2006年コラム

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◆2006年始動(2006.1.2)

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。思えば早いもので、もう2006年ですか。ちょっと前まで2000年だ、ミレニアムだと騒いでいたのに月日が流れるのはあっという間です。そう言えば2000年は、元旦にみんなで京都にミレニアム・キャッチボールをしに行ったんですよね。で、適当な場所がなかったので京都御所内の児童公園でゲリラ・キャッチボールを敢行したら、「児童公園内でキャッチボールなどの危険な遊びはおやめ下さい」と放送されちゃったんですよ。それでも「うちらのこと?」とトボけて続けてたら御所内のパトカーが赤色灯つけて近づいてきたんで、みんなで慌てて散り散りに逃げた思い出があります。歳を取ってから「2000年の元旦は何をしてたの?」と聞かれた時に「ミレニアム・キャッチボール」と答えられたらカッコイイな〜と思ってやったんですけど、結局は御所で悪さして警察に追われただけですからね。しょーみカッコ悪いですわ…。なんか毎年必勝祈願でアホなことしてるんで今年こそはマジメにお参りしたいです。そして究極の「他力本願」で2006年もいい成績を残したいです!

 

◆メジャーデビュー(2006.1.4)

昨日、みんなで京都へ必勝祈願に行ってきました。毎年スポーツの神様「白峰神社」に行ってるんですが、昨日行ったら例年にないほどの賑わいよう…。なんなんだコレは、とびっくりしました。私たちがこの白峰神社に来るようになって6年が経ちますが、初めてお参りに来たときはガラ〜ンとして人っ子ひとりおらず、あまりに閑散とした雰囲気に「ほんまにここ?違うやろ?」と思ったくらいです。ところがここ2〜3年、境内に「さわれば球運を授かる球」とかいう石碑もでき、お守りも球を意識した丸い形のものが売り出され(右写真)、しまいには雑誌にも紹介されるほど有名になりました。なんだかな〜、応援してたインディーズのバンドがメジャーデビューして売れ出したときのような、そんな複雑な気分です。もっと言えば、ローカルで応援してた漫才コンビがM-1で優勝したときのような気持ちですかね…。せっかく穴場やと思ってたのに…。ま、それでもお参りし始めてからうちのチームは本当に上り調子なので御利益はあると思いますよ。みなさんも一度お参りしてみて下さいね。京都市営地下鉄・烏丸線「今出川駅」から西へ徒歩約10分です。ちなみに今行けば私が札に書いたアホなお願いが見れるかもしれませんよ。

 

◆要確認(2006.1.7)

去年の年末、友人の郵便口座にお金を振り込む用事があって郵便局に行きました。ところがATMで口座番号を入れても何度もエラーが出るんですよ。「このアホマシンがっ!」と思いながら、ふと後ろを見たら長蛇の列。いったんその場を離れて郵便局の窓口の方へ行き、あのATMはどないなっとんのじゃい、と係の人にいちゃもんをつけたら、異常がないかいろいろ調べてくれたんですね。ところが何の問題もなく、係の人は慌てて他の人に相談に行ったんです。で、その間に私は友人が書いてくれた口座番号のメモを見直していたんですが、そこにとんでもないものを発見!なんと口座番号の最後の字から少し離れた所にもう1つ数字が書いてあったんです!下の行とちょっと重なっていたのでわかりにくかったのですが、おそらくその1文字を入力しなかったのでエラーになったんでしょう。な〜んや、事件解決!と思って係の人に言おうとしたら、何やら局内でちょっとした騒ぎになっていて、今さら「ごめ〜ん、1文字入力するの忘れててん」と言える雰囲気ではなくなってたんですよ。しかも別の担当の人が出てきてATMで振り込んでくれることになっちゃって…。原因がわかった瞬間から私の態度も180度転換で、「お手数かけます」「恐縮です」を連発してその人に振り込んでもらいました。いや、ほんま人にケンカを売る時は、万事確認をしてから臨んだ方がいいようです…。

 

◆ムダじゃない?(2006.1.9)

ここ数ヶ月、会社と社員で待遇について「嵐の大ゲンカ」をしていますが、昨年の年末ようやく私も社長との個人面談が実施され、従業員のリーサルウエポンとして乗り込み2時間しゃべり倒してやりました。でもあまり手応えがなかったな〜。この騒ぎもクビ覚悟で後輩と2人で仕掛けたんですが、なんか会社のルーズな体質もほとんど変わらないんですよ。うちらって無力ね〜…とむなしく語っていると、年明けにチーフから健康診断のことで話がありました。前にも書きましたが、うちの会社6年以上義務である健康診断をしてなかったんです。で、会社との交渉で「明日にでもすぐやれ!」と言ってようやく実施されたわけですが、その健診で良性の腫瘍が見つかった社員もいたんですよ。ところがチーフの話によると、精密検査の結果、その人の腫瘍は悪性に変わる可能性も高いのですぐに手術となったそうです。いや〜、その話を聞いて思ったんですが会社にケンカ売って正解でした。あのまま何も言わずにずっと健診も行われなかったら…と思うとゾッとしますね。うちら下っ端2人がムダに騒いで終わるだけかと思いましたが、少しでも役に立ってよかったです。っちゅうかね、今まで健診をしなかった理由が「健診代5000円が高い」とかいうものだったんですよ。そんなこと言うやつは人の上に立つ資格なんてあらへんど!

 

◆時効だから(2006.1.11)

先週、今年の「初打ち」ということでいつものバッティングセンターに行ったんですが、なんとそこでいきなりホームランが出ました。しょっぱなから出るとは縁起がいいですね。今年はいい年になりそうです。ところでだいぶ前の話ですが、そのバッセンでマシンが壊れていたことがあったんです。どうやらボールを運ぶベルトコンベアーが壊れたらしいのですが、この際まとめて悪いところを修理するとのこと。で、店長が言うには「ボールが出てくる穴があるやろ。その穴に打ち返すやつがおって、中のマシンもちょっと壊れとるンや」っちゅうことなんですが、「そんなことがあるんですね」と返事したものの、実はその穴にボールを打ち返して壊したの私なんですよ。ちょうどこの話をする1週間前に行った時、たまたま打ち返した球が穴に入ってしまって、その瞬間に穴の奥で黒っぽい部品がバッと飛び散るのが見えたんですね。「やばっ」と思ったんですが、その後もボールがちゃんと出てくるのでこれは大丈夫と、そのまま真実をそっと胸の奥にしまっておいたんです。でもあれはやっぱり壊れてたんだな…。ごめんね、店長。まぁ、もう時効だからと思うんで書いてるんですけどもね。壊した以上にこのバッセンには投資してるんで許してもらおう。

 

◆バナー(2006.1.14)

突然ですが、このサイトには一応バナーがあるんです。実はちょっと前に、うちのメンバーの個人サイトと相互リンクしたときに作ったんですよ。彼女のページのリンク集ではみんなバナーを使っていたので、うちのところだけバナーがないとちょっとバランスが悪かったんですね。それで即席で作ったんです。最初は仮で作ったようなモノだったので、あとでちゃんと作り直してからここで公開しようと思ってたんですが、もうめんどくさいからこのまま使ってしまいます。ということで、以前リンクしていただいた管理人のみなさま、もしバナーが必要でしたらこちらからご自由にかっぱらっていってくださいませ。リンク集の一番下にもつけときました。あの、見てもろたらわかりますけど、「どんだけやる気ないねん」っちゅうよなバナーですよ。もっと気合いの入ったモノを作りたかったんですが、まぁこれ以上いじってもどうにもならんでしょう。何も足さない、何も引かない、山崎ピュアモ○ト…。

 

◆女子アメリカンフットボール(2006.1.16)

先日、大阪の女子アメリカンフットボールチーム「WILD CATS」さんからメールをいただきました。リンク集にも追加したので、ぜひとも訪れて下さいね。ところでわたくし、実はアメフトが大好きなんです。昔、知人の試合を見に行った時に、そのあまりのかっこよさに一目惚れ。アッフェに入る前は野球にするかアメフトにするか迷ったくらいです。で、この女子アメリカンフットボールですが、現在日本には2チームしかなくて、やはり人数不足で困っているそうです。そんなわけで、もしお知り合いでタッチフットなどをしている女性がいたら、一度声をかけて下さいね。また初心者の方でも「腕におぼえあり!」という方はどんどんチャレンジしてみてはいかがでしょう。きっとやりがいがあるはずです。女子野球も女子アメフトも確かにまだマイナースポーツではありますが、逆に言えば自分たちの力で切り開き築いていく楽しみがあると思うんです。そしてそれはまたメジャースポーツにはない魅力なのではと私は思うのです。「そこに道はなくとも、己が進めば道となる」っちゅうやつですな。…今日はいいこと書いちゃった。ちなみに管理人、当時アメフトの試合に通いつめてチアリーダーのダンスも覚えたので、機会があれば江戸川区球場のスタンドでご披露いたしましょう。そう、あの禁断の衣装を着て…。

 

◆スノースマイル(2005.1.18)

人にはそれぞれ思い出の曲というのがあると思うのですが、私の友人もある歌に執着しています。それがBUMP OF CHICKENの「スノースマイル」。以前、いきなり呼び出されて行ってみたら、カラオケでこの歌を歌えと言うんですね。「そんなもん自分で歌えばええのに」と言ったら、音域が低くて歌えないとのこと。確かに私は声が低いので歌えないこともないですが、いきなり呼び出された理由がそれかいな…。どうやら「スノースマイル」の歌詞が彼女の経験した「悲しい恋の物語」と合致するらしく、歌を聞いて思い出に浸りたいそうなのです。それで癒されるならかまわないですが、私はキサマの生声BGMかっちゅうねん。それ以来カラオケに行くたびに「スノースマイル」を歌わされ、悲しい恋の物語を聞かされ、「サザエさん〜レゲエバージョン〜」を歌えないままに過ぎていく日々ですが、まぁ、でもいい歌なので一度みなさんも聞いてみて下さいね。

 

◆頑張るって何?(2006.1.21)

うちの会社では、毎年仕事始めの朝礼で一年の目標をひとりづつ言っていくのですが、そのときに例のやる気のないオッチャンたちが「今年もいろいろ頑張りま〜す」といういい加減な目標を言ったんですね。いつも仕事を他人に任せっぱなしで何も頑張らない人がよくそんなこと言えるな〜とカチンときて、私の番の時に「頑張るだけなら誰でもできますが、大切なのは結果を出すこと。1ヶ月単位で目標を決めて達成し、それを12回繰り返す1年にしたいです」とぶちかましてやりました。その後、うちの課のチーフから「よく言った!」と褒められてウホッ♥となったんですが、「でも言ったからにはあなたもやらなきゃダメよ」とキュウッと締められまして、1週間後にその目標を出すことになりました。ところが何も思いつかないんですよ。人にあれだけ言ったわりには自分もたいしたことないですな〜。で、結局チーフに課題を出してもらったんですが、その課題が「自費出版のホームページ作成」というモノ。なるほど、これならおもしろそうですね。1年後にはピンポイントな客層にウケる「知る人ぞ知る」的な自費出版ページを作り上げたいと思います!

 

◆黒豚&鴨料理(2006.1.23)

先週末、メンバー数人とJR尼崎駅前にある黒豚&鴨料理の店「あくあさんた」に行きました。鴨を本格的に食べるのは初めてだったんですが、めっちゃくちゃ美味かったですよ!もっとクセのある味かと思ってましたが、あっさりしててほんまおいしかったです。ところでこの店、鹿児島産の黒豚も扱っているんですが、壁にはかなりラブリーなブタの絵が飾られているんですね。これってどうなんやろう…と思ったんですが、とりあえずそのブタのつぶらな瞳に見つめられ、良心の呵責に耐えながら黒豚のしゃぶしゃぶを食べてきました。美味かったです。ところが翌日、河川敷の練習でさらに川面に浮かぶカモの群れを目撃してしまったんですね。「あ、昨日あいつら食った」と思うと、これまたちょっとフクザツな気持ちになっちゃいました。肉がスライスされた状態だと何も思わないんですが、一応私も洗練された?シティガール?なので、動物のシルエットが見えてくるとちょっとコワイかも。ま、教師のメンバーTがいうには「感謝しながら食べたらいいのよ」ということなので、そういうことにしておこうっと。

 

◆正しい場所(2006.1.25)

先日、練習で靴を脱いでシートの上でストレッチをしていると、メンバーTに「血が出てる!」と言われました。「えっ?わたし?」と驚いて、Tが指さすところをよく見てみると、靴下が血で真っ赤。どうしたんやろうと靴下を脱いでみると爪が血まみれでした。おそらく爪を切ってなかったから割れたんでしょうけど、でもたいして痛くもなかったのでそのまま練習を続けたんです。ところが家に帰ってから割れた爪を消毒しようとしたら、どうもその爪が割れていないんですよ。じゃあ、どこから血が出たんやろうと不思議に思いながらも処置を済ませたんですが、しばらくたってからどうもその爪とは別の場所が痛いような気がしたんですね。で、もう一度よく見てみると、血まみれだった爪の隣の指にマメが出来ていて、それが潰れて出血していたのです。う〜ん、なんか、痛い場所くらい気づこうぜ…。そういえば昔、足の親指に押しピンが5ミリくらい刺さっていたのに気づかずに余裕で長時間放置してたこともありました。そんなことを思うとやっぱりちょとニブいのかな。でも押しピンが刺さってるのに気づいた瞬間から急に痛くなったんで、人間の痛覚なんて案外いいかげんなモノなのかもしれませんけどね。

 

◆お茶の子(2006.1.28)

今日は門真にある祖母の家に行ってきました。久しぶりに行くと周りの様子も少し変わってたんですが、それでも懐かしい町並みに昔を思い出しました。私が小学生の頃、その地域では「お茶の子」と言って、法事の時に近所に配り物をする風習があったんです。ところがこの配り物を子どもがすると、お返しにその場でお小遣いがもらえるんですよ。お小遣いといっても200円や300円といった程度のものですが、小学生にとってはなかなかの大金。私と兄といとこ2人で、近所の家をまわってけっこうな額をせしめてきました。しかも小学生とはいえ金が絡むと知恵が回るので、小さな家よりもお金を持っていそうな大きな家をチョイスして、玄関先で家人が出てくるまで「お茶の子です!」と連呼してたんです。そしてその大金を戦利品のようにして祖母の家に持ち帰ると、親戚の大人たちが苦笑いして受け取ってたんですが、そのあとその金がどう使われたかまったく覚えていないんです。ひょっとしてそのままポッケにナイナイされてたのかな。まぁ今となっては真相は闇の中ですが、とにかくとても楽しかった思い出です。でもその祖母も今は特別養護老人ホームに入り、祖母のいないガランとした家に入ると、親戚みんなで祖母を囲んでわいわい食事をした思い出が、次から次へと浮かんでは消えていきます。もう一度あのころに戻れないのかとどうにもならないことを考えては、ただ自分の無力さを感じて帰ってきたというそんな一日でした。楽しかった思い出も、築いていく今も、どっちも大切なんですがね…。

 

◆お兄ちゃん(2006.1.30)

昨日、堺のグラウンドで関西の女子チームが3チームほど集まって合同練習をしました。グラウンドが取れない時に声をかけてもらったんで、ほんまありがたかったです。ところで、その練習の時に、コウセイ君という4歳の男の子とちょっとお友だちになりました。他チームのコーチのお子さんなんですが、一緒に超至近距離キャッチボールをして楽しかったです。でも最後の方は「お兄ちゃん!」と呼ばれてたんですよね。う〜む、やはり幼児には判別が難しかったか…。そういえば、うちのメンバーの弟で5歳になるシンジローも、私のことをずっと「お兄ちゃん」と呼んでいます。「私は『お兄ちゃん』ではない、『お姉ちゃん』だ」と何度も言い聞かせるんですが、翌週になるとすぐに「お兄ちゃん」に戻ってしまいます。そんなコントなやりとりをもう1年繰り返しているんで、最近はめんどくさくなって修正する気もなくなってきました。大人でも判別できないことを、幼児ができるはずもないですからね〜。っちゅうか、私以外にもシンジローに「お兄ちゃん」と呼ばれているヤツが2人ほどいるんで全然平気です。まぁ、いつかきっとシンジローにもわかるときがくるでしょう…。

 

◆メドレー・ルーレット(2006.2.1)

最近、私のチームでは「メドレー・ルーレット」なるものが流行ってます。メドレー・ルーレットとは、カラオケでメドレー曲を選んで1曲ずつマイクをまわして歌っていく遊びです。先日チームの若手とカラオケに行った時も、このメドレー・ルーレットをすることになったんですが、いつもならシニアなメンバーなので80年代メドレーで決まりなのに、若手と行くと10歳くらい離れているのでやつらと私たちの両方がわかる年代を探すのがたいへんなんですよ。で、なんとか双方の最大公約数的な年を探したところ「1996年」ということが判明し、さっそく「1996年メドレー」を選択。ミスチル、シャ乱Q、TRF…と懐かしい歌がどんどん出てきて、ようやく私の番が回ってきたとき、画面に出た曲名は…「あなたに逢いたくて」…ん?まさか?…「松田聖子」。えーっ!マジで?と思ったんですが、私がそれを声に出す前に周りから「えーーーっ!」というブーイングの嵐。なにおう!確かに私は低くてオッサンみたいな声ですが、聖子ちゃんくらい歌えるんじゃ。ブーイングに気を悪くした私は飛び交う罵声の中、1オクターブ低い野太い声の松田聖子を、これでもかとやつらにぶちかましてやりました。ふふん、今度はモノマネ聖子で歌ってやるぜ…。

 

◆リフレッシュ休暇(2006.2.4)

この時期になると毎年のように書いていますが、2〜3月は繁忙期のため土曜日も出勤になります。ところが今年は土曜日出勤がなくなったんですよ。っちゅうのも、週40時間以上働いた場合は会社も出すもん出さんとあかんかったのに、今まで払ってなかったんですよね。で、去年から続いている会社との「嵐の大ゲンカ」でうちの課のチーフが交渉してくれたそうです。労働基準局にもおこられたそうですし、「金払うか休みにするか、どっちかにせぇ」ということで土曜日は休みになりました。ラッキー。そもそもココ数年は繁忙期といっても土曜日に出なきゃいけないほど忙しくもなかったんですけどね。ただ単に惰性で続けてたような気もしますが…。ともかくこれで毎年恒例の会社軟禁生活ともオサラバだ!ヨカッタ!なので、去年までこの時期はサボっていた更新を今年はちゃんとしようかと思ったんですが……。でもやっぱりサボっちゃおう。人生は息抜きも必要、4月までは“管理人・野放し期間”です。ということで、また気が向いたときにあちこち更新するんで、お暇な時にのぞきに来てくださいませ〜。

 

◆感謝ソックス(2006.2.8)

昨年のことですが、試合が終わったあとに若手メンバーAが私を呼び止めて「いいもん見せてあげる」と声をかけてきたことがあったんですね。なんやろうと思ってAを見ると、ユニフォームのズボンを膝まで上げて、くつ下を指さしているんです。そしてそこを見るとマジックで「感謝」と書かれてありました。みなさんも帽子のツバに「座右の銘」を書き込んだりしていると思いますが、これはそのくつ下バージョンですね。Aはそのくつ下を「感謝ソックス」と呼んでいて、試合中も感謝の気持ちを忘れないようにしているそうです。で、その話を聞いて「なるほどな〜」と思ったんですよ。私も長く野球をしていますが、試合の時に考えるのはどうやってバッターを打ちとるか、どうやって塁に出るかというものばかりです。でも試合はプレーを通して自分の生きざまみたいなものを表現できる場所でもあるんですよね。例えば「全力疾走」とか「フォア・ザ・チーム」などです。こういう強い気持ちが自分の背景にあれば、もっとずっといいプレーができるんじゃないかと今さらながら気がつきました。う〜む、若い連中から学ぶこともたくさんありますな。シーズン開幕まであと2ヶ月ですが、若手がくつ下にいろいろ書き込んでいるんで、私も開幕までに座右の銘を書こうと思います。でもカッコイイ四文字熟語が思いつかなくてねぇ。なんか「腹八分目」とかしか出てこないよ…。

 

◆こどもびいる(2006.2.14)

先日の日曜日はかなり寒かったですね。冬の本領発揮というところでしょうけど、ほんまカンベンしてほしいです。で、あまりの寒さに練習中に「おでんが食いたい、熱燗が飲みたい」と連呼していると、メンバーNが「じゃあ串カツ食べに行きましょう」と言い出したので、練習後にメンバー数人で新世界に行くことになりました。そして、女の子のチームが練習後に全員ジャージで新世界ってのもどうヨ?という疑問もためらいもなく、通天閣の近くにある串カツ屋にドカドカあがりこんだのですが、なんとそこでウワサの「こどもびいる」を発見!これは「子どもも飲めるビール」というやつですね。で、さっそく注文してグラスに注いだところ、本当にビールのような泡が出るんですよ(右写真)。見た目はほとんどビールですが、もちろんアルコールは入ってませんし、味もリンゴ味でなかなかおいしかったですよ。今度うちの甥っ子たちに買ってあげよう。ちなみに串カツの方は小出しにされたので、インターバルでキャベツ(無料)をアホほど注文してやりました。割引券ももらったので、またみんなで店のキャベツを食い尽くしに行きたいです。

 

◆やるやん、島田洋七(2006.2.25)

ご無沙汰しておりました。女子フィギュアスケート荒川選手の金メダルに日本中がわき上がった朝、会社でイナバウアーごっこをして腰を痛め、素人の愚かさを実証してみせたこの週末、ようやく熱冷めて更新です。というか、ここの存在をすっかり忘れてただけなんですがね。ところで最近、リハビリの行き帰りで読んでいる本があります。それが島田洋七の「佐賀のがばいばあちゃん」。島田洋七はB&Bという漫才コンビで「もみじまんじゅう!」という一発ギャグをかましていたオッチャンです。漫才ブーム世代にはなじみ深い人ですね。なので島田洋七が本を出した、というのが信じられなかったのですが、昨年うちの両親から「おもろいから読んでみぃ」と渡されたんです。ところが、読んでみたらこれがほんまにおもしろい!島田洋七は幼少時代、おばあちゃんと極貧生活を過ごしたのですが、その様子をおもしろおかしく描いています。1章が5分くらいで読める短編集で、子どもが読んでも大人が読んでもおもしろいと思いますよ。強烈なキャラのおばあちゃんの話も新鮮で惹かれますが、油断してると涙がボロッとこぼれるような話もあって、電車の中でぐっと涙をこらえながらチビチビ読んでます。そういえば今春映画にもなるそうで、公開されたら見に行こうと思います。ほんま久々おもしろい本に巡り会えました。徳間書店から500円くらいで出てるので、みなさんもぜひとも本屋で立ち読みして下さいませ。

 

◆優しさに包まれて(2006.3.2)

最近友人がガラにもなく不眠症で悩んでいるんですよ。で、先日その彼女と飲みに行く約束をしていたので、会う前に癒し系のアロマグッズでも買ってやろうと閉店間際の雑貨屋に転がり込んだんですが、なんと店員さんは片づけの真っ最中。悪いなぁ〜と思いながらも、一番安いアロマセットをつかんでレジに持って行きました。一応人にあげるモノなので「ラッピングして下さい」と言おうかどうか迷ったんですが、本当に店を閉める直前だったので今から包装するにも時間がかかるだろうし、気の毒なのでやめました。ところがその店員さん、商品を受け取るとちょっと考えてから、そのまま黙ってプレゼント用にラッピングしてくれたんですよ。いや〜、プロですな…。きっと私の物言いたげな雰囲気を察してくれたのでしょう。500円くらいのモノだったんですが、イヤな顔ひとつせず丁寧に包装してくれてほんまにうれしかったです。最近会社でケンカばかりでココロがすさんでるので、そういう気遣いや優しさに触れるとちょっと泣きそうになるな…。

 

◆花粉舞い散る中で(2006.3.6)

何度も申し上げているように、わたくしキャリア15年を誇る筋金入りの花粉症患者です。毎年鼻からナイアガラの滝のように大量の鼻水が流れ出てくるので、鼻の下あたりでマイナスイオンくらい発生してるんじゃないかと思うんですが、ともかく野球する時は目はかゆいし、鼻水は止まらないしで、まったく集中できないんですよ。なので今年こそ花粉に触れず快適に練習できないものかと思案し、ついに画期的なスタイルを考え出したのです(右写真)。マジ完璧。ところが今年は花粉の飛散量が少ないんですよね。おまけに昨年12月に受けたレーザー治療が功を奏しているのか、もうほとんどといっていいほど花粉症の症状がでないんです。せっかく花粉舞い散る中で効果のほどを確かめようと思っていたのに、出番すらありませんでしたな…。

 

◆女子野球サークル発足(2006.3.11)

チームはとっくに発足してるのに今さらなんの話じゃい、と思われるかもしれませんが、私たちのチームのことではありません。うちのメンバーで数学教師をしているTの勤務する学校で女子野球サークルができるかもしれない、ということなのです。野球をしているTの影響もあってか、生徒さんたちの何人かが女子野球サークルをつくる活動をはじめているそうですよ。うれしい話ですね。私とTとはもう10年の付き合いになりますが、そういえば彼女は昔から「教師になって学校に女子野球部をつくるのが夢」と言っていました。まさにそれが今、実現しようとしているわけです。野球が好きで好きで、なんとかチームを見つけて入って、そこで野球ができることに感謝する日々の中で、今度は女子野球を広めることができたら…。ふたりでそういう話をよくしましたが、Tが二十歳そこそこで描いていた夢を形にしていく様子をみて、彼女のことを誇らしくも思うし、またちょっとうらやましくも思います。私も負けずにがんばらんとあきまへんな〜。

 

◆スケバン恐子軍団(2006.3.15)

昨日、リハビリに向かう途中、後ろから来た自転車にチリンチリンとベルを鳴らされました。で、振り向くとなんと特攻服を着たハデな女の子20人くらいがずら〜っと並んで自転車をこいでるんですよ。なんじゃそりゃ?なんのコスプレ?それとも今日は御堂筋パレード???と彼女たちが通り過ぎるのをボー然と見送ったんですが、特攻服なんていまどき珍しいですよね。古式ゆかしきチャリンコ暴走族ですかね。それでも昔と違ってメイクもかわいいし、特攻服の色合いもピンクや黄色といった明るい色で、族というよりどちらかというとビジュアル系バンドといった感じでした。で、そのあと大阪の南にある病院に向かったんですが、なんとそこでも同じような原色系の特攻服を着た女の子を数人見かけたんです。あれ?今日はやっぱり何か特別な日?関西スケバン連合緊急集会?と考えていると、近くを袴を着た女性が歩いていまして、ようやく「卒業式」だと気がつきました。いや〜、それにしても卒業式では昔と変わらず同じことしてるんですね。なんかちょっと懐かしい気持ちになった春の日でした。

 

◆万能ポット(2006.3.19)

最近ですね〜、繁忙期のためほんまアホほど残業が続いてます。で、人間は深夜帯になるといろんなストッパーが外れてくるもので、先輩がいきなりゆで卵を食べたいと言いだしたんですね。でもうちの課にあるのは生卵とレンジとポットのみ。しかしレンジでは卵が爆発するから使えないんですよね。そしたらチーフが「フタを開けたポットに生タマゴ入れて沸騰させれば、ゆで卵になるんじゃない?」と言い出したんです。確かに理論上は可能ですが、本当にそれで出来るのだろうか?それよりも大人がそんな小学生のようなことをしていいのだろうか?とあれこれ考えている間に、ポットに卵が入れられスイッチオンされてました。そして待つこと15分、おそるおそるポットから取り出しカラをむくと……、ゆで卵でした!いや〜、出来るモンですね。しかもめっちゃ美味しかったです。次はレトルトのカレーを試そうと企んでいますが、ほんまにかなり危険なのでよい子のみんなは絶対にマネをしちゃいけませんよ。ポットは使用上の注意をよく読んで正しくお使い下さい。

 

◆歴史が変わった一日(2006.3.21)

今日これを書かずして野球人といえましょうか。野球の世界一を決めるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本が初代チャンピオンに輝きました。本当に感激です!みなさんはこの歓喜の瞬間をどこで迎えましたか?私は練習後に仕事の打ち合わせがあったので、お客さん宅のテレビで優勝の瞬間を見ることが出来ました。本当に感無量です。今日は日本の「ヤキュウ」が世界の頂点に立った歴史的一日ですね。野球というスポーツは明治時代にアメリカから日本に入り、そこから独自の進化を遂げてきました。「ベースボール」と「野球」は似て非なるものだと私は思うのですが、「野球」が「ベースボール」と肩を並べるのはもう少し先のことだろうと思っていました。しかし今日、王ジャパンが世界一の栄冠を勝ち取り、決して「野球」が「ベースボール」より劣るものではないことを証明してくれたのです。歴史が変わった一日ですね。本当にこの大会では、素晴らしい勝負をたくさん見ることができて楽しかったです。あ〜、ほんま野球ってええなぁ…。でもこんな面白いスポーツを男の人だけで独占してるのはちょっとズルいでしょ?この日本の優勝を機に野球が好きな女の子が増えて、女の子が野球できる環境も整って、女子野球がもっと広まっていけばいいなと思います。
ちなみに大会の影のMVPはボブ審判だと思うな…。

 

◆印刷屋さんの宿命(2006.3.25)

今日は休日出勤でした。昨日入るはずの原稿が遅れて編集作業が1日ズレこんだんです。それは別に構わないのですが、私は毎週土曜日にリハビリに通っているので、朝7時に出社して編集作業をし、10時に会社を抜けて病院でリハビリ、そしてまた昼の1時に会社に戻って編集作業というオニ・スケジュールになりました。それでもなんとか締切の2時に完成させて、さぁ帰ろうかという時にお客さんから連絡が入って、「やっぱりサイズ変えて」と言われたんですよ。そんなアホな、最初から作り直しやん!と抵抗するも聞き入れられず、結局夕方の5時までかけて作り直しました。小鳥さえずる早朝に出社して作ったのに、ほんま何が悲しゅうて全部やり直さなあかんのや…。こういう時は腹が立つというより、もう泣きたくなりますね。どんな頑張ってチラシ作ったところで、お客さんにもエンドユーザーにもそんなもん伝わらんですから。まぁこれも仕事なんで仕方ないですけどもね。でもたまに駅で自分たちが作ったチラシが配られてたりするんですが、それが道ばたにクシャクシャになって捨てられてるの見るとなかなかこたえるんですな〜、コレが。せめてゴミ箱に捨ててくれ、ゴミ箱に…。

 

◆シーズン開幕!(2006.3.28)

先日、今シーズンの開幕戦がありまして、見事に12-2でコールド負けしてきました。新キャップが「コールド(寒い)ゲームと言うより、チルド(凍える)ゲーム?」と笑ってましたが、ま、毎年最初はこんなもんですな。でも、たとえワンサイドゲームになっても、学ぶことはむしろたくさんありますよね。ボロ負けしたら「意味のない試合だ」と思う人もいるかもしれませんが、実際、試合に出ることでプレーヤーの経験値を上げるということもあります。良いことも悪いことも記憶に刻んで、次のプレーでベストの判断ができるように経験を積んでいくことはスポーツ選手として大切なことかもしれません。この試合の結果がすぐに何かの成果として現れることはないでしょうが、いろいろ経験を積んでいくことで半年後、1年後にはきっと何かプラスの形で現れてくると思います。と、いうことで「負けた時の言い訳」と「プラス思考」は世界トップレベルの大阪アッフェ、今シーズンもよろしくお願いします。ちなみにわたくし、当日何か受賞したらしく、神戸のチームのR・K姉妹から賞品のお菓子をいただきました(写真)。よくわかりませんが、ありがとうございます。ほんま美味しかった。きっと「疲れてるで賞チャンピオン」とかやな…。

 

◆堺キングダム(2006.4.1)

今日この日を堺市民の多くが待ちわびていました。そう、今日から私の住む堺市は「政令指定都市」です!政令指定都市とは一言でいうと「ものすごい都市」っちゅうことです。ちゃんと説明すると、「市」であるにもかかわらず「都道府県」レベルの権限とお金を与えられ、いろんなことを思うがままにできるのです。ようやく堺の長年の野望が達成されました。思えば、政令指定都市になる条件として人口が足りなかったのか、近隣の市町村に合併話を持ちかけては断られ、最終的に美原町という小さい町を取り込んで基準をクリアしました。目的のためならなりふり構わず強引にやるところなんかステキです。このまま堺市をよりいっそう強大化させていきたいですね。そしてゆくゆくは日本からも独立しちゃいましょう。そう、みなさんご存じないでしょうが、堺のめざす最終進化形は「堺連合王国」!「ザ・ユナイティッド・キングダム・オブ・堺」なのです!「政令指定都市」はその第一段階に過ぎません。そして今日はその次の野望達成に向けての第一歩なのです。…って、こんなん書くたびに「子どもが本気にするんですけど(笑)」という苦情が…。

 

◆もしも見えたら(2006.4.3)

え〜…、4月に入って「管理人・野放し期間」も終了し、誰も待ち望んでいなかったでしょうけど今日からバシバシ更新していきますヨ!さて最近、友人が燃え尽き症候群ってヤツで悩んでます。彼女はバリバリ仕事をこなすハードワーカーなんですが、近頃はいろいろ心労かさむ事があって「何もする気がしない」とふさぎこんでいます。だいぶ疲れてるんやろうなと思うんですが、そういう心の傷は目に見えないもんですから、落ち込んでいても周りから「もっと元気出して頑張りなさい!」と言われたりするんですよね。でもその「心の傷」を「体の傷」に換算したら『全身複雑疲労骨折、全治12ヶ月』というくらい重傷だったりするんですよ。もしそんな状態が目に見えたら「もっと頑張れ!」と言う人はいないと思うんです。たぶん「安静にして」とか「しばらくゆっくりしいや」という言葉が出てくるでしょう。それに自分でもそんな心のケガの状態が目に見えてわかったら、決してムリはしないと思うんですね。でも実際、心の傷は目に見えず、自分でも他人でも傷の深さはわかりません。なかなかやっかいなモンですな。もしも心の傷が目に見えたら、傷つけたことが見えたら、傷ついたことがわかったら…。ほんまはもっと、人にも自分にも優しくなれたりするのかもしれませんね。

 

◆57cm(2006.4.5)

最近太りました。しかも筋肉太りなんです。昨年秋に肩と膝を痛めてから数ヶ月、リハビリのためにスポーツクリニックへくそまじめに通い続けたおかげで、下半身、とくに太ももの裏に今まで経験したことのないようなごっつい筋肉がつきまして、ジーパンもピチピチになって動きづらくなってきました。お尻や太ももにMAXに力を入れるとジーパンがビリッと破れそうなので、薄くなってるところは裏側からガムテープ貼っておかないと心配です。でもそのリハビリ(というか筋トレ)のおかげで走るのもちょっと速くなったんですよね。ありがたや、ありがたや…。ところが最近もう一つ困ったことが発生しました。それがキャッチャーのレガース(足につける防具)。先日久々にレガースを付けたら血が止まるかと思うくらいきつくて、足がボンレスハム状態になりました。なのでレガースのバンドをゆるめたんですが、それでは他の人が付けた時にブカブカになるんだそうです。それで、自分の太ももはそんなにも太いのかと測ってみたらですね、57cm…。う〜ん、これってどうなんですか?だいたいこんなもんですか?それともヤバいサイズなんですかね?どこぞのアイドルのウエストサイズだったような気もするんですが…。

 

◆乙女サイズ(2006.4.8)

実は…、前回わたくし太ももの太さを57cmと書きましたが3cmほどサバを読んでまして、本当は60cmなのでございます。すみませぬ…。公表するものの、尋常じゃない太さだったら恥ずかしいかもと、失ったはずの乙女心が誤作動しちゃいましたな。でも体育科のメンバーTに「ふつう、そんなもんっすよ」と言われて一安心。まぁ、いずれにせよ標準的な「乙女サイズ」ではないですけどね。60cmの太ももというと、グラビア・アイドルの胴と同じものが下半身に2つもあるワケですから安心してる場合ではありません。気を付けよう…。そういえばわたくし、子どもの頃からサイズで悩むことが多かったです。小学校5年生の時に足を骨折してしばらくギプスで動けなかったんですが、それでは体がなまるので腕立て伏せを始めたんです。ところが、骨折が治ったあとも毎日腕立て伏せを続けてしまいまして、気がついたらものすごいゴツい肩幅になり、なんとランドセルが入らなくなったんですよ。無理をすれば背負えたんですが、学校側もそこまでせんでもいいということで6年生からは普通の手さげカバンになりました。思い返せば、常に「乙女サイズ」を逸脱してる人生ですな…。

 

◆桜舞い散る中で(2006.4.10)

私たちはいつも大阪城公園にある広場を勝手にホームグラウンドにして使っているんですが、その大阪城公園は桜の名所の1つなんです。なので昨日は練習後にそのままチームで花見をしました。ところがこれがものすごい人、人、人で気持ち悪かったです。しかも桜が見えるベストポジションをゲットしたんですが、トイレに行ったメンバー数人が1時間くらい戻って来ず、なかなか宴会がスタートできなかったんですよ。で、理由を聞いたらトイレに100人くらい並んでいて、すいているトイレを求めて公園をさまよい歩いていたそうです。やはり桜の名所は混むもんですね。ところで花見といえば、盃に舞い落ちた桜の花びらを酒と一緒に飲み干すのが私の夢なんですが、うちのメンバーとの花見でそんな風流なシチュエーションを味わえるはずもなく、連中、酔って寝ている私の上にお菓子をばらまいてハトにつつかせていたそうです。しかもその様子を写真撮影したらしい。いったいどうする気や、その写真…。おのれ、今度は人を鳥類のエサにしない分別ある大人と花見してやるサ!

 

◆あいさつ(2006.4.12)

4月に入り、至るところで初々しい新社会人の姿を見かけますが、最近はきちんとあいさつできないフレッシュマンが増えてますな。なげかわしい…。ところがうちの会社では「最近の若いもん」ではなく50〜60代のええオッサンがちゃんとあいさつを返してくれないんですよ。朝、事務所のドアを開けて「おはようございま〜す」とあいさつしても、オッチャンたちは忙しいのかめんどうなのかわかりませんが返事はまったくナシ。いくら忙しくてもあいさつくらいできるだろうよと思うんですが、ここ1年くらいずっとそんな感じです。で、みんなもいいかげん頭に来たので、先日お好み焼き屋に集まって作戦会議を開きまして、翌日からみんなで無視できないくらい大声であいさつすることにしました。そして今までさんざんあいさつを無視された恨みを晴らしてやろうと意気込んだ私は、翌日いつもより早く出社!さらに事務所のドアを蹴破るようにバンッと開け『おはようございます!』を絶叫しようと思ったらですね!!!早く来すぎて誰もいなかった!あぁ、また張り切りすぎてカラカラ空回りやん…。

 

◆上善如水(2006.4.15)

『上善如水』(じょうぜん・みずのごとし)と聞けば、ほとんどの人が「お酒」を思い浮かべると思います。白瀧酒造のヒット商品ですね。ほんまにめっちゃ飲みやすいお酒で女性にも人気がありますよね。私も大好きです。ところが先日、この商品名「上善如水」は中国の故事からきているものだと先輩に教えてもらいました。「上善」とは「人の理想の生き方」という意味で、つまり「水のように生きるのが理想的な人生だ」という老子の教えなのだそうです。じゃあ、その「水のような生き方」とはどんなモノなのかというと、まず「水」は自由に自分の形を変えて、丸や四角などどんな器にも収まります。そういう柔軟性を持てということですね。また「水」は常に高いところから低いところへと流れていきますが、そうやって常に低い場所に身を置こうとする謙虚さを持ちなさいということなのだそうです。いや〜、奥が深いですね…。そんな深い意味があったとは知らずに、今まで水のようにガバガバ飲み干していました。だって『上善如水』は「水のごとく飲みやすい上等の酒」という意味だと思ってたんですよ。アホ丸出しでんな…。ま、このうんちく、みなさんも飲み屋で使えると思うので、ぜひともお試し下さいませ。

 

◆墜ちてゆくのも幸せだよ?(2006.4.17)

うちのチームには世間を騒がすバカが数名いますが、その親玉がメンバーJ。普段からロクなことをしませんが、先週末、梅田ホワイティ(地下街)の下りエスカレーターでつまずいて、なんと頭から、しかも仰向けで10メートルほど下にドドドドドー!と滑り落ちたそうです。幸いにも残り3段ほどで体勢を立て直し、ウルトラC級の着地を決めたそうですが、転がり落ちている間、それを見た周囲の人が「キャーーー!!」という悲鳴をあげていたそうです。そりゃね、うら若き乙女が「仰向けスケルトン」状態でエスカレーターを滑降してたら誰でもびっくりしますわい!そのJは「エスカレーターの一番下で吸い込まれて一番上からまた出てくるかと思った」とアホなことを言ってましたが、大きなケガもなく済んで本当によかったです。しかし、あれだけの繁華街であれだけのパフォーマンスをぶちかましたわけですから、これを読んだ人の中でそれを見ていた人が絶対いると思うんですよね。もし「私は見た」という方がいたら、下記お問い合わせから『脳天イナバウアーくだり』係までご連絡下さい。先着1名様にプレゼントが出るそうですよ。※当選は発送をもってかえさせていただきます(J)。

 

◆オバチャン化(2006.4.19)

最近、大学時代の連れとよく遊んでるんですが、この頃ヤツはやたらオバチャン臭くなってきまして、一緒にいるとけっこう恥ずかしい目にあいます。先日も車で一緒に友人宅へ向かったんですが、赤信号で止まると道路脇に中古車販売店があって、そこの店員が信号待ちをしている車にチラシと粗品を配って回ってたんですね。しかし私たちは右折のために3車線の一番右側にいたので、とてももらえそうになかったんです。ところがそれを見ていた連れが急にソワソワしだして、助手席にいた私に「あんた!車降りてアレ(粗品)もろてきて!」と言い出したんです。いや、危ないし恥ずかしいし、そんなことでけん!と必死に抵抗すると、今度は「じゃあ、あの店員こっちに呼んで!」と言って助手席の窓をガーッと開けはじめたんですよ。で、「絶対ムリやし!」「大丈夫!呼んで!」と車内で騒いでいたら、周りの車から注目を浴びてかなり恥ずかしかったです。結局すぐに信号が変わって車が流れ出したので粗品はもらえず、連れは「アホーッ!」と悔しがっていましたが、そんなもん、粗品のティッシュくらい私がなんぼでもくれてやるわ。ほんま29歳という若さで「オバチャン化現象」がここまで進行しているとは、10年後の彼女がどうなるのか心配です…。

 

◆ホームラン(2006.4.22)

昨日、メッツの松井稼頭央選手がランニングホームランで開幕初打席を飾りましたね。やっぱ、足が速いのはええですな。ところで、女子野球で「ホームラン」というと「ランニングホームラン」のことをいいます。やはり女の子の力で軟球をスタンドインさせるのは相当難しいことなのです。まぁ、アブドーラ・ザ・ブッチャーくらいの女の子がいたらできるかもしれませんけどね。で、先日の試合の時に、同じ大阪のチームのナム氏と話していると、「ランニングホームランはつらい」という話題になりました。私もナム氏も足が遅いので、ダイヤモンドを一周するのがかなりキツイのです。いつもセカンドベースを回ったあたりで、オエッ、となって失速。ランニングホームランになるはずが、2塁打や3塁打になってしまい、味方からは非難ゴウゴウ。「ジェットエンジン積め!」というお言葉もよく頂戴します。今までそんなことを繰り返しているため、みなさんは大きい当たりを打った瞬間「やった!」と思うでしょうが、私たちはいつも「げっ!しまった!」とガックリしてたりするんですよね。「あんだけ飛ばしたのなら、せめてゆっくりダイヤモンドを回りたい」というのが私たちの願いですが、それにはやはりスタンドイン・ホームランしかありません。う〜む…、二人でブッチャーめざして鍛えますかね…。

 

◆復 帰(2006.4.24)

昨日神戸でリーグ戦がありまして、私にとって半年ぶりの復帰戦となりました。というのも、昨秋、以前から投球障害で痛めていた肩をヘッドスライディングでさらにクラッシュしまして、それ以来ずっとスポーツクリニックに通っているんです。昨年11月の時点では激痛のあまり肩が回せず、5メートル投げるのがやっとというありさま。日常生活でも電車のつり革が持てないほど肩が痛くて「これはもう野球できんかも…」と絶望的な気分だったんですが、地味にリハビリを続けた結果、1月に15メートル、2月に25メートル、3月に45メートル、4月に55メートルの遠投と、順調に回復してようやく昨日の復帰戦を迎えたわけです。で、試合は負けたんですが、私個人としては「80%回復」と言っていい出来でした。肩を故障して8年くらいになりますが、痛いのを我慢してごまかして投げ続け、ここ数年はまともにキャッチボールもできないような状況だったのに、昨日の試合ではほとんど痛みを感じずに全力でスローイングができたんですよ。ほんまマジでうれしい。もう治らんとあきらめてたのに。昨日は何年かぶりに野球が楽しかったです。まさかこんな日がくるとはねぇ…。クリニックの先生たちに心から感謝したいです。ま、リハビリの成果で太ももが60cmになったことはありがたくないですけども…。

 

◆座布団おまみを探せ!(2006.4.26)

先日、メンバー数人と「スケバン刑事」の話になりました。「スケバン刑事」は1980年代に放送されたテレビドラマで、女子高生の刑事がヨーヨーやビー玉を武器にワルモノと戦う「そんなアホな」的ドラマです。ところがうちのメンバーJによると、そのスケバン刑事シリーズの脇役にヨーヨーではなくて「座布団」を投げて戦うやつがいた、と言うんです。その名も『座布団おまみ』。…う〜ん、そんな登場人物いたかな?さらにJが言うには、座布団は重くて5枚くらいしか持ち歩けず、あまりたくさん投げられないとのこと。「今なら“ふとん圧縮袋”があるからもっとたくさん持っていけるねん!」とワケのわからんことを言ってましたが、本当に『座布団おまみ』なるキャラが存在したのかどうか調べようということになり、後日インターネットで検索することになりました。ところが、ネットではまったくひっかからなかったんですよ。で、改めておまみの正体を詳しく調べたところ、なんとその人は「おまみ」ではなく「雪乃」という名前で、しかも投げていたのも座布団ではなく「袱紗(ふくさ)」だったのです!「座布団おまみ」と「袱紗の雪乃」……。何ひとつあってないやん!どっから出てきたのや「おまみ」は!ほんま座布団投げるのは両国国技館だけにしてれ…。
袱紗(ふくさ)…冠婚葬祭などで贈答品を包むのに使われる30cm四方の布。

 

◆愛知遠征(2006.4.29)

今日からゴールデンウィークが始まりましたね。さて、わたしたちはこのゴールデンウィーク、3日〜6日の4日間、愛知遠征に行ってきます。去年に引き続き野球漬けのGWとなりそうですね。別に好きでやってることだからいいんですが、私が心配なのはホテルの周辺のこと。宿泊するホテルの周りに娯楽施設なかったらそれはちょっとツライかもしれません。大学時代、柔道部の合宿で和歌山の山奥に行った時はほぼ監禁状態。宿泊施設から出ると周りは緑の山々が連なり、小鳥がピーチクパーチクさえずるばかり…。唯一の人造物と言えば自動販売機くらいでしたからね。そういう娯楽がまったくない中で昼は道場で柔道三昧、夜は食堂で飲み明かすという過酷な日々を過ごしたのですが、過去にそんなトラウマがあるので遠征に行く時はいつも心配なんですよ。なので今回「iタウンページ」で宿泊ホテルの周辺を検索しまくったところ、コンビニもあるし酒屋もあるし飲み屋もあるし全然問題ないようです。これで愛知遠征「夜の部」は準備万端ですね。やや不純な動機も絡みつつ、GWは愛知でエキサイティングな時間を楽しんできたいと思います。

 

◆違います!(2006.5.1)

先週、かなりびっくりすることがありました。それは近所の交差点で信号待ちをしていた時のこと。私の隣には、3〜4歳くらいの女の子とその母親が立っていたんですが、信号待ちをしている間、その女の子がじっと私の顔を見てくるんです。で、子ども相手に無視するのも大人気ないかと思い、ニカッと笑い返したら今度はバッと目をそらされたんですね。「う〜ん、子どもはようわからん」と思っていた次の瞬間、その女の子が私を見て「パパ!」とかなり大きい声で叫びだしたんです!しかも「パパー!パパー!パパー!」と連呼!私は周囲の人からいっせいに「どういうことなんだ?」という視線を浴び、「ち、ちがいます…」と弱々しく否定したものの女の子は母親の制止も聞かず「パパ!パパ!パパ!」とシャウト連発。たまらず信号が変わった瞬間、逃げるようにその場を立ち去りました。おのれ幼児!アタイにいったい何の恨みがあるのサ!うかつに子どもに愛想ふりまくと、とんでもないことになりますね。ほんまマジでビビッタよ…。

 

◆情熱はないのか!(2006.5.2)

この会社に勤めて今年で7年目になりますが、本当に仕事そのものは楽しくなってきました。もっともっと技術や知識を身に付けて、ええ印刷物やHPやシステムを作りたいと思うんです。課の会議でも「地域密着型のHPを作ろう」とか「印刷物と同時にメルマガを発行しよう」とか、いろんな企画が出るんですが営業の連中が全くダメ。「余計なことせんと、客の言う通りにしといたらええんや」という態度で、企画提案もまったくしません。私たちの企画もすべてお蔵入り。確かに印刷業界は受注産業なのでお客さん主導なんですが、でも本当にお客さんの利益を考えるなら、ただ言われた通りやるだけでなくて印刷屋のプロとして新しい提案や企画をしていかないと…。印刷物を刷って納品するまでが仕事じゃないです。その印刷物でお客さんにどれだけの利益があったのか、というところまでですよ。でもうちの営業はめんどくさいのでそんなことも考えず、ただ原稿をもらってくるだけの伝書鳩。企画書を書けば、A4の紙に「〜したいと思います」の5行だけというやる気のなさ。それは小学生の作文か!仕事に対する情熱はないのか!高月給の上にあぐらかいて安逸としやがって、このアホが!くっそ〜、この怒りを明日からの愛知遠征にぶつけてきます!みなさん良い休日を!

 

◆運命のビーフジャーキー(2006.5.7)

今日でゴールデンウィークも終わりですね。みなさんはどんな休日を過ごされたでしょうか?私は遠征に行っていたのですが、そこでとんでもないことが起きました。ホテルに宿泊していたのですが、深夜、お腹が減ったのでコンビニで買ったインスタントラーメンを食べようと思ったんです。ところがラーメンが完成して食べようとしたら、お箸がなかったんですよ。代わりになる物もありませんし、コンビニまでとりに行こうかと思ったんですが、徒歩で片道20分もかかるんですね。それはとてもできないので、これはもう最終「フィンガー」でいくか?と覚悟を決めたその時、ふとあることを思い出したのです。それは酒のつまみに買っておいたスティックタイプの「ビーフジャーキー(人間用)」。これだっ!と思って使ってみると大丈夫。スープにつけるとだんだん柔らかくなってしまうのですが、その部分を食べながら残り5センチでなんとかラーメンを完食することができました。思えば、数あるおつまみの中で「ビーフジャーキー」を選んだのは、きっとこうなる運命だったからに違いありません。ありがとう、ビーフジャーキー。みなさんも旅先ではマルチ機能のビーフジャーキーをご選択ください。

 

◆哲 学(2006.5.10)

最近本屋では「自己啓発」という分野の本をまとめて置いてあったりします。中には昔の偉人が残した名言や中国の故事などを集めた本もあるんですが、読んでみるとこれがなかなか面白いんですよ。いろんな教訓があって心惹かれます。しかし、そういった古くからの教訓が現代になっても支持されるのは、何千年経っても人間そのものが成長していない証拠なんだ、と先輩が言っていました。昔の教訓が今に通用するということは、槍を持って戦っていた頃から人間は何も変わらず、同じ失敗を繰り返しているということでもあるのです。この数百年で「科学」は飛躍的に進化したが「哲学」の浸透が追いつかなかった。戦争や差別がなくならないのも、猟奇的な犯罪が増えるのも、それが原因なんじゃないか…と言うわけですね。なるほど、確かにフィジカルとメンタルのアンバランスから生まれる危うさを人類は持っているのかもしれません。そう思うとやっぱこれからの教育は哲学だな…。グッバイ、煩悩。ところで最近、各方面のみなさまから励ましのメールを頂くようになりまして本当に嬉しい限りです。さらに先日は強豪チームの名監督さんから「たまに見てます」と声をかけてもらって、ひたすら恐縮するばかり。あまりアホなことばかり書いてはおれませんので、今回はイメージアップ作戦ということで…。

 

◆基準はそこかよ(2006.5.13)

今日、ジーパンを買いに行きました。っちゅうのもですね、前に書いたと思いますがこのところ太ももが成長期をむかえまして、60cmほどに急成長したんですよ。ま、平たく言えばものごっつ肥えただけなんですが、以前はいていたジーパンがきつくなってきたので新しいモノを買おうと思ったわけです。ところが、近所の店に買いに行ったとき、そこで恐れていたことが起きました。そう、試着したらジーパンが太ももを通らない!ウエストサイズはクリアしているのに、太もものところで入らなくなるんです!徐々にサイズを大きくして太ももが入るモノを探したんですが、結局見つかったのが6枚ほど試着した後。ウエストはぶかぶかなのに太ももはピッチピチという状態になってしまいました。しかも最後に試着している時、下に落ちた財布を取ろうとかがんだら、ケツがドンッと扉に当たってオープン・ザ・ドア!うぉっ、パンツ丸見えかっ!と思って焦ったんですが、周りに人がいなくてたいして面白いことにもなりませんでした…。それにしても、私にとってズボンを選ぶ基準はウエストでもヒップでもなく「太もも」なんですね。何枚も試着するのは面倒なので、これからは太ももサイズも表示してほしいです。W(ウエスト)H(ヒップ)F(太もも)てな感じでね…。

 

◆超一流(2006.5.15)

昨日、春季関西大会がありまして、負けたんですがようやく“らしい”ゲームができてここから上昇気流に乗れそうです。ところで昨日の試合でちょっとうれしいことがありました。それは中高生の若いメンバーSちゃんとAちゃんがレガースを付けるのを手伝ってくれたことなんです。それを見ていて私も中学校のソフトボール時代に先輩のレガース付けるのを手伝ったり、お茶を渡したりしていたことを思い出しました。その時に先輩から「ありがとう!」と言われるだけで、試合には出てなくても一緒に戦ってるような気持ちになれたんで、こういうベンチとのコミュニケーションは野球にとって欠かせないモノなんやと思います。逆に言えば、自分がベンチにいる時、彼女たちがしてくれたことと同じことが自分にはちゃんとできているんだろうかと考えるとちょっと自信ないですな…。ずっと試合に出ているとだんだんそれがあたり前になって、大切なことを忘れちゃうこともあるんですよね。グラウンドに立つ時はベンチの人に感謝しながら精一杯プレーをして、ベンチにいる時はプレーしている人を精一杯バックアップして、グラウンドでもベンチでも超一流の選手になれたらカッコエエんちゃうかと思います。ほんま、若い子がチームに入るのはいいことですね。これからも忘れてたことをたくさん思い出させてくれそうです。

 

◆サプライズ(2006.5.17)

最近飲みに行く回数が減ってしまってけっこう退屈してたんですが、今日17日は前もって大学時代の悪友と飲みに行く約束をしていました。ところがその友だちがいつまでたっても飲みに行く場所を教えてくれないんですよ。ただ「17日の夜は必ず空けておいて」と言うばかり。で、昨日ようやく電話がかかってきて「どこに飲みに行くん?難波?梅田?」と聞くと、「場所はグリーンシートや!」とワケのわからんことを言い出すんですよ。なので改めて聞き直したところ、なんと「甲子園のグリーンシートや!」と驚きの告知!まさかまさかまさか、あの憧れのグリーンシート?バックネット裏から観戦できるグリーンシート?私が大の阪神ファンだと聞いた友だちがわざわざ手に入れてくれたんですが、前日まで真実を明かさないとはこれまた粋な計らいですよね〜。これぞまさにサプライズ!!ところが喜びころげている私に友だちがさらに衝撃の一言、「でも明日雨やねん」……なに?何?ナニ?雨ぇ?!アホか、そんなサプライズいらんねん!と思って天気予報を確認すると雨の確率90%!そして翌日「てるてる坊主」という古典的なワザを使ったにもかかわらず、夕方からおもっくそ雨が降って試合は中止に…。結局、夜はその友人と難波に飲みに行って「お前の日頃の行いが悪いからじゃ!」「いや、お前や!」とののしりあって帰宅しました…。ほんま、久々落ち込んだ一日です…。

 

◆信頼関係(2006.5.20)

今週、うちの課の後輩が退職することを決めました。彼女はこの半年近く、辞める覚悟で社員の先頭に立って会社の悪い体質や待遇を変えようと頑張ってきました。でも、どれだけ訴えても、どれだけ提案しても上層部はいいかげんに聞き流して自分の保身に走るだけ。これじゃあイヤになりますよ。若い人はついて行こうと思わない。先月彼女が辞表を出した時も、社長は一方的に自分の理想論を話しただけだったそうです。驚いたチーフが社長に本気で彼女を引き留めるよう言って再度懇談が行われたんですが、やっぱり2時間社長が延々と自分の理想論を話しただけで彼女の意見は何も聞き入れられなかったそうです。むかし偉いオッチャンが「トップの人間がするべきことは、社員に自分の理想や意見を押しつけることではなく、社員が自分で考えて動ける環境を作ることだ」と言ってました。組織で上に立つ人間に一番必要なモノはなんだろうと思ったとき、たとえ相手が下っ端でも会社のためになることなら本気でその意見に耳を傾けて、その中で信頼関係を築いていく力なんじゃないかと思うんです。たぶん専門の知識や高い技術なんていらないんです。必要なのは強い信頼関係を築ける人間力です。難しいことかもしれませんが、誰にでも出来ることじゃないからこそ、トップの人に求められることなんじゃないだろうか…。

 

◆長浜旅行(2006.5.22)

先週土曜日、課のみんなで長浜に日帰り旅行へ行ってきました。写真は長浜城です。長浜と言えばNHK大河ドラマ「功名が辻」の山内一豊と千代にゆかりのある場所ですが、「功名が辻」ネタには完全ノータッチで長浜を回りました。だってね〜、どこ見ても「功名が辻」のキャンペーン看板ばかりで、逆に歴史情緒あふれる景観がなくなって、安っぽい感じになってましたよ。っちゅうことで今回はパラダイス系の場所を巡ってきたので、また後日、詳細を掲載したいと思います。そして20日は長浜旅行、21日は4時間練習と飲み会2連発というムチャなスケジュールをこなしたため、本日風邪をひいてしまいました。さすがにシンドイので名探偵コナンを見終えたら寝ようと思います。みなさまもお体には気をつけてお過ごし下さい…。

 

◆バイバイ(2006.5.25)

今日25日付で後輩が退職しました。仲良かったんで、こういうのはかなりこたえますね…。前にも書いたと思いますが、彼女はせっぱ詰まった会社の状況を見ていろいろ変えて行かなきゃと思ったんです。でも会社のルーズな体質は変わらない。だから彼女は自分のクビかけて訴えたのに、それでも変わらない。なんでなんだと思います。若いヤツが必死に生身でぶつかってきてるのに、それにも応えてやれないのはどうよ?ほんまに。自分が辞めることで会社が少しでも変わればいいです、ってね、そこまでのことを若い社員の口から言わせちゃダメですよ。彼女が問題提起して動いてくれたおかげで、この半年間に労働条件がいくつか改善されました。「私は自分の都合で辞めるし、自分勝手な人間ですよ」と彼女は言ってましたが、ほんまに自分勝手な人間なら何もせずにさっさと辞めてますよ。だらしないように見えて、芯の強い人間だったんだなと思います。今日は後輩が入社した時から今までのことを思い出して、ずっと楽しかったなと思うとね…。会社の誠意のない対応に、くやしくて悲しくて仕方がなかったです。バイバイ、アイチャン、次の場所で幸せになってくれ…。

 

◆ツルオカ・ローソン(2006.5.27)

うちの会社の近くに社員がよく利用しているローソンがあるんですが、先輩に聞くとそこでは不思議なことがあるんだそうです。先輩がレジに行って店員さんの名札を見ると「ツルオカ」さんという名前だったんですが、翌日またそのローソンに行くと別の店員だったのにやっぱり名前が「ツルオカ」だったんです。で、他の社員が行った時に若い女の子がレジにいたんですが、その店員の名前も「ツルオカ」で、棚を整理している若い男性の店員も「ツルオカ」だったんです。なんとそのローソンの店員はツルオカ純度100%なんですよ。しかも3月の中旬から半月ほど高校生くらいの若い男の子がバイトで入っていたそうですが、その子の名前もやっぱり「ツルオカ」!これはいったいどういうことだろうと週末会議で議論した結果、ツルオカ一家が家族経営しているんじゃないかという結論が出ました。店員さんの年齢層からも、ツルオカ父、ツルオカ母、ツルオカ長男、ツルオカ長女、ツルオカ末っ子…というような家族構成がぴったり当てはまります。確かに高校生の男の子は春休みの間に家業を手伝った、というふうに考えられますからね。なるほどな〜、一家総出でやってるんでしょうね。そんなアットホームなローソンは喜連瓜破駅横の交差点付近にありますので、近くに行った時は立ち寄ってみて下さいね。ところで、もうすぐアクセスカウントが70000に近づきつつあります。運悪くキリ番踏んじまった方はご連絡下さいませ。

 

◆時の流れ(2006.5.29)

最近ですね、繁忙期でもないのにまたちょっと忙しくなってきまして、1ヶ月くらいは休日出勤かもしれません。なんかもっとうまいこと時間を使わないと、自分のやりたいこともできなくなりそうですね。ここ数年はほんま時が過ぎるのが早く思えて、やりたいことだけ増えて何も達成できていないような気がします。ずっと前に先輩が「時間が経つのを早く感じるということは、相対的に自分の動きが遅くなってるからだ」と言ってましたが、やっぱちょっとニブくなってるのかな〜。ラダートレーニングのメニュー増やさないと…。ところでここの更新もややとどこってますが、ボーっとしている間にアクセスカウントが7万件に近づいてきました。いや〜、これまたありがたい話ですね。わたくしのようなええかげんなヤツが好き勝手書いてるページなのに、これだけたくさんの人が見に来てくれているわけですから、ほんまに感謝です。ありがとうございます。キリ番70000を運悪く踏んでしまった方はご連絡下さいね。去年のキリ番55555で誰も欲しがらなかった「ゴルゴ13フィギュア」をプレゼントいたしましょう。返品不可でっせ…。

 

◆鼻からスイカ(2006.5.31)

今日帰ったら夜の12時でした。アホかっちゅうねん…。営業が段取りミスって、3週間かかる仕事を1週間でするはめになりました。しかも同じようなデカイ仕事があと2本も入ってるんですよ。どないもこないもならんでしょう。ほんまこれこそ鼻の穴からスイカ出すようなもんだ。
…とグチってるうちにアクセスカウント70000突破ですな。みなさまありがとうございます。実はお昼休みに見たとき70002でして、危うく自分でキリ番を踏んでしまうところでした…。それにしても7万という数字はありがたいですね。ほんま見てくれてる人に感謝、感謝でございます。っちゅうか、たぶんカウント7万のうち3万は私が見に行った回数だろうな…。ところで運悪く70000踏んでしまったアナタ!もしもゴルゴ13フィギアが欲しかったら連絡下さいね。
そして昼休み中にコツコツ作っていた長浜ツアーを掲載しましたのでまたのぞいてやって下さい。前回の島根ツアーが強烈だったので、今回は静かに長浜を巡ってきました。

 

◆めざせ!マチコ越え(2006.6.3)

先日友人から「23歳になりました♥」というメールが入りました。しかし友人はすでに29歳。三十路女が何をイカレたことぬかしとるんだ!30の大台を目前に現実逃避してるのか!と問いつめたところ、なんと「脳年齢」のことでした。脳年齢とはニンテンドーDSの人気ソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」で測れる“脳の若さ”のことですね。そういえば先週彼女の家に遊びに行った時、ニンテンドーDSで遊んだんですよ。ところが私の脳年齢は78歳!飲んでたのでまともに出来なかったんですが、それにしても78歳とはね…。けっこう脳みそ使う仕事なので脳年齢は若いだろうと思ってたんですが…。しかも彼女の母(マチコさん56歳)の脳年齢は46歳で実年齢よりも10歳若かったんです。くやしかったので友人と2人で「マチコ越え」をめざそうと誓ったのですが、あれから友人は毎日のように脳トレをして脳年齢23歳に達したというわけです。やっぱ続けてやらないと脳年齢は若くならないですね。私もニンテンドーDS買って「マチコ越え」をめざそうかな…。

 

◆いい仕事(2006.6.5)

先週から仕事が異常なくらい忙しくなってきまして、もうほんまシンドイです。あまり根性がないので、夜の10時、11時までの残業が続くとさすがにキツイ。なんですかね〜、こんなところでグチったところで仕方ないのもわかってるんですが、それでもこの仕事をやり終えた時に自分に何が残るんだろうと思うね…。ただ「しんどかった」だけになるんじゃないかと…。締め切りは迫ってくるし、担当営業はエスケープして帰ってこないし、だからと言って現場の私たちまで仕事を放り出すわけにはいかないですし…。でもどうせ同じ仕事をするならお互いもっといい関係でやりたいですよ。今のままだったら、ただやっつけるだけの仕事になるんじゃないかと思います。どんな仕事でも終わった時にお互い「いい仕事ができたね」と言えたらいいんですけど、なかなかそういう関係で仕事ができることは少ないですね。まぁ、世の中そんなもんかもしれませんが、それでもあまりに理不尽なことばかりだと弱音を吐きたくなる…。

 

◆短文明快9(2006.6.11)

ちょっとご無沙汰ですな。最近は残業ばっかりやし土日も出勤やし、倒れるかと思うくらい疲れました。ほんま私の楽しいベースボールライフを返せっちゅうねん!だいたい日本人は働き過ぎなんですよ。もっと趣味の時間を多く持たんとダメです。ほんまに仕事が出来る人は、ほどほどに手ぇ抜いて遊びと仕事を両立させとるでしょ。そんな生き方せんとあきませんよ、ほんま。

 

◆タイトでキュートなヒップがシュールなジョークとムードでテレフォンナンバー(2006.6.14)

最近、心臓わしづかみにされたような感じになって、イテテテテテ!これはひょっとしてヤバイかも?と軽く生命の危機を感じちゃうようなことがありまして、ほんま打たれ弱い軟弱者に過酷な労働はキツイっすよ〜。ほぼ休みナシで12時間労働が2週間以上でしょ。さすがにストレスフルだ。昨日は疲労のあまり自宅へ強制送還となったんですが、半日寝たら一気に全快しました。でもやっぱり人間ある程度休んだ方がいいですよ。時には「頑張らない」勇気も大切です。家庭がある人はなおさらですね。仕事の代わりならいくらでもあるけど、あんたの替わりはおらへんよ?っちゅうことですな。ところで今回意味のわからんタイトルですが、これは宮本浩次(エレカシのボーカルとは別人)というアーティストの歌です。10年くらい前の曲ですが、当時日本で一番長いタイトルの曲だったと思います。でもこれがかなりおもしろい曲なんですよ。キワどい歌詞をギターに乗せて、ヒップホップのように軽快に弾き語る感じがなんとも小気味よい。若者ウケしそうなセンスのいい曲です。で、なんで突然こんなことを書いたのかというと、胸イテテテ、となってる時にこの曲が急に頭をよぎりまして、なんかのお告げかな?と思って今回ご紹介しました。でももうCDショップにもレンタル屋にもないと思うので、あとはラジオですかね。興味のある方はラジオ局へストーカーのようにリクエストして、ぜひとも聞いてみて下さいませ。

 

◆10年(2006.6.17)

わたくし、今年の5月でアッフェ在籍10年目を迎えました。チームの始動とともに10年近く野球を続けてきたわけですが、気づけば当時いたメンバーもほとんど残っておらず、「アッフェの生き字引」のような存在になってしまいました。チームでは貴重なイキモノなので、手厚く保護されたいですな。ところでこの10年間、私はチームでたくさんのことを勉強してきましたが、本当にわかったことが1つあります。それは、立場は違っても、表現は違っても、あるいは関わる形が違っても、メンバーみんながそれぞれチームのことを本当に大切に思っているということです。チームを思う気持ちに、一番も二番もありません。みんなチームに対して一生懸命だし、誰ひとり手を抜いていない。できることに大小はあるでしょうが、想う気持ちは一緒です。大切に思うからこそ、わかってもらえないことにイライラするし、ケンカもします。だからそれでいいんですよ。なんかね、ケンカしちゃうと「ムカツク」って気持ちが先に立っちゃうんですが、でも自分がチームを大切に思うのと同じくらい、相手も大切に思っているんだということに気づくこともできると思うんです。チームに一番必要なのは、それぞれが大切に思う気持ちの歯車を合わせることかもしれません。もしもチームでうまくいかないことがあったら、一度考えてみて下さいね。大切なのは一緒にやってる連中に対する敬意です。こんなことがわかるのに10年もかかったのかと思いますが、ともかく10年目に際して願うことは、「これからもみんなの愛されるアッフェでありますように」。

 

◆敦の8ミリ・サマー(2006.6.19)

昨日、メンバーで犬の美容師(トリマー)をめざしているNに髪を切ってもらいました。もちろん去年と同様、グラウンド横での青空美容院です。で、前回は「シーズーの5ミリ・サマーカット」だったので、今回は「8ミリ・サマーカット」にしてもらおうと練習前に軽く切ってもらっていたら、お調子者のメンバーJが勝手に私の髪型をプロデュースし始めたんですよ。ところが、Jが口を挟んだため時間がかかり、右半分を短くしたところでなんと練習がスタート!しぶしぶ頭右半分ショートのままグランドインしたんですが、運悪く今日は全国大会のパンフに載せる写真を撮る日だったんですよ。なんとか帽子をかぶってごまかしたんですが、今度はどこからともなくカシャカシャ!とすごい勢いでシャッターを切る音が…。振り向くとそこには新聞社のカメラマン!そういえば読売新聞(京都版)の取材があるという噂を聞いてはいたのですが、よりによってこの髪型の時に来なくても…。さすがに京都中にぶざまな頭を公開するわけにはいかなかったので、ターゲット・ロック・オンされないようコーチ陣と同化して事なきを得ました。そして練習後、ようやくカリスマ・トリマーに左半分も切りそろえてもらったんですが、Jプロデュースによって完成された髪型は、サッカーの柳沢敦選手をモデルにした「敦の8ミリ・サマー」。かなりかっちょいい頭になったんですが、昨日のクロアチア戦の後ではそれもビミョー…。う〜む、今度の試合では「インサイド」を攻めるぞ…。

 

◆ドラマのように(2006.6.21)

今日はめずらしく友人夫婦と飲みにいきました。その時に「子どもは何人欲しい?」という話になったんですが、ダンナさんの方は「4人くらい欲しい」と言い出したんですね。でも奥さんの方は「産むのはたいへんなんだから勝手なこと言わないでよ」と怒ってました。確かに出産時の苦しみは殿方にはわからないかと思ったんですが、その時ふと知人から聞いた助産師さんの体験談を思い出しました。最近は出産の時に夫が立ち会うのが主流なんだそうですが、そこではドラマのように夫婦が手を取り合って、夫「もうすぐ生まれるから頑張って!」妻「ありがとう!」というような美しい出産シーンはあり得ないそうです。妊婦さんの陣痛はこの世のモノとは思えないほどの痛み。夫はなんとかその痛みを和らげようと腰をなでたりするんですが、妊婦さんも激痛のあまり「どこなでとるんじゃ、このボケェ!」「そことちゃうと言っとるやろが、この役立たず!」と耳をふさぎたくなるような悪口雑言を夫に浴びせるんだそうです。極限の中で八つ当たりできるのはダンナさんしかいないから仕方ないけど、それでもそういうのが日常茶飯事だと幻滅する…とその助産師さんは言っていたんだとか。なるほど、産婦人科の人手が足りないというのもうなづける気がします。でも友人夫婦にはドラマのように美しい出産立ち会いシーンを演出してほしいですな…。

 

◆「好き」という気持ち(2006.6.24)

前に少しご紹介したと思いますが、このたび、数学教師のメンバーTが勤める学校で「女子野球同好会」が正式に設立されることになりました。たぶん関西では「初」じゃないだろうか?ほんま感慨深いですね〜。もとは野球をしているTの話を聞いた生徒さんたちが女子野球に興味を持ち、自分たちもやってみたいというところから話が広がったのですが、まさか本当に同好会ができるとは思ってませんでした。やりたいという情熱があれば、その想いを形に出来るんだということをTや生徒さんが実証してくれましたね。私もチームの創設期を思い出して懐かしい気持ちになりました。アッフェも最初の方は人数も足りなくてけっこう大変だったんですが、私自身はここまで来るのに「努力に努力を重ねてやってきた」という実感はほとんどなくて、「なんかめちゃくちゃしんどいんやけど、それ以上に好きなことをやれるのが楽しくて楽しくて仕方がない」という気持ちの方が大きかったように思います。ホームページの更新も「大変ですね」とよく言われるんですが、本人は好きでやっていることなのでまったく苦にならないんですよ。だから「好き」という気持ちはすべての原動力になるんだと思います。生徒さんたちも「好き」という気持ちを忘れないで、がんばってほしいと思います。全く役に立たないですが、わたくし管理人も百合学院女子野球同好会を応援させていただきますよ!

 

◆耳年齢(2006.6.26)

先日、退職した後輩と飲みに行った時に「若者にしか聞こえない音」というのを教えてもらいました。人間は加齢とともに高い音が聞き取りにくくなるそうですが、20代半ばまでしか聞こえない高い「キーン」という不快音があるそうです。ところがこの不快音、大人には聞こえないので、最近の若者は携帯の着信音にしてるそうですよ。ほんまろくでもないことを思いつくもんですが、私もその音を聞いてみたかったので、かろうじてその音が聞こえた後輩(27歳)に送ってもらいました。で、さっそく会社でチーフ(40代前半)と先輩(30代後半)と私(30歳)で聞いてみたんですが……シーンとして何も聞こえない!私はいつ始まったか、いつ終わったかもわからない状態だったんでチーフに「もう音鳴ってます?」と聞くと、なんと「イヤな音」と言いだし、先輩も「もっと聞こえにくい音かと思った」と言うんですね。なにを言っとるんだ、何も聞こえんぞ!と、そのあと最大音量で10回くらい聞いたんですがやっぱり私だけ何も聞こえないんです。そのうちチーフが「耳で聞いちゃだめ!心で感じるのよ!」と言い出したので、Feelingしてみたんですがもちろんそれでもダメ。まぁ、精神論でどうにかなるもんじゃないですけど、聞いてみたかったな…。おそらく私の耳年齢は50歳くらいなんでしょう。みなさんも機会があったら聞いてみて下さいね。

 

◆愛 情(2006.6.28)

毎月初めに私が担当している月刊誌があるんですが、今月は仕事の方がかなり忙しかったので外注に出すことになったんです。ところがこの月刊誌、細部にわたって決めごとがあるので現場としては外注は難しいと反対したんですが、営業が勝手に決めて外に出しちゃったんですね。ところがですね、外注先はなんとかほぼ完璧に月刊誌を作ってくれたのに、お客さんからは大クレーム。「いつもきちんとしてくれてるのに、今回はなんでしてくれないんだ!」と怒っていたそうです。実はこの仕事、お客さんが気づかないような細かいミスのチェックを、現場の私たちがサービスでやっていたんです。外注先ではそういうサービスはしないでしょうから、お客さんも「おかしい、いつもの人が作ってない」と思ったんでしょう。でも、自分たちが気遣いでやっていたことを、ちゃんとお客さんはわかってくれていたんだと思うとね。ミスはよろこんだらあかんことですけど、でもやっぱうれしかった。このお客さんが自分のことをこんなにも信頼してくれてたのかと思うと、この仕事に本当に愛情が持てました。ところが今日、何の相談もなく「今後ずっと外注に出す」と言われましてね。月々100万円の仕事を特に理由もなく外注に出すとは意味わからん。社員のやる気をなくすようなことすんなよ…。

 

◆疑心暗鬼(2006.7.1)

「疑う気持ちを持てば、暗闇に鬼が見えてくる。そんな状況では心が安まらない」…そういう意味です。お互い会わないままで何も話さなければ、まことしやかに流れてくる噂に翻弄され、お互いの本当の姿がわからなくなってしまうことはよくあることです。昔からこういう教訓がありますが、やはり人間は同じ事を繰り返してしまいますね。もう一つ「仮説検証バイアス」という言葉をご紹介をしましょう。人間は一度ある人の印象を形成してしまうと、その後はその人について自分が下した判断が正しいことを証明するような情報ばかり選択して集めるそうです。その偏った情報が積み重なるにつれ、自分の判断はさらに正しいと思いこんでしまうのです。このように選択的に情報収集することによって生じる偏った判断を「仮説検証バイアス」といいます。収集したものが良い情報やったらええけど、でも選択的にその人の悪い情報ばかり集めてしまったら……。いつでもどこでも心の中にいる悪魔が、あなたを負のサイクルに陥れようと虎視眈々とねらってるんだと思います。前に書いたと思いますが、疑うことが信じることより簡単なら、私は簡単にできることより難しい方を選びたいですな。信じがたいモノを信じることこそ、本当の信頼関係かもしれません。っちゅうことで、私のかわいいベイベーたち、ケンカしちゃダメよ〜♥

 

◆克 服(2006.7.3)

みなさんにはどうでもいいことでしょうが、伝えておかなければならないことがあります。実はわたくし、数ヶ月前になんとグリンピースを克服したのです!30年間、食わず嫌いでグリンピースが食べられなかったのですが、ひょんなことから食べられるようになりました。私の知人で料理好きのヤツがいるんですが、何か新作が出来るたびに食べにこいと言ってくるんですね。で、その日もいつものように新作をご馳走になろうと思ったら、なんとスープの中に緑のつぶつぶ!そうヤツらの姿が…!どうしよう!と思って彼女の顔を見ると、どんな感想を述べてくれるのか楽しみにしている様子で、とても「グリンピースは食べられない」と言える状況ではなかったんです。なので、もうここは食べるしかないと、やけくそで口の中に入れたんですが……う?あれ?味がしない?どれがグリンピースの味?というくらい印象が薄くて「なんだこんなものか」とあっさり克服してしまいました。なぜ30年間も食べられなかったのか不思議ですね…。ともかくこれで私の食わず嫌いは残すところ「納豆」だけとなりましたが、でも納豆だけはムリだな〜。だってあいつら基本的に腐ってるもんな…。「納豆も好きで腐っとるんちゃう」と諭されたこともありますが、そんな正論ぶつけられても食えないモノは食えないっすよ…。

 

◆手放すチカラ(2006.7.5)

このところ雨ばかりで野球ができませんね。先日の日曜も雨だったので、京都から来ている高校生のAちゃんも練習できないままに帰りました。申し訳ないなぁ〜と思ってお母さんにメールを入れたら、「お天気に振り回されるのも、人間の力ではどうにもならないことがあるということを感じられていいものですよ」という返事を頂きまして、お気遣いがうれしかったのと同時にその言葉に深い感銘を受けました。人間は思い通りにいかないとイライラしちゃうんですが、「そういうこともあるよ」と気持ちを手放すことで楽になれることってあるかもしれませんね。私なんかは自分の考えが譲れなくてよくケンカになるんですが、気がついたらお互い意地を張ることから降りられなくなったりするんですよ。そんなときにこだわる気持ちを手放して、いろんなことを受け入れられたらもっと楽になるのになぁといつも思います。でも、まぁ、アタクシ人間がちっちゃいんで、そういうことはなかなかできそうにありませんけどね。いましばらくは『白黒つけたるからオモテに出ろや!』的な解決法に走りそうですな…。

 

◆古いアルバムめくり…(2006.7.8)

最近、昔の写真を整理してホームページに載せてるんですが、けっこう懐かしい写真が出てきてうれしくなりました。いつもみんなアホみたいに笑って写真に写っててね、今も昔も、底抜けに明るくて楽しい連中やなと思います。これからずっと一緒にやっていく上で、「ただ楽しく野球したいだけなのに、どうしてこんなことになってしまうんだろう」なんて思うこともあるかもしれません。人間関係に疲れ切って野球をやめたいなんて思うこともあるかもしれません。でも、不信感の中でいがみあっているのが自分たちの本当の姿なのか、写真の中でみんなと笑ってる時の自分たちが本当の姿なのかと考えたとき、楽しかった思い出が自然と私たちを本来の場所へ引き戻してくれるように思います。よかったらみなさんも、アルバムを開いてみてくださいね。ちなみに管理人、やせていた頃の自分の写真を発見して、おっそろしい現実に引き戻されました。まさかこんなに太るとは……。明日からダイエットじゃぁあぁあぁあああ!!

 

◆秘密の特訓(2006.7.10)

全国大会まであと1ヶ月となりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?私たちは昨日、リーグ戦と練習試合のダブルヘッダーだったんですが、ぼちぼちええ感じに仕上がってきたかな〜っちゅう気がします。ところが昨日は湿度が高くてかなりきつかったんですよ。私はキャッチャーをしているのですが、夏場は口から半分タマシイが抜け出るくらい暑くてツライ。たとえたら、気温32度の中でバイクのヘルメットをかぶり、ダウンベストを着て、スネにざぶとん巻いたままスクワット100回やるようなもんですからね。とにかくあの防具が暑くてたまらんのですが、昨日は途中で頭がボーッとしてきてカウントとかわからなくなってきたんですよ。このままでは全国大会もまともにプレーできないのでなんとかせねばと思っていたら、メンバーに「サウナで鍛えたら?」と言われました。なるほどね〜!確かに夏のキャッチャーはサウナ状態ですからね。これから全国までの1ヶ月間、梅田のニュー・ジャパンにキャッチャーのフル装備で通い詰め、アウトカウントを連呼し続けたいと思います。パワーアップして全国大会に臨むぞ!

 

◆プレッシャー(2006.7.12)

最近私がここでいろんなこと書くもんですから、いろんな人が「大丈夫?病んでる?」と心配してくれるんですが、いや、ホンマに何がどうっちゅうこともないんですよ。毎日野球も楽しいし、三度のメシも楽しみだし、それはもう元気いっぱいなんですがね。まぁ、時々「人間ってなんだろう…」と瞑想(妄想)しては想いを綴るクセがあるので、あんまり気にしないで下さいね(笑)。ところで前回も書いたように8月の全国大会が近づいてきましたが、わたくしこの時期になるととてもプレッシャーを感じるのです。それは「野球に」ではなくて「カブリモノに」です。1997年に全国大会に初出場して以来、毎年カブリモノをかぶっているのですが、さすがに10年も続けていると新しくて斬新なカブリモノがなくなってくるんですよ。毎年いろんな店に行って探すんですが、最近はいいのが見つからなくてねぇ。でもレベルは落としたくないしなぁ…。そう思うと胃がキリキリしますが、それでも、より良いモノを求めて限界にチャレンジしなければ進歩はありません!今年も全国大会ではハイクオリティなカブリモノをみなさまに公開できるよう尽力したいと思っております。もちろん野球も頑張りますヨー!

 

◆水分をとろう(2006.7.15)

あっついでんな〜…。ほんま暑い。どこにいても暑い。何しても暑い。7月中旬でこの暑さはないでしょうにねぇ。こんなときは熱中症になる人が多いのでみなさん気を付けて下さいね。特にお年寄りや子どもは要注意ですよ。さて、この熱中症、スポーツをする人も気を付けないといけないので、今回そのへんのことをまとめておきます。まず、運動の30分前に250〜500mlくらいの水分を補給しておいて下さい。発汗によってミネラル分が失われるため、スポーツドリンクを水で半分に薄めたモノを飲むのがいいです。そして運動中は、15〜20分おきにコップ1杯くらいのできるだけ冷たい水(薄めたスポーツドリンク)を飲むことが大切です。「のどが渇いた」と思った時にはすでに脱水症状が出ているんですね。なので早めに水分を補給して下さい。夏場の練習は強制的にでも水分をとるように指導した方がいいと思いますよ。ちょっと古い情報になるかもしれませんが、そのへんのことを昔まとめたことがあるのでこちらを参考にして下さい。と、いうかですね、こんだけ調べておいて毎年熱中症にかかる自分もどうなんやろうと思います。大量の脂肪でコーティングされている分、普通の人より体温高いんですよね。今年も発熱体となって迷惑をかけますが、メンバーのみんな、そのへんはガマンしてくれぃ。

 

◆屋久島旅行(2006.7.17)

あっという間に三連休も終わってしまいましたが、みなさんはどう過ごされたでしょうか?私は土日出勤でほとんど休んだ気になれませんでした。ところでうちのメンバーEとメンバーJは、何を思い立ったのか、この三連休にいきなり屋久島へ行ってきたそうです。大自然に囲まれて浮き世のしがらみから解放されたかったのかもしれませんが、屋久島ではいろんなモノが解放されていて驚いたそうです。島中に鹿やサルなどの動物がいて、サファリパークのようになっているらしいですよ。ところがメンバーEとJは観光中にサルの縄張り争いに巻き込まれて、知らない間にサルの軍団に囲まれて危なかったそうです。しかしその場はメンバーJがデューク更家直伝のデューク・ウォークをお見舞いしてなんとか切り抜けたそうですよ。そんな感じでおおざっぱに屋久島を満喫した2人ですが、宿舎のおかみさんと方言vs方言で最後まで会話がかみ合わなかったことが心残りだったとか。それでもいい思い出が作れてうらやましいです。私も仕事ばっかりせずに、どこかに旅行に行きたいですな〜。

 

◆なにくそ負けるものか(2006.7.19)

先日会社でチーフと「最近は気骨のある人がいなくなった」という話をしていたんですが、その時に私の高校柔道部時代の先生の話題になりました。その柔道部顧問のフクシゲ先生はとんでもなく怖くて厳しい人で、それは教え子の警察官や他校の柔道部顧問もおびえまくるほどの恐ろしさです。試合や練習で少しでも手を抜こうものならゲンコツ、ビンタはあたり前。でも怖いだけじゃなくて、一生懸命やったことに対してはめちゃくちゃほめてくれるんです。ところで、当時うちの柔道部には体の弱い女子部員がいて、柔道は大好きだったんですが体を壊して休部することになったんですね。体重も40kgを切って柔道復帰はムリだとドクターストップがかかったんですが、なんと半年後、彼女は強引に柔道部に戻ってきたんです。それから迎えた復帰戦。彼女は格上の相手と対戦したんですが、関節技をかけられてもギブアップせず、何度も何度も相手に食いさがるんです。その姿を見た先生はたまらず立ち上がり、突然「りょうこ!りょうこ!頑張れ!」と大きな声で彼女の名前を叫び始めたんです。それまで彼女のことを「名字」でしか呼んだことがなかったのに。そして彼女はその声に後押しされるかのように勝利をもぎとりました。試合が終わると先生はさっさとその場を離れてしまいましたが、その目が少し赤かったのを覚えています。今思えば先生のあんな姿を見たのは、後にも先にもその時だけでした。そんな先生の座右の銘は『なにくそ負けるものか』です。

 

◆見えざる者と(2006.7.22)

突然ですが、最近社長の様子がおかしんです。最近というか、ここ1〜2年なんですが、どうも「心ここにあらず」という状態がよくあるんですね。うちの会社は小さいので営業課の部屋に社長の机もあるんですが、私たちが用事があってその部屋に行くと、社長は腕を組んで斜め上の空中をじっと見つめたまままったく動かないんです。で、1時間後に別の社員が社長を見にいったら、「首の角度が少し変わっていた」というくらいしか動いてないそうです。ほんま動物園のやる気のないパンダレベルですね。しかしあまりにもフリーズして動かない状態が増えてきたので、心配になった社員がいろいろ議論した結果、あれは「私たちには見えない高尚な生命体と交信してるんだ」ということになりました。ほら、よく犬とか猫とかが何もない空間をじ〜っと見つめてたりするじゃないですか。あれですね、あれ。アホみたいな話ですが、うちの会社はけっこう不可思議現象があるので、あながち否定もできないな。きっと社長はホモサピエンスを超越して進化した精神体と会話してるに違いありません。でも何を話してるのかな〜。今度社長が交信してたらアフレコしにいこう…。

 

◆量より質(2006.7.24)

昨日、仕事の関係で知人宅まで行ったんですが、練習後ということで向こうが気を遣ってくれたのか豪華な食事を用意してくれていたんですね。ところが、うなぎ、ピザトースト、手巻き寿司、サラダセット、チキン、さしみ、つまみ、ケーキ、ビール、日本酒、焼酎などなど、次から次へと料理が出てくるんです。う〜む…、私はどんだけ食う人間だと思われてるんですかね〜。確かに体はデブくてゴツいんですが、実は一度にそんなに多くは食えないんです。太ってるのは1回に食べる量が多いんじゃなくて、たぶん間食が多いからだと思います。でもこういう体型なので食事に招待されると決まってものすごい量の料理が出てくるんですよ。まぁ、ありがたいことなんですが、もういい歳なので最近はそんなに量も食えなくなりました。若い頃は一度にカツ丼とうどんとパンを食べてるような生活でしたが、さすがにもうムリですね。こんなことで衰えを感じるのも悲しいモンですが、やっぱ30こえると量より質ですよ。今は2980円の焼き肉食べ放題より、2cm×2cmの松阪牛が食いたい…。

 

◆代休くれ(2006.7.26)

何回かここにも書いてますが、最近休日出勤が何回かあったんですね。なので1日くらい代休がほしいと申請したら、社長に「就業規則の条件を満たしていないからダメ」と言われたんですよ。でも就業規則をみたら代休について明確に書かれてなかったんです。くっそ〜、その場で適当に決めやがったな〜!しかもそのあと「どうせおまえら、ヒマな日曜の都合のいい時間に出てきて、時間内にできなかった仕事かたづけてるだけだろう」みたいなことを言われましてね〜。アッタマ来たぞ!休日出勤してるのは毎日残業しても処理しきれない量の仕事を、あんたらが無計画にとってくるからやろうが!それでも納期に間に合わせないとお客さんも困るし、営業も困るし、他の社員も忙しくて大変やから何とかしようと思って休日の予定をキャンセルして出勤してたのにな。あんなふうに言われるとホンマ怒り心頭だ!かわら割りたい!まぁ、代休にならないならそれでも構わないですけどね。でも自分のちっちゃいモノサシでしか物事を測れんのに、ワシの気持ちの何がわかるんじゃい、アホー!どのみち有給とって休んだるからな!

 

◆短文明快10(2006.7.29)

暑いです…。クーラーのない我が家はほんま暑いです…。それでも夜は窓を開けて扇風機まわせば、なんとか過ごせるんですよね。ところで質問なんですが、クーラーのある家庭では夜タイマーをかけて寝るそうですね。でも、クーラーをつける→タイマーが切れる→部屋は閉めきっている→めちゃくちゃ暑い。う〜ん、なぜタイマーなんだ?クーラー族の生態がわからん…。

 

◆続・窓を開ければ(2006.7.31)

昨日は神戸でオール兵庫さんと練習試合&合同練習でしたが、なかなかグラウンドが取れなくて困ってた時にいい練習ができてありがたかったです。ところで昨日の練習も湿度が高くてかなり暑かったのですが、メンバーB子(仮名)は先週から体調が悪いらしくてフラフラでした。休憩中も横になっているし、顔を見ると真っ白だったので「大丈夫?ほんまに顔色悪いよ!」とみんなが心配していたんですが、顔が白いのは日焼け止めを何層にも塗り重ねていただけで、横になっていたのも単に暑くてバテていただけだったそうですよ。ほんま紛らわしい。ところが数時間後、B子には思わぬ天罰が下ったのです。それは練習を終えて、5分ほど離れた公園のトイレで着替えていたB子が戻ってきた時、ふと彼女を見るとなんと股間のチャックが開門!公園にいた老若男女に開放感あふれるサマースタイルを見せつけてきたのです。暑い中で8時間も練習した後に、なんとも風通しのいいモン見せてもらいましたな。そして笑い転げる私たちに「暑いからココを開けとるんじゃーーーい!」と叫ぶB子の声が、グラウンドにむなしくこだました夏の夕暮れでした。

 

◆リスペクト(2006.8.3)

先日、友人の結婚式の案内状を刷ることになったんですが、印刷現場のオッチャンたちに頼みにいったときに、ついでにその仕事を見せてもらいました。同じ印刷会社にいても私はデザインや編集をしているので、印刷や断裁などの作業をじっくり見たことがないんですね。でも見ていると細かい作業で気を遣うし、ローラーが回っていて危ないし、ほんまにたいへんな仕事なんやなぁと思いました。普段は飲みに行ってカラオケで騒いでるときの姿しか知らなかったので、インクにまみれて作業してるオッチャンたちの姿がカッコよく見えて、なんかわからんけどうれしかったです。ところがね〜、うちの営業にとんでもないヤツがいるんです。会社幹部の親族なんですが、この若造が何か勘違いしているようでその印刷場のオッチャンたちを使用人みたいに扱うんですよ。ほんまムカツク、何様やと思っとるんだ!ブルーカラーとかホワイトカラーという言葉がありますが、作業服を着るのはただ単に汚れてもいいように着てるだけであって、営業の人間が現場の人間より偉いなんてことはないですよ。ほんま傲慢な人間は大キライだ…。仕事でも何でもそうですが、忘れたらアカンのは相手に対するリスペクト(敬意)だと思うんですけどね…。

 

◆ダイナマイツ・ボディ(2006.8.5)

今日の練習の休憩時間にみんながちょっとおもろい話をしていました。それは「体重」の話題。殿方のコーチがいるのに、そんなことはまったくおかまいなく自分の体重を発表しまくるみんなの姿を見て、「乙女の恥じらい」とかには基本的に無縁なんだなと思いました。それよりも驚いたのは、みんなの話題にしている体重が「50kg前後」ということなんですよ。50kgの半ばくらいで太ってるとか太ってないとかいう話をしてるんですね。なんだそりゃ、君たちの体重は?私の体重は君たちをはるかに凌駕しているよ。いつも思うけど、毎日ちゃんとメシ食ってるのかな。改めてメンバーの体格をみると、けっこう線が細いというかシャープな体つきの子が多くて、私のようにダイナマイツでマッチョなボディの持ち主はわずか2〜3人。う〜む、なんかちょっと心配になってきたな。これが柔道の団体戦だったら圧倒的に不利ですよ。よし、やっぱり君たち太りたまえ!平均体重60kgはないと勝ち抜けないぞ!全国大会まであと1週間ですが、ここは「緊急ちゃんこ合宿」でウェイトアップだな…。

 

◆君の名は(2006.8.7)

昨日、炎天下でバリバリ練習した後にみんなでS家に集まって全国大会へ向けての壮行会をしたんですが、そこで突然NHKの子ども向け番組「にこにこぷん」の話題になりました。で、その3人組のキャラクターの名前「じゃじゃまる」と「ぴっころ」と、あともう1匹の名前は何?という話になって、どんな名前やったかなぁと思い出していたら、メンバーEが「コロリ!」と即答。そんなアホな、殺虫剤の名前か!と笑っていると「じゃあ、あんたはわかる?」と聞かれたので、私も自信たっぷりに「ポッコロ!」と叫んだらみんなに大爆笑されました。む、若干違うのか…と思って「じゃあポッコリ?」と答えると、今度は誰の腹の話やねん、ということになってまたまた笑い者に…。結局正解は「ポロリ」だそうですが、けっこう惜しかったですやんか。でもたいして面白くもないのに、やつらにはなぜかバカウケで…。ふだん私やメンバーJが再三ボケをお見舞いしても余裕でスルーするくせに、へんなポイントで食いついてくるからわかんないんですよね。メンバーMによると疲れていると笑いのハードルが低くなるそうですが、単にやつらの笑いが小学生レベルなんじゃないかと疑う今日この頃、そろそろ東京遠征だから新しいパンツ買いにいかなきゃ…。

 

◆冒険心 < 自制心(2006.8.9)

さて、今年も全国大会か近づいてきましたが、あたくし荷物もバッチリ、かぶりものもバッチリで、あとは本番を待つのみです。で、今年は11日に東京入りするのですが、その日はメンバー数人と東京観光をすることになりました。ところがみんなの希望を聞いたところ、「秋葉原」と「巣鴨」というマニアックな案が出たんですよ。それが20代の女の子の行きたがる場所かよ!と思ったんですが、みんなのその枯れきったセンスに賭けて「秋葉原」と「巣鴨」を制覇してみようと思います。楽しみですね。ところでうちのチームも全国大会は10回目になりますが、毎年「夜の全国大会」で輝かしい成績を収めまくっているので、今年こそは「昼の部」オンリーで活躍したいと思います。ハメを外しちゃいけないと思うんですが、どうも夜になると血が騒いで遊びまくり、翌日最悪な体調になるわけですが、もういい歳なのでそろそろ落ち着こうかと思います。やっぱりね〜、若くないからもう体がついてこないんだな。30歳からは「冒険心」より「自制心」ですよ。アドベンチャーな夜も捨てがたいですが、今年は体力を温存して昼の部で輝かしい成績を納めたいです!

 

◆ご報告(2006.8.15)

みなさま、全国大会お疲れ様でした。私たちは2回戦敗退というなんとも悔しい結果に終わりました。ただ、負けて悔しい思いをすることは、勝負の世界に身を置くならばこれからもずっとついてまわるものだと思うんです。だから「なんで負けたんや」という悔しい気持ちを「どうしたら次は勝てるんや」という気持ちに変えて、また頑張れたらええなぁと思います。ところで今年の大会もほんまに暑かったですね。私はキャッチャーで守っている時に、だんだん視界が白くなって「ひょっとしてここはヘブン?」というアブない状態になりました。キャッチャーボックスは天国に一番近い場所ちゃうかと思いましたが、それでもフラフラでベンチに戻るとみんなが声をかけてくれたり、冷たい水やタオルを渡してくれたり、氷嚢で体を冷やしてくれたりして本当にうれしかったです。思い返せば、数年前まで10人ギリギリで出場していたので、試合に出ていてもランコーやボール拾いも全部自分たちでしなければいけませんでした。でも今は人数も増えてベンチにいるメンバーが全てフォローしてくれるので、体力の消耗もなくプレーに集中できるんです。自分が全国大会という舞台で思いきりプレーができるのは、ベンチの最強のバックアップがあるからだということを忘れちゃいけないですね。最近、私たちが優勝を目指すのは、そうやって一緒にやってきた自分たちの仲間が最高だということを証明するためなんじゃないかと思うんです。私もいつか必ず証明したいです。最後に、運営にあたってくださった大会本部や関東連盟のみなさま、大阪アッフェを応援して頂いた各方面のみなさま、本当にありがとうございました。また気持ちを新たにスタートしたいです!

 

◆夢の跡(2006.8.19)

全国大会が終わり、はや数日。1週間前、あの暑いグラウンドでプレーしていたことを思い出すと、ずいぶん昔のことのような気もしますし、つい昨日のことのようにも思えます。不思議なモンですねぇ。このために1年間やってきたのに、ほんの一瞬で終わってしまうんですね。そんなはかなさを感じながらまた次の1年が始まるわけですが、アタクシ帰阪してから同窓会などでとことん飲んだくれる日が続きまして、前回お礼を言えなかったみなさまに改めてこの場を借りてお礼申し上げたいと思います。まずはこの東京遠征に同行してうちのアホメンバーたちの面倒をみてくれたS家のみなさま、飲み物やお守りなどを差し入れしてくださったATHLETICSの監督さま、スポーツゼリーを差し入れてくださったSさま、大阪で応援してくれたUコーチ、Tコーチ、本当にありがとうございました。みなさまに支えられての全国大会でした。私個人的には日を追うごとに「自分があの時もっとこうしていれば…」という後悔の念でいっぱいになりますが、来週から心機一転出直したいと思います。夏は太りすぎて動きが鈍かったので、今秋の目標はくびれ!くびれ!くびれ!の「スレンダー野球」。秋季大会ではビフォー → アフターでお楽しみいただけるくらいのボディに仕上げてきたいです。

 

◆花火大会(2006.8.21)

昨日うちのチームで花火大会をしてきました。前日に松屋町商店街で選りすぐりの花火を大量に買ってきてたんですが、もうほんまいろんな花火があってめちゃくちゃ楽しかったです。ただ、落下傘花火では私と外野手Nがキャッチに失敗してエラー、2Eと7Eがつきました…。まぁね、グラブがあれば100%キャッチしたけどね…。ところで花火の後半、メンバーEがどこからかボールを見つけてきて、そこからメンバーNと野球教室がスタート。いったい何しに来たんやろうと思ったんですが、とことん野球が好きなんでしょうな。そういえばうちのメンバー、全国大会で負けた直後、悔しさのあまりホテルの近くのバッティングセンターでバーチャル・キティを相手に打ち込んだそうです。「負けたクセにバッセン来てるのウチらだけ?」と笑ってましたが、ま、そういうアツイ気持ちも大切ですね。最近は自分がみんなのそういう気持ちにひっぱられて頑張ってるんじゃないかと思うこともあります。今日は甲子園で再試合の決勝戦、早実と駒苫の球史に残る名勝負が繰り広げられましたが、好きなことを精一杯できるのは幸せなことだと思いました。いつか私たちも決勝戦であんな試合ができたらいいですね。また来年花火をするときは“祝い花火”にしたいです。

 

◆秋葉原(2006.8.23)

先週東京へ行った時、みやげ話になるからメイドカフェに行こうとメンバー数人で秋葉原にいきました。ところが店を見つけていざ入ろうと思ったらやっぱりコワイ!コワすぎて入れない!だって、私たちの目前でメイドカフェへ乗り込んでいった殿方たちが次々と引き返してくるんですよ。それを見てすっかりビビッてしまった私たちは、比較的入りやすそうな「萌バーガーショップ」を発見し、ここで妥協しようと入店。するとメイドさんがお約束どおり「お帰りなさいませ、ご主人様」と迎えてくれました。感激です…。ところがコーヒーを注文して店内で涼んでいると、いきなり女性が近づいて来て「撮影していいですか?」と声をかけられたんです。えっ!と思って振り向くとテレビカメラがばっちりスタンバイ!なんとフジテレビ「スーパーニュース」の取材が来てたんですよ。これでうちら全国放送や!と思ったんですが、その日はアタクシ、会社が忙しいのに強引に休みを取って東京に来てたんですね。なので萌バーガーでくつろいでる様子を全国のお茶の間にお届けされて、社長にでもバレたら大変です。泣く泣く撮影を断ってその場を離れたんですが、今思えば多少のリスクを負っても映ればよかったかなぁ…。あとで他のメンバーにそのことを報告すると「このいくじなし!もう一回行ってこい!」と怒られましたが、確かにオール中途半端やったかも。やっぱり30過ぎても「自制心」より「冒険心」ですなぁ…。

 

◆ヒートアイランド(2006.8.26)

最近、暑いですね〜。気温37度なんてあたり前の猛暑ですが、先日見た新聞記事では、私の住む堺市は全国屈指の「暑い都市」なんだそうです。どれくらい暑いかというと、「風呂あがりの脱衣所」を想像して下さい。一日中どこにいても脱衣所にいるようなムシッとした暑さで、扇風機を回しても熱風を浴びるだけ。涼しいどころか余計に暑いやン、という状態なんですよ。で、どうしてこんなに暑いのかというと、大阪市内のヒートアイランド現象で熱くなった空気が風で流されて、ちょうど堺市や枚方市に運ばれるんだそうです。だから同じ大阪でも局所的に気温が違うんですよね。そういえば以前、東大阪の山手の方に住んでいる友だちの家に泊まりに行った時は朝も夜もけっこう涼しかったんですよ。夜は窓を開けていても、夏独特の澄み切ったキレイな空気が入ってきて気持ちがよかったです。堺も昔はそんな夏の匂いを感じることができたのに、最近はそれも少なくなってきました。これもヒートアイランドのせいでしょうね。おのれ、大阪市!ほんま何してくれるんじゃ!でも、よくよく考えると大阪市内にある会社でクールビズに逆行して冷房をガンガンにかけ、ヒートアイランド現象を起こしてるのは私自身…。う〜ん、自業自得かな?

 

◆自費出版フェア(2006.8.28)

今日会社に行ったら、うちの課に新人さんが入っていてビックリしました。そういえば先週そんな話をしてたような気もするな…。ところでうちの会社、自費出版なども扱っているんですが、今月の31日まで西梅田のジュンク堂書店3階で開催されている「関西自費出版フェア」というのに参加しています。自費出版本といっても最近は質の高いものが多いので、お暇な方は近くを通る際に寄ってみて下さいね。私は去年に引き続き、自分が作った本が表に並ばないように隠しに行きます…。ちなみにこのジュンク堂書店の3階で私のいとこが働いているんですよ。背の高いイケメン店員がいたら、たぶんそれが私のいとこだと思います。なのでみなさま、本を買うならジュンク堂大阪本店3階をご贔屓くださいませ。ところで、大阪アッフェも来年でチーム始動10周年を迎えるのですが、ここでいっちょ「記念誌」でも作ってみようかと企んでいます。自費出版を請け負う印刷・出版会社で、クラブチームの記念誌などを安価で作っているところもあるので、興味がある人は作ってみてはいかがでしょうか。冊子じゃなくてCR-ROMに焼いてパソコンで見れるようにしてくれるところもありますので、またチームの歴史や思い出をまとめてみてくださいね。

 

◆ユニフォーム(2006.8.30)

今年の全国大会でちょっとうれしいことがありました。それは同じホテルに宿泊していた札幌シェールズさんのメンバーの方に「いつもホームページ見てますよ」と声をかけてもらったことです。いや〜、ほんまうれしいですね。朝・昼・晩の閲覧ノルマを課してこのホームページのカウント数あげてるのは私の親族だろうと信じて疑わなかったんですが、けっこういろんな方が見てくれているようでホンマめっちゃうれしいです。ところで、シェールズさんとうちのユニフォームは偶然にもかなり似ているんです。ズボンのラインがあるかないかだけで他はほとんど同じ。この2チームが全国大会で対戦したら面白いなぁという話を毎年していたんですが、今年シェールズさんを見かけたらなんとユニフォームが新調されていてカッコよくなっていました!ガ〜ン…。これで「どっちがどっちやねん対決」は幻の試合となってしまいましたが、今度うちがユニフォームを新しくする時は今のシェールズさんのデザインにして「やっぱり同じやんか対決」をしたいです。若干ストーカー気味ですが、強豪チームのユニフォームをパクり、虎の衣(威)を借りまくる魂胆です。と言っても、ユニフォーム代の支払いを3年間踏み倒していたメンバーYが今年ようやく完済したばかりなので、当分は新ユニフォームもムリですな…。

 

◆新人さん(2006.9.2)

今週の月曜日、いきなり新人さんが入ってきたんですが、昨日はその歓迎会でした。しかも2次会は社長のお金だったのでここぞとばかりに飲み倒し、久々ボーダーライン付近までいきました。さすがに今日は気持ち悪かったです…。ところでこの新人さん、実は数年前にプロデビューしたことのあるミュージシャンなんですよ。また畑違いの会社に来たもんだなと思ったのですが、ミュージシャンならなんでも歌えるだろうと、カラオケで勝手に「大都会」などの最高音の曲を選んではムリヤリ歌ってもらいました。後で聞いたらボーカルではなかったそうですが、まぁ、さすがは元プロで上手かったです。ところがですね、とことん酔っぱらって悪ノリをしていたため、気づけば終電間際の11時過ぎ。新人さんは一番遠い富田林に住んでいるのですが、たぶん終電には間に合わなかったと思います。奥さんと4ヶ月になるお子さんが待ってるというのにヒドイことをしてしまった…。Xジャパンとか歌わせて拘束してる場合じゃなかったですね。初回からMAXにやってしまったんで、今度からはクレッシェンドでいこうと反省した一件です…。

 

◆猶予期間(2006.9.4)

今日、以前から就職活動をしていたメンバーの採用が決まりました。ときどき相談に乗ってたんで、採用の知らせを聞いてホッとしてます。ヤツに限らず、最近私の周りでは転職を考えていたり、理想の仕事や会社が見つからなくて宙ぶらりんになっている連中が多いんですが、でもそれはそれでいいと私は思うんです。確かに社会的に不安定な立場にいる分、周りから「定職にも就かずに…」と言われて焦ったり、他人と自分を比べて不安になったりもしますが、でもそうやって「本当にしたいことは何だろう」と悩む時間は、これから自分がどう生きていくかを決めるまでの大切な「猶予期間」なんだと思うんですよ。だからこの「猶予期間」がちょっとくらい長くても、自分のことをちゃんと考えられる方がいいような気がするんですよね。だってねぇ、歳をとってから「自分の人生はなんだったんだろう」と後悔するくらいなら、若いうちにとことん悩んだ方が得ですよ。ちなみに私は若い頃、とことん悩んで「野球」を選びました。野球をしてなかったら、きっとしょーもない10年だったでしょうね。そう思うたび、あのとき悩んで決めて良かったです。快適なベースボールライフを送るためだけに選んだ仕事も、今はなんだか楽しくなってきたりしてねぇ…。人生ホンマ、わからんもんですな。

 

◆もてなされた大阪人(2006.9.6)

先日東京へ行った時、巣鴨にも立ち寄ったのですが、そこでちょっと面白いことがありました。巣鴨の商店街を歩いていると、周辺案内図に「遠山の金さん」ゆかりの場所があると書いてあったので、そこに行くことにしたんです。ところが地図に書いてあった場所に行っても何もなく、30〜40分迷い続けたあげく、なんと到着したのが墓地…。「これはワナや!あの案内図はうちらを惑わすためのワナなんや!」と騒いでいると、50代くらいのおじさんがひょっこり出てきて、「金さん?お墓があるから案内してあげるよ」「ここまで来たなら、絶対見て行かなきゃ損だよ」と、遠山の金さんのお墓をはじめ、剣豪・千葉周作、小説家・芥川龍之介などのお墓を案内して、いろんなエピソードを聞かせてくれました。いや〜、ほんまありがたかったです。東京の人は冷たいイメージがあるのですが、下町に行けば人情深い生粋の江戸っ子に会えるんですね。商店街の人たちもあたたかい人ばかりだったし、そこに古き良き日本の姿を見ることが出来ました。まさに「もてなしの街すがも」、おじいちゃんおばあちゃんひっくるめて世界文化遺産に登録してほしいです。

 

◆人の振り見て…(2006.9.9)

「とにかく酒がうまいんじゃ 飲めば酒奴も喜ぶぞ とにかく互いに気が合うて 一杯 一杯 また一杯 そろそろ天にも昇るよう 女もキレイに見えて来た」これは富士正晴の酒遊詩という詩集にある「楽しむ酒」という詩です。最近ここが管理人のちょっとエエ話コーナーになりつつあったので、今回は軌道修正してお酒の話ですな。さて、先日高校時代の友人と飲んだのですが、そこで最近やらかした酒の失敗の話になりました。私も若い頃は(今もですが)酒の席で失敗を繰り返し、メンバーから非難を浴びまくっていたのですが、私の周りの友だちに話をすると「それくらい誰でもやってるで」というありがたい答えが返ってきます。今回飲んだ高校の同級生は数年前、梅田のバーで飲んでベロベロになって駅のベンチでぐっすり寝ていたそうです。帰ってこない彼女を心配した親が彼女の携帯にかけたのですが彼女は全く気づかず、なんと通りがかった親切な若い男女のグループが代わりに電話に出て応対し、彼女の親が迎えに来るまで介抱してくれたそうです。もちろん彼女はまったく覚えておらず、後で親からそのことを聞いたんだとか…。げに恐ろしや、酔っぱらい…。マジ危ないよ。でもほら、みんなこれくらいのことはやってるじゃないか。先輩の名言を借りて言えば『人の振り見て我が振りなぐさめる』です。

 

◆どうしたら(2006.9.11)

数ヶ月前、うちの会社の営業課に中途採用で新しい人が入ったんですが、それなりのキャリアのある人なので仕事がすごくやりやすいんです。中でも「すげえな、この人」と思ったのは、たとえば誰かがミスをしても「人」を責めずに、ミスが出た原因をつきとめて「じゃあ、ここのやり方を変えよう。この部分は営業サイドの問題だから僕もやるよ」と一緒にルールを決めてくれるんです。専務だったら「何でミスしたんや、このやろう!」と怒鳴り込んでくるだけなんですけどね。私もよくあるんですが、うまくいかないことがあったらすぐ「あいつが悪いからや」と人間を責めてしまいます。でも、それでは何も解決しないんですよね。胸くそ悪くなるだけでした。物事がうまくいかなくなったとき、なるべくなら「あいつがアカンからや」と“人”に原因を求めるのではなく、「どうしたらうまくいくんやろう」という“方法”に目を向けられたらいいですね。仕事でも野球でもそうだと思いますが、物事がうまくいかないとき、たぶんそれは単にそのシステムが「まだ完成していない」だけであって、これからつくっていけばいいことなんだと思います。っちゅうことで今回は、日頃ついつい人を責めてしまう自分に自戒の意を込めて書いたんですが、そのことを友だちに話すと「もっと他に反省することあるでしょう?」と言われました。なんのことだかわからんな〜?

 

◆歴史に名を刻んだ女(2006.9.13)

先日10日にリーグ戦があったのですが、そこで新しい伝説が始まりました。関西女子野球連盟では、今年からリーグ戦に限り、守備に入らず打つだけの「指名打者(DH)」を使えるような制度を導入したのですが、10日の試合でうちのチームが初めてその指名打者を使ったそうです。そして、その記念すべき「指名打者第1号」に選ばれたのはメンバーTM。体育科出身の筋肉バカで、バッティング練習では柵越えを連発するようなパワーがあり、メンバーAと並んで我がチームが誇る最強スラッガーなのです。ところがいざ試合が始まってみると柵越え連発ではなくフライ連発!こらー!試合前に「DH」の略を「ドメスティック・ハレンチ(家庭内の破廉恥?)」と言って喜んでるからそんなことになるんじゃい!さすがにヤバイと思ったのか、4打席目はきちんとレフト前にヒットを打ってランナーを帰してくれましたが、危うく記念すべき指名打者がただのアホで終わるところでした…。ともかく、なにはともあれメンバーTMは関西女子野球史上初の指名打者となり、4打数1安打1打点という成績を残しました。これを機に指名打者第1号の名に恥じないような活躍をしてほしいもんですな。ちなみにDHの略はDesignated Hitter(デジグネイティッド・ヒッター)だそうですよ。

 

◆引っ越し(2006.9.16)

最近、大学時代のツレが引っ越しをしたいと言ってるんです。そのツレが住んでいるのは東大阪の「額田(ぬかた)」という場所で、近鉄奈良線「石切駅」の1つ手前の駅です。ところが、この額田という場所は娯楽もほとんどないし、電車も鈍行しか止まらないし、けっこう不便なんですよ。ツレもそれに耐えきれず引っ越すのかと思ったんですが、まぁ、私にはどうでもいいことだったので、あれこれ相談してきてもかなりいい加減な返事をしていたんですね。ところが話を聞いていると、その引っ越し先が「小阪」と判明!そう、「小阪」といえば私たちのチームがときどき練習でグラウンドをお借りしている樟蔭高校がある場所です。そこで練習がある時は、堺からだと7時に家を出ないと間に合わないんですが、ヤツが小阪に引っ越せば前日から泊まり込んで朝もゆっくりできるはず。玄関開けたら5分でグラウンドということになるわけですから、それを考えると早く引っ越せ!私のために!なんか俄然、乗り気になってきました。引っ越しの見積もりとかも勝手に出しちゃおう。これからは毎日ツレに電話して、「引っ越しおばさん」の歌をうたってプレッシャーをかけ、セカンドハウスを手に入れたいと思います。

 

◆赤っ恥(2006.9.17)

昨日神戸で試合があったのですが、とんでもないことがありました。それは私の最終打席、バットを短く持ってセンター前に打ち返したのですが、その瞬間、両足のふくらはぎにピキッと激痛が!そう、かっこ悪いことに足がつったんです。走り出したものの10メートルくらいの所であまりの激痛にコケてしまい、再び走り出そうとしたんですが足が生まれたて子馬のようにガクガクして立てないんです。しかし、こんなところでアウトになったらメンバーの笑い者にされると思った私は、足が動かないまま“超高速ほふく前進”で這いずって1塁までたどり着きました。ところが両足のふくらはぎが裏返るかと思うくらいの激痛!ベース付近でもんどり打ってもがいていると、ベンチから「足つったんやて、ギャハハハハー!」という笑い声が…。しかも審判からは「交代なら早くどきなさ〜い!」と怒られ、動けなかった私はコーチに両脇を抱えられてズルズル試合会場の外へ。いつになくギャラリーの多い試合でミリタリーな走塁で失笑をかった上、メンバーには笑われ、審判には怒られ、治療中に犬に吠えられ、気づかないうちにゲームが終わり、私の野球人生の中で一番恥ずかしい出来事となりました。もうほんまマジでブサイク。次の試合で汚名返上したいです…。

 

◆アジア名(2006.9.20)

最近台風が猛威をふるっておりますが、数年前から台風には「アジア名」がつけられるようになりました。このアジア名はアジア太平洋諸国が持ち回りで決めるのですが、台風14号のアジア名が気になったので調べてみると「ヤギ」。日本が付けたアジア名で、「やぎ座」からとったそうです。でもねぇ、ニュースで「台風ヤギが勢力を強めながら接近中」とか言われたら、日本中の「八木」さんは気ぃ悪いっちゅう話ですよね。実はこのアジア名、日本が付ける名前は星座から選ぶんだそうで、他にもウサギ(うさぎ座)、コップ(コップ座)、コンパス(コンパス座)など10個ほど名前があってそれを順番でつけていくそうです。でも「台風ウサギ」は緊迫感がないし、「台風コップ」や「台風コンパス」に至っては日本らしさのカケラもないですやんか。中国などは龍王、海神、風神といったそれらしい名前をつけてるのに、日本はセンス悪いなぁと思っていたらそれを上回る名前を発見!台風「徘徊」。アメリカが付けた名前で読み方は「オーマイス」ですが、その意味が「徘徊」なのです。う〜む、確かに間違いではないですが…。みなさま、台風のアジア名が「オーマイス」のときは、くれぐれもその進路にご注意下さい。

 

◆堺っ子体操(2006.9.23)

先日同級生と飲んだのですが、もちろんみんな堺市民だったのである話で持ちきりになりました。それが「堺っ子体操」。堺市が独自に作り出した体操で、小学生は問答無用に覚えさせられるため、おそらく堺の路上でこの曲を流せば堺市民は全員踊り出すはずです。ところがこの体操、カッコよければ問題ないのですが、創作ダンスと盆踊りが融合したようなヘンな体操なんですよ。歌詞も「今日から明日へ♪ホップ・ステップ・ジャ〜ンプ♪」ですよ?いくらピュアな小学生でも、それはちょっとカンベン願いたい。まぁ、堺市も教育の面で独創性を発揮しようと思ったんでしょうが、ほんまそんなオリジナリティいらんねん。当時は月に1回は朝礼で踊らされたのですが、本当に恥ずかしかったです。ところがこの振り付けがかなり不評だったのか、私が小学校を卒業した2年後くらいに「新・堺っ子体操」に変わり、エアロビ風のかっこいい体操になったんです。堺出身で4歳年下のメンバーMは「新・堺っ子体操」で、私は「旧・堺っ子体操」。なんかこんなところで世代の差を感じるのはイヤですが、ま、みなさんも友だちに堺市民がいたら一度踊ってもらって下さいね。ちなみにコブクロのボーカル黒田俊介も堺出身なので堺っ子体操が踊れるはず。しかも新・旧のちょうど境目なので、どちらなのか気になるところです。

 

◆来月です(2006.9.25)

先日、引っ越しをするツレの家に様子を見に行きました。で、いろいろ相談をしていたんですが、しばらくするとツレが「そうそう、いいもん見せたるわ」と言って立派なケーキを出してきたんです。なんやろうと思ってよく見ると「おたんじょうび おめでとう!」と書いてあるんですね。誰の誕生日かまったくわからず、ツレが育てている観葉植物の発芽記念日なのかと思って聞いてみたら、「あんたの誕生日やん。だいたい今ごろやろ?」と一言。……ちゃうわい!ワシの誕生日は1ヶ月も先じゃ!いままで3〜4日の範囲で間違えられたことはありますが、月単位で間違えられたのは初めてです。たぶんね〜、私の誕生日を「秋」という大きいくくりでしか覚えてなかったんでしょうね。「うまくいったらちょうど当たるかと思って」と言ってましたが、人の誕生日を直感で祝うなよな…。サプライズ企画だったんでしょうけど、ホンマちがう意味でサプライズ。もううれしいのか何なのかわからないですよ。ヤツとは10年以上の付き合いになりますが、なんかちょっとカナシイですな…。「まぁ、だいたいあってるからええやん!」とツレは笑ってましたが、私にしてみたらせっかく買ってもらったケーキもフクザツな味がした秋の一日でした。

 

◆ホットな気持ち(2006.9.27)

今年5月の春季大会、そこで懐かしい顔を見ました。それは数年前に何度か見学に来てくれたYさん。お話を聞くと、今度は自分でチームを作るとのこと。その時はまだ準備段階という話だったんですが、この9月に神戸で行われたリーグ戦には、Yさんがメンバーのみなさんを連れて見学に来ていたんです。どうやらメンバーもほぼそろいつつあり、本格的に活動を始めようかという段階に来ているそうです。で、そのときYさんとちょっと話をしたんですが、やっぱり何か作りだそうとしている人はイキイキしていて魅力的ですね。「いろいろ大変なんです」と言いながらも楽しそうにチームのことを話しているYさんの表情を見ていると、なんだかちょっとうらやましく思えました。昔は自分もそうやって希望と不安の中で邁進する日々があったのですが、今の自分をみるとあの頃のホットな気持ちはどこにいってしまったんだろうかと思います。穏やかな日常に、すっかり落ち着いてしまってる場合ではありませんな。来年でチームも10周年なので、これを機に本当にいろいろ動いてみようかと思います。まずはアッフェ大運動会とかですかね。ともかく来年はイベント盛りだくさんな1年にしたいです!

 

◆意 地(2006.9.30)

いつになく終盤で盛り上がりを見せるセリーグ・ペナントレース。昨日から阪神対中日の天王山決戦ですね。9ゲーム差から阪神の怒濤の巻き返し。何が何でもくらいついていくプロ根性を見せてもらって、ファンとしてはほんま最高のシーズンです。そして迎えた昨日、天王山の第1戦。この勝敗が優勝の行方を左右するほど重要なゲームだったので、仕事も早々に切り上げて家でTV中継を見ようと思っていたら、なんと夕方5時半頃に「今日中に仕上げてほしい仕事」が入ったんです!定時過ぎてるから断ってえ!と心の中で絶叫したんですが「1時間で終わる仕事」とのことだったので引き受けたんです。ところが1時間経っても原稿データが入らない。しかも入ったら今度は不具合でデータが10回くらいぶっ壊れて、結局仕事を終えたのが8時過ぎ。ゲームも7回裏まで進んでしまって今から家に帰っても勝利の瞬間には間に合わないし、会社で涙に暮れていると、ふとひらめきました。そう、帰り道にあるバッティングセンターはいつもTVで阪神戦を流しているんですよ。慌ててバッセンに転がり込んで、なんとか勝利の瞬間を見ることが出来ました。ヨカッタ…。でももうほんまイキナリ仕事入れるのだけはやめて。今度から阪神戦がある時は断固拒否だ!!!

 

◆来たれ、硬派!(2006.10.2)

ちょっと前、「最近はムキムキマッチョなバリバリの体育会系レディが見学に来なくなったなぁ」という話をメンバーとしていました。っていうか、昔からそんな人は見学にはめったに来なかったですけどね。でもどうやったら本格派体育会系レディが見学に来るんだろうと話していると、「このお気楽なホームページを見たら、硬派な体育会系はやってこないのでは」ということになったんですね。う〜む、せっかく築き上げた超軟派ホームページにケチをつけるとは…。アタイだってやろうと思えばホームページくらいまともに作れるんじゃい!っちゅうことで「チーム紹介」のページを硬派なイメージに更新しました。まぁ、写真をたくさんいれただけですけどね。でも、こんなことしただけで、本当に硬派な体育会系が見学に来るんだろうか…。そもそも、見学者の前でブルマやパンツの話で盛り上がってる君たちに問題があるように私は思うよ?ま、うちのチームは「野球も笑いも全力で!」って感じなので、そんなチームカラーに耐えられる超硬派体育会系レディのみなさんは一度見学に来てみて下さいね。もちろん硬派な体育会系じゃなくても大歓迎。しかも今なら先着3名様に、管理人と相撲がとれる特典つき。多数のご応募お待ちしております?

 

◆ツイてない時は(2006.10.4)

最近仕事がやたらと忙しくなってきまして、夕方に入ってきて夜までに仕上げる、というような仕事ばかりなんです。さすがに疲れました。でもこんな時に限って自転車のペダルが取れたりするんですよ。ふつうペダルなんか取れんでしょうに、ほんま意味わからんです。しかも自転車屋さんに修理に行ったら、店が閉まってました。もうね、何やってもうまくいかん時はヘタに動かない方がいいですね。ほんま最近ツイてないなぁと思っていたんですが、そしたら今日、私がデザインしたチラシをお客さんがえらく気に入ってくれたと営業から聞かされました。そんなことを聞くとちょっとウレシくなりますね。うまく行かないことばかりだと気も滅入るんですが、ほんの少しでもいいことがあればまた頑張れそうです。自転車壊れたくらいで落ち込む自分もどうなんだろうと思いますが、些細なことで復活する自分もどうなんだろうと思う秋の夜長…。疲れたからもう寝よう…。

 

◆リピーター(2006.10.7)

今日やっと自転車を直しに行きました。ペダルが取れてからはセカンドカー(父親の自転車)で通勤していたものの、やはり自分の自転車が一番いいですね。もっと早くに直しに行けたのですが、近所のチェーン店の自転車屋は店員の態度が悪くてサイテーなんで、行くのがイヤなんですよ。でも私のひいきにしている自転車屋さんはちょっと遠いんですがめちゃくちゃ親切なので、壊れるたびにそこで直してもらってるんです。ところで、私のように繰り返し訪れる客をリピーター(固定客)といいますが、商売をする上でこのリピーターの存在は重要ですね。企業はこのリピーターを確保するために商品価値を高めたり、いろんな付加サービスを考えたりしていますが、でも結局一番大切なのは「お客さんを大切に思う気持ち」なんだと思うんです。たとえば、私は遠征前になると“見られても恥ずかしくないパンツ”をネットショップで購入するんですが、そこの女性店長がいつも商品をきれいにラッピングして、直筆の手紙を入れて一緒に送ってくれるんです。やはり客としてはその気遣いが嬉しいですから「パンツ買うならあの店や」ということになりますよね。リピーターを獲得し続ける上で大切なのは、自転車屋のおじさんや下着店の女性店長のように「お客さんを大切に思う気持ち」を持つことなのかもしれませんね。仕事は「会社」についてくるのではなく、「人」についてくるっちゅうことですな。自分も日頃の言動を顧みて、反省するばかりです…。

 

◆またやった(2006.10.9)

昨日神戸でトーナメント戦があったのですが、またそこでとんでもないことがありました。それは私が1塁ランナーをしているときのことです。バッターがサードライナーを打って、飛び出していた私はベースへ戻ろうとスライディングをしたんですが、その時になんと地面で膝を強打!ジャンピング・ニー・ドロップをすかされマットに膝を打ちつけて悶絶するプロレスラーのような気分でしたが、そんな悠長なことを言ってられないくらい痛かったです。足からベースに戻るよりヘッドスライディングで戻った方が良かったんですが、一瞬「ヘッドで戻ったらヒジすりむいて痛そう」と思っちゃったんですよ。これがイケなかった…。結局アウトになるし、膝はパンパンに腫れるし、明日は病院送りだし、ホンマ最悪です。そういえば去年も同じこのトーナメント2回戦でヘッドスライディングをして肩を故障したんですよね。春のトーナメントでも1週間前に突き指したし、コレはひょっとして呪われてるのかもしれません。う〜む、今度の試合までに相性のいい石切神社へ参拝してお祓いしてこよう…。もう若くないからケガをするだけだなんてそんなこと十分わかっていますが、それでもレッツ神だのみ!石切神社の強運をバックアップに日曜日の試合に臨みたいです。

 

◆大人になって(2006.10.11)

先週、通院しているスポーツ病院の待合室で制服を着た女子高校生が座っていたんです。ところが、しばらくすると彼女の携帯にチームメイトから電話がかかってきてベラベラ話し出したんですよ。病院だからもうちょっと気を遣えばいいのになぁと思いながらその会話を何気なく聞いていると、そのチームメイトが今日でクラブを辞めるという話なんですね。すると彼女は「アタシもヘタだし、先生も怖いし、試合も上手くいかないけど、もうちょっと一緒に頑張ろう。○○ちゃんがいなくなるなんて考えられないよ」と真剣に話し始め、最後は泣きそうな声で「明日アタシと直接会って話すまで辞めるの待って。明日まで待って」と必死に説得していました。なんかね、最初は不謹慎な高校生だと思っていたんですが、だんだん彼女のその真摯な姿に心動かされちゃって…。私も高校生の時はそんな熱い気持ちでやっていたなと思います。アッフェでは「チーム辞めます」と言われても、相手の事情をあれこれ思い測って「そうか…」とすぐに引き下がることもあったんですが、でも本当にそれでよかったのかな…。大人になって、ものわかりが良くなって、それでなくしてしまうモノも多くなってるのかもしれませんね。たとえつなぎ止められなくても、たとえ相手を困らせても、大切なメンバーなら自分の本当の気持ちを伝えておくことはあってもいいんだと思います。きっと何もしないよりずっとマシなんだろうな。

 

◆待ってました(2006.10.14)

わたくし最近、ただごとじゃないくらい腹が出てきました。う〜む、これがいわゆる中年太りかと感心していたんですが、落ち着いている場合ではないのでなんとかやせようと「へルシアウォーター」を飲み始めたんです。「へルシア緑茶」のスポーツドリンク版みたいな飲み物ですね。ところがパッケージを見ると応募用のマークが付いていたんですよ。でも先月の時点では、お店でもホームページでもなんのキャンペーンもしてなかったんです。いったい何のためにこのマークがあるんだろうと思って、会社のチーフに聞いてみたら「そのうち懸賞キャンペーンがあるから今から集めておいた方がいいよ。懸賞モノはスピードが命だからキャンペーン開始と同時に送りなさい」と言われたんですね。なので半信半疑でマークを集めていたら、やっぱり始まりました、へルシアのキャンペーン!マーク30枚で電動自転車があたるそうですが、すでに私の手元には30枚の応募マークが!よっしゃ、すぐにでも応募して絶対当ててやるぞ!いや〜、やっぱりね、チャンスというモノは普段からの準備がつくり出すモノなのかもしれませんね。常にいろんなアンテナを張っておかなければいけないなと思った一件です。

 

◆悔しいけれどそれもまた(2006.10.16)

昨日は関西トーナメントだったんですが、残念ながら準決勝敗退という結果でした。試合後にうちの代表者Mさんが「女子野球は9月がスタートで来年8月の全国大会がゴール。まだまだ始まったばかりやから、これからがんばろうな」と言った言葉にちょっと癒されました。ところが現地解散後、そのMさんがバイクで帰宅しているのを発見したので、車で20分くらい併走して「焼肉おごってぇええ!」と叫び続けたんですが、途中でまかれたんですよ。くそ〜、あの優しい言葉はなんだったんだ…。負けて傷ついたピュアなハートには「言葉」よりも「牛肉」が必要なのにな…。しかし、まぁ、なんですかね。試合後にいろいろ話したんですけど、負けて悔しいとか、一人じゃ処理できんような気持ちを感じているのはみんな同じなんでしょうね。それでも、自分と同じようにやりきれない思いでいる連中と一緒にいるとなんとなく救われます。この土曜日に交流大会があって、すぐまたあいつらに会えるのも救われます。思えばこの歳になって、10歳も離れた連中と一緒に野球して、負けた悔しさも勝った嬉しさも共有できることは本当に幸せなことなのかもしれませんね。秋の夜風に吹かれながら、そんなことをふと思った31歳なりたてホヤホヤの帰り道でした。

 

◆77777(2006.10.18)

最近また仕事が忙しくなってきました。毎日14時間キーボードをぶったたいても終わらないんですよ。ほんまやってもやっても仕事が片づかない。でもなけなしの気力をかき集めて仕事してるときに限って、営業がさらに仕事をねじ込んでくるんです。ほんまアホかっちゅうねん!オッサンの鼻毛引っこ抜いて方眼紙のマス目に1本1本貼り付けたるど!!!ってくらいの気分なんですが、そうこうしているうちにキリ番「77777」が近づいてきました。もし運悪くキリ番踏んじゃったら連絡下さいね。なぜか誰も欲しがらない「ゴルゴ13フィギュア」を贈呈いたしましょう。ほんま誰か早く引き取ってくれ…。

 

◆時間の使い方(2006.10.21)

先週からちょっと仕事が混んできまして、帰宅が夜の11時や12時になったりしてたんですが、そうするとほんまに家と会社の往復だけの生活になるんですね。自由に使える時間が全然なくて、つまらんかったです。で、ちょっと前に「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」という本を買ったのですが、忙しくて時間がなかったので病院の行き帰りに読んだんです。そしたらけっこう短い時間で読み終えることができたんですよ。人間というのは、時間が限られている時の方が集中していろんな事が出来るのかもしれませんね。逆に時間がたくさんある時はけっこうダラダラと無駄に過ごしていることが多いんで、そう考えると私は「時間の使い方」がヘタクソなんだと思います。もっと上手く時間を使えたら、もっといろんなことができるんでしょうね。世の中、私より忙しい人はたくさんいますが、私より充実した時間を過ごしている人もたくさんいます。結局は何事も自分次第なんでしょうね。ところで今日、ふれあい交流大会に参加したのですが、おじいちゃんチームに完敗しちゃいました。悔しかったので、試合後に隣のイベント会場へ乱入、みんなで幼児を押しのけてヨーヨーすくいとスーパーボールすくいに没頭し、景品の動物サングラスをゲット!キリ番賞品のゴルゴ13フィギュアは不評なので、次からはこの動物サングラスにしよう…。

 

◆短文明快11(2006.10.23)

なんかね〜、最近本当に疲れがたまって体も思うように動かないんです。先日もふれあい大会で1塁ランナーをしているとき、けん制球を投げられたので1塁ベースに戻ったら、ベースにけっつまづいてコーチャーズ・ボックスの方へダイブ。慌ててコケた体勢のまま「えいっ!」とベースに足を伸ばしたんですが2cm届かずタッチアウトになりました。今までこんなプレーしたことなかったのになぁ…。やっぱ疲れとるんだろうか…。南国でトロピカルに過ごしたい…。

 

◆ハニー・フラッシュ(2006.10.25)

先々週、試合の帰りにチームの連中とカラオケに行きました。でも一緒に行ったメンバーが三十路ボーダー付近のチーム高齢者軍団だったので、歌う曲も80年代のものばかり。テレサ・テンや欧陽菲菲クラスを連発し、ここは近所のスナックか?っちゅうような雰囲気でした。ところがあまりに古い歌ばかりもつまらないので酒豪ピッチャーWが最近の曲を入れたんですが、それが倖田來未の「キューティー・ハニー」。誰が歌うんやろうと思ったら、なんと私にマイクが回ってきたんです。でも私は声もキャラもかなりオッサンなので、果たして“エロかっこいい”を表現できるのだろうかと思ったんですが、いざ歌い始めたらメチャメチャ楽しい!けっこういけるやんかとノリノリで「ハニー、フラァァァアアッッッッシュ!!」と絶叫したら、その瞬間ブチッと演奏停止。あっ!何すんじゃ!と振り向くと、メンバーEが聞くに堪えられず強制終了してました。う〜む、おのれはNHKのど自慢の審査員か。どうやら一般市民の標準的な耳では私の良さがわからなかったらしいですな。“エロかっこいい”はムリでも“キモかっこいい”くらいには達してたと思うんですけどね…。まぁいいや、また練習してこようっと。

 

◆10:50の伝説(2006.10.28)

今日は会社の仲の良いメンバーで神戸の北野に日帰り旅行へ行ってきました(写真)。有名なレストランでハンバーグステーキを食べた後に異人館などをめぐるコースで、私は本場の神戸牛が食べられるとあって前々からものすごく楽しみにしてたんです。なので、その前日に集合時間を何時にしようかと話をしているとき、遅れる人がいるかもしれないので「30分くらい余裕をみた方がいいっすよ!」と力説し、10:50に梅田に集合することにしてもらいました。そして当日、荷物もバッチリそろえて、さぁそろそろ家を出ようかという時に、突然いっしょに旅行に行くチーフから電話がかかってきたんです。で、電話に出ると「こらぁああ!今どこやーーー!」と叫んでいるんですよ。「???」と思っていると「もう11:10よ!」と衝撃の一言。あれ?集合が10:50やから11:00に家を出れば間に合うはずじゃ……。と、その瞬間に自分の間違いに気づきました!家を11:00に出て10:50に梅田に着くもんか!その後チーフに謝り倒して神戸で合流し、なんとかステーキハンバーグを食べることが出来ましたが、今回はほんまマジで焦りました。チーフは「また新しい伝説を作ったね」と笑ってましたが、きっと仕事をしすぎて頭がワいてるんでしょうね…。一度ゆっくり休もう…。

 

◆縦横無尽(2006.10.30)

最近うちの若い連中が他のチームの若手メンバーと交流があるようで、なかなかええことでんな〜と感じています。熱狂的に自分の所属するグループを支持する集団は、自分たちが一番優秀で他の集団は劣っていると思い込む傾向があるそうです。そうすることで内部での団結力が増して排他的になり、その結果、敵対心も強くなってしまうんだそうです。これに対して、他の集団もそれぞれの文化の中でつくられたものであって、もともと優劣を競うモノではないという考え方もあります。チームが強かろうが弱かろうが、野球が上手だろうが下手だろうが、他のチームと仲良くなる上でそんなことはなんの基準にもならないワケですね。自分のチームに愛情を持つことはホンマ大切なことですが、やっぱり他のチームの素晴らしさも認めた上で、おつきあいできる関係がベストだと思います。そういう意味で若い連中がいろんな垣根をとっぱらって、縦横無尽につながりを作っていく様子は見ていて小気味がいいです。古くからいる人はもともと横のつながりも広いですから、さらに若いモン通して縦に横にネットワークが広がれば面白いことができそうですね。関西女子野球オールスター運動会とかね。誰か企画してほしいなぁ…。

 

◆ビフォー → アフター(2006.11.1)

あっ!!!っという間に11月ですな〜。歳月人を待たずと言いますが、今年もあと2ヶ月かと思うと本当に早いです。さて、この11月には会社の健康診断があります。去年、労働基準局にシバかれてようやく健康診断が実施され始めたんですが、これって体重測定があるんですよね。それがどうにも憂うつで…。実はワタクシ、夏の終わりから「スレンダー野球」をめざしてダイエットをしてきたんですが、その結果はというと図の通り…。へルシアウォーターを飲み続け、オニのようにトレーニングをしたら、なぜか目標地点のスレンダー・ボディを通過して間違ったところにたどり着きました。おかげでビフォーとアフターで体重はあまり変わってないんですよ。くっそ〜、どうしたら体重減るんでしょうね?頑張れば頑張るほどムキムキになってくるんですが?ともかく健康診断まであと半月、さらに過酷なトレーニングを課して、なんとか1kgでも減らしたいと思います…。

 

◆ますおか(2006.11.4)

さきほどテレビでお笑い芸人「ますだおかだ」が出ていたのを見て思い出したのですが、数年前、ひょんなことからうちのチームが関西ローカルのテレビに出演することになったんです。で、その時の担当レポーターが「ますだおかだ」。当時はあまり有名ではなかったので、それを聞いたうちのメンバーは「えぇ〜!ますおか?フットボールアワーがよかった!」と失礼を連発。しかも、収録時間が長くなって飽きてきたうちの連中が「うちら撮った方がおもろいで〜!」と叫んだり、撮影と関係ないところで他のイケメン出演者と騒いで「静かにして下さい!」とスタッフに怒られたりとあちこちで悪さをやり始め、芸人より前に出ようとする大阪人のすさまじさを見せつけていました。でもそんな私たちにもかかわらず、帰り際にはおかだ氏がこころよく記念撮影に応じてくれて、ほんまにいい思い出になりました。ところで、ますおかはその年にM1グランプリで優勝し、最近はゴールデンにも出るほど売れてきたのですが、それを見るたびにメンバーが「うちらのおかげやで」「うちらが運つけたからやで」と言い張るんですね。明らかそんなはずはないのにどんな強気やねんと思いますが、まぁ、関わった分だけ応援したくなるんでしょうね。なんかお笑いブームが去っても生き残ってほしいですなぁ…。

 

◆そこにいる意味(2006.11.6)

1ヶ月くらい前ですかね、試合帰りの電車でメンバーと話していたんですが、元気がないなと思っていろいろ聞き出すと、「なんかな、そんなことはないんやろうけど、自分はみんなから取り残されてるような気がする」と言うんです。実際そんなことは全然ないんですが、なかなか練習に行けなかったりするとそういう距離感を感じちゃったりするみたいです。でも、いろんなメンバーと話をしますが、時々みんな同じようなことを言ってたりするんですよね。練習に行けなかったり、ちょっとみんなとうまくいかないことがあったりすると、やっぱり距離感や孤独感を感じてしまうものなのかもしれません。時には思いつめて、本当に自分は必要とされてるんだろうかと、マリアナ海溝より深く悩んじゃったりもします。でもそういう孤独を感じた時に大切なのは、自分がチームに必要とされているかどうかじゃなくて、自分がチームを必要としているかどうかだと思うんですよ。ほんまにシンプルでいいんです。やっぱり野球が好きでチームが好きで、みんなと一緒にいたら楽しい。単純にそうやなと思えたら、それだけで十分そこにいる意味があるんちゃいますかね…。

 

◆ボロ社屋(2006.11.8)

昨日はものすごい強風でしたね。うちの会社はけっこう古い建物なので強風だけでもあなどれないと思っていたんですが、どうもゴォーッという風の音がするたびにユサユサと部屋が揺れてるような気がするんです。最初は気のせいかと思ったんですがだんだん怖くなってきて、チーフに「これって揺れてるんですか?」と聞くと「めっちゃ揺れてるわよ?」とあっさり返されてしまいました。チーフの話によるとこの建物、運送会社の倉庫を増改築して建て替えられたものなんだそうです。だからちょっとした強風で揺れる思いを体じゅうで感じちゃったりするくらいボロいですが、でも最近はそんな悠長なことを言ってる場合じゃないほど老朽化が進んできてるんです。雨もりはするし、隣の部屋は傾いてるし、トイレの壁はヒビだらけ。おまけにゴキブリはそこらへんに転がってるし、ネズミは天井や床を駆けめぐるし、見たことないような虫とか入ってくるし、まさに無法地帯。ほんま何が悲しゅうてこんなボロ社屋で小動物と共存しながら仕事せなアカンのでしょうな。多くは望まないからせめて剥がれた床だけは直してほしい…。

 

◆知られざる才能(2006.11.11)

今日は高校時代の友人の結婚式に出ました。式には小学校時代からの私の友人も出席していたのですが、彼女は芸術大学の声楽科出身なんです。なので、披露宴の余興で賛美歌をソロで歌ってほしいと頼まれていたんですね。で、結婚式の今日、リハーサルがあるので彼女と一緒に早めに会場に行ったんですが、そこで度肝を抜かれました。彼女は発声練習をするために声を出したんですが、その瞬間、空気にドシンと響くような衝撃が走り、その圧倒的な声量と歌唱力に会場の準備をするスタッフの手が止まりシーンと静まりかえったんです。私は初めて彼女の歌声を聞くんですが、いや〜…、ここまですごいとは…。カラオケの時と全然ちゃうやん…。彼女とはかなり長い付き合いになりますが、私は本当は彼女のことを何も知らなかったんですね。でもかなりすごい歌唱力なので、これは金になる、地方でミニコンサートを開いて一緒に荒稼ぎしよう!と持ちかけたら、「それもええけど、私は一般の人ができるだけお金をかけずに気軽に音楽を楽しめる活動をするのが夢やねん」と言われてしまいました。実際、特別養護老人ホームなどにボランティアで歌いに行っているそうです。今日は彼女の知られざる才能と知られざる夢を知り、改めて彼女のすごさに感服した一日でした。

 

◆感謝の気持ち(2006.11.13)

最近また仕事が忙しくなってきまして、このまま繁忙期に突入しそうです。忙しいとみんなが手伝ってくれるんですが、でもだんだんそれがあたり前になって甘えてしまって、私が自分自身をかえりみようとしなくなっていました。最近そんなことばかりです。仕事でも野球でも、感謝の気持ちを忘れてはいけません。でも、わかっていたはずなのに、好意に甘え続けて大切なものをなくしてしまいました。本当にどうしていいのかわからなくて、どう書いていいのかもわからないんです。いろいろ言葉を探しても私が書くと薄っぺらいものになってしまいそうで、私の未熟さゆえ誰に対してもどうすることもできないんです。ただ、伝えたいことは本当に心から感謝しているということだけです。あなたに野球を教えてもらって、どんどん野球が楽しくなって、もっともっと野球が好きになっていく自分がいました。野球を続けていて本当に良かったと何度も何度も気づかせてくれて、チームを支え、変えていってくれました。そうやって一緒に過ごした時間は、みんなにとって何物にも替えがたいほど大切なものなんです。まだ投げかけられたものすべてに応える自信はありませんが、私自身いつかそれに応えられる人間になって、またもう一度一緒に美味しいお酒を飲めたら…そう思っています。

 

◆過 信(2006.11.19)

5日ほど前に風邪をひきまして、ほんまに久々に体がえらいことになってました。今もしつこい風邪の症状に四苦八苦しています。最近は体調を崩すことがほとんどなかったので、本当に油断してました。これくらいの風邪、すぐ治ると思ってたんですけどね〜。この頃いろんな事で思うんですが、生きていく上で一番怖いのは「過信」なのかもしれませんね。それくらいのことは簡単に解決できると思っていたのにいざ目の前にくるとまったく何もできなかったりもします。そんな時は自分の器のちっちゃさをイヤというほど思い知らされる。できなかったことの言い訳を探すことばかりに終始したりしてね。でもそんなことばっかりしてる自分にもいいかげん嫌気がさして、そろそろ変わらなきゃなと思ったりもします。先日S家に遊びに行ったとき、アッフェの秘密サークル「ちっちゃいもんクラブ」に入会しました。そこでは幸せな話は厳禁で、『グチ』しか言ってはいけないという掟があるんです。そこで思う存分グチをこぼして、出すモン出したら、少しは大きくなれるんでしょうかね。でもまぁ、器なんて小さくてもいいから、せめていろんなコトからいろんなモノを守れる人間になりたいですなぁ。

 

◆今年の風邪は(2006.11.22)

前回も書きましたが、アタクシ先週からず〜っと風邪をひいていて、このほどようやく快方に向かってきました。ここんところ仕事が忙しくて全然休めなかったモンですから、治りきらないところで低空飛行のまま1週間もズルズル風邪を引きずっちゃったんですよ。しかも健康診断があったので、ヘタに薬も飲めなくてほんましんどかったです。ところで今度の風邪はすごいですね。何が?って、「色」が。1週間でティッシュ1〜2箱くらい鼻をかんだんですが、なんと言いますか、自然界にあるまじき色の鼻水が出つづけまして、自分の体のどこにそんな色素があるんだろうかとちょっとコワくなりました。あまりにスゴイ色だったので、チーフに「お見せできないのが残念ですが……」と報告だけすると、「そんなもん誰も見たくないから、早く休みなさい(笑)」と家に帰らせてくれました。でもそのあと各方面から情報を集めると、同僚の奥さんも同じように「蛍光色」の鼻水が出たそうで、どうやら今年の風邪はディープ・イエローな感じらしいですよ。みなさんも風邪をひいたらぜひとも鼻水をチェックしてみて下さいね。

 

◆ベージュの絵文字(2006.11.25)

最近は携帯電話の番号ポータビリティ制度導入で、私の周りでもどの会社に乗り換えるかという話が出ています。かくいう私もそろそろどこかに乗り換えようと思うんですが、実はワタクシ、かなりの携帯音痴で使い方がまったくわからない。携帯の機能を使いあぐねる中高年そのものです。でもチームの若い連中とやりとりができなくなるので、そろそろちゃんと携帯を使えるようにならんといかんと思っています。ところで、そんなことをあれこれ相談している時、メンバーMから驚くべき事実を聞くことになりました。メンバーMには時々おばあちゃんからメールが入るんです。Mのおばあちゃんだからだいたい70歳くらいだろうと思うんですが、それでもその歳でメールをするなんてすごいですよね。で、先日またおばあちゃんからメールが入ったので、何気なく「おばあちゃん、歳いくつなん?」と聞くと、「88歳」という衝撃のお答えがっ!!!88?米寿?そんなアホな!と思っていると「しかもたまに絵文字つきで来るねん」とトドメの一言。米寿で絵文字つきのメール……。負けた。完全に負けた…。もっと携帯のいろんな機能使えるように、とことん親指鍛えてきます…。

 

◆HOW思考(2006.11.27)

最近また営業のオッチャンが手を抜き始めまして、ほんまに現場は大混乱の日々です。「なんでちゃんとせんのだ!」と毎日グチばっかり言ってるのでほとほと疲れてきたんですが、そんなときにふと思ったんです。「なんで○○しないんだ」とか「なんで○○してくれないんだ」という不満はよく出ると思うんですが、でもこれってある意味「依存的」な考え方なんですよね。不平不満の多くは「あなたは私に対して○○してくれるのが当然だ」という思考回路から出る言葉なんです。つまり、そう言ってる限りは自ら動いて解決しようということは少ないですよね。結局はずっと不平不満を言い続けるということも多いんじゃないでしょうか。だからこういう悪循環を止めるのには、「なんで○○しないんだ」と責める言葉を、「どうしたら○○できるだろうか」という言葉に置き換えるといいんだそうですよ。そうすることで、自分で主体的に動いて物事を解決しようとするようになります。前にどこかで書いたと思いますが、「HOW思考」というヤツですね。まぁ、いくらHOW思考で取り組んでも相手が変わらないことも多々ありますけど、ちょっとグチっぽくなってるなぁと思ったらお試し下さいませ。ちなみに私はいつもHOW思考に至る前にブチ切れて実力行使してしまいますが…(反省)。

 

◆葛 藤(2007.11.29)

先日、仕事のことで確認することがあったので、営業の部屋に行きました。そして「ちょっとわからないことがあるんですが…」と営業さんに話しかけたその瞬間、視界の片隅に高級和菓子を発見したんです。ハッ!タベモノだ!と思って、ジィ〜…と見ていると、総務課の人が「あぁ!見つかっちゃった!」とバタバタあわてだしたんですよ。どうやらお客さんからお菓子をもらったのですが、社員全員に配るには足りず、総務課と営業課でこっそり食べようとしていたんですね。ズルイ!と思っていたら口封じのために「あなただけにあげるから他の人に見つからないように食べてね」とあまっていたお菓子を渡されたんです。でもこれってムズカシイですよね。うち課のみんなを裏切って食べるか、それとも断って返すか、どーすんの?!ワシ?と激しく葛藤していると、営業課の先輩たちが「僕らの分もあげるからデザイン課のみんなで食べていいよ」といくつか渡してくれたんです。結局たくさん集まったので課に持ち帰ったんですが、私は普段からお腹がすいたら営業課に行って冷蔵庫をガサガサあさっているのでとても申し訳なかったです。今度旅行に行ったらちゃんと人数分のお土産買ってこなきゃと思った冬の昼下がりでした…。

 

◆未確認飛行物体(2006.12.2)

先週、練習後にメンバー何人かとファミレスにいったんですが、そこでUFO(未確認飛行物体)の話になりました。若手メンバーTの話によると、彼女は数年前に友だちと一緒にUFOを見たというんです。さらに他のことはしっかり覚えているのに、その時の記憶だけが何故かあいまいなんだそうですよ。それって眉間か首の後ろに何か埋め込まれてて、夜な夜な裏山に呼び出されてUFOに吸い込まれてるんじゃないですかね。しかも他の人からもUFOを見たという話が出てきて、なんかそこまで安易に目撃されてたら宇宙人もほんまにいるんちゃうかという気になってきました。ちなみに私は5年くらい前に東住吉区の田んぼで、超高速で逃げまくるツチノコを見たことがあります。動きが速くてよくわからなかったのですが、黒くてナマコくらいの大きさだったような気がします。でもツチノコを見たとメンバーに言ってるのに、誰も信じてくれないんですよ。う〜ん、ツチノコは宇宙人ほど市民権を得ていないようですな。イギリスでは国家プロジェクトとしてUFOの実体を調べてたし、ヨーロッパでもサンタ追跡レーダーとかがあるんだから、日本もそれくらい本気でツチノコを探してほしいです。もし見つかったら、うちのメンバーにツチノコの着ぐるみ着せて東住吉の田んぼに放り込んでやるぜ…。

 

◆百年の孤独(2006.12.4)

先日ツレが小阪に引っ越したので、遊びに寄ったついでに近所の居酒屋に行きました。すると、見つけましたよ!「百年の孤独」!「森伊蔵」「魔王」と並んでベスト3に入る人気の焼酎ですね。けっこう手に入りにくい上に値も張るので、庶民にはなかなか手が出せないんですよ。しかし、この運命の出逢いを逃すまいとさっそく注文し、一口飲んでみると…コレがまた美味いっ!度数は40度とけっこうきついんですが、口に含んだときは麦焼酎独特の風味があるのにノドを通るときはワインのような感じで、ほんまめっちゃ飲みやすいですよ。で、あまりのうれしさに携帯で撮影していたら、気の利いた店員さんが空き瓶をもってきてくれてそれも写すことができました(写真)。しかも奥の常連席に通してくれて、赤霧島、魔王、佐藤黒、久保田萬寿やその他の珍しいお酒も見せてくれたんですよ。さらにウホウホ騒いでいると、他のお客さんに「兄ちゃん、酒に詳しいなぁ!」と声をかけられ、(もちろん性別は正しましたが)、そこからしばらくうまい酒をご一緒しました。いやぁ、ほんま久々にね、いろんな意味で「いいお酒」を飲みましたね。ちなみに、5年前に書き始めたこのコラムの第2回目のネタが、「百年の孤独」だったんです。あれから5年ですか…。カウンターも80000を超えて、ほんまありがたいっすね…。

 

◆見かけ(2006.12.6)

昨日の朝、会社に行くと事務所に知らない人が座っていました。たぶんお客さんだろうな、と思いながら挨拶をしたんですが、顔を見るとどこかで会った覚えがあるんです。確か数週間前に何度か会社に来ていて、社長と話をしていた人です。歳は50代くらい、スーツが似合う白髪のロマンスグレーなおじさまという感じで、話し方にも品格があったのできっとどこかの取引先の部長さんだろうと思っていました。ところがですよ、そのあと仕事をしていると社長がその人を連れてきて「今日から営業で働いてくれる○○さんです。みなさんよろしく!」と紹介したんですよ。えーっ!この人が新入社員?!と驚いていると、その人の年齢が38歳とわかってさらにびっくり。いや〜、人は見かけによりませんね…。ほんまどう見ても三倍速の老け方をしているのですが、営業をするには風格のある方が有利かもしれませんね。先輩がいうには「『人を見かけで判断してはいけません!』と注意する時点で、人はすでに見かけを重要視している」ということらしいですから…。なんにしろ、新しい仲間が増えて楽しくなりそうです。

 

◆あきらめの悪いヤツ(2006.12.9)

3日前、私の部屋の蛍光灯がぶっ壊れました。電気をつけようと思って、ヒモを引っ張ったらガチャッと音がして、それからヒモがウンともスンとも動かなくなったんです。これはマズイ…。電気がつかなくなってしまった…。でも新しい照明灯を買うまで真っ暗なままなのもイヤですし、これはもう自力で直すしかないと思って、照明を天井から外して分解することにしました。しかし分解しても分解しても、患部にたどりつかないんです。30分ほどやったんですがうまくいかず、もうあきらめようかと思っていた時にちょうどうちのオヤジさんが帰ってきたんですね。するといきなり参戦してきて「とことんまでやらんかい!」と、素人ではムリだろうというディープな部分まで分解し始め、なんと見事に直してしまったんです。う〜む、悪あがきって大切ですね…。そういえば私の周りにいる「何かをやり遂げた人」というのはみんな「あきらめの悪いヤツ」なんですよ。普通ならもうあかんやろうとあきらめるその一歩先をやる人が成功者と呼ばれる種類の人間なのかもしれません。まず自分の力でとことんまでやってみるんだという信念は大切ですね。ともかく久々に「頼れるお父さん」を見てちょっと見直しました。まぁ、組み立てたあとにネジが2本ほど余っていたのはご愛敬ですが(笑)。

 

◆サルの恩返し(2006.12.11)

別にご報告するようなことでもないんですが、先週深夜2時に腹筋をしました。単なる気分転換だったんですがけっこう楽しかったですよ。さらにこの冬から、筋肉崇拝をしているメンバー数人と最新式の筋トレに挑もうと思っています。面白い結果が出たらまたここでご紹介しますね。さて閑話休題、今度はちゃんとご報告しましょう。リンク集に大阪ディアズさんのホームページを追加しました。うちのチーム、ディアズさんには昔からいろいろとお世話になっているんですよ。10年ほど前、まだ私たちが創立したての弱小チームで、草原の小動物のようにグラウンドの隅でおびえていた頃、ディアズさんが試合後に一緒に練習しましょうと誘ってくれたことがあったんですね。当時私たちはほんまに弱くて誰もかまってくれないようなチームだったんですが、そんなこと関係なく対等に扱ってくれて、それが本当にうれしかったんです。その時はじめて関西女子野球という枠の中にとけ込めた気がしました。あれから10年ですね。思えばそうやって本当にいろんな方に支えてもらいました。力不足でまだまだ何もできませんが、あのときの気持ちを忘れずに、また1つ1つ野球に恩返しができるようになれたらええですなぁ。

 

◆忘年会(2006.12.13)

先週メンバーとアクセスカウント「80000」のキリ番を踏んだのは誰やろうという話をしていたら、優しくて物静かなメンバーMが「79999」を踏んだそうです。でもそのときの感想を聞くと、「うわっ!こわっっっ!!!て思った…」らしいですよ。…傷心。そんなにも賞品のゴルゴ13フィギュアは不評なんかなぁ?また違うモン考えないといけませんね。ところで、そろそろ忘年会シーズンですが、みなさま例年のごとくトレと一発芸に励まれているでしょうか。私は去年の忘年会では、アフロ(写真)をかぶって平井堅の「POP STAR」をほぼ完璧に踊り倒しました。ところがですよ、会社のカラオケ大会では「ギャァアアアー!画面と全く同じ動きしてる!」「気持ち悪い!」と同僚から大絶賛をうけたのですが、気合い入れて臨んだチームの忘年会ではうちのメンバーのリアクションが薄い、薄い!せっかく3週間も部屋にこもって練習したのにね。でも、あとで話を聞くと「だっていつもあんなことしてるから」ということらしいです。う〜ん、確かにうちのチームはアホなことばかりやってますから、ヤツらその手のネタには免疫ができているかもしれません。ということで、去年の失敗をふまえて今年はさらにパワーアップした宴会グッズを取り寄せました!ほんま今度こそ会場を大パニックに陥れてやるぜ!

 

◆ただ君を待つ(2006.12.16)

11月の終わり、若手メンバーAの車に乗っている時にラジオからある曲が流れてきました。そしてメンバーAが「この歌、めっちゃいいで」と教えてくれたその曲が、馬場俊英の「ただ君を待つ」。一部しか聴けなかったんですが、なかなか良さそうな曲だったのでちょっと気になっていたんですね。それから2週間後、ひょんなことからその曲をネットで全部聴いたんですが、めっちゃいいですよ、この曲。私はめったにCDを買わないんですが、ものごっつ気に入ったので翌日すぐにCDを買いに行きました。メロディもいいですが、何よりも歌詞がいい。秀逸ですよ。何気ない日常の言葉なのに心を打たれるものがいくつもあって、あったかい気持ちになりました。いや〜、久しぶりにいい曲に出会えましたね。馬場俊英はめちゃくちゃ売れてるアーティストではないですが、実力派のシンガー・ソングライターです。「愛する」はTV番組のテーマソングになっていましたし、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」はコブクロがカバーしてたりするんで、みなさんも馬場俊英の曲を一度は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか。個人的にかなりオススメなんで、興味のある方はぜひとも聴いてみて下さいね。「66組のハグ」で検索すれば曲が聴けますよ。

 

◆勝利!(2006.12.18)

昨日、チームの納会がありました。前に書きましたが、去年の納会のカラオケではヅラかぶって平井堅のマネをしたのに、メンバーの反応がいまいちだったんですね。なので今年はリベンジと思い、とっておきのカブリモノ「ペーパーマン」を投入!カラオケで「トイレの歌」をうたって部屋中を大混乱に陥れてやりました。そしてメンバー数人を捕まえて「今年はどうやった?」と聞くと「マジでよかったです!」と反応も上々。ふはは、今年は完全勝利ですな。来年の夏に使う予定だったペーパーマンを前倒ししてまで投入してよかった…。しかし、笑いにキビしいメンバーMとの恒例の反省会では、「去年は技に走りすぎたけど、今年は小道具に頼りすぎ」という点で意見が合致し、さらに来年に向けてがんばろうと話し合いました。だんだん大がかりなコントになりそうな予感もしますが、立派な大阪人になれるよう努力していきたいです。ちなみに「ペーパーマン」は無料貸し出し中(トイレットペーパーは別途ご用意ください)。今ならもれなく管理人がついてきます。たぶん…。

 

◆クリスマス(2006.12.20)

さて、クリスマスもさし迫り、私の周りでは例年のごとく「恋の駆け込み乗車」に走る友人が多発していますが、私はあいかわらず花粉症治療のために耳鼻科通いをしています。花粉対策は今が勝負だからクリスマスどころでないんですよ。ところで、クリスマスといえばみなさんは何歳までサンタクロースを信じていましたか?上司のお子さんは中学に入るまで信じていたそうですが、先輩は5歳の時にはすでにサンタの進入経路に疑問を持っていたため実在しないと思っていたそうです。いろんな人がいるモンですね〜。ちなみに私は小学校3年生の時にサンタにトラップを仕掛けたんですが、進入口付近に仕掛けたワナにサンタが引っかかった痕跡がなかったため、その時に実在しないと確信しました。まぁ、いつかはサンタさんが親なんだと気づく時が来るんですが、それでもクリスマスは本当に楽しいもんですね。今では甥っ子たちにプレゼントをあげる立場になりましたが、喜ぶ顔を見られるので逆にそれが楽しみになってきたりもしています。もらう方もあげる方もハッピーになれる企画というのはなかなかないもんですから、たとえクリスマスがオモチャ屋の陰謀だとしても甘んじてお受けしたいもんですな。

 

◆社長室(2006.12.23)

最近うちの会社では、社長vs会長のケンカが続いています。そのケンカの理由が実にしょーもなくて、社長室を1階に置くか2階におくかで3ヶ月以上もケンカをしているんですよ。うちの会社はほんまに小さい会社なので、社長室を作るほどのスペースがなくて営業の部屋に社長の机があったんですね。ところが、営業の人数を増やしたために社長がその部屋から出ることになったんですが、社長は1階の印刷場の横にある工務室を社長室にすると言い出したんです。しかし会長は「社長は2階に小部屋を増設して、そこで全体の動きを把握すべきだ」と言い張って、お互い譲らずの大ケンカが続いているんです。なんですかね〜、あきれてモノが言えんというか…。どうせケンカするなら会社の経営方針や社員の待遇とかでエネルギー使ってほしいですよね。社長室なんかどこでもええっちゅうねん。まぁ、会長の言ってることの方が筋が通ってるかなと思いますが、信念のない自己都合だけのケンカはあまり表に出さない方がいいような気がします。それ見てがっかりしますからね。上に立つなら、すべてのことに志ある行動を、と願います。

 

◆キャプテン(2006.12.26)

さて、2006年も残すところあと数日となりました。みなさんにとって今年一年はどんな年だったでしょうか?私は仕事ばっかりの一年でしたね。ほんまつまらんかったなぁ…。ところで我がチーム、来シーズンのキャプテンが若手メンバーに決まりまして、これから一緒に頑張っていきたいなぁと思っています。そういえば私がキャプテンになったのも彼女と同じ22〜23歳の頃でした。そのときはチームの状態も悪くてケンカばかりでね〜。最初の頃は自分のやり方が正しいと証明するためにがむしゃらに頑張ってたんですが、でもそんなもんは3ヶ月も続かないですよね。チームを動かすのにどれだけたくさんの人の協力が必要なのかわかったとき、自分の傲慢さにも気づくもんですな。それから長い間キャプテンをさせてもらいましたが、今思えば本当にいい勉強をさせてもらいました。究極にしんどいですが、壁にぶつかっても逃げずになんとか乗り越えたとき、なんかちょっとずつ変わっていく自分がわかるんです。それを感じるのが、正直楽しかったですね。だから来年は、うちの若い連中がそういう楽しみを感じながらやっていけるように、なんとかサポートできたらええなと思っています。がんばれ、若いモン!そしてがんばれ、古いモン!

 

◆疾風知勁草(2006.12.29)

「疾風に勁草を知る」。中国のことわざですね。「野原に生えている草は、どれが強い草でどれか弱い草なのかはわからない。激しい風が吹いてはじめて倒れない強い草を見分けることができる。人も同じように、苦難に遭遇したときにはじめてその人の真価が問われる」そういう意味です。さて、年末になってまた管理人がトボけたことを言い出したと思っているでしょうが、わたくし今年はこの「疾風に勁草を知る」という言葉に出会いました。これは、中国の武将が戦で大敗した時に、ほとんどの兵士が逃げ去ったにもかかわらず、たった一人の兵士が最後まで残って武将と一緒に戦ったことに由来する故事です。ほんまにいい言葉ですね。私の座右の銘です。ところで、数年前、私の最も尊敬する女子野球選手がHPで「チームが勝っている時はいいけど、チームが負け出すと急にうまくいかなくなる。いつもそうだけど、それはどうしてなんだろうか?」と問いかけられていたことがありました。その言葉が強烈に心に残って、今でもその答えをずっと探しているように思います。確かにチームがうまくいっている時は誰が何をやってもうまくいきますよね。でも大切なのは、チームがうまくいかなくなった時なんです。その時に自分たちがどうあるべきなのか。まさに『疾風知勁草』なのかもしれません。うまくいかなくてしんどいことがあると逃げたくなるし、うやむやにしたくもなります。それが人間ってもんですな。でも一番苦しい時こそ、その人の真価が問われ、そしてその人の本当の姿が見えてきます。そのことを肝に銘じて、2007年は自分の信念を貫き通す1年にできたらいいなぁと思います。それでは、みなさんにとって2007年が素晴らしい一年であることを願ってます。来年も大阪アッフェをよろしくお願いします。