかしくなりました。これがいわゆる加齢だろうかと軽く考えていたら、翌日歩けないくらい痛くなったんです。でも日常の動作はなんとかクリアできたので助かったんですが、ちょっとヤバイのがトイレ。家のトイレは洋式なので何も問題はないのですが、会社のトイレが和式なんですよ。しゃがむことができないくらい痛いのにどうしたらいいんやろうと、トイレの前で途方に暮れました。ただまぁ、さすがにガマンもできないのでトイレに入ったんですが、どのポジショニングでもものすごく痛い!結局「イタタタタタタ!!!」と絶叫しながらトイレを済ませました。ほんまこの時ほど日本のトラディショナルなトイレを恨んだことはありません。キャッチャーという職業柄、ヒザや股関節を痛めることも多々あるのですが、その度にトイレで悶絶しなければならないのはどうでしょうよ?日本の伝統文化は守りたいと思いますが、トイレに行くたびにケガが悪化するのもねぇ…。これを機にぜひとも会社のトイレを洋式に変えていただきたいのですが、ボーナスも出なかったくらいビンボーだから当分は悶絶トイレでガマンするしかないですね…。

 

◆スポーツ講習会(2007.8.25)

今日は百合学院中高等部・女子野球同好会とアッフェの若い衆(高校生以下のメンバー)との第1回定期交流戦を行いました。いや〜、若いってイイねぇ〜!いろんな刺激を受けて10歳くらい若返った気分です。また交流戦の様子は後日ご紹介しますね。さて今日はその交流戦の後に、いつもお世話になっている「パンジョ・スポーツクリニック」が主催したスポーツ講習会に参加してきました。「ケガに負けない肩をつくる」という内容の講習で、肩まわりのストレッチやチューブトレーニング、ダンベルトレーニングなどを勉強しました。おもしろいメニューがたくさんあったので、さっそく練習や個人トレーニングに追加しようと思います。講師はクリニックのスタッフの先生なのですが、チームトレーナーとしてスポーツの現場に携わっているので最新の情報なども聞けてけっこう面白かったですよ。ほんまクリニックがこういう講習会を開催して専門の情報や知識を提供してくれるのはありがたいことですよね。ちょっと感動しました。講習会は2ヶ月に1回くらいやってるみたいで、参加費も500円です。詳細はたぶんパンジョ・スポーツクリニックのHPに掲載されると思いますので、みなさんも興味があればぜひとも参加してみてくださいね。

 

◆次世代へ(2007.8.25)

先週の土曜日、数学教師のメンバーTが勤める百合学院の女子野球同好会と、うちの中・高校生メンバーと交流戦を行いました。百合学院の中高生メンバーとうちの若い子たちが同じくらいの年代だったので、せっかくだから定期的に交流戦をしていこうというアイデアで始めたんですが、参加した私も野球を始めた頃の初々しい気持ちになれました。試合をしてもみんな思い通りにいかなくてもどかしいんですけど、それでもめいっぱい野球を楽しんでいる姿を見て、これが野球の原点やんなぁといろんなことを思い出させてもらいました。百合学院のキャプテンが一生懸命、声を出してみんなを引っ張っている姿に胸がいっぱいになったしねぇ…。うちの若い子がヒットを打ってダイヤモンドを駆け回る姿を見てこれまたジ〜ンときたしねぇ。ご家族が応援に来ている姿もみて、それもまたなんかウルッときたしねぇ。そうですなぁ…、そういえば私が昔描いていた夢がここにあるんだなぁと思い出しました。若い力はいろんなことを変えていきます。もし中高生がたくさん集まって、教育リーグみたいなのが開催できたらちょっと面白そうですよね。女子野球界、次世代へー。そんな妄想を抱きながら、今日も飲み会で終電に揺られながら帰ってきたオバハン・プレーヤーでした。

 

◆魁!!乙女塾(2007.8.29)

先日、若手メンバーとなんとなく梅田に飲みに行きました。普段はジャージ姿しか見てないんで、たまに連中の私服姿を見ると新鮮味がありますよね。普通にかわいかったです。ただ、悲しいことにやはり体育会系の匂いが抜けきれてないんですよねぇ。何が悪いのかなぁ…。見た目は普通の女の子なんですが、動いたりしゃべったりしたら良からぬモノが出てくるんでしょうな。やはり体育会系である以上、世間一般の女子と同じカテゴリーには入れないんだと思います。ところが聞くところによると、ヤツら『海でビキニを着る』という恐ろしい計画を立てているらしいのです!いやぁ〜、それはホンマどうかと思うよ?ちょっとした犯罪ですよね。「でも、うちら脱いだらスゴイんです!」と必死に主張してましたが、そりゃ確かに『タテ割れ腹筋』はスゴイわな、浜辺大パニックやん。まぁ、カワイイ乙女を演じきればごまかせるかもしれませんが、できることなら海岸の平和と秩序のためにビキニは思いとどまってほしいです。そんなことを切に願いながら昨日真っ黒に日焼けしたボディで出社したら、同僚に「山本太郎に似てるよね」と言われてしまいました。…う〜む、私こそ水着姿では沿岸警備隊に逮捕されるかもしれません。浜辺に立ち入り禁止になる前に、みんなで乙女塾を開いて鍛えなおしますか…。

 

◆広がり(2007.9.1)

今日は百合学院の女子野球同好会にコーチに行ってきました。その帰りに尼崎駅のダイワスポーツに寄って念願の5本指ソックスを買ったら、店の隅に衝撃の「グラブ型ソファ」を発見したので載せておきますね。私もいつか手に入れるぞ!ところで今日の練習、百合学院のみんながどんどん上手くなっていくのを見て驚きました。ほんま見ているこっちがうれしくなりますよね。私なんかはもう10年以上野球をやってるので、もう伸びシロがないんじゃないかと思ったりもするんですが、みんなが一生懸命ボールを追いかける姿をみてると、それに引っ張られてやる気も出てきます。いい刺激でんな。で、帰りに顧問のメンバーTが百合学院のみんなが書いた練習日記を見せてくれたんですが、練習や試合のこと以外に私たちのことも書かれていてちょっとうれしかったです。なんかね、長年野球をやってると年々積み重ねられるのはしがらみだけで、自分はずっと狭い世界で身動きが取れなくなってるんじゃないかと思うこともよくあるんです。でも、こうやって新しい野球トモダチが増えたりもするし、実はどんどん広がってるんですね。キャッチボールの相手を探すことから始めた野球が、もうこんなところまで広まったんやなと感じた時、もっと感謝して野球せなあかんと思った夏の終わりです。

 

◆人に優しく(2007.9.3)

最近ツレとよく遊んでいるんですが、ヤツがあちこちの店で暴れるんです。もともと気性のハゲシイ人間なんですが、携帯ショップや居酒屋で店員が大きいミスをしようものなら「店長呼んで来い!」とか「納得できるまで説明せぇ〜!」とか、店員も客も真っ青なるくらいの大暴れ。結局私が「もうそれくらいにしときや」と止めに入って、「人にも地球にも優しくせなあかん!」と説教するんですが馬の耳に念仏。こんなことで大丈夫なのかと心配していたら、昨日「旅行会社に行くからついてきて」と言われたんですね。イヤな予感がしたので一緒に行ったら、マズイことに担当の社員が新人さんで処理がかなりモタついちゃったんです。で、ツレを見るとすでに臨戦態勢に突入!これはヤバイと思った私は「三十路過ぎたら減点法じゃなくて加点法や!人の悪い所ばっかり見てたら何も残らん!」と先手を打って説得し、なんとか噴火5秒前でツレを鎮火する事ができました。その帰り道にさらに説教したんですが、なんとヤツが言うには「アタシがキレる→アンタが止める→ホッとした店側が無茶な要求の7割を飲む。これが手や」ということらしいのです。う〜む、さすが悪友、確信犯的にやっとったんですな。ただ、ヤツが切れた時点で100%要求が通ってるんですよね。私の役割、別にいらんやんなぁ…。

 

◆メンバー紹介(2007.9.5)

え〜っと、長い間ほったらかしにしていたメンバー紹介を更新しました…。新人さんを早く追加しなければと思ってたんですが、何を書いても許される程度に仲良くならないと紹介文を作れないんですよね。なので若干遅れましたが、ようやく更新!しかもなかなかの好評(?)でした。ところがですよ、他のメンバーからはよく「メンバー紹介の内容変えて〜」とクレームをつけられるんです。どうやら紹介文がお気に召さないみたいなんですが、でもヤツらのあるがままを描写したらああなっただけで、私が悪いのではありません。でも、この「メンバー紹介」と「写真集」のページがあるために、いまだに会社でも家庭でもこのホームページの存在を隠し続けているというメンバーが多数に及ぶらしいのです。う〜む、ホームページがあるのに教えられないというのはなかなか珍しいチームですな。っちゅうか、実は私も会社の人にはこのホームページのことを教えてないんです。でも恥ずかしいからではなくて、公表するタイミングを逸したまますでに7年が経過してるのと、社長の悪口をいっぱい書いてるので教えられない、というのが理由です。まぁ、別に大々的に公表する気もないので、これからも「知る人ぞ知る」的なホームページをめざして、コソコソ更新していきますよ!

 

◆ダブルヘッダー(2007.9.8)

先週、メンバー・メグさんが全国大会のDVDを見たいと言っていたので、金曜日S家に行って試合のDVDを見ようということになりました。ついでなので周辺に住んでるヒマそうなメンバーに集合をかけ、いつもながら完璧に宴の会をセッティングしたんです。ところが前日の木曜日、いきなり会社で「はい、今から金曜日の送別会のお金集めま〜す!」と言われたんですよ。「!!!」と思いながら記憶の糸をたどっていくと、そういえば「定年退職する人の送別会があるから金曜日は空けておいて」と言われていたような気がします。私としたことが、大好きな飲み会のことを全然覚えてなかったんです!かなりショック!こうして金曜日はまさかのダブルヘッダーとなり、第1試合の送別会では1時間で飲み放題食い放題を制覇し、そのあと第2試合の会場へ移動して3時間に及ぶ熱戦を制してきました。でも、さすがに週末のダブルヘッダーはきつかったですな…。今まで飲み会が重なるなんてあり得なかったんですが、加齢とともに確実に記憶力が衰えてきてるんでしょうか…。今日はいまから手帳を買いに近所のサティへ行ってきます…。

 

◆伝えたいキモチ(2007.9.10)

昨日の練習で若手メンバーKが背番号99のTシャツを着ていました。Kの背番号じゃないのになんでやろう?と思っていたら、確かその日は9月9日!「地味にオモロイことやるやん、強敵や!」と思って聞いたところ、たまたま友だちからもらったTシャツを着たら「99」だったそうです。う〜む、最近ワタクシ、若手の台頭におびえるベテラン芸人のように過敏になってきたから気をつけよう…。ところで、昨日は練習後に友人の赤ちゃんを見に神戸まで行ったんですが、まだ生まれて2ヶ月くらいでスゲェかわいかったです。でもその時に思ったんですが、赤ちゃんというのは「お腹がすいた」とか「おむつ替えて」とか、そういう要求を「泣く」という行為でしか表現できないんですよね。それに比べて私たち大人は、言葉を使っていろんなことを伝えることができるくせに、いまだにちゃんとキモチを伝えられないことも多いんですよ。例えば、心配して言ったことなのに、それがケンカみたいになってひどいことを口走ってしまったりね。結局、相手には「怒ってる」ということしか伝わらなかったりもします。そういうのはアカンとわかっているんですが、本当に伝えたいキモチが自分でもわからないのに、それを伝えるということはなかなか難しいことなのかもしれません。なんですかねぇ、大人になるほどややこしくなるもんですな。明日からもっと素直に生きようと思った神戸の夜でした。

 

◆肩を治そう(2007.9.12)

こないだの日曜日は、大阪城公園で大阪ディアズさんの練習に混ぜていただきました。練習場所がなくて困っていた時に入れてもらって、マジでありがたかったです。感謝、感謝…。ところでその練習の時に、ディアズさんの新人デカくんに「野球肩は治るんですか?」と聞かれました。デカくんも肩を壊していてボールが投げられないんですが、若くて優秀な人が思い通りにプレーができない様子を見てるとツライです。わたくしも長い間投球障害に苦しんだんですが、でも2年前に「最後の望み!」と駆け込んだスポーツクリニックであっさり治ってしまったんですよ。ただ、肩が痛くて10mも投げられない時は本当に辛くてね。練習がちゃんとできない自分もイヤだし、思い通りにプレーできないのも悔しいし、このまま終わるんじゃないかという恐怖もつきまとうし、大好きな野球が辛くて苦しくて仕方がなかったんです。このまま騙し騙し野球を続けるんだろうかと絶望の淵にいたんですが、病院に行って3〜4ヶ月がんばったら、コレがまたアッサリ治っちゃってねぇ〜。それからはもう野球がメッチャ楽しい!どんだけ投げても痛くないし、相乗効果で打率もグングン上がるし、まさにハッピー・ベースボール・ライフっす!だから今、肩壊してる人はぜひとも治していただきたいと思うんですよ。大好きな野球のために、練習と同じくらい治療もがんばってみてくださいね。→ちなみに管理人が通院中に肩の状態を記録したロクでもないモノがあるのでよかったら参考にしてください

 

◆敵ながら(2007.9.15)

うちの会社では7月くらいからネズミがウロウロしていて、私の机の付近がよく荒らされているんです。しかも前に書いたと思いますが、ウンチ連発なんですよ。どうやら私の机がいたくお気に召されたようで、1週間に1回はウンチをしていきます。マジでむかつきますよ。しかし私も人間としてのプライドがあるので、あの手この手でネズミが近づかないようにしてたんですが、先週会社に行ったらとんでもないところにウンチをされていました。それがパソコンの薄型モニターの上!いや〜…、普通はこんな細い登って出そうとは思わないでしょうにねぇ。しかもこの細い幅によくウンチを決めよったなと思うと、腹が立つと言うより感心しました。敵ながらあっぱれです。なんかこの数ヶ月の攻防で、ネズミとは良きライバルとしての友情も芽生えつつあるのですが、さすがにこれ以上の横暴は会社としても見過ごせなくなってきたので、結局は毒のエサを仕掛けることになりました。ただまぁ、ヤツも賢いのでなかなか食べないんですよね。あとしばらくはネズミとの戦いが続きそうですが、できれば生きたままどこか遠くへ逃げ切ってほしいと思います。

 

◆絵文字をマスター!(2007.9.17)

昨日神戸で試合があったんですが、キャップが近くの駅で拾ってくれたんですね。で、車に乗ってる連中が若手メンバーばかりだったので、思い切って聞いてみたのが「絵文字」の使い方。最近中高生のメンバーとメールのやり取りをすることが増えたのですが、ちゃんとコミュニケーションをとるにはやはり絵文字の正しい使い方を知っておかないとダメだと思ったんですよ。特に最近わからないのは、「☆」とか「◇」みたいなマークでキラキラ動いているヤツですね。あれのニュアンスがちょっとわからないんですが、みんな多投してくるんです。あとは「♥」でピカピカ動いているヤツですか、これもどれくらいの親密度を表すのかがよくわからないんですよ。聞いてみると、どうやらそれぞれ深い意味はないらしいのですが、でもどういう気持ちの時に使うものなのかがイマイチわかんないんですよね。若い子とメールする時に間違って使ってたらかっこわるいしねぇ…。なんせ私の青春時代はポケベルが主流でしたからね、活字以外のモノになかなか対応しきれないところはあるのかもしれないな…。似合わぬことはムリをせず…と言いますが、できれば「ビール」以外の絵文字もかっこ良く使いこなせるようになりたいです!

 

◆思い通りにいかなくても(2005.9.19)

ちょっと前に会社でチーフと話をしてたんですが、若手や中堅の社員で話をしているとけっこういろんなアイデアが出て、具体化したら面白いだろうなと思うことがたくさんあります。でも権限を持ってる上の人たちが動かないので、なかなか実現しなかったりもするんですよねぇ。もどかしいというか、歯がゆいというか…。仕事でも野球でもそうですが、思い通りにいかないことばかりだとほんまにウンザリしてきます。でも、裏を返せば「人を動かす」ということはそれくらい難しいことなんでしょうね。最近、若い連中とよく話をするんですが、ヤツらもいろいろ思い通りにいかないことが多くてなかなか大変みたいです。確かに人の中心になって何かを作り上げるということは本当にめんどくさくてしんどいことなんですけど、でも誰でも簡単に出来ることじゃないからこそやる価値があると思うんですよ。理想と現実の間で悶々と苦しむだけの日々だと思えても、振り返ってみたらこんなにもたくさんのことが変わってきたんだと実感できる日がいつか必ず来ます。だから今は浮き沈み激しいかもしれませんが、頑張りなはれや、チビスケたち。っちゅうか、まぁ私もですけどね…。

 

◆柔道の心(2007.9.22)

先般、世界柔道がブラジルでおこなわれました。元柔道家のワタクシも気になるところではあったのですが、なかなか放送を見れなかったんです。ところが伝わってくる報道では「不可解な判定に泣いた日本勢」というものばかり。どうせまた期待してたのに負けたからそんな報道をするんだろうと思って再放送を見たら、確かに「?」な判定なんです。これは「日本に不利」と言われても仕方ないですね。ただねぇ、前から思ってたんですが、柔道はもう「有効」とか「効果」とかのポイントをなくしてしまった方がいいんじゃないでしょうかね。あんな微妙な投げがポイントになるから、ややこしい判定にもなるし、ポイント稼ぎのため小技や駆け引きも増えるんですよ。どちらかが一本とるまで時間無制限でやればいいのになぁなんて短絡的なことを考えてしまいます。私の教えてもらった柔道は技を磨く中でむしろその心を鍛えるというのものだったので、最近の国際大会でポイント狙いのかけ逃げくさい技を見ると正々堂々やれよと思ったりするんですよ。柔道が世界に広まって「武道」から「スポーツ」に変わっていく中で、うまく言えないのですが柔道の本来持つ「精神」が失われつつあるのではという危惧があったりもします。古い考え方なのかもしれませんが、日本の柔道は武道の精神を守りながら愚直に一本をとる柔道を続けてほしいと勝手ながら思っています。

 

◆夏の終わり花火(2007.9.24)

昨日、チーム恒例の花火大会をしてきました。ただ、昼間に試合があってその夜に花火をしたので、さすがに体力的にキツかったというかツラかったというか…。もう若くないのでちょっと過酷なイベントは見直そうと思ったんですが、でも花火大会は大盛況でメッチャ楽しかったです。若手メンバーもたくさん来たしメンバーのご家族も来てくれて、総勢20名くらいで去りゆく夏のしっぽに着火してきました。私も久々に花火をしていると退化しつつあった乙女心がよみがえってきて、花火を持ちながらキャハハハハとそこらへんを駆けまわっていたんですが、でもその時、自分の近くでシュンッ!シュンッ!という音が聞こえたんです!え?と思って振り向くと遠くから鹿児島のヤンキーメンバーKが連発打ち上げ花火を私に向けて発射!「アホか!あぶねぇ!正気か!」とジグザグ走法で光る閃光の中を切り抜けたんですが、ほんまうちのチームは悪い大人の見本市か…。もちろん絶対に当たらない距離でやっていたので大丈夫でしたけども、よい子のみんなは決して決してマネしちゃいけませんよ。でも、そのあとみんなから「試合では見たことないくらいの素早い動きやったわ」と賞賛(?)を受けましてねぇ(喜)。いつか挟殺プレーでその実力を披露しようと思うのでご期待下さい…。

 

◆煩悩との戦い(2007.9.26)

何度かここでも書いてますが、会社の帰り道にあるバッティングセンターに週に何回か顔を出しては店長と話し込んで帰るという生活を、かれこれ数年続けているんです。もちろん店長と話すだけじゃなくて何打席か打って帰るんですが、けっこう長期間続けてる割にはいまいちバッティングの技術が上達していないんですよね。で、メンバーにその話をしたら「目的意識を持ってやったらいいのでは」ということになったんです。確かにいつも本能と煩悩のおもむくままにボコスカ打ってスッキリして帰るという日々でしたから、次からはバント、右打ち、バスター、ケースバッティング…とメニューを決めて打つことにしたんです。ところが最初のうちはマジメにバントなどのメニューをこなしてたんですが、隣の打席で子どもや若造たちがこれ見よがしにボコスカ打って「おまえはその程度かよ」と鼻で笑ってくるんですよ。ムカッときた私は「やろうと思えばなんぼでも打てるんじゃー!」とフルスイングで対抗しまくっているので、せっかくのバッティングメニューをこなせずに終わることも多いです。まさに煩悩に連戦連敗中ですな。次こそ周りに流されずメニューをこなしたいですが、やつら108個もあるそうなのでちょっと時間がかかるかもしれません。やはり野球は常に自分との戦いなのですね…。

 

◆太っていても(2007.9.29)

先日ツレから連絡がありまして、大学時代の仲間と沖縄で遊びほうけているそうです。しかもなんと海でビキニを着たんだそうで、三十路の大冒険やなと、ちょっとビックリしました。でも、やはり周りの目もあるので、誰もいない無人島で着たそうですよ。そのへんはちゃんと自主規制したみたいですな。まぁ、それにしても勇気があるなぁと思います。私なんかビキニはおろか水着も着れないくらいデブってきてるんで、いろんな意味でR指定されそうです。ところで最近、自分のようなぽっちゃりさんをDBと呼ぶことにしています。太っていてもそれなりにカッコイイ代名詞を与えると聞こえがいいかなと思うんですけどね。で、ちょっと前にメンバーとDBで得をすることは何だろうという話なったんですが、冬でもそんなに寒くないとか、デッドボールが当たってもあまり痛くないとか、その程度でした…。でも、最近新しいことを発見したんです。それが四球が多い、ということです。私なんか今シーズンは打席の4割が四球という恐ろしい結果が出てるんですよ。やっぱり打席に立つと普通の人より幅←→がありますから、「当てちゃイケナイ!」という投手心理が働いて外へボールを投げる分、四球になる確率も高くなるのではないでしょうか。DBの思わぬ副産物ですが、でもそろそろ健康診断が近づいているのでダイエットしなければ…。

 

◆1984(2007.10.1)

昨日月曜日は、他のチームも含めて1984年生まれの連中と飲みに行きました。帰りは猛ダッシュで最終電車に乗り込み事なきを得ましたが、最近こういうリミットに近い飲み会連発なので気をつけねばと思います…。ところで、このところ1984年代のヤツらとほんまによくツルんで遊んでるんですよ。10歳くらい離れてるんですけどあまり年の差を感じない関係です。で、先日もマクドナルドで「子どもの頃の失態」という話になったんですが、鹿児島のヤンキーメンバーKが恐ろしいエピソードを紹介してくれました。それは彼女が小学校1年生のときの授業参観で、先生が「誰か『う』のつく言葉を言って下さい」と質問したところ、誰も答えられない中で、Kが「ウ○コの『ウン』よー!!」と絶叫したそうです。「どちらのお子さんかしら?」とザワめく教室の中で、Kのお母さんは授業開始後5分でそそくさと教室を去ったそうですが、確かにその気持ちはわからなくもない…。なるほどKは昔から言いにくいことをハッキリ言うタイプの人間だったんですね。だだまぁ、飲みに行ったり遊びに行ったりしてそういう話を私にするたびに、ここで紹介されてイメージダウンになることも多々ございますので、みなさまお気をつけ下さいませ…。

 

◆神様からの宿題(2007.10.3)

風邪をひきました。しかも周りからのもらいモノだったので、いろいろやらなきゃいけない時にほんまにカンベンしてもらいたいです。世の中には、こんなちっちゃなイライラから信じられないほどくそったれなことまでいろいろありますね。私も過去に何度かビックリするくらいくそったれなことがありましたが、ほんまそんなときは「なんで自分だけこんなことになるんだ」とヒドく落ち込んだりしたもんです。でも、何かの本で読んだんですが「その困難は、あなたにしか乗り越えられないからこそ、あなたに訪れる」ということなんだそうですよ。例えば、心臓手術の高い技術を持つ医師は毎回成功率が低くて難しい手術をしなければいけませんが、その医師は患者の半分の人しか救えなかったと悩み苦しむかもしれません。でもそれは、その手術が彼にしかできないものだからこそ訪れる困難であって、そしてまた、それを乗り越えられるのも彼しかいないというわけなのです。だから私たちが今抱えている問題も、与えられた立場や取り巻く環境、またはその人自身の「才能」が生み出すモノであって、それをどう乗り越えるのか試されているのかもしれません。つまり「神様からの宿題」ですね。そう思ったらまたちょっと頑張れることも増えるんじゃないでしょうかね。まぁ、できるなら漢字ドリルくらいの宿題にしてほしいですけどね…。

 

◆後藤さん(2007.10.6)

今日は大学時代の友人が大阪に帰って来るというので、ツレと私と3人で久しぶりに「これでもか」というくらい遊び倒して飲み倒してきました!いや〜、やっぱりいいですね、気心知れてる連中は。すげぇ楽しかったです。ところで数ヶ月前、そのツレが父の日に「枝豆栽培セット」というのをプレゼントしたそうです。枝豆って自宅で栽培できるんですね。で、どんなものなのか教えてくれとツレに頼んでいたら、わざわざ買ってきてくれたんですよ。それが右写真です。ビールジョッキのような入れ物に土を入れてそこに枝豆の種をまくだけなんですが、こんなふざけたモノでちゃんとできるんでしょうかね…。でも発芽には15〜25度が適温らしく、そろそろいい季候になってきたのでチャレンジしてみようと思います。そういえば植物は人が話しかけたりするとよく育つらしいので、この枝豆には「後藤さん」という名前を付けました。とくに意味はないんですが、中学時代の担任の頭が枝豆に似ていたので、そこからとりました。さて、この後藤さん、ほんまに枝豆になれるのかどうか楽しみです。また機会があれば後藤さんの成長の記録をここで紹介していきますね。

 

◆短文明快13(2007.10.8)

土曜日から月曜日まで野球をしている以外の時はほとんど飲み倒していたので、なかなか激しい三連休でした。この3日間いろんな人と飲みましたけど、自分がどうしていいかわからなくなった時に助けてくれる大人が何人もいて、それはすごく幸せなことだと感じました。ただ、それと同時に自分の力不足を感じる秋の夜長でございます…。

 

◆着信音(2007.10.10)

最近、携帯の着メロに若干興味を持ち始めました。それまで着信音なんかどうでもよかったのでデフォルトのままだったんですが、それではあまりにそっけないのである曲をダウンロードしてきたんです。それが『サザエさんのエンディングテーマ』。よくメールをしてくる友だちの着信音に設定して、この数日どんな感じなのか試していたんです。で、日曜日は数人で飲んでいてものすごく真面目な話をしていたんですが、あまりの深刻さにその場がシーンと静まり返ってしまったんですよ。しかしその瞬間、どこからともなく「チャラッチャララ、チャラッチャララ、チャラッチャララ、ラン♪」と、これでもか!というくらいお気楽な着信音が部屋中に響き渡ったんです。げっ!と思って携帯を確認したら、友だちからのメール!深夜にメールなんてめったにしてこなかったのに、よりによってこのタイミングはないで…。そこからは雰囲気が変わってしまって、深刻なのかなんなのかわからんような話になってしまいましたが、しょうみ、うちら真面目な話なんてできんのでしょうな。ほんまこうなったらバッターボックスに立つときのBGMも『サザエさんのエンディングテーマ』しようかな…。

 

◆親愛なるチビスケくんたちへ(2007.10.13)

今は別の仕事をしていますが、私が子どもの頃、親父は映画会社に勤めていて日曜日は公民館や小学校に出向いて児童映画を放映する仕事をしていました。私も時々ついて行ってたんですが、あるとき公民館側の不手際で映画が放映できなかったんです。親父には何の落ち度もなかったんですが、でも責任者なので出口に立って帰るお客さんたちに何度も頭を下げていました。その時にお客さんからけっこうひどい罵声もあってねぇ〜。私は悔しくて泣きながら「なんでお父さんは悪くないのにあやまるん!」と抗議したら、親父はちょっと困った顔をして笑っていました。まだガキだった私は全然納得できなくて、ボロカス言われても頭下げてる親父がずっと恥ずかしくてカッコ悪いと思ってたんです。でもね、大人になって社会に出ていろんな経験をしてから思うんですけど、やっぱあの時の親父はめちゃめちゃカッコよかった。親父は仕事も会社も本当に愛していて、自分のプライドより大切で守りたいモノがあったんだと思います。そのためにガマンできることはたくさんあるんだとあの時の親父の姿に教えてもらいました。以前書いたと思いますが、私は昔1度だけ本気で野球を辞めようと思ったことがあります。こんなくそったれなことで野球を続けられるかと思った時に、ある人から「ここで辞めたら今まで君がチームのためにやってきた想いは全部ウソになるよ。もし本当にチームや野球を愛してるなら、どんなに辛くて悔しくても恥だと思っても残りなさい」と言われました。その時に選んだ道はたぶん間違ってなかったです。人間、自分の気持ちよりも守らないといけない大切なモノができる時があります。それを守ることはなかなかできることじゃないけどね、君らにしかできんから求められることなんだと思いますよ。

 

◆ツメはがれて(2007.10.15)

昨日の試合、第一打席でえらいことになりました。バットをブンッと振った瞬間、ファールだったんですが、どうも右手の親指にもボールが当たった気がしたんです。で、どうなったんだろう?と思って親指のツメを見たら半分くらいはがれていて、しかもはがれたツメが直角に上を向いているんです!めちゃめちゃ痛いというより、もうめちゃめちゃ怖くなってはがれたツメを無理矢理グイッと元に戻したんですが、そのあとは痛みのあまり何もままならずという感じで私の試合は初回で終了してしまいました。いや、しかし大会になるたびにこういうケガを繰り返しているので、これは日頃の行いがわるいからだといいかげん認めざるを得ません。そのうち仏門にでも入ろうかな…。

 

◆もうひとつ先(2007.10.17)

先日、面白い心理学の本を読みました。人間は相手によって深く傷ついた経験があると、今度は相手の言動に振り回されて傷つかないように自分のやり方に従わせようとする行動をとることがあるそうです。相手をコントロールすることで、自分が優位に立って傷つかないようにするわけです。それをパワーストラグル(権力闘争)というそうですが、こういうのって職場でも家庭でも恋愛でもいろんな人間関係の中にありますよね。「自分のやり方vs相手のやり方」みたいなものです。でも、どれだけ自分が正しいかを相手にわからせようとしても、結局は「正しい」と「間違っている」の関係になって、それはそのままではお互いが幸せにはなれないそうです。さらに、相手との関係でどちらが正しいかの主導権争いをしてしまうとだんだんお互いが疲弊してしまいます。相手が思い通りにならないことでイライラしたり、何をやってもムダ、もうムリだとあきらめてしまったり、気力がなくなってこれ以上お互いの関係を進めることができなくなってしまう状態です。これをデッドゾーンというそうです。家庭内別居みたいなもんですな。ただ、これは人間関係の中での最終段階ではなくて、成長の途中の1段階に過ぎないらしいのです。でもほとんどの人はこの段階でバイバイしてしまうので、なかなかその先の相互依存という段階に進めないそうです。なるほどねぇ、私の人生でもそういうことは多々ございますなぁ…。時々、もうひとつ先に行くために自分が手放さなければならないモノって何だろうと考えたりするんですけどね…。

 

◆ふれあえた???(2007.10.20)

今日は明石のふれあい交流大会に参加してきました。私たちのチームは中高生の若手メンバーが中心で、相手は60歳以上の男性で構成する還暦チームです。まさに「おじいちゃんvs孫」という感じの対戦ですね。で、試合が進む中で、10代や20代の若い連中は相手チームの人から握手を求められたり、声をかけられたり、肩をポンッたたかれたりして、けっこうコミュニケーションがとれていたみたいなんです。「さすがは『ふれあい交流大会』、みんなちゃんとふれあって交流してるやん」と思って私もふれあいにいこうとしたんですが、なかなかチャンスがなかったんですよ。ところが2回表の守備の時にバックホームのプレーがあったんです。しかもタッチプレーになるきわどいタイミング!よし、千載一遇のチャンス!強引やけど、ふれあうならココだ!と思って、キャッチャーの私は捕球と同時にふれあいを求めてタッチをしにいったんですが、なんとランナーがうまくかわしていてまさかのふれあい失敗!一応タッチアウトはできたんですが、ちょっと悲しかったです。しかしそんなことでめげないオバハンは、試合後の整列でイケメンおじさまたち複数と握手することに成功し、なんとかふれあうことができました。目標達成ですな。まぁ、マジメな話では、試合は負けたんですけどうちの若い子たちが楽しく野球できたみたいなんで、それがほんまによかったです。来年もまた参加したいですね。

 

◆ケーキ(2007.10.22)

先週の火曜日、わたくし誕生日を迎えたのですが、友だちが飲みに行こうと誘ってくれたんです。しかも「店を予約した」とたいそうなことを言っていたので期待して行ったら、なんとヤツの行きつけのちっちゃい飲み屋。客層も本気でオッサンばっかりで、大将と店員2人でやっているようなこじんまりした居酒屋なんです。それでもまぁ、料理もかなり美味かったですし、誕生日に誘ってくれたのでありがたかったです。で、結局、いつものように飲んで食ってお互いのグチを応酬するという時間を過ごしたのですが、他の客が全員帰ったあとに、店の大将がごそごそと何かを運んできてくれたんです。なんやろうと思って見るとバースデーケーキ!ほぉー、どうやら友だちが前もって準備してくれたみたいなんです。めっちゃくちゃ嬉しかったんですが、ただ、ケーキが来る前にアホほど食べていたので腹がいっぱいだったんですよ。「甘いモノは別腹」といいますが、そんなレディースな感性は標準装備されていないので、結局友だちがケーキのほとんどを食べてしまいました。それでもほんまありがたいですね。最近は個人的にいろんなことが重なってしんどかったので、なかなかヤツの話も聞いてやれんで申し訳なかったんですが、落ち着いたらまた毎日のように飲みに誘おうと思います。

 

◆プロとして(2007.10.24)

いつもこの10月になると思い出すんですが、若い頃、ちょうどこの時期に仕事で大失敗をしてしまったんですよ。その日、遅くまで残業をしていたのですが、あまりの忙しさにイライラしてかなり投げやりな感じで仕事をしてしまったんです。ところがその後、その仕事で編集した冊子に載せるべき記事が載っていないという重大なミスが見つかったんです。当然、私はその仕事の担当を外されました。一番好きな仕事だったんですが、でも私がいい加減な作業をしたことで、仕事を依頼したお客さんも裏切ったし、楽しみにしていた読者の方々も裏切りました。会社の看板にも傷を付けたし、もちろん周囲からの信用もなくしました。ほんまに自分の都合で、たくさんの人に迷惑をかけたんです。これくらいだったら別にかまわんやん、というような軽い気持ちでやったことでも社会の中ではやはり責任を問われます。仕事も社会的倫理もナメちゃいけない。当時はまだ若造だったので納得いかないところもあったんですが、今はプロとして大人として、自分のやったことには責任を問われるし、責任を取るべきだと思います。最近になってまたその仕事に関わらせてもらえるようになりましたが、一度失った信用を取り戻すにはとてつもない努力と時間が必要になる。ほんまいい勉強になりました…。今日も職場で言い逃れするオッチャンたちをみて、せめて責任を取れるカッコイイ大人でありたいと思うばかりです。

 

◆謙虚さ(2007.10.27)

先日、先輩と飲み会でちょっとおもしろい話になりました。先輩の同期が昇格して、先輩が部下という立場になったそうなのですが、肩書きをもった瞬間にその同期の人の態度が横柄になってきたというのです。昇進や抜擢という急激な環境の変化で、「地位」に対する周囲の丁寧さや尊敬を、「自分個人」に対する尊敬と勘違いしてしまうのは未熟だと言っていましたが、残念ながらそういう大人は私の周りにもたくさんいます。地位による権限と自分の力を混同してしまうのは非常に危険で、そこで自らを律することをしなければ取り返しのつかないことになると先輩は力説していました。なるほど、人間はチヤホヤされたらダメになるっちゅうことですな。「上善水の如し」という言葉があります。「上善」とは「理想的な生き方」という意味で、水の如く生きるのが人として理想的であるという意味です。水が高いところから低いところへ流れるように、自らの身を常に低いところへ置こうとする謙虚さを持ちなさいということですね。さらに水がどんな形の器にも収まるように、柔軟な謙虚さを持ちなさいという意味だそうです。どんなことでもそうですが、自分に気づかないまま謙虚さを忘れてしまったら終わりです。果たして私たちは「誰に対しても恥ずかしい生き方はしていない」と自分自身に言えるのでしょうか?

 

◆ライバル発見?(2007.10.29)

今月20日に明石で開かれたふれあい交流野球大会に出場してきたのですが、先日その時の写真を見てきました。いやぁ、うちの若い子が水色のユニフォームを着てプレーしている姿を見るとうれしいもんですな。で、よく見ると私の写真も何枚か写ってたんですが、デブいしゴツい!若いメンバーがきゃしゃでカワイイ感じなのに、私の写真はどう見ても「父兄が混じってるの?」という感じなんですよ。一緒に写ってるおじさんたちと遜色ない体型ですからね。この冬はやっぱり身体を絞った方がいいのか、それとも開き直った方がいいのかと思いながら、昨日神戸の試合に行くと、そこで大阪ディアズさんの新人デカくんをつかまえました。デカくんは170cm近くあってかなりガッチリした体格なんですが、久々に見つけた同じ種類の人間なので前からずっと相撲をとってみたいと思ってたんです。そしてその時にお願いしてみると「いいっすよ」とあっさり承諾。念願かなっていざ勝負!となったんですが、なんとデカくんの予想以上のスピードとパワーに秒殺で押し出しをくらってしまいました。くっそ〜…、まだまだ若いもんには負けないと思ってたんですが確実に衰えているようです…。やはりこの冬はダイエット不要!ウェイトアップして春には必ず(野球じゃなくて相撲で)リベンジするぞ!

 

◆中村屋(2007.11.1)

昨日はちょっと深酒をしてしまって、すっかり更新するのを忘れていました。っちゅうことで改めて更新ですが、先日、会社の飲み会で「中村屋のコロッケ」が話題になりました。そこは南森町の天神橋筋商店街にあるコロッケ屋さんで、かなり美味いらしいです。いつ行っても行列ができている有名なお店だそうで、先輩も同僚もみんなそこのコロッケを食べたことがあると言っていました。そんなおいしいコロッケなら南森町まで買いに行こうかなと思ったんですが、数日後、たまたまその飲み会に同席していた元社員さんが、わざわざ中村屋のコロッケを大量に買ってアツアツのまま会社に持ってきてくれたんです。いやぁ、感激ですよ!で、さっそく食べてみたんですがこれがまた美味い!ほんま美味い!ころもサクサクやし、中のイモもフカフカやし、これやったら5〜6個は食えますね。もちろん1人1個だったんですが、何個か余っていたので物欲しそうな顔をして見てたらチーフが「ほら、食べなさい」ともう一つくれました。わたくし、こう見えても会社で最年少なんで、こんな時は得しますね。みなさんも南森町に寄った際はぜひご賞味くださいませ。谷町線南森町駅3番出口すぐだそうですよ。

 

◆与える(2007.11.3)

先日、印刷課のオッチャンが突然退職しました。けっこう仲が良かったので本当にショックでした。ここ数ヶ月で社員が何人か辞めていて、会社の上層部は一体何をしてるんだと憤りを感じます。上に立つ者はもっと会社が良くなっていくんだという希望や展望を見せないと、下で働いている者はほんまにしんどいです。やり場のない怒りを感じながらその日、友人に会うために電車に乗っていたら、偶然にも斜め前の席に専務が座っていたんです。そこにはいつものように偉そうにモノを言う姿はなくて、ヨレヨレのスーツで何か難しそうな本を読みながら頭を抱えるショボくれた専務でした。経営が苦しくて社内の風当たりもきつくなっていて、それでも専務なりになんとかしようとしてるんやろうなと思うとなんとも言えない気持ちになりました。自分ももっと会社のために頑張らんとあかんのでしょうな。最近、そんな会社の状況を見ながらチームのことも思うんですけど、「チームが私のために何をしてくれるんだろうか」ではなく「このチームのために私は何ができるんだろうか」という気持ちで関わらないとあかんですよ。中学生でも高校生でも社会人でも同じです。与えられるだけの人間では強くはなれないです。与えてこそ初めて一人前だと思うんですけどねぇ…。

 

◆ジャンボリレー(2007.11.5)

昨日練習で3チームに分かれて80m×50mの長方形リレーをしました。4つの角にそれぞれメンバーを配置して1辺ずつリレーで走るんですが、各自が元の位置まで戻るまでリレーでつないで1周を走る恐怖のメニューなんです。1辺ずつとはいえ260m全力疾走はさすがに私のようなデブには苦しすぎて、走ってる途中に口からタマシイがちょろっと出てたかもしれません。ところが2回目は80m×80mのジャンボリレーに変更、しかも「最下位のチームは罰ゲーム」という勝負になったんです。もちろん鈍足を誇る私が入ったチームは大ブーイング!メンバーを確認すると、俊足高校生メンバー#24がいたんですが、あとは衰え激しい三十路3人と、スタミナは異常にあるけども足の速さは問題外の#66。「こんなん絶対罰ゲームやん!」とお互いをののしりあってリレーに挑んだんですが、なんと#24がごぼう抜きを繰り返し、奇跡の最下位脱出!なんとか罰ゲームを逃れることが出来ました。ありがとう#24!!おかげさまで今日は足がものすごい筋肉痛ですが、ほんまスッゲェ楽しかったのでまたやりたいです。ただ、なぜか脇腹も痛いのは、ゼーハーしすぎて横隔膜も筋肉痛なんでしょうな。もっと全身を鍛えて、春には音速で走るデブを目指したいです!

 

◆ノー・コントロール(2007.11.7)

今日、会社の机の上がゴミ屋敷のように散らかってきたので少し整理をしていたら、昔に作った資料が出てきました。2年くらい前まで、お客さんの所へ行ってホームページの作り方を教える仕事もしてたんですが、その時の資料ですね。パソコンの使い方もわからない人にホームページの作り方を教えるのは至難のワザで、本当に苦労しました…。他人ってほんまに思い通りに動いてくれませんね。たとえば「こう説明すれば理解できるはずだ」と大量の資料を作って準備をしても、思い通りになるのはその20%くらいです。お客さんも自分の意志を持った生き物なので、簡単には私の思い通りに動いてくれません。でもイライラしても自分がしんどいだけなので、まず「相手を100%コントロールすることはできない」という開き直りからスタートして、「あれもできなかった、これもできなかった」という減点法をやめて「今日はまずこれだけできたからいいや」という加点法に変えました。そんな気楽な感じでいろんなお客さんを回っているうちにコツもつかめてきて、最後の方はいいコミュニケーションがとれてけっこう思い通りに仕事ができたんです。結果的には「私」がお客さんに育ててもらったワケですね。後から思えばいい勉強だったなぁ〜ということは人生たくさんありますが、みなさんはいかがでしょうか。

 

◆さらにノーコン(2007.11.10)

昨日、会社で送別会があったんですが、そこでロードレースの「自転車」が趣味の社員Oさんと話が盛り上がりました。で、送別会が終わった後、Oさんがレース用の自転車に乗ってきていたので私も試乗させてもらったんですが、ツール・ド・フランスで見るようなカッコイイ自転車で40万円くらいするんだそうです。タイヤも細いし、サドルも小さいし、ハンドルも特殊だし、いつもの自転車と勝手が違いすぎてうまくコントロールできないんです。それでもだんだん慣れてきたので調子に乗って店の駐車場をグルグルまわっていたんですが、そろそろ止まろうとした時にブレーキがどこにあるのかわからないことに気づいたんです!しかもものすごいスピードが出ていて、駐車場の壁が5メートル、3メートルと近づいてきてるんです!ヤバイ!止まれない!激突して止まっても、コケて止まっても40万円弁償やー!と思った瞬間、バッと自転車から降りて両足でブレーキ、そして車体をこかさないようにパワーで固定、なんとか壁の2メートル前で無傷で止まることが出来ました。いやほんまマジで焦りました…。女子にはあるまじき、たぐいまれな筋力で暴走自転車を止めることが出来ましたが、今度からはいろんことを確認してから乗ろうと思います…。

 

◆決めて進む(2007.11.12)

昨日、友だちからダーリンと別れるとかいう相談を受けたんですが、私も忙しかったので「そんなん知るけー!」という態度をとったらけっこう深刻な話でした…(汗)。まぁ、付き合いが長いといろいろ問題もあるモンで、傷つくのが怖くてお互いが問題に向き合わないうちに関係が冷え切ってしまうことはよくあるんだと思います。表面的には何もないように見えても、もうギリギリのところだったりするんでしょうね。彼女いわく「今まで頑張ってきたからできればこれからも一緒にやっていきたいけど、このまま何も変わらなければ一緒にやっていく自信がない。別れた方がいいのか、それとも頑張った方がいいのか」っちゅうことなんですけど、ミクロでもマクロでも同じような問題はあるもんですな。そんなときに、またも面白い記事を見つけました。別れようか続けようかと迷っている時、「どちらが正しい道なのか?」という葛藤の中にいます。これがヒジョーに苦しい!苦しくて苦しくて仕方ないので、しんどいからもう別れてしまおうとなってしまいがちですが、そんなときはコミットメント(こうやると決心して前に進む)という方法がいいそうです。つまり「何があっても二人で絶対に幸せになる!」と宣言して決めてしまうわけです。そして一度決めたらやり通す。決して揺るがない。そういう一貫した意志があれば、この先不安や不満が出ても前よりはずっと強い気持ちで向き合えるはずです。幸せになると決める、やり通す。なるほど、それがここから抜け出す術なんですな。二人の未来に幸あれ、でゴザイマス。

 

◆甘え(2007.11.14)

今日、うちの課の新人さんが転職することになりました。いや〜、キツイっすよ。人手が足りなくなるのもキツイですが、これから一緒にやっていこうという仲間が去るのはやはりキツイです。でもチーフたちがショックを受けているのを見て、それがもっとツラかったです。給料も低いし待遇も悪いけど、私はチーフたちがいる限り絶対に会社に残りますよ。前に労働条件のことで会社とモメた時も、営業と大ゲンカした時も、仕事で大失敗した時も、いつもチーフと先輩が矢面に立って私たちを守ってくれました。イヤなことがあって投げ出したくなっても「いい仕事しよう!」「いい会社にしよう!」とチーフたちが引っ張ってくれたから、自分もここまで頑張って来れたと思うんです。それなのに私はやっぱり甘えてばかりで…。チーフには仕事で怒られることもたくさんあるけど、それでムカついたりしてしまうのは私がアホでガキで未熟だからです。チーフたちは私の何倍も苦しいはずなのに、私は面倒なことから逃げてばっかりでね。ほんまそうやっていつも甘えるだけ甘えて、チーフや先輩が落ち込んでいる時に何も出来ない自分が情けなくて泣きたくなる…。なんですかねぇ、どうしたらええんでしょう…。もっと強い強いハートが欲しいっす…。

 

◆仮眠室(2007.11.17)

繁忙期に入ってここ2週間ほど忙しくて身体の疲れがとれないんです。で、昼休みはいつも30分くらい自分の机で伏して寝たりするんですが、さすがに寝づらい。起きたら首のあたりも痛いし、熟睡はできないですしね。そこで応接室のイスを勝手にパクってきて課の隅の方に並べて簡易ベッドを作ってみました(右写真)。初日は近くに置いてあった広辞苑を枕にして寝てみたのですが、さすがに硬い枕では寝心地が悪くてほとんど寝られなかったんです。なので翌日、シュレッダーで粉々にした紙を袋に詰めてフカフカ枕を作ってみました。そしたらこれが快適でねぇ〜。昼休みの30分間マジ寝をしてしまって、あやうく昼休み終了のベルにも気づかないところでした。ただやっぱり掛け布団がないと若干寒いんです。社内に毛布はありませんし家から持ってくるのも面倒だし、この際、新聞紙をかぶって寝ようかと思っていたときにあることを思いつきました。最近、書道教室の冊子を作ったりしているんですが、2メートル近い大きな紙に書いてある作品もあるんですよ。もし失敗した作品があれば何枚かもらってきてそれを掛け布団にしようかと思います。地球に優しいエコ仮眠室、堂々の完成です!

 

◆短文明快14(2007.11.19)

最近、ほんま忙しくてたまらんのですが、前に手がけていた冊子が完成しました。格言集みたいなものなんですが、その中に印象的なものがありました。「強いというのは勝つことじゃない。立ち向かい逃げない勇気があることだ」

 

◆恐怖体験?(2007.11.21)

先般ご紹介したように、最近の昼休みは応接室(というか会議室)のイスをパクってきて並べた『勝手に仮眠室』を作って寝ているんですが、会社の近所のユニクロで簡易毛布(1500円)を購入してさらなる快眠を追及しています。ほんまに家のベッドで寝てるのとかわらないくらいの心地よさなので、毎日ぐっすりと眠りこけています。ところが今日も仮眠室でウトウト寝ていたら、何か私の足下のあたりでごそごそと人の気配がするんです。うん?なんやろう?と半目をあけたら、なんと見覚えのない黒い服を着た数人の男女が少し離れたところから私をボーッと見ているんです!!何?コワイ!マジでコワイ!そういえば怪奇現象が多数発生する部屋なので、これはもしかして、もしかして…!!と思ってガバッと起きてよくよく見ると、最近手伝いに来ているパートさんたちだったんです。昼からの仕事でうちの会社に出勤してたんですが、私が応接室のイスを勝手に持っていったので、応接室でする作業が出来なくて困っていたんだそうです…。なんとも申し訳ない話ですな。今度からは畳を敷いて寝ようと思います…。

 

◆なっごや〜ん(2007.11.24)

と、いうことで思い立って名古屋に行って参りました!うちのチームの若いモンが「名古屋が呼んでいる!」という幻聴が聞こえたらしく、2日前くらいに本当に急に決まってゲリラ的に出発したんです。そして現地で神戸チームの方とも合流して一緒に行くことになったんですが、何も考えずに「とりあえず名古屋に行こう!」というレベルだったので、名古屋駅に到着した時点でも行き先がまったく決まっていなかったんです。で、「とりあえずシャチホコ見に行っとく?」という感じで名古屋城に行き、「とりあえずみそかつ食っとく?」という感じで矢場とんにみそかつを食いに行き、「とりあえず水族館行っとく?」という感じで名古屋港水族館に行き、最後に「やっぱり山ちゃん行っとく?」という感じで世界の山ちゃんへ行って手羽先を食い倒しました!こんなテキトーに決めたわりにはけっこう完璧な名古屋観光で、金のシャチホコも見れたし、イルカ・ショーも見れたし、みそかつも手羽先も食べたし、ほんまチビるくらい楽しかったです。名古屋には遠征でよく来るのですが、いつも時間の都合でなかなか観光地を巡ることができなかったので、今回はほんまに名古屋を満喫したいい旅になりました。また機会があれば日帰り旅行を連発してココロのリフレッシュを図りたいです!

 

◆カップルデー?(2007.11.26)

夏にツレと二人で大学時代の友だちの家に遊びに行ったんですが、その帰り際にダンナさんが帰ってきたので軽くあいさつをしてから大阪に戻ったんです。ところがこの前、大学の友だちで集まった時に「あんたら、あのダンナさんに“夫婦”と思われてたらしいで!」と笑いモノにされてしまいました。う〜む、確かに私は髪も短かったし、このゴツイ体格ですからねぇ。レディーの片鱗もなかったんで、まぁ男と思われても仕方ないですか。そういえば女友達と二人で飲みに行くと、よく間違えられてカップル席に通されるんですよ。夜景のきれいな個室とかね。何の気遣いやねん!と思いながらも否定するのもめんどくさくなってきたのでされるがままです。で、そういうエピソードを話していたら、みんなから「いっぺん映画館のカップルデーとかに行ってみたら?安くなるで」とすすめられました。聞くところでは、映画館によっては「カップルデー」とかいう割引きサービスがあって、1000円くらいで映画が見れるらしいんですよ。「へ〜、そんなんがあるんや」と思ったんですが、でもよく考えたら普通にレディースデー(1000円)に行けばいいですよね…。まぁ、それはそれである意味『女装』しないといけないので大変なんですが…。やっぱり「続・三丁目の夕日」はレイトショーで見に行くことにしようかなぁ。

 

◆チャンスを得たら(2007.11.28)

先日、会社の2階の事務所に積んであった印刷課の大量の荷物を1階に降ろす作業を手伝いました。そしたら翌日、印刷課の人がお礼にと私たちの課に菓子パンを差し入れしてくれたんですよ。ところが昨日、私が帰った後に社長がうちの課に来て、そのパンを1つ勝手に食べたらしいのです!おのれぇえ!“働かざる者食うべからずイズム”を自ら提唱しておきながら、荷物1つ運ばなかったくせに私たちの菓子パンを食べるとは許せません…。しかも今日、またも社長がこっそり部屋に入ってきて残りの菓子パンに手をかけようとしていたのです!ヤバイ、阻止しなければ!と思ったんですが、時すでに遅く社長が菓子パンを口に入れようとしていたんです。しかしその瞬間、プルルルル♪と社長あてに電話がかかってきたんですよ!「よし、今しかない」と思った私は、社長が電話に出ている隙にその菓子パンを奪取!社長に食われるくらいなら自分の腹に収めてやると、口の中に詰め込んでやりました!それを見た社長が電話をしながら「あーっ!」という表情をしてましたが、ざまぁみろでゴザイマス!世の中、常にチャンスを手にしたモノが勝つのです。「時を得ば怠るなかれ、時は再びは来たらず」っちゅうことですな、肝に銘じよう。

 

◆教 師(2007.12.1)

先日、大学時代のツレと飲みに行って昔話をしたのですが、実は私たちは教育大学出身なんです。なので、よく出身大学の話になると「教師をされているんですか?」と聞かれるのですが、自分たちの大学は「先生になる教師コース」と「先生にならない一般人コース」があって、私たちは「先生になるつもりなんかあらへんがなコース」の出身なんです。なので、教育者になろうという意志もないテキトーな人間だったんですが、うちのチームはけっこう教師が多くて、その苦労話を聞くにあたってますます教育大出身と言うことが恥ずかしくなります。特に百合学院で教師をしているTちゃんの話では、「たとえ“教科”のセミプロであったとしても、“教育”のプロでありたい」ということを聞きます。今生徒に教えている教科では大学時代に研究し尽くした専門分野ではなかったので、そこにおいてはまだセミプロかもしれないが、まずは人としてあるべき道をちゃんと教えられるプロとしての教師になりたいということなんです。いろんな倫理観が崩壊する昨今、こういう人が周りにいると「まだまだ捨てたもんやない」という気になれますね。私が野球以外で教えられることは、最近心斎橋と梅田でいい飲み屋を見つけた!とかそういうことなので「先生にならないコース」を選んで大正解だったと思う今日この頃でございます…。

 

◆寒さにマケズ(2007.12.3)

最近半ズボンをはいている小学生を見かけなくなりましたね。この頃の半ズボンといったら七分丈のオシャレなズボンが普通だと思うんです。たまに制服を来ている小学生が丈の短い半ズボンをはいているのを見かけるだけで、私たちが子どものころ見かけた半ズボンは絶滅したのかもしれません。そういえば女学生のブルマもなくなって短パンなりましたよね。体育の時はブルマがイヤでしかたなかったんですが、いま思えばなぜあのデザインだったんでしょうか。ほぼパンツですよ、パンツ。あんなものをはいて寒い日によく体育ができたなと思います。まぁ子どもは風の子というので、できれば薄着で元気にかけまわってほしいですけどね。かく言うわたくしも、小学校4年生の時に半袖半ズボンで一冬を越しました。冬の初めに朝礼で「彼女は半袖半ズボンで頑張っています!」と先生に取り上げられてから、続けるつもりもなかったのに引っ込みがつかなくなって半袖半ズボンで通しただけなんですけどね。でも最後まで半袖で競い合っていた友だちのフッチーが長袖を着てきて脱落した日は勝利に酔いしれました。しょーもない勝負でも、寒さに耐えて続けてココロを鍛えると言うことは大切ですな。今は天然の脂肪のコートで包まれているから寒くはないですが、できればあの頃のスリムな体型に戻りたい…。

 

◆心 友(2007.12.5)

みなさんは大切な友だちはいますか?誰でもいいので一人思い浮かべてから読んでください。私も小学生の時に仲のいい友だちがいました。でも彼女は心臓病でめちゃくちゃ体が弱かったんです。最初は親切心から始まった付き合いが、趣味も合うこともあって家に遊びに行くほど仲が良くなりました。でも、彼女の病気の辛さからくる私への甘えのようなものがだんだん重荷になってきて、まだ未熟だった私は彼女を遠ざけるようになりました。中学に入っても関係が上手くいかなくなってきたんですが、そんなときに彼女から会いたいという連絡があったんです。でも私は問題と向き合うことが怖くて、その約束をすっぽかしてしまいました。ところが、家に帰ってポストを見るとずっと前に私が欲しいと言っていたプレミアもののステッカーが入っていたんです。彼女が手に入れて届けてくれたんですね。それでも私は自分のした過ちを受け入れられずに、自分にいろんな言い訳をして逃げてしまったんです。会って謝りたくても、そんな勇気もなくてただ月日が流れました。そして3年後、彼女に再び会ったとき、それは彼女のお葬式でした。人形みたいに冷たく動かなくなってしまった彼女を見て、自分の身勝手さで彼女を傷つけたままで終ってしまったことに、自分自身が壊れてしまうほど後悔しました。どんなに謝りたくてももう謝れないし、もう伝わらないんですよ。こんな苦しいことはないです。だからもし、誰かとケンカしたとき、まだ言葉が残っているなら、すぐにでも会いに行くべきなのかもしれません。そういえば、彼女が天国に行ったのはちょうど冬の初めのこんな寒い日でしたが、何度も同じ間違いを繰り返す私に、彼女が折に触れて問いかけるものは一体なんなのだろうかと思います。

 

◆短文明快15(2007.12.9)

ちょっと、昨日ハヤシライスを食って、なぜか食あたりにあいまして…。更新しようと思ってたんですが、早々に寝込んでしまいました。私、昔からなんですが胃腸が弱くて、何でもない食材でお腹こわしたりするんですよ。これでまたしばらくの間はハヤシライス恐怖症になりますね…。大好きだったのになぁ〜。

 

◆信じる(2007.12.10)

「不信感」とは誰も信じられなくなる感情で、過去にひどく傷つけられた経験があると「これ以上傷つかないように人を信じない」という防衛心理です。そして不信感が生まれるもうひとつの目的は、その人たちを信じないことで信じてくれなかったことへの仕返しをするというものだそうです。どちらにせよ、本当に危険なワナです。いつでもどこでも私たちの心の中にイケナイ自分が出てきてあれやこれやともの申しますが、私はその手には乗りませんよ。人を疑うのは誰でも出来ることで簡単なもんですが、人を信頼するというのは本当に大変で難しくてエネルギーのいることです。だからいつも書いていると思いますが、できることならば私は簡単にできることより難しい方を選びたいですな。それでも、もし人を信じられなくなったら、自分の「意志の力」を使ってみることがいいそうです。「この人のことが好きなんだ」という自分の気持ちを信じることです。人生どん詰まったら、もうそれしかないですね。

 

◆選ぶ(2007.12.12)

最近、友だちにここの内容が重い、って言われるんですけど、こう見えても一年中マジメなこと考えとるっちゅうねん。そんなもんねぇ〜、いつもブルマの話とかプロテインの話とかで盛り上げられても困るでしょうに。こうなったら年末まで無差別級くらい重い話で埋め尽くしてやろうかな。さて、今回は「選ぶ」ということを考えてみました。この1年間、公私共々いろんな場面でいろいろ判断しなければならないことがあったのですが、誰かの目を気にして判断してしまったり、めんどくさくなって投げやりな感じで決めてしまったり、判断が難しすぎて逃げ出してしまったりして、あとでこれでよかったのか、あれでよかったのか、と迷ったりすることがよくあります。でも、いろいろな話を聞くところ、そもそも私たち人間は万能の神様ではないので、まず間違った選択をするのがあたり前だと思った方がよいそうです。そして人生の中でいろんなモノを選ぶ時、「間違った選択はただそれを訂正すればいい」という選択肢を自分に与えた時に、私たちは初めて大切なモノを選べるチカラがつくらしいです。最初から正しいモノが見えているなんてことは少ないですよね。そう思うと、人間の持つ最も優れた能力とは、間違えても自分を正せるというものなのかもしれません。

 

◆ボーナス?(2007.12.15)

今日、仕事中に社長からプルルルル♪と内線が入って「5時になったら全員事務所に集まるように」と集合がかかりました。イヤな予感がしたんですよね〜。だいたいこういうときは「ボーナスは出ません!」と宣言されるんですよ。くっそ〜、夏も出さなかったのに冬も出さない気か!毎日アホほど働いてるのになぜ儲からないんだ!と怒りが頂点に達した私は、「金がないなら現物支給せぇ!ゼムクリップでいいからよこせぇええ!」と社内に響き渡るくらい大きな声で絶叫しました。すると、プルルルル♪と内線が鳴って「やっぱり集合しなくていい」と社長から連絡があったんですよ。やばい…、聞こえてしまったか…と焦ったんですが、その1時間後に総務の人が来てボーナスの明細書を渡してくれました。まさか「現物支給しろ」と叫んだからボーナスが出たわけではないでしょうが、まぁ、とりあえずは言ってみるもんですな。金額も子どものお年玉程度のボーナスですが、ないよりかはマシですね。それにしても毎日毎日、短納期の仕事をこれでもかというくらい処理してるのに、なんで会社はもうからないんだ…。やっぱ年末ジャンボにかけるしかないか…。

 

◆厚さ7mmの幸せ(2007.12.17)

早いもので今年もあと2週間ばかりですが、年末とあって昨日うちのチームではお金の大清算大会だったんです。で、私もチーム関係で立て替えていた諸費4万円ほどを会計のメンバーWに清算してもらっていると、「…返すお金、ちょっと細かくなってもいい?」と聞かれたんです。まぁ、もらうのは同じ金額なので別にいいかと思って返事をすると、なんとWがおもむろに取り出したのは千円札の束!ん?まさか…千円札40枚???う〜む、確かにみんな部費を千円単位で払っているので、やたらと千円札が多くなるんですよ。ものすごい厚みの札束を手に途方に暮れていると「でもほら、5千円札が一枚入ってるから若干マシやで」とWが慰めてくれたんですが、厚みとしてはあんまし変わらないような…。結局財布に入りきらなかったのでブーたれていると、Wに「よかったら1円玉もあるよ」とオススメされてしまいました。1円玉4万枚……どんな量なんでしょうね。軽トラとかで運ばんといかんのかもしれませんな…。でも、今回めったにさわれない厚さの札束をもらって、なぜかものすごく得をした気分になってしまいました。なんかこんなちっちゃいことで喜びを感じてしまうのは、とことん貧乏がしみついてるんでしょうなぁ…。

 

◆日和見コレステロール(2007.12.19)

先日、関西女子野球連盟の納会にいったのですが、向かいの席には大阪ディアズさんのTさんとMさんが座っていました。Tさんがお酒に強いと聞いていたのでさっそくターゲット・ロック・オン!Tさんの心の扉を開いていろんな事を聞きだそうとしたのですが、どうやらセコムで完全防備されていてTさんの秘密はあまりわかりませんでした。残念です、次にかけましょう…。さて、昨日健康診断の結果がかえってきました。もちろん肝臓も正常値のカンペキな健康体ですよ。で、その時に出たおもろい話がコレステロールの話。コレステロールには善玉と悪玉があるんですが、その他にも「日和見(ひよりみ)コレステロール」というのがあるそうです。善玉にも悪玉にも変わるコレステロールで、数の多い方に流れてしまうようなどっちつかずのコレステロールだそうです。いやぁ、これって人間の世界でも聞く話ですよね。自分自身で何も確かめず、伝え聞く不確かな偏った情報に流され、自分で決めているつもりで実は自分の意志とは違うモノになってしまっている。自分自身がそうだと感じることもあります。傷つくことの怖さや苦しさから逃れるために選んだことで良かったモノなど何もないかもしれません。私は全てのことにおいて、まずはとことんやってからだと思うんですねどね。

 

◆THANK YOU!(2007.12.22)

年末で仕事が忙しいのと、飲み会続きなのとで、本当に身も心もヘトヘトです。いつまでたっても終わらない仕事にブチ切れて「これもそれも会社が悪いんじゃー!」と叫んだら後ろに社長が無言で立っていて、かなりビビリました…。これから絶叫する時は気をつけよう…。さて、ここで書いていることが全部野球に関係することだと誤解されているようなので、決してそうではないことを宣言してから書きますが、プライベートなことで夏の終わりからモメモメしていたことがありまして、それがだんだん解決の方向に向かいそうで少し光が見えてきました。そのことで思ったんですけど、たぶん普通の人生ではあり得んようなことなんですが、自分がそういうことと対峙する機会を得たことは幸せでもあるのでしょう。うまくいかないことを誰か一人の責任にして逃げてしまうのは、自分の弱さに目をそらしている証拠でもあると思います。誰かのせいにしたらものすごく楽なんですけどね、ほんまはそうとちゃうやろ!っていうのも自分でわかってるんです。近づけばより暖かさに触れ、その度に自分の気持ちが揺れ、相手を攻撃し、自分を責め、その末に手に入れたものは、自分に対しても誰かに対しても言い訳や卑怯なウソをつかない、あるがままの自分でありたいということです。これから先も一緒に生きていく中で感謝の気持ちを忘れずにと思います。

 

◆ゴスペル(2007.12.25)

みなさん、3連休はいかがだったでしょうか?私は友だちと焼酎を飲み倒していたので、今日はハラを壊して遅刻してしまいました…。さて、23日は友だちと天保山に、ゴスペルのクリスマスコンサートを聞きに行きました。いやぁ〜、ハマりましたね!めちゃくちゃいいですよ。そのゴスペルのグループに知人がいるんですが、その人が歌っているときに私たちの方を指差して「そこにいるのわかってるよ」と合図をしてくれたんです。なんかゴスペルはお客さんも歌っている人も一体感が出るからホンマいいですねぇ。「OH HAPPY DAY!」という曲では手拍子で会場のみんなが一緒に歌うような感じになってかなり盛り上がりました。警備が厳しくて断念しましたが、思わずステージに乱入しようかなっちゅうくらい楽しかったですよ。そのゴスペルグループの知人は実は小学校の先生なんですが、彼女の活き活きした姿をみていると、これを機会に私も何か文化系の趣味を持とうかなと思いました。華道とか茶道とはあり得んので、やっぱ絵画とかにしますかね。似顔絵教室とかに通って小遣い稼ぎが出来るほど極めたいです!

 

◆正直に(2007.12.28)

昨日の帰り道、またも警察官に止められました。チャリンコの検問みたいなのですね。しかも今年に入って3回目ですよ。もっと他に怪しいヤツいっぱいおるやんけ!と思いながらしぶしぶ自転車を止めたら、その警官に「いつもライトつけてないの?」と聞かれました。もちろんいつもライトなんかつけてないんですが、ここはその場しのぎに「いつもつけてますよ、今日だけつけてないんすよ」とおもっくそウソをついたんです。「じゃあ、ライトつけて帰ってね」と言われたので、ライトのスイッチを入れようとしたんですが、なんせ久しぶりにつけるもんだからちょっとサビててねぇ。ガチャガチャやったんですけど、なかなかスイッチが入らないんです!ようやくガコッとスイッチが入って、「ほんまに毎日つけてるの?」と苦笑する警官を尻目に逃げるようにその場を去りました…。いやね〜、やっぱ保身のためのウソはいかんですな。「うそは河豚汁(ふぐじる)である。その場限りでたたりがなければこれほどうまいものはない。しかしあたったが最後、苦しい血も吐かねばならぬ」(夏目漱石『虞美人草』)…血を吐くほどのことはないですが、めっちゃ恥ずかしいですね…。それよりも夜道は危ないからライトつけましょう!

 

◆風の行方を問うなかれ(2007.12.30)

「風の行方を問うなかれ 散りゆく花を追うなかれ すべてはさらさら流れゆく 川のごとくにあらんかな」(坂村真民)。さて、うっとうしいほどに年末恒例になってしまった管理人が選ぶ「今年の言葉」をご紹介しましたが、坂村真民は熊本県出身の仏教詩人で「念ずれば花開く」の句で有名ですね。冒頭の詩は今年の春に教えてもらったものなんですが、長年の苦しみやしがらみからやっと解き放たれたという感じがする詩で、私はなんとなく好きなんですよ。人生において人はそれぞれに想いがあり、それぞれに大切なものを選び、そしてそれは、それぞれに尊ぶべき道なのでしょう。私は、そうですなぁ…、それぞれが選んで進んだ場所で、それぞれが本当に幸せになればいいと思うんです。私も今年の一番最後に、幸せになれそうな小さな友だちを見つけて一緒にやっていくことを決めました。ただ単純にそれだけなんですよ。坂村真民の詩のように、その先にある道に自分自身をゆだねてみようと思います。さて、今年一年を振り返って、仕事でもプライベートでもけっこういろんな人にケツ叩かれるようなことを言われたんですが、う〜ん…、まぁでも基本的に現状で満たされてますしねぇ。ビミョーに昇給もしたし、身長もこの期に及んで1cmも伸びたしね。今さら変な欲も出てこないし、ややこしいことに関わらないで、どっかり隠居して気の合う連中と焼酎ちびちび呑んで暮らそうか、なんてお気楽なことを考えていたら、どうやらまた「騒がしい未来が待っている」ようで、なんかちょっとおもしろくなりそうです。いつかご紹介したカオスのエッジ(混沌の淵)ですか、そんな幅3センチほどの細い道を、片意地張りながらご機嫌な感じで渡っていきたいですな。それではみなさん、良いお年を〜!