2005年コラム

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◆今年の目標(2005.1.1)

とりいそぎ新年の挨拶と言うことで、あけましておめでとうございます。先ほど届いた年賀状を読んでいると、大学時代の「連れ」から届いてまして、宛名のところに「○○○ちゃんへ △△△さまより!」と書かれてありました。う〜ん、う〜ん…、これで届くんですね…。っちゅ〜か、てめー、暑中見舞いもそうやったやろがっ。大学時代から続く因縁の対決、そろそろどちらが偉いか決着をつけなければなりません。口では絶対負けるので、ヤツの苦手とする麻雀で打ち負かしてやろうと思います。でも私、ドンジャラしかしたことないんですよね。と、いうことで今年の目標は麻雀を覚えることです!上手くなったら関西チームの猛者たちへ挑戦しにいこうっと。

 

◆縁遠し(2005.1.4)

この正月、私たちはチームの必勝祈願で京都の方へ行ってきました。で、集まったメンバーがシニアクラスのメンバーだったので、最終目的地を“縁結び”の神様・地主神社にし、その前にスポーツの神様・白峰神社と金閣寺を巡ることにしました。ところが大人の団体行動というのは子ども以上に収拾がつかず、金閣寺でそれぞれが好き勝手に行動したおかげで大きなタイムロス。地主神社にバスが到着したのが、なんと閉門15分前でした。ところが停留所から地主神社まで急な坂道を15分ほど歩かねばなりません。するとシニアクラスの5人はバスを降りた瞬間から参拝客をかき分け、猛ダッシュで坂を上り始めたのです。焦る20代後半!走る20代後半!その動きは試合では見たことがないほどの素早さとチームワーク!…恐るべし縁結びの神様。私とS家の両親はさほど興味もなかった(というかあまりの速さについていけなかった)ので、あとからゆっくり坂を上り、地主神社の隣にある清水寺に到着。すると先に行った5人もいたのでどうだったのか聞こうと思ったんですが、先ほどのテンションがウソのように誰一人話もせず、どよ〜んと意気消沈していて、その殺伐とした雰囲気に声をかけられませんでした。どうやら15分かかる坂道を5分で登り切ったのに、間に合わずに閉門してたそうで…。まぁ、新年早々、縁遠い一年を暗示するかのような出来事でしたが、私個人的には君たちの必死さ加減がおもしろかったです。

 

◆タルコトヲシル(2004.1.7)

先日、正月早々に知人から連絡があって夜の8時に呼び出されました。で、久しぶりに会って話をしたら、どうやら「仕事を辞めてやる!」ってことなんですよね。毎年同じことを言ってるのであまり気にしてなかったんですが、どうやら今度は決意も固いようです。彼女はバリバリに営業をこなすスーパー・キャリアウーマンなんですが、この不景気にかなり売り上げを伸ばしたのにボーナスを減らされて、利益が社員に還元されない会社の体質に怒りくるってました。で、「アンタの方は仕事どうなん?」と聞かれたので、残業とか給料とかボーナスがないとか私の働いてる環境を話したら、「うっそ…」と絶句し、そのまましばらく考え込んでいましたが、帰り際に「アタシ、もうちょっと仕事がんばってみるわ…」とつぶやいて帰っていきました。な、なんじゃいな、そら。どういう意味や?うちの会社はそんなにも待遇悪いんでしょうかね?中小企業はそんなもんだと思ってましたがやっぱりヒドイのかな…。まぁ、上を見ても下を見てもキリがないですから、時に『足ることを知る』のも大切なのかもしれません。ともかく、彼女の再出発に一役買えたんでよかったですかね。いつか彼女の努力が、「お金」以外の形でも返ってくることを願うばかりです。

 

◆恋のインパクト(2004.1.10)

先週、「アッフェ・芸術の冬」ということでメンバー数人で映画『ハウルの動く城』を見に行きました。まぁ、普通にエンターテイメントとして面白かったですよ。でも、ナウシカ世代としてはメッセージ性の弱さや曖昧さが物足りなかったかもしれません。それよりも驚いたのが、ハウル役のキムタクの声がまったく違和感がなかったということです。けっこう上手かったですよ〜。意外な才能ですね。で、映画を見た後にご飯を食べようと映画館の裏手にある居酒屋に行きました。店の名は『恋のしずく』。これだけでも笑えたので店に入ったんですが、中に入ってそのメニューにもっと笑撃を受けました。食べ物では「手羽先・恋の涙」「だしまき玉子・恋たらこ」「お造り・恋の三種盛り」「プリンあら・ど〜も」、お酒では「愛し恋し」「恋人募焼酎」「おかまの梅ちゃん」など、他にもここには書けないほど恥ずかしいメニューが盛りだくさん。できる限り恥ずかしいメニューを選んで注文したんですが、さすがに恥ずかしすぎて「恋の〜」という部分を省略してしまいました。映画の内容を忘れしまうほどインパクトの強い店でしたよ。今度はまた恋に飢えているメンバーを誘って行ってみたいです。梅田三番街シネマの1本横の通りにありますので、興味のある方はぜひともどうぞ〜。

 

◆そんなことだけで(2005.1.12)

ちょっと前のことなんですが、隣町までチャリンコで買い物に行ったときのことです。いつも人ひとり通れるくらいの狭い歩道を通って行くんですが、ちょうど向かいから三輪自転車に乗った70歳くらいのおばあちゃんがやってきたんですね。で、私はぶつからないようにと自転車を止めておばあちゃんが通り過ぎるのを待っていたら、すれ違うときに彼女が「ありがとう」と軽く会釈をして通り過ぎていったんですよ。お礼を言われたことに驚いて私も会釈を返して通り過ぎましたが、なぜかその一日はとても気分がよかったです。道で誰かとぶつかりそうになってよけたりよけられたりすることは日常茶飯事あると思うんですが、そこに「ありがとう」という言葉ひとつが入るだけで、その行動が意味のあるモノになったりならなかったりするんですね。ほんまそんなことだけでうれしくなったりするから、人間というのは不思議なもんです。これからチャリンコ通勤のときには、トロトロ走ってるオッチャンを後ろからあおったりせず、チャリンコ通学の女子高生に併走して勝負を挑んだりせず、心穏やかに譲り合ってゆっくり走ろうと思ったら昨日、30秒ほど遅刻しました。う〜む…、譲れない部分は譲ってはいけないということなのですね…。難しいな…。

 

◆新築祝い(2005.1.15)

ちょっと前に高校時代のツレが家を新築したという話を聞き、金曜日に友だち数人で泊まりに行きました。新築祝いと称して一晩中どんちゃんやろう、ということです。新築の床や畳に浴びせるほど酒を吸わせてやるぜっっって勢いで乗り込んだんですが、吹き抜けの天井!らせんの階段!フローリング!カウンターキッチン!あわわわわわ…。新築の家のあまりのゴージャスさにすっかりビビッてしまった小市民な私たちは、結局リビングのすみっこに集まってほそぼそ飲むことにしました。ところがこの新築祝い、それぞれが酒やつまみを持ち込んだのでかなりの量に。その大量の酒瓶と食料を消費するために、夜9時過ぎから翌朝5時まで一晩飲み明かしました。そして朝方仮眠をとった後にカラオケに行って大騒ぎ、さらに車で他の友だちの家を2軒ほど回って帰ってきた次第です。さすがにもうええ歳なのでムチャして遊ぶとダメージでかいな〜と思ったんですが、今月末から3月末まで恒例の土曜日出勤が始まるので今のうちに遊び倒さないといけないんですよね。2ヶ月間アホのように働いて私も新しい家が買えるならがんばりますが、そうでもないならただの修行。あと一週間、修行の前に心ゆくまで遊んで過ごします…。

 

◆171(2005.1.17)

ちょっとしたゲームをしましょう。「私の住んでいるところは大阪より東京に近い」という人はAを、「私の住んでいるところは東京より大阪に近い」という人はBをクリックしてください。
            【A】  【B
伝言ダイヤル「171」ですか、この番号おぼえておいてもいいですよね。あの地震からもう10年です。ほんま怖すぎて忘れられません…。

 

◆明かり(2005.1.19)

先週、疲れたな〜とふらふら会社から帰っていたら、帰り道にあるなじみのバッティングセンターの電気が消えてたんですね。ここ5年間で明かりがついていないことなどなかったので驚きました。そういえば先週メンバーAが「最近バッティングセンターがつぶれまくってる」という話をしていたので、慌てて入り口まで行くと「勝手ながら本日はお休みします」という貼り紙が…。ひょっとしてもう店をしめるんやろうかと心配になって、今日は残業せずにそのバッティングセンターに向かいました。そしたらちゃんと営業していたので安心したんですが、店長の顔を見たらでっかい絆創膏が貼られてたので、どうやらケガをして休んでたみたいです。「なんや心配して損したわい!」と思ったんですが、毎晩夜遅くまでついているあのバッティングセンターの明かりを、知らず知らずのうちにいろんな意味で自分のより所にしてる部分があったのかもしれませんね。ま、それよりもなによりも今つぶれたら買いだめしているカード(回数券)が全部パァになってしまうので、マメに通って使い切っておかないといけません。まとめて32回券とか買うんじゃなかったな…。

 

◆緊張感あふれる散歩(2005.1.22)

みなさんも通勤途中にいろんな人と出会うと思うのですが、私もいつも気になる人とすれ違います。60歳くらいのおじいちゃんとその飼い犬ビーグルです。朝の散歩で歩いているんでしょうが、最初に彼らを見たときは3年くらい前で、そしてそれは衝撃の映像でした。おじいちゃんは片手にプラスチックのバットを持ち、飼い犬のビーグルが違う方へ行こうとするとそのバットでボッコボコにたたくんですね。おいおい、それは虐待やろ!と思っていたらそのビーグル君もかなりの強者、パットをガブッと噛んでおじいちゃんから取り上げ、「オレの好きなようにさせろ!」という感じで威嚇してました。ふたりがにらみ合うことしばし、どうやらおじいちゃんが負けたようでビーグル君が散歩のイニシアチブを握って歩いていきました。その後もたびたび彼らを見かけたんですが、なぜそうまでして散歩をするのだろうと思うくらい険悪な雰囲気。ところが先日久しぶりに見かけたら、おじいちゃんの手からバットが消えていたんですね。あぁ、きっと和解したんやろうなと思ったら、やはり仲が悪く15mに1回はケンカをしていました。ま、ケンカするほど仲がいいということで、またしばらく緊張感あふれる散歩を電信柱の陰から星明子のように見守ろうと思います。

 

◆choo choo リターンズ(2005.1.24)

夏にも書きましたが、最近また会社でネズミが大発生していて困ってます。で、先日遅効性の毒のエサを仕込んでおいたのですが、ネズミも賢いので警戒するだろうとカモフラージュにお菓子のカールをエサに混ぜておきました。そしたら翌日、ヤツらは毒エサにはまったく手をつけずカールだけを食べていたのです!頭いいですね〜。でもネズミに負けるわけにはいかないので、知恵を絞った私と後輩は営業の友だちがくれた超激辛スナック菓子を毒エサに混ぜて数カ所においておきました。『激辛スナック食って腹でも壊しやがれ作戦』です。すると次の日、入口付近の罠では激辛スナックのみが食べられていたのですが、奥にある罠では激辛スナックも毒エサもすべて食べられていたのです。しかもエサを入れていた紙の箱までもなくなっていました。う〜ん…、これはいったいどういうことでしょう?ヤツらの行動を推測するに、「入口付近の激辛スナックを食べた」→「あっ、辛い!」→「お口直しに他のエサ」→「えっ?これも辛い!」→「この際、毒のエサでもいいからお口を中和」→「まだ辛いので紙の箱を食べてさらに中和」ということではないでしょうか。あるいは激辛スナックが気に入って箱ごとお家にテイクアウトしたのかもしれません。まぁ、どちらにせよこれからヤツらと壮絶な心理戦が待ち受けていそうでちょっと楽しみ。いつか捕まえてブリーチしてハムスターにしてやるど!

 

◆愛知に行こう(2005.1.26)

2月の末に愛知県で東海のチームと関西のチームとで交流戦があります。実は私にとって、これは願ってもないチャンスでした。というのも前々から愛知のチームのHPとリンクをとりたかったのですが、わたくし、ネット上では激しく人見知りをするタイプでして、なかなか言い出せずに悶々と月日を過ごしていたのです。そんな時に愛知交流戦の知らせが…。こ、これを機会にリンクのお願いを!と思い切って愛知チームのHP管理人さんたちにメールを送ったところ、みなさん快く承諾していただきまして相互リンクさせてもらいました。あぁ、よかった…。ほんまにありがとうございます。リンク集を更新してますのでぜひとも訪れてくださいませ。ところでこの愛知交流戦、私たちのチームは人数不足で参加できなくなったのですが、私個人的には仕事フケてでも愛知にいこうかと思います。なぜなら数年前の愛知遠征の時に、名古屋コーチンを食べようと夜の市街に繰り出したのですがジャージを着ていたためか高級な鳥料理店に入れてもらえず名古屋コーチン食べ損ねたのです…。あれから3年、ようやくそのリベンジの機会が訪れました!今度は黄金のジャージを着て入店し、必ずや名古屋コーチン制覇してみせます!

 

◆修行シーズン(2005.1.29)

先日、学生時代の友だちと会ったんですが、彼女は最近ワインにはまっていて試飲会に足を運んでいるそうです。で、私もお酒が好きだというのを聞いて、その後ワインの試飲などに誘ってくれているのですが、実は私、この時期あまりお酒を飲めないのです。なぜなら「花粉症」。どうもお酒を飲むと花粉症がひどくなるようで、毎年2月3月は酒を控えめにしてるんですよ。そういえば知人が沖縄旅行に行って「お土産に“泡盛”買ってきたで!」と言ってくれているんですが、これも4月まで保留ですね。あ〜、早くこの時期が過ぎてくれへんかな…。そういえば、今週から繁忙期に入り、3月末まで残業&深夜勤務&土曜日出勤などが続きます。これから2ヶ月、飲めない、遊べない、という修行僧のような日々が待ってるワケですね。忙しくて例年のようにここの更新もさぼってしまうかもしれませんがご容赦くださいませ。でも先週、前に別のサイトで展開していた古いコラムのデータを発見したので、こっちに 使い回し 再利用して乗り切ろう…。

 

◆21→182(2005.1.31)

先週末、会社でボーリング大会がありました。私は社長と同じレーンになったのですが、なんせ社長は「ボーリング世代」でかなりの手練れ。一方私は、うら若き乙女だった頃に「21」という驚愕スコアを記録したほどのヘタクソです。いざゲームが始まってみれば社長はターキー(3連続ストライク)などでスコア150をマークし、その実力を見せつけてくれました。で、社長を見ていて思ったんですが、上手な人は投げるフォームが一定なんですよね。なので私も負けじと社長を見ながら自分のフォームを微調整。するとそこから中山律子プロが乗り移ったかのようにストライクの連続。終わってみればなんと「182」というおっそろしいスコアを叩き出していたのです!いや〜…こんなことってあるんですね…。結局私が社長を1点差で振り切りトップの座に。その後の居酒屋ではみんなにチヤホヤされて最高に気分よかったです。でも、同じことをもう一度やれと言われても難しいかもしれませんね。中山律子プロも協会の仕事でヒマではないので、そう何度も降臨してくれるとは思えませんし。ま、一生に一度のいい思い出です。

 

◆の ろ(2005.2.3)

今日は節分ですね。先ほど飲んで帰ってきまして、ご機嫌だったので5階のベランダから下の公園にバッサ、バッサとマメまいてやりました。たぶん下には人がいなかったとは思いますが。ところで今日飲みに行った知人は1月の半ばに伊勢に行って牡蠣(カキ)を食べ尽くしてきたそうです。私も誘われていたんですが、練習があったのでどうしようかさんざん悩んだ末、結局牡蠣ではなく野球を選んでしまいました。ところがこの知人、その牡蠣を食べた3日後に猛烈な吐き気と下痢に襲われたそうです。で、一緒に行った他の友人に連絡を取ったところ、その友人たちも同じ症状に襲われていたとか。そしてその1週間後、知人は偶然会社の健康診断があったのでついでに診てもらうと「たぶんそれはノロだよ」と言われたそうです。どうやら流行のノロウィルスに感染した疑いが…。しかもカルテに「ノロ?」と書かれ、要注意マークなのか付箋(ふせん)まで貼られて、検査を勧められたそうです。ちなみに知人たちはお土産に生牡蠣を持って帰ったんですが、渡した家族&会社社員はノロで全滅だったそうです。いや〜ほんま怖いですね〜。私は行かなくて正解でした…。ありがとう、野球の女神サマ!

 

◆陰 謀(2005.2.7)

そろそろやってきますね、花粉症の季節。私は14年という豊富なキャリアと実績を持つ花粉症患者なんですが、なんと今年は花粉の飛散量が30倍だとか!でもよく聞いたら、花粉がほとんど飛ばなかった「去年」の30倍で、例年の2〜3倍ということらしいです。ビビらせやがってふざけんなよ〜。それでもくしゃみや鼻水で悩まされるのはイヤなので、今年こそ体質改善しようと1月の時点からいろいろ取り組みました。シジュウム茶、甜茶、L-92乳酸菌ヨーグルト、漢方薬、さらに花粉症に効くという怪しげなサプリメントも試してみたんですが、さてどうなることやら…。私が思うに、これだけ医療が発達しているんやから、きっともう花粉症の完全な治療法は見つかっているはずです。でもそれを発表すると、今販売している花粉症の薬が売れなくなるので、それを恐れた世界各国の薬品会社のワルモノたちが研究者たちと結託してそれを闇から闇にほうむっているに違いありません。…って、そんなアホなことしか思い浮かばないな〜、最近…。

 

◆ファン(2005.2.11)

今日は小雪ちらつく中、京都の二条城や三十三間堂をブラブラしてきたんですが、今回の京都探検隊にはメンバーS家の親戚Mちゃんも入隊してくれました。が、実はこのMちゃん、わたくし管理人の唯一のファンクラブ会員。チームでは私は悪さの限りを尽くしたため最近は冷たくあしらわれているのですが、Mちゃんだけは「野球してる姿がカッコイイ」と褒めたたえてくれます。ところが、お酒の席で私の犠牲となった被害者たちが、余計なことに私の飲み会での悪行の数々をMちゃんに暴露したんですね。げっ、これで唯一のファンも失ってしまう!ヤメロ!と思ったら、Mちゃんは「でも体育会系の飲み方ってだいたいそんなもんやんなぁ」と意外な援護射撃!さらに「普通の飲み会では物足りんと思うわ」と追撃フォロー!100%の受容、120%の援護…スバラシイ。こんな絶滅危惧種に値するようなファンは大切に保護しなければと深く誓った京都の一日でした。
◎京都ツアーはこちらから

 

◆本当の気持ち(2005.2.14)

数年前、私たちは神戸で行われた障害者チームとの交流大会に参加しました。チームの若い子を何人か連れて行ったのですが、彼女たちは開会式である障害者チームのおじさんと仲良くなりました。おじさんの右手は親指以外の指が付け根からありません。親指一本のその手でボールを投げたりバットを振ったりするのです。縁があったのか、私たちは2回戦にそのおじさんのチームと対戦することになりました。若い連中は試合中もおじさんとずっと声を掛け合ってはしゃいでいましたが、やがてそのうちの一人がヒットで出塁しました。おじさんはファーストを守っていたので、出塁したその子に「おめでとう!」といって手を差し出して握手を求めました。ところが彼女は、一瞬その手を握ることを躊躇してしまったんですね。その様子を見て、おじさんはにっこり笑ってハイタッチに変えてくれました。そのあと戻ってきた彼女は「何もためらわず握り返せばええのに、そんなことで戸惑ってしまう自分がめっちゃイヤでムカツク」と言いました。私もどう答えたらいいのかわかりませんでした。ところが、彼女は試合後の整列の時に、わざわざそのおじさんのところに行きました。そしてその手をギュッと握って握手してきたんだそうです。なんですかね、イヤな思いをさせてしまったかもしれないその人に、もう一度自分の本当の気持ちを伝えに行くことは、きっと勇気のいることだったと思います。私にはできないことですね。でも彼女のその純粋さは、また強さでもあるのでしょう。そんな近頃の若い人を見て自分にないものを感じ、うらやましくも「学ぶこと多し」と思った出来事でした。(2003年2月・別記コラムより)

 

◆武 道(2005.2.16)

 先日、福岡国際女子柔道がありましたが、私も高校時代に柔道をしていました。私の高校の柔道部はいわゆる「古豪」タイプの厳しいところで、おっかない先生に3年間イヤというほど鍛えこまれた。そこで感じたことは、柔道というのは本当に奥が深いということです。3年間続けて、やっと1つの技がなんとか「形」になる、というような世界なんですね。さらにそこから何年もかけてその技に磨きをかけて完成させていくわけです。まさに武道は「道」なのだと思いました。
 しかし、柔道が国際的に広まった最近では、より明確に勝敗をつけるためにアマレスやボクシングのような細かいポイント制になる傾向があります。柔道が世界に広まることは喜ばしいことですが、近頃の国際試合を見ていると、そのポイント稼ぎのための小技や駆け引きが増えて、1本で決まるというダイナミックな場面が少なくなったように思います。これは1本を取るための技ではなく、ポイントを稼ぐための小手先の技が増えているからだそうです。もはや柔道は「武道」というより「スポーツ」という感覚なってしまったんでしょうね。私が教えてもらった柔道は「1本で勝つか、1本で負けるか」というものでしたが、これはもう日本の柔道界にしか存在しない価値観なのかもしれません。ちょっとさびしい気もします。柔道がこのまま国際的なスポーツとして進化していくにしても、「技を極める」「道を極める」という武道の精神性まで広まってほしいと思うのは私の勝手な考え方でしょうか。他の国から言わせれば、日本だけで「武道の精神」を追求してたらそれでエエやん、という話なんでしょうけどね。ともかく柔道界の将来を憂いつつ、とっくに柔道を捨てた私は毎週野球漬けです。(2002年・別記コラムより)

 

◆正しい言葉(2005.2.19)

先日、教員をしている友人が「言葉」について話してくれました。いろいろ知っている言葉も実は思い込みだったりするそうです。たとえば、みなさんは「雰囲気」のことをどう読みますか? 「ふんいき」ですよね。ところがその友人はずっと「ふいんき」と言っていたそうです。そういえば私も中学生のころまで「ふいんき」と言っていました。漢字に当てはめてみてようやく違いに気づいたのですが、知らないままだとそのまま使い続けてしまいますよね。さらにその彼女が指摘するには「ティッシュ」は本当は「ティシュー」と言うのだそうです。それを聞いてティッシュの箱を確かめたところ、ちゃんと「ティシュー」と書いてありました。このように今になって違うと気づくこともあるんですが、「雰囲気(ふいんき)」にしろ「ティッシュ」しろ、もうかなり定着してるんで、いまさら事を荒立てるのもどうなんやろうかな〜と思います。こんなことを書いたらまた日本語が乱れていると怒られるんでしょうけどね…。

 

◆ホット&デンジャラス(2005.2.21)

昨日、関西女子野球連盟の審判講習会というのがありましたが、いつもお世話になっているチーム、RBデ○ジャ○スさんが講習会の後に飲みに行くという話を聞きつけたので、1ヶ月ほど仕事に忙殺されて飲みに行けなかった私はこのチャンスを逃すまいと「自分も連れて行ってくださいっ」と強引に頼み込んでみました。するとみなさん快くOKしてくれて、近所のおしゃれな焼鳥屋さんへ連行してくれたんですね。いや〜、かなりイキナリだったんですがココロのビッグな人たちです。で、いろいろ話を聞いていると、RBさんでは新旧メンバー交流試合などチームでおもしろいイベントをされているんですよね。そういう企画力や行動力はさすがやなぁ…私も見習わねば!と思って聞いていたんですが、だんだん話がおかしな方向へ進み出して、終盤はなぜか「プロレスでは『全日派』と『新日派』のどっちや」という論争にまで発展。最終的にはなんだかよくわからなくなって一緒にカタコトの日本語で叫びあっていました。いやはや、みなさん思った以上にホットでデンジャラスでしたね…。私的には久々な『That's 酔っぱらい』なノリに、心満たされるひとときでした。

 

◆お役に立ちます(2005.2.23)

今週初め、会社のマシンがぶっ壊れました。繁忙期で忙しいときに大変だ!と、うちの課のチーフは修復作業にてんやわんや。私も何かしなきゃ、と思って一緒に右往左往してみましたが、ジャマなだけだったのであえなく退場宣告。ところが、別のマシンで仕事をしようと思ったら、なんとそのマシンも壊れていたんですね。で、チーフに見てもらったんですが、どこが悪いかわかりません。結局チーフはもとのマシンの修復に戻り、私がそのマシンを直すことになったんですが、何をどうしたらいいのかチンプンカンプン。なので「まぁ、後でチーフに泣きついたら直してくれるわ」としばらくしてから頼みにいったら、チーフの現場まさに修羅場…。こ、これはもう自分でなんとかしなければ!いつまでも甘えてちゃダメだ!と引き返し、それから約6時間かけてマシンを修復しました。直したことに達成感はあったんですが、本気でやればできるのに最初から頼ろうとする自分の甘さを実感して反省するばかり。でもそのあとチーフに報告に行くと「一人で直したの?ありがとう!」と言われ、照れくさいながらもかなりうれしかったです(涙)。いつも迷惑ばかりかけてたので、やっとお役に立てましたかね。

 

◆やまちゃん(2005.2.28)

コソコソ行ってきました、愛知大会。けっこう寒かったですが、試合ではホットなプレーを父兄と同化してスタンドから拝ませていただきました。でも冬は基本的に“コタツでミカン”な私はその寒さがこたえたのか、今日一日風邪で苦しんでおります。弱すぎるな…。さて、名古屋に行ったもうひとつの目的は「名古屋コーチン」。出発前に会社の先輩から、「名古屋コーチン?手羽先なら『やまちゃん』やな」と言われていたんですが、地元の中京大の方に聞いてもやはり「やまちゃんへ行け」とのこと。なので、帰りに名古屋駅で「やまちゃん」らしきものを探したのですが見つからず、結局地下街の飲食店でコーチン専門店を見つけて食べてきました。でもほんまに美味かったですよ。これで念願の名古屋コーチンを制覇しましたね。しかしそれにしても気になるのは「やまちゃん」。一体ナニモノなんですか「やまちゃん」? そこらへん歩いていたらすぐわかると言われて、30分くらい「そこらへん」を歩いてみたんですがね。…ひょっとしてこれはまた新たな挑戦の始まり? よっしゃ、今度名古屋に行くときは「やまちゃん」制覇です! 待っててね、やまちゃん!

 

◆ありがとうエリエール(2005.3.2)

最近風邪が流行ってるそうですがみなさんはどうですか?私は昨日まで風邪をひいてたのですが、とにかくもう2日間鼻をかみ続けたので鼻のまわりが痛くてたいへんでした。ところが父親があるティッシュを買ってきたんですね。それを手にした瞬間、うぉ??なんじゃこら!っちゅうくらいの衝撃を受けました。その名も、エリエール「ローションティシュー」。究極に柔らかい上に、ちょっと濡れたような感じもします。でもウェットティッシュとは全然違うんですよね。今までさわったことのないような感覚です。それで鼻をかんでみたんですが、ほんまかなりキモチいいです。これは世界中の風邪患者、花粉症患者を救う画期的なティッシュに間違いありません。私はエリエールの回し者ではありませんが、花粉シーズンが開幕している方はぜひともお買い求め下さい。3箱で500円くらいかな。ちょっと割高ですが損はしませんぜ、奥さん…。

 

◆男子禁制(2005.3.7)

ティッシュネタで2週間くらい引っ張ればエリエールから菓子折の1つでも届くかとアホな妄想に浸っていましたが、ようやく我に返って更新です。さて、最近練習でビデオを撮ってフォームチェックをしています。今日は家に帰ってそのビデオで自分の姿をみたんですが……思った以上にヒドイですね、フォームではなく「立ち居振る舞い」が。これは誰? 私? オッサン? こんなオッサン近所におるわ…っちゅうよな感じで、もはやレディの片鱗すらありませんでした。横に写っていたコーチ(40歳)と遜色なかったですからね…。ところで、メンバーの通っていた高校が日曜日に練習場所を提供してくれるという話があるのですが、その学校は女子校でなんと「男子禁制」。殿方はコーチでも監督でも入ることはできないそうです。で、その話が出た瞬間に「あんたは入られへんな」とメンバーに言われたんですが、あのビデオを見てちょっと納得。たとえ恥じらう乙女を演出したところで、警備員に止められてしまうでしょうね。う〜ん、こうなったら最終、脱ぐしかないか…。いや、脱いだらなおのこと入られへんか…。まぁ、残された手段は女装ですね。ともかく事件が多発してるので、通報だけはされないようにしなければ…。

 

◆短文明快〜春〜(2005.3.10)

最近、会社が修羅場でして。忙しすぎてみんなケンカばっかりです。ほんまココロすさんでいるのね…。そんなとき、ある雑誌の編集作業でこんな言葉を見つけました。「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい」(夏目漱石「草枕」)。

 

◆伊右衛門茶事件(2005.3.14)

昨日は某大学で練習試合に誘ってもらいました。寒かったですが、久々の試合で楽しかったです。ところが、その試合の時に事件は起こりました。試合前に花粉用の薬を飲んでいたんですが、花粉の薬を飲むと鼻だけでなくノドもカラカラに渇いてくるんですよ。なので試合中もノドが渇くだろうと、最近お気に入りの伊右衛門茶を買ってベンチにおいていました。そして「私の伊右衛門茶、飲んだらシバク」と試合前にメンバーに言っておいたんですね。それやのに!試合の途中、ベンチに戻ったらなんと私の伊右衛門茶がなくなっていたんです!「あれだけ言うておいたのに、飲んだの誰じゃぁああ!」とメンバーを問いつめたところ、捜査線上にあがってきたのは途中で帰った若手のT。ヤツが持って帰ったというタレコミがあったのです。さらに最近Tが伊右衛門茶にハマッているという情報も入手!これはもう限りなくクロだ!「今すぐTに連絡せぇ!」と乱心する私に、「代わりに爽健美茶あげるから」とみんな慰めてくれたのですが、私は…、私はあの日あの時あの場所で伊右衛門茶が飲みたかったんや…。おのれT、今度会ったら犯行の一部始終をゲロってもらうからな…。

 

◆タイムカード・レコーダー(2005.3.16)

私の会社は始業時刻が朝の8:00なんですが、困ったことにタイムカード・レコーダーが3分ほど進んでいます。しかも私が会社に到着するのがいつも8:00直前なので、タイムカードを押すと時々8:02(遅刻)と記録されたりします。うちの会社は、月に4回遅刻すると給料からいくらか引かれるんですよね。なので、総務の人に頼んで何度か直してもらったんですが、それでもすぐに時間が狂ってしまいます。そういえば夜は時間がちょっと遅れてることもありましたしね。う〜ん、いったいどうなってるんでしょうね?これはたぶんレコーダーの中にちっちゃいオッチャンが入ってるんですよ。で、そのちっちゃいオッチャンが手動でグルグル時計を動かしてるので、体力のある朝は時計が進んでいて、疲れてきた夜は時間がちょっと遅れてくるということなんじゃないでしょうかね。まぁ、そう考えたら多少「遅刻」と記載されても許せる気がするな。がんばれよ、ちっちゃいオッチャン…。ところで、前回の『伊右衛門茶事件』、昨日犯人が自首してきまして一件落着しました。皆様ご協力ありがとうございました。

 

◆5 歳(2005.3.20)

誰が5歳やねん、っちゅう話ですが、実は今日3月20日はこのホームページの誕生日。2000年3月20日にアップして5年が経ちました。その一番最初に作ったトップページが残っていたのでご紹介しましょう→“知ってる人には懐かしい、知らない人には新しい”2000年トップページへ。5年前、関西でも女子野球のホームページを作ろうという話になったとき、ヴィッキーズの管理人さんとうちの代表者と、いろいろ語り合ったことを懐かしく思い出します。今でこそこんなにたくさん女子野球のサイトがありますが、当時は全国でも2〜3チームしかありませんでしたから、何をどう作ったらいいかわからないことばかりでした。あれから5年、このサイトがきっかけでいろんな人と知り合えて、作ってよかったなぁと毎年この日が来るたび思います。最近ではここもほぼ完璧に私のオモチャと化していますが、昨日でようやく繁忙期も土曜日出勤も終わったので、気合い入れてがっつんがっつん更新していこうと思います。みなさまこれからも懲りずにおつきあい下さいませ。

 

◆大スキ(2005.3.22)

先日、S家にメンバーが集まって恒例の宴会をしたんですが、その時にS家の一人娘Tちゃんからある色紙を見せてもらいました。Tちゃんは去年まである高校で数学教師をしていたのですが、ワケあってその学校を辞めることになり、教え子たちを卒業まで見守ることができませんでした。しかし先日「卒業式だけは」と出席したところ、生徒さんが色紙に寄せ書きをして渡してくれたんだそうです。聞いていた話ではかなり“やんちゃな”生徒さんも多かったようですが、それでもちゃんと書いてくれるんですね。で、その色紙を読んでいて気がついたんですが、みんな『先生、大スキ!』という言葉を書いているんですよ。こんなとき「大スキ!」は「ありがとう」よりずっとずっと強い言葉のように思えますね。ほんまいい生徒さんたちだ…。でも大人になるとなかなか素直に使えない言葉やな〜と思っていると、横で色紙を読んでいた若手メンバーAが「自分も先生のこと大スキっすよ!」と気の利いたことを言ったので、私もここぞとばかり「私も大スキ!」と使ってみたんですが、これまた不評!う〜む、キャラ的に合わないか…やっぱり『好っきゃねん』を貫き通そうかな…。

 

◆最終兵器(2005.3.24)

前にちょっと紹介しましたが、メンバーの母校が練習のためにグラウンドを開放してくれるという話があって、先日春分の日に練習に使わせていただきました。ところがその学校は「男子禁制」なんですね。女子野球チームやから別に何も問題ないやン、と思うかもしれませんが、うちのチームは私を筆頭にとてもレディーに見えない外見&言動の人間が数名いまして、絶対に男と間違えられて門衛さんに止められると思ったんですね。せっかく練習に来たのに入れないのはイヤなので「やっぱり女装しよう」ということになり、S家からアッフェ最終兵器のカブリモノ(右写真)を持ち出して、準備万端で男子禁制女子校へ乗り込んだのです!ところが。意を決して門のところに行ったのですが、最終兵器を使う間もなくアッサリ入門できてしまいました。な〜んや、せっかく駅でかぶってリハーサルまでしたのに無駄な努力でしたね。考え過ぎだったか…。まぁ、最終兵器「おさげ1号」は、また次の勝負所で使いたいと思います。

 

◆あたり前の才能(2005.3.28)

先日、突然食品会社で営業をしている知人に呼び出されて大正区まで飲みに行きました。待ち合わせは7時だったんですが、「ちょっと遅れる」と連絡があって結局会えたのが8時過ぎ。で、ワケを聞くといきなり客からクレームが入って奈良まで苦情処理をしに行ってたというのです。「わざわざ怒られに行くなんて大変な仕事やな」と言うと、意外にも「え?そうかな?」と返してきて、彼女はさほど大変だとは感じていないようでした。私だったら苦情処理の仕事なんて絶対イヤですが、それをなんなく続けられるのも彼女の才能なんでしょうね。そういえば自分が持っている才能は、あたり前すぎて自分では気がつかないという記事を読んだことがありますが、これはその典型かもしれません。自分の才能なんて、案外自分ではわかってないのかもしれませんね。さて、それに関係した面白い企画を紹介しましょう。紙にチームのメンバー全員の名前を書き、みんなでその横にそのメンバーの長所を箇条書きにしていきます。プレーでも性格でも何でもいいですから、その人の「良いところ」をとことん書き出して、それをみんなで見ていきます。自分が自覚している長所の他に、自分が気づいていない長所や才能を仲間が教えてくれたりして、なかなかエエもんですよ。自信もつきますしね。昔うちのチームでもやりましたが、かなり雰囲気がよくなりました。ここは一致団結したいな、という時はぜひともお試し下さい。

 

◆危険な写真(2005.3.30)

最近はデジカメで撮影した写真を簡単にネットに掲載できて、便利な時代がきたもんですよね。私の父親は昔編集の仕事をかじっていたことがあるので、デジカメでも本格的な撮影用のカメラを持っています。そのため、知り合いに頼まれてはいろんな場所へ出かけてはいろんな物を撮影してきます。そして私も最近ではこのホームページにいろいろ掲載するためにこっそり持ち出して撮影しまくっていました。ところが先日、父親がそのカメラをどこかに忘れてきたんですね。でもまぁ、最新のに買い替えるいい機会と、最初は他人事で何も心配していなかったのですが、よくよく考えたらカメラの中のデータを消去してなかったんですよ。っちゅうことは、つまり先日撮った『おさげ1号』や『タイガーマスク』やその他たくさんの『イケナイ写真』がカメラに残っていて、それらを見ず知らずの他人に見られてしまう危険があるのです!これはすぐにでもカメラを取り戻さねばっ!と父親に詰め寄ると、なんとカメラが市役所に届けられて保管されているらしいのです。こ、これはヤバイ。中身を見られているかもしれない。ああ、なんてこった…。もっと高価なカブリモノかぶってたらよかった…。

 

◆有名人(2005.4.2)

以前、会社の先輩と「知り合いに有名人はいるか?」という話をしていたんですが、その先輩の知り合いが阪神の矢野捕手と友だちなんだそうです。うらやましい。私の身近な有名人といえば、母校の大先輩が「ゴルゴ13」の作者だとか、そんなレベルですね。他にも思いつく限りで言うと、高校時代のツレの知人のいとこが槇原敬之だとか(当然ローリー寺西とも親類関係)、メンバーの知り合いの友だちが通っていた書道塾の先生が平井堅のお母さんだったとか、知人の友だちの中学時代の家庭教師がB'zの稲葉浩志だったとか、メンバーの友だちが窪塚洋介の嫁はんだったとか、そんなのばっかりですね。ま、ようするにまったく他人っちゅうことです。やはり有名人と直接知り合いになるというのはなかなか難しいですね。こうなったら、うちのチームから誰かがデビューして有名になればええんちゃう?と思ったんですが、素行の悪い連中ばかりなのでどちらかというと裁判所デビューとかして有名になってそうです…。

 

◆堺の野望(2005.4.4)

先日仕事で大阪府の地図を見ていたんですが、私の住んでいる堺市がちょっと大きくなっていたんですね。えええ?なんで?と思っていたら、いま話題の市町村合併。隣の「美原町」というところを吸収合併したんだそうです。っちゅうかね、堺市民なのにそんなこと全然知らなかったですよ。堺で何かするときはまずワシを通せっちゅうねん。ところでこの合併で堺市は政令指定都市に一歩近づいたんだそうです。たしか政令指定都市というのは人口100万人に達した(達する見込みのある)都市のことで、補助金とかもたくさんもらえるんですよね。近隣の市町村かかえこんで政令指定都市になる気なんでしょうかね。なかなかやるな…堺。さて、私たちの方もその堺を活動拠点とする「南大阪の会」がようやくこの4月に動き始めそうです。ま、活動といってもただ「南の方で飲む」だけなんですけどね。でも3ヶ月ほどカゼで床に伏していた会長がようやく復活したそうで、『大和川より南で飲み会を開催する』という前人未踏のイベントへ向けていよいよ始動です。堺の野望とともに南大阪の会の野望を実現し、今年こそ田舎モン扱いから脱出してみせるぞ!

 

◆下町に良い店あり(2005.4.6)

なんかお酒の話ばかりで恐縮ですが、私たちがよく飲みに行く場所といえば寺田町か玉造(たまつくり)です。私は梅田や難波などの繁華街から離れた下町がホームグラウンドなんですね。で、先月もメンバーと玉造に飲みに行ったのですが、いつも行っている店がみんな休みだったので、地元民のMがある店を紹介してくれました。それが居酒屋『正味や』さん。ところが、店名を見て「見覚えがあるなぁ」と思っていたら、実はその店、私が去年から探していた店だったんですね。去年も玉造に来るたびにこの店を探してたんですが場所がわからないままだったんです。これはもう運命の出会い。で、このお店、ちょっと小さめなんですが店内はけっこうオシャレで落ち着いた雰囲気です。店員さんの接客態度もいいし、お箸や器もユニークで、メニューもあぶり焼きなど珍しいものがあってかなり美味しかったです。私はレンコンまんじゅうがオススメですね。最近いろんな所を飲み歩いてますが、久々に見つけたいいお店です。ローカルにはときどきこういう良いお店がひそんでいるんですよ。そういうお店を発掘するのもなかなか楽しいもんですよ。JR玉造駅横の「正味や」さん、お近くの方は一度足を運んでくださいませ。

 

◆入学式(2005.4.9)

先日、甥っ子の小学校の入学式がありました。いや〜、早いモンですね、もう小学生か…。生まれたばかりの彼の小さな体を、おっかなびっくり抱っこしたのはつい最近のことだと思っていたのに…。ランドセル背負って学校に行く姿を想像するとちょっと感動します。私も久しぶりに自分が小学校に入ったときのことを思い出しました。ちょうどこんなふうに桜も咲いていて、高学年のお姉さんが迎えに来てくれて、でっかい教室のすみっこに座って、不安と期待で胸いっぱいでした。懐かしいなぁ…。甥っ子がいなかったらきっとそんなことも思い出さんかったやろうなと思うと、「子ども」というのはほんま不思議な存在ですね。子どもができて自分の通った時間をもう一度たどり、孫ができてまた同じ時間をたどり、そんなことを繰り返していくモノなのかもしれません。そしてそのたびにそれは、感動や思い出やいろんなものを呼び起こしてくれるのでしょう。兄夫婦もうちの父母も、甥っ子が成長していく何気ない1コマ1コマがすっげぇシアワセだったりするんでしょうね。もちろん私もですが。これから彼の行く先には輝かしい未来が待っていそうでワクワクします。っちゅうことで入学おめでとう、リキくん。でもうちのトイレに「う○ち」って落書きするのはやめてね…リアルすぎる…。

 

◆ラウンドワンで勝負や(2005.4.11)

先週土曜日、メンバー数人とボーリングをしてきました。実は1月にボーリングに行ったとき、182というおっそろしいスコアが出たんですね。聞いた話ではみんなは100くらいしか出ないと言っていたので、これはもはやアタイの右に出る者はいるまいと「もし私に勝ったらそのゲーム代は私が出すわ!」とわざわざ連絡網で宣戦布告。ところが集まったメンバーの中にはボーリングなんて数年ぶりという人もいて、もうこれは勝ったも同然の戦い。でもまぁ、若い子相手にムキになっても大人げないし、ここは1人くらいには負けてあげようと余裕な態度をぶちかましていたらですね……。負けた!しかも3人に!ムキになって全力を尽くしたのに負けました!若手Aと私が壮絶なデッドヒートを繰り広げている隙に、クールなMがいつの間にか1位を奪取。さらに裸足で投げてた野生児Oにも負け、最後にはAにも競り負けてしまいました。しかも出たスコアは100程度。くっそー!マジで悔しぃいい!負けるわけがないと思ってたんですがね〜。やっぱりラウンドワンでやらなきゃ180は出ないんだ。平野区のラウンドワンの、左から4番目のレーンで投げたら勝てるんです。だから、だからもう一回ラウンドワンで勝負して〜!

 

◆QRコードで遊ぼう!(2005.4.13)

最近、チラシなどで右図のようなものをみかけませんか?これは「QRコード」と言って、商品の裏についているあの「バーコード」が進化したモノだそうです。で、これで何ができるの?ってことですが、このQRコードを携帯のカメラで撮影すると、QRコードが「文字」に変換されて表示されるんですよ。つまり、メールアドレスやホームページアドレスなどをわざわざ一文字ずつ入力しなくても、このQRコードを撮影するだけで文字に変換されるので、簡単にメルアドを登録できたり、サイトにアクセスできたりするのです。でもそのQRコードを自分で自由に作れないとどうしようもないやん、と思うかもしれませんが、ネット上で無料のQRコード作成ソフトがそこら中に転がってますのでダウンロードしてくださいませ。私もそれでさっそくホームページアドレスのQRコードを作ってみたので、試しに撮影してみてください。ボーダフォンの方はこちらのページから。auとドコモの方はこちらのページから。撮影時は「バーコードリーダー」といった専用メニューを選択しないといけないかもしれません。でも、うまくいったら新しい世界へご案内できるはず…。

 

◆やぶれたのは…(2005.4.16)

先日、福岡のチームのお友だちMさんから電話があって近況報告をしていたら、「実は今日、救急車で運ばれまして」とイキナリおっそろしい報告に。「えぇっ?! じゃあ今病院なん?」と聞くとなぜか自宅にいるとのこと。事の顛末を聞くと、その日Mさんは急激な腹痛に襲われ近所の診療所に行ったのですが、そこでは手に負えず救急車で総合病院に運び込まれたそうです。そしてMRIなど3時間くらいの検査を受けたら、なんと「腹膜炎」との診断。しかも医者に「腸に亀裂が入っている」と言われたそうです。ところが「入院しますか?」と聞かれたのに、「仕事忙しいし、800円しか持ってないから」と断って自宅に戻ってきたとか。ななな、何を考えとるんだ福岡人!我慢強いのかアホなのかわからんよ。「腹痛くなったら、マジですぐ大きい病院行った方がええですよ」と私に忠告してくれましたが、そんなことよりも君が今すぐ入院したまえ。まぁ、後日改めて治療を受けるそうですが、それにしても、お年頃のレディーの近況報告が「恋にやぶれた」ではなく「腸がやぶれた」とはなんとも痛々しい話ですな。でも私も腹ヨワイから気をつけよう…。

 

◆完 成(2005.4.18)

やっと完成しました「グラウンドガイド大阪」のページ。地図の部分が未完成だったんですが、先日発案から2年目でようやく完成にこぎ着けました。ちゅ〜てもけっこういい加減に作ってるので、ご利用の際はほんま参照程度に見てくださいね。ちなみにXMLという技術を使っているので、Internet Explorer6.0以上でないとちゃんと動かないんですよ。すんません…。ところでこのページ、もとはうちのかわいい方向音痴なメンバーたちが駅からグラウンドまで迷わないようにと思って作り始めたんですが、結局道に迷って迎えに行かなければならなかったり、練習場所が「服部緑地」なのに勘違いして「鶴見緑地」に行ったりと、私の予想をはるかに超えるメンバーのアホさぶりにもはや太刀打ちできず…。まぁ、また随時追加・修正してバージョンアップしていきたいと思いますので、掲載してるグラウンドの情報があったら教えてくださいね。将来ええもんに仕上がったら、大阪府か大阪市に1980円くらいで売りつけてやろうかな…。

 

◆野村の遺産(2005.4.20)

最近阪神の赤星選手が元気ですね。阪神ファンの私にとっては毎試合が楽しみです。そんな赤星選手の活躍を見ながら、ふとある記事を思い出しました。それは一昨年、阪神が優勝した時に新聞の隅に小さく書かれていたモノです。タイトルは「野村の遺産」。優勝した星野監督ではなく、元阪神の野村監督(現シダックス監督)を取り上げた記事でした。実は優勝に貢献した赤星や藤本は、入団前は他球団が目もくれないような社会人選手でした。でもその逸材を掘り出してきたのは野村監督だったんですね。そして野村監督辞任後も星野監督がその赤星や藤本といった「野村の遺産」を排除することなく、うまく育てて自分の野球と融合させたことが、阪神をリーグ優勝へ導いた大きな要因の1つという内容でした。負けても客が入る。そんな「人気」にあぐらをかいているような阪神の甘えの体質を公然と指摘したのも野村監督であれば、辞任の際にその状況を打破するには星野監督しかいないと彼を次期監督に勧めたのも野村監督でした。星野監督のもとで優勝が決まった以上、「野村の野球は間違っていた」と思う人もいるかもしれませんが、今年も赤星や藤本の活躍を見るたびにノムさんの残していったものは大きいんとちゃうかなぁと私は思います。ま、なんでもええですけどね。今年も10月まで首位を突っ走ってほしいモンですな〜。

 

◆友よ…(2005.4.23)

先日、天王寺で南大阪の会が開かれました。南の方に住んでるとほんま田舎モノ扱いを受けるんですよね〜。なので堺以南の市民の地位向上をめざそうってコトなんですが、ホントはいろいろ理由をつけて飲みたいだけです。ところでこの会合、裏の顔を持っていてそれは「阪神ファンの集い」。会長のMさんは甲子園の年間シートを持つほどのツワモノで、会社が終わってから甲子園に向かうときは、競馬オヤジなみにラジオを片手に電車に乗り込んでいるそうです。そして4月のまだ肌寒い試合では“熱燗”片手に試合観戦してるとか。Mさんはきれいな女性なんですが、やはり阪神ファンになると行動がオッチャン臭くなるんでしょうかねぇ…。さらには久慈選手と吉田義男元監督の大ファンというマニア路線を走る超大物がいたり、阪神好きが高じて阪神スカウト部に勤めている元メンバーがいたり、仕事中バレないようにラジオのイヤフォンを袖に通して試合中継をこっそり聞き聞いている人がいたりと、そんな愛すべき同胞の伝説を語り明かしました。花の20代が集まって語ることはそれなんですが、同じ種族に囲まれてすっげえ楽しかったです。また次回も期待してまっせ!

 

◆瞬発力(2005.4.25)

最近ちまたでは「ブログ」というのが流行っていますね。掲示板や日記帳のように、ホームページを簡単に更新できるという便利なシステムです。ところがですね、うちの会社で2年ほど前に似たようなツールを作り上げていたんですね。あとはもう売り出すだけ、というところで2年近くも寝てたんですよ、この企画。1つか2つは売れたみたいですが、あとはどうも営業側が消極的で…。オジサンたちはいかんせんインターネットというモノが苦手なようで、よくわからんモノはどう売っていいかわからんのでしょうね。企画そのものは時代を先取りしてたんですが、売るときの瞬発力が足りなかったです。ちともったいない話ですな。いつも思うんですが、「コレはいけるんちゃう?」と少しでも思ったら即動いた方がいいですよ。「あそこのスーパーで箱ティッシュが198円の限定販売だワ、でも昼に買いに行っても間に合うんじゃない?」と思って買いに行ったらとっくに売り切れてた!っちゅうことってよくありませんか?別にティッシュ買い損ねたから思うワケじゃないですが、やっぱり私は何事も「瞬発力」だと思います。思い立ったら吉日、ですね。

 

◆かけ声(2005.4.27)

先日の練習中、メンバーとフリーバッティングなどで守っているときの「かけ声」について話をしていたのですが、出身校によってかけ声はさまざまなんですよね。「バッチ、来〜い!」とか「さぁ来い、バッター!」とか。ユニークなところでは「ウェ、ウェ〜イ!」みたいによくわからないものもありました。ところで、今私たちの間でなぜか“インリン・オブ・ジョイトイ”がプチブームなんですね。なので、これからはアッフェ独自の展開を図るべく、チームのかけ声を「ジョイトォ〜イ!」にする?ってことになったのですが、実際試してみたらコレがけっこうイケるんですよ。知らない人が聞いたら意味ありげなかけ声に聞こえるかもしれません。で、この「ジョイトォ〜イ!」を連呼してるときに、突然メンバーJが「キャッチャーって、言ってみれば常にM字開脚?」と言い出したんですね。う〜ん、確かに構え方によればそうかも…。なんかこれから試合の時は妙に意識してしまいそうですが、かけ声にしてもプレーにしてもまるで色気のないチームなので、多少はインリンにあやかってセクシー路線も導入してみようと思います…。

 

◆買ったど〜(2005.4.30)

ついに買いました、iPod shuffle(右写真)。なんじゃこれ?と思う人もいるかもしれませんが、簡単に言えば小型のミュージックプレイヤーです。ウォークマンやMDプレイヤーの進化系ですね。従来はテープやMDに曲を入れて、それをプレイヤーにセットして聞くという形でしたが、このiPodシリーズはパソコンから直接プレイヤーに曲を入れることができます。iPodの種類によりますが、最高5000曲、連続再生時間12時間、しかも機能も盛りだくさんという次世代型ミュージックプレイヤーです。私が買ったiPod shuffleは一番小さいヤツで10,980円でした。横のガムと比べてもらえばわかりますが、サイズはかなり小さくて軽いです。首からさげる付属品がついてるので、それをつけてランニングとかもできますよ。ほんまはiPodシリーズのU2 スペシャルエディション(4万円)が欲しかったんですが、金がなかった…。今までフタのはずれたオンボロウォークマンに輪ゴム巻いて使ってたんですよ。もうイヤ、こんな極貧サラリー生活…。ボーナスもないし昇給もないし、ほんまGWは短期バイトしたるど!

 

◆歌わせて(2005.5.3)

ゴールデンウィーク、みなさまはいかがお過ごしでしょうか? 私は野球三昧になりそうです。まぁ、好きだから別にかまわないですが、1日くらいのんびり過ごすのもいいかもしれませんね。ところで今日は、友だちと甲子園球場に阪神vs広島戦を見に行きました。デーゲームだったのでかなり暑かったです。でも6回まで待ってノドをカラカラに渇かしてからビールを飲もう!ということになり、それまでじっとガマンガマン。そして待ちに待った6回、コップになみなみとつがれたビールを渇ききったノドにガバガバと流し込んだんですが、これがもう美味い!サイコーに美味い!!ノド渇いてたらほんまにおいしいですよね、ビール。これで阪神が勝ったらもっと楽しかったんでしょうが3-2で負けてしまいました。私たちはレフトスタンドにいたんですが、最後の町田の当たりはポール巻いてたように見えたんですがね。あれが入っていたら逆転サヨナラホームランやったのになぁ…。あまりに悔しかったので、甲子園で歌えなかった六甲おろしをその後カラオケに行って熱唱してきました。今度行った時は勝利の美酒を片手に甲子園で歌いたいです。

 

◆旅に出かけよう(2005.5.7)

去年も書きましたけど、あっ!という間のゴールデンウィークでしたね。今年のGWはずっと野球漬けで、毎日のようにうちのメンバーの暑苦し〜い顔をおがんでいたため、ここを更新する元気もありませんでした。でも、GWに旅行に行けなかった代わりに、5月の半ばに会社の仲間で倉敷に日帰り旅行に行くことになりました。そもそもこの企画、かなり大がかりなモノで去年からみんなで積み立てをして豪華な旅行をするつもりだったんですが、のんびり屋さんばかりだったので旅行をする予定だった4月まで全く何も決まっていませんでした。さすがにこりゃヤバイってことで私と後輩が駅でかき集めてきた旅行パンフの中からテキトーに選んで「倉敷日帰り旅行」となったわけです。でも、ツアーの企画で梅酒とかもらえるし、けっこう面白いですよ。『キャンディーキャンディー』のいがらしゆみこ博物館ではドレスの貸し出しもあるそうで、私は後輩と二人でコスプレするつもりです。ま、私が着たら軽く犯罪なんでしょうが、怒号と罵声を浴びながら街中をドレス姿で闊歩し、逮捕されない程度に倉敷をサプライズさせたいと思います。

 

◆とっさの時に(2005.5.9)

昨日は大東市で関西トーナメント大会がありました。で、その試合中、ランナーに出たうちのメンバーと相手選手とがちょっとぶつかってしまって、運悪く相手選手の腕がうちのメンバーのみぞおちに入り、ゲホゲホ、オエッと吐きそうになったんです。ところが周りに袋もないしみんなでパニパニしていると、近くで審判をしていた他チームのMさんが、今にも吐き出しそうなうちのメンバーの口をなんのためらいもなく自分の服でバッと押さえてくれたんですね。いや〜、こういうことってなかなかできないことですよね。『とっさの時に、その人の本当の姿が見える』と言いますが、Mさんの優しい人柄をかいま見ることができました。私自身、周囲でなにかトラブルがあった時に、誰かのために迷うことなく行動に移せるような人間でありたいと常日頃から思っているんですが、いまだに電車で席を譲るのが恥ずかしくてモジモジしてしまうんですよね。いったい、いつから人に優しくすることが恥ずかしくなってしまったのかなぁ、なんて思ったりもしますが…。

 

◆短文明快6(2005.5.11)

最近仕事の方が妙に立て込んできまして、たまにはこんなのでここも手を抜きますか。「失敗は存在しない。そこには学習のみが存在する」(アン・ウィルソン・シャエフ)。←な、なるほどな…。

 

◆そろそろ更新(2005.5.14)

わたくし毎年5月を更新月間としているのですが、作業するつもりだったGWが野球三昧となってしまったので、今頃になってちまちま更新してます。とりあえず成績と写真集ですね、ちょっと更新したのでまたお暇な方はご覧下さいませ。で、成績の部分を整理している時に気がついたんですが、1997年、チーム設立当初の試合では29-2とかで負けているんですよ。29点ってことは、相手チームはダイヤモンドを29周もしたんですよね。それはゲロ吐くわ…。ほんま情けない試合してましたなぁ。当時はミス、ミス、ミスの連続でまともな野球ができていませんでしたから。そう思えば、今までこんなに弱くて相手にならなかったチームを飽きもせず対戦して育ててくれた他チームにはマジで感謝してます。最近ではなんとかまともな試合ができてるんで、これもひとつの恩返しですかね。さて、「入部して2〜3年になるけどまだメンバー紹介に載っていない」という人もいるので、そろそろ工事中のメンバー紹介もリニューアルしようと思います。っちゅうか、各人に紹介可能な健全なネタがあらへんのですよね。みんなもっと品行方正に生活して…。

 

◆歌ったぞ(2005.5.16)

先日5月14日、甲子園球場に念願の「阪神」対「楽天」戦を見に行きました。実はこの人気の好カード、南大阪の会のM会長が誘ってくれたんですね。マジでありがたい話です(涙)。で、私はうちの若い衆1名を引き連れて、M会長率いるのRBデンジャラス『危虎会』のみなさんと見に行ったのですが、これがもう大興奮!打つべき人が打ち、投げるべき人が投げ、試合は5-1で阪神の快勝でした。ところがゲーム開始直後から500mlのビールやチューハイを飲み続け、ほとんど酔っぱらいのオッサン集団と化していた私たちは、せっかくテレビに映ったのにもかかわらずアップに耐えきれないと判断されたのか、3秒で切り替えられてしまいました。他の客は10秒くらい写ってたのにな。ちっ…。それでも私は夢にまで見た「六甲おろし」を心ゆくまで歌うことができたので、もうほんま大満足です。そしてコーフン冷めやらなかった私たちは、試合の後さらに梅田へ繰り出して、23:00までカラオケボックスで勝利の歌とミカンの唄を歌い続けました。ほんま至福のひとときでしたよ。また機会があればまたみなさんと甲子園へ足を運びたいです。

 

◆まゆ毛における一考察(2005.5.18)

最近ですね、チームの若い連中の顔を見るとほとんどまゆ毛がないんですよ。きれいに整えてる、というならわかるんですが、全部剃ってまゆ毛がまったくないメンバーも何人かいます。う〜ん、一体どうしたんだ君たちは?気合い入っとるのか?それともこれが最近の流行なのか?ルックスなんて個人の自由なんで私がとやかく言うことではありませんが、まゆ毛がないとクラシカルなヤンキーみたいでコワイんですよね。野球する時はみんなほぼノーメイクなのでよけいにそう思うのかもしれませんが、せめてまゆ毛サイズ「幅5mm、長さ1.5cm」はほしいです。そもそも、なぜ顔にまゆ毛があるのかというと、一般的には「目に汗やゴミが入らないようにするため」ということです。他にも「日よけ」という役割があるんだそうですよ。やはりスポーツ・ガールとしてまゆ毛は必須項目ですな。っちゅうか、今までまゆ毛が生えそろっている顔を見たことがないので、一度見てみたいような気もします。そうだ、全国大会で夜中に部屋に忍び込んで、油性マジックでまゆ毛を描いてやろう…。その時はデューク東郷な感じにしてあ・げ・る♥

 

◆お買い物(2005.5.21)

少し前の休日、用事のついでに友だちの買い物に付き合わされたんですが、行った場所がおシャレな雑貨屋さん。どうやら彼女は枕カバーを買いたいらしいのですが、他にも目移りするモノがたくさんあるようで20分ほど店内をウロウロ、ウロウロ。私もお供の者のように後ろをチョロチョロ付いてまわったんですが、結局そのコーナーでは何も買わずじまい。そしてようやく寝具売り場にたどりつき、いざ枕カバーを選ぼうとなったんですが、これがまた何十種類とあるんですよね。ところが彼女は、どれにしようかとウキウキしながら棚の前を右往左往し、1枚取っては「この柄はどう?」「あの色はどう?」と吟味し始めました。私も一緒になって棚の前を反復横跳びし続けましたが、15分後にぐったりグロッキー。結局、私が「も〜、これでエエんちゃう?」とテキトーに選んだ枕カバーが採用されてしまいました。それにしても、たかが枕カバー1枚選ぶのになんであんなに時間がかかるんでしょうかね。思うに、レディーのお買い物とは、物を手に入れることではなくあれこれ想像しながら物を選ぶことに最大の楽しみがあるのかもしれません。私もレディーの端くれ、とても勉強になりました。でももう疲れるから、これからは一人でお買い物に行こう…。

 

◆ファンタスティック倉敷(2005.5.23)

先週の土曜日、会社の人たちと倉敷へ日帰り旅行をしてきました。JRの企画ツアーだったんですが、大阪-倉敷間の往復交通費と旅館での会席料理を合わせて13,300円の激安コース。新幹線ひかりレールスターの個室でのんびり岡山までいき、そして在来線に乗り換え倉敷駅にたどり着いたんですが、駅の南出口を出たらいきなり未知との遭遇(右写真)!ファンタスティ〜〜〜ック倉敷!!!ツッコミどころ満載の銅像のお出迎えで、私たちのテンションはMAXに。いや〜、いいですね〜倉敷。いきなり大阪人のハートをわしづかみです。で、このあと旅館へ行ってゴージャス会席料理を食べ、観光地へ赴き「大原美術館」「アイビースクウェア倉敷」「キャンディキャンディ博物館」などを回ったんですが、とにかくもうワンダーランドです、倉敷。コスプレで倉敷人をサプライズさせるつもりが返り討ちにあいましたね。ほんまめっちゃ楽しかった…。今度はチームのみんなで行ってみたいです。
▼倉敷ツアー詳細はこちらから

 

◆バッテリー(2005.5.25)

先日、知人と話していてバッテリーのサインの交換はどんなものなのかと聞かれました。バッテリーはよく「夫婦」にたとえられてキャッチャーは女房役なんて言われますが、サインのやり取りもまさに夫婦の会話。私はキャッチャーをしてるのですが、ピッチャーに球種を要求する時も夕食時のやりとりみたいな感覚です。捕手「あんた今日なに食べたい?」投手「何でもええ。お前にまかすわ」捕手「じゃあカレーでいい?」…という具合。でも同じ球種を続けて要求すると「いや」と首を振られることもあります。ピッチャーにしてみれば「いくらなんでも5日連続でカレーばっかり食えるか!」っちゅう感じなんでしょうけど、キャッチャーにしたら「こっちかて毎日毎日考えて作ってるんやから文句言わんと食べて!」という感じですね。でもだいたいはキャッチャーが折れて『カレーうどん』くらいの妥協配球になるんでしょうけども。まぁ、うちの投手陣はめったにサインに首を振らないので、たまに「いやや、あれが投げたいねん」とブルブル首を振る仕草がむしろカワイイくらいですけどね。
 ところで先日の春季関西大会で、雨の中応援してくれたみなさま、そして大会運営関係者のみなさまにこの場を借りてお礼申し上げます。いろんな人の支えがあって今の自分があることを忘れずにと思う今日この頃です。

 

◆ジュクジュクで治す!(2005.5.28)

2ヶ月前、試合の時にブサイクにもヒジをすりむいてしまったんですが、そのことでまた新たな世界が切り開けましたので紹介しましょう。そのとき傷口が10cmと意外に大きく、ガーゼを貼ってしばらく放っておいたんですが、悪化したのか2日経ってもヘンな液体が出つづけ、傷口もドロドロしたまま。薬局で傷を乾かすスプレーを買って試したんですが、いっこうに良くならず傷口のジュクジュクは進行、痛みも倍増。で、あまりの痛さに5日後すり傷ごときで病院へ直行したんですが、そこで外科医に「今は傷口を乾かさずに、ジュクジュクのまま治すんだよ」と言われました。で、黄色の半透明のテープを傷口に貼られたんですが、実は傷口のドロドロした体液に傷を早く治す成分があり、そのテープは傷口の湿潤環境を保持する「新バンドエイド」なんだそうです。それまで傷は乾かして治すのが常識だったので、にわかには信じられなかったんですが、1週間後テープをはずすと、なんと「かさぶた」もできずにほぼ元のきれいな皮膚に戻ってました!衝撃です!いや〜、医学の進歩はすごい。ちなみにこのテープ、ジョンソン&ジョンソンから同じようなバンドエイドが市販されますんで(右写真)、また機会があればお試し下さい。『傷はジュクジュクで治す!』です。みなさんも覚えてくださいね。

 

◆ステキな大人たち(2005.5.30)

先週土曜日、玉造でメンバー数人と飲んでいたんですが、けっこうな量を飲んだので終わりの方がよく思い出せないんですよ。なんか5分くらいみんなに話してたなぁ…ってのは覚えてるんですが、翌日練習に行ってそのときの詳細を聞いたら、実はみんなは私から20分くらい説教をくらっていたんだそうで…。か、かわいそうに…。ほんまいい大人がこんなことばかりしてちゃダメなんですけどね。で、練習の後にRBデ○ジャ○スのみなさんと飲みに行ってその話をしたらですね、意外と酒の席で同じように悪さしてる人がけっこういるんですよ。30分間説教したくせに全く覚えてなかったり、ビールに日本酒や焼酎を混ぜて飲んだり、1本背負いで投げて障子を破ったり、旅行先でメンバーを部屋から閉め出して酔いつぶれていたり、他にもここではとても書けないような悪さを若い頃はたくさんしていたそうです。ほんま「悪い大人列伝」というか、「ダメな大人の見本市」みたいな会合でかなり楽しかったですよ。私個人的には多少だらしないところがある大人の方が人間味があって魅力的だと思うんですがね。まぁ、私が書いてもなんの説得力もないですが…。

 

これでもくらえ〜(2005.6.1)

私は印刷屋で編集の仕事をしているのですが、ちょっと前に「2週間くらい土日も出勤しないと間に合わない」というデカイ仕事が入ってきて、最近はずっと待機しています。ところが全く原稿が入ってこないんですね。夜9時まで残業する日が続いたと思えば、ほとんど原稿が入らず5時に帰ったりする日もあって、ほんま中途半端な状況です。きっとこのままのペースでは土日出勤どころか1週間徹夜で作業しないと間に合わないですよ。どうするつもりなのかなぁ…。で、右の写真はなんじゃ?と思うかもしれませんが、先日練習後に立ち寄ったコンビニで発見しました。『ゴルゴ13』フィギュア・コレクション。右のシーンはけっこう有名ですよね。デューク東郷はスナイパーなのに白のブリーフなのか…。どうせならフンドシにすればよかったのに…。ま、たぶん明日もヒマなんで社長の机にでも置いておきましょう。それともキリ番「55555」とった人にプレゼントしようかな。もしも運悪く「55555」を踏んじゃった人はぜひとも連絡下さいね。

 

◆トミタ(2005.6.4)

最近仕事で小説同好会の短編集を作ったりしています。いわゆる同人誌というやつですね。ところがこの小説同好会、定年後のおじいちゃんおばあちゃんが集まっている会なので、小説の内容も40〜50代の中年が主人公で、嫁に逃げられた話や中年の不倫話など、まぁ辛気くさ〜い話が多いんですね。逆に今時の小説にはない雰囲気で面白いですよ。そんな中でも私が気に入っている連載モノありまして、それがトミタ・シリーズ。荒くれ者の集まる解体屋、その社員から人望厚く面倒見のいいトミタという50代の独身男が主人公で、嫁に逃げられる友人、暴力亭主から逃げてくる母子、駆け落ちする社員、借金女にだまされる同僚など、クセのある登場人物と繰り広げるドタバタ人情劇です。『自分ではこれが最高と思ったのに、いざとなったらそうでもなかったりする。ええかげんなとこで妥協したはずが最高だったりする。仕事でもなんでもそうだ』そんなトミタ節というのが小説中にあって、それが私のお気に入りですね。で、営業が原稿をもらいにいった時、作者が「次は別れさせるかくっつけるか迷っとるねん…」と言っていたそうで、トミタファンとしてはまた次回作が楽しみです。ほんまオッチャン、長生きしてええもん書けよ…。

 

◆疲れた〜(2005.6.6)

いや〜、ほんまね、このごろ忙しいです。ごっつ疲れた…。先週末からデカイ仕事がぼこぼこ入ってきまして、残業やし休日出勤やし、覚悟はしてましたが三十路のボーダーライン越えかけている体にはさすがにキツくなってきました。しかも昨日、友だちの家で調子に乗って深酒してしまいまして…。今日は早く帰ろうと思ったんですが仕事が終わらず、ほんま今回はマジでキツかったです…。で、帰ってきてご飯かき込んでたら、コメ粒が気管に入ってしまって…。さっきからずっと鼻かんでるんですが、出てこないんですよね、コメ粒。これってどうなるのかな?ちゃんと探した方がいいのかな?3日後ふとした瞬間とかに出てこられても困るんですけどね。まぁ、なんかどうでもええか…。

 

◆果たし状(2005.6.11)

このところ朝8時から夜の8時〜9時までキーボードぶったたく日々が続きまして、さすがに疲れました。座りすぎておケツも4つに割れたんちゃうかっていうくらい痛いです。そもそも3週間かかる仕事を1週間でやれってのがムチャなんですよ。この土日も待機して、仕事が入り次第出社するという段取りです。久々にきっつい仕事ですね。ところで先週、会社のボーリング大会がありました。しかもわたくし、またも第1位に輝き、「第一回○○印刷ボーリング大会優勝」というトロフィーをもらいました。写真はお約束、勝利のカブリモノです。スコアも最高で163やったので、まぁまぁな成績でしたね。社長も専務も強敵でしたが、やはりホームグラウンドの平野区ラウンドワンでは私は強いのかもしれません。きっとこの前のはアウェーでやったから負けたんやな…。アッフェの若手メンバー、再度ラウンドワンで勝負や!

 

◆こころが雨の日は(2005.6.13)

昨日の練習で、2週間ほど見かけなかったメンバーAが久しぶりに顔を出しました。で、理由を聞くと「ちょっとこころが雨の日」だったんだそうで。なるほどなぁ、うまいこと言うモンです。確かに何もする気になれなかったり、なんとな〜くゆううつな気分になったりということはありますよね。私も若い頃は、3日くらい部屋に閉じこもって何するわけでもなく過ごしたり、たまに遊びに行ってバカ騒ぎをしては、その後のむなしさも大きくなって「自分はどうしてこんなにも気分が浮き沈みするんやろう」なんて悩んじゃったりした時代もありましたけどね〜。なんか今ではそんなセンシティブなハートもなくなってしまったなぁ…。きっと1分ごとに気分が上下左右に揺れまくって、もう落ち込んでるのかなんなのかわからんようになってるんでしょうね。まぁ、どうせ人間なんて気分の浮き沈みを繰り返すモンですから、こころにしとしと雨が降るそんな日は、無理して外に出ずただ雨音に耳を傾けて一休みするのもいいかもしれませんよ。

 

◆思い出を持ってこい(2005.6.15)

少し前にHPに載せる写真はないかとアルバムをパラパラめくっていて思い出したのですが、うちのチームには写真好きのマッスルA子がいまして、アッフェ創立以来さまざまな写真を撮り続けているんですね。初めて全国大会に出場した時、山口や徳島に遠征に行った時、バーベキューをした時など彼女のカメラには今までのアッフェの歴史が刻み込まれているわけです。ところがですね、話によるとマッスルA子の家にはみんなに見せていない写真がけっこうたくさんあるんだそうです。でも「ファイルに整理するのも持ってくるのもめんどくさいから…」とかいう理由で、その大量の写真はA子の自宅で3年ほど眠っているのです。しかもいまだ現像せずに残っているフィルムが山のようにあるんだとか。そ、そんなもん家に置いててどうするんだ…。きっとそのフィルムにはメンバーの知られざる歴史がつまっているに違いありません。A子、現像代くらいは私が出すからフィルム持ってきてチョウダイ。そしてメンバーのみなさま、A子にフィルムを持ってくるようプッシュしてチョウダイ。近いうち思い出の写真を肴に、みんなで飲んでみたいですね。

 

◆夜の交流戦(2005.6.18)

昨日は同じ関西連盟に所属するター○ルズのみなさんと難波へ飲みに行きました。しかも今回はター○ルズのみなさんから「アッフェさん飲みに行きましょう」と誘ってくれたんですね。なんともありがたい話です。私個人的には時々他のチームの飲み会に出没してるんですけど、っていうか無理矢理お願いして入り込んでるワケなんですけども、チーム全体でお誘いを受けたのは初めてでけっこううれしかったです。そんなわけでアッフェの血統書付き正統派メンバー2人にひっついて、夜の交流戦へと出かけました。そしたらですね、私が以前からお話したかったター○ルズのUさんも来ていたんですね。実は普段からガッツあふれるプレーで魅せてくれるUさんは、うちのチームでも注目度No.1でした。で、Uさんと話をしているとほんま気さくな人で、めちゃくちゃ楽しかったです。他にもオモロイ人ばかりでター○ルズさんのイメージがちょっと変わりましたね。神戸ルートのマル秘会合の詳細もゲットできましたし、これからはどんどんぶつかり稽古で交流を深めなければと、夜空に輝く星に誓った難波の夜でした…。

 

◆どこ刺すねん(2005.6.20)

先週の土曜日、寝てる時に蚊に刺されました。まぁ別にお互い生き物なので刺されるのも自然の摂理で仕方ないと思いますし、かゆいのもちょっとガマンすれば済む話なんですが、今回刺された場所がなんと指と指の間!これはかゆい!ものごっっっつかゆいです!ほんまここはあかんやろ!ああいう予想外の場所を刺されたらメチャクチャ腹立ちますよね〜。いくら刺すにしても場所っちゅうもんがあるでしょうに。いつも思うんですが、指の関節、まぶた、耳たぶ、足の指、足の裏、くちびるなど微妙な場所を刺されたら普通の場所よりも3倍くらいかゆくないですか?痛がゆいというかヘンに腫れたりして、かゆみも長引きますしね。なんかね、蚊と人は刺しつ刺されつ共存していくモンだと思ってたのに、ああいうオキテ破りな場所を刺されると裏切られたような気持ちになってほんま頭に来ます。まぁ、言ってわからんヤツには力でわからせるのみ。今夜はアー○ノーマット1〜3号機による完全包囲網で反撃や…、覚悟しとれよ…。

 

◆子どもがいる風景(2005.6.22)

この前の日曜日は神戸でリーグ戦がありました。で、その日の相手チームにはママさんプレーヤーがいて、お子さんの4〜5歳の兄妹がいつも一緒に来ています。以前、彼らとちょっと話したことがあるんですが、ほんまに素直でいい子たちでしたよ。その日も試合中「どうしてるんやろう」とふと気になって見てみると、彼らはいつもアッフェの応援に来てくれているS家のパパさんママさんと遊んでいたんですね。で、お母さんが外野にものすごい打球をかっ飛ばしているというのに、ネット裏では彼らとS家のほのぼのとしたファミリー寸劇が繰り広げられていました。今の時代、隣同士でも人間関係が希薄なって、子どもが近所のおばちゃんと遊ぶということも、大人が地域の子どもの面倒を見るということも少なくなったように思います。そんな中で、お母さんが試合に出ている時は、自然と周りにいる誰かが子どもをみているという風景に、うまく言えませんがちょっとあたたかいモノを感じました。ほんま子どもがいても野球しようという気持ちや、また野球が出来るという環境って大切ですよね。うちにも育児休暇中のママさんプレーヤーがいるんですが、試合で子どもがいるという風景があたり前になればいいですなぁ…。

 

◆忘れてた…(2005.6.25)

この前、ちょっと時間があったので部屋の中を大々的に整理しました。ところが私はかなりベーシックなO型なので性格もかなりおおざっぱなため、そうじといっても片づくのではなく基本的に物が右から左へ移動するだけなんですね。で、小一時間ほど片づけをして、ちょっと床の面積が広くなった頃、私はある恐ろしいことに気がついたのです。あれ?この本は…?あれ?このCDは…?あれ?この傘は…?なぜか見覚えのないアイテムがガラクタの古い地層からぞくぞくと出土!そしておそるおそる記憶の糸をたどってみると……そうでしたね、メンバーや友だちから借りたままになってるやつですね。いや〜、ほんますんません。一応、借りた物はすぐ返す傾向にあるんですが、返さなければと思いつつ「毎週会っているのでいつでも返せるか」と思っていたらついつい油断して我が家で数年の時を経ていたというワケです。でも本人たちも「返せ」と言ってこないので、きっと忘れ去っているんでしょうね。こうなったら今年の夏は各メンバーの家に遊びに行って、何気なく元の本棚にこっそり返しておこうかな…。

 

◆青空の断髪式(2005.6.27)

うちのチームには犬の美容師“トリマー”の専門学校生Nがいます。で、「人の髪も切れますよ」っちゅうことなので、モノは試しと「じゃあ、私の頭、ソフトモヒカンにして」と言ってみたらあっさり交渉成立。さっそく日曜日に切ることになったんですが、適当な場所がなかったので練習後グラウンドの横で切ることにしました。戦後直後の青空理髪店みたいですね。ところが、なるべく人気のない場所を選んで切り始めたんですが、だんだん人の往来が激しくなってきて、通りがかった子どもには「お母さん、あれ何?」と指をさされ、その親には「シィッ!(見ちゃだめよ!)」みたいなことも言われて、かなり恥ずかしかったです。青空の下の散髪で、なかなか気持ちがよかったんですけどね〜。で、切り進むうちに「社会人としてソフトモヒカンはマズかろう?」ってことになり、さわやか路線に変更したのはいいんですが、それが悪かったのかNが「なんか…芸術的になってきた」と言いだし、最後には「ひらたく言えば失敗?」と笑いながら逃げるように帰っていきました。まぁ、どんなふうになったかはご想像にお任せします。私はけっこう気に入ってるんですけどね、会社でも好評でしたし。メンバーのみんなは日曜日会うのを楽しみに…。

 

◆あなたはどっち?(2005.6.29)

最近会社ではがっかりすることばっかりでした。不況が続く中、なんとか会社を盛り上げようと現場は自分のケツたたいてがんばってるんですが、一部のオッチャンたちはそれに反比例する態度なんですね。課題は山積みなのに「忙しい」「わからない」「別にやらんでもええやろ」と言ってほったらかし。みんなで頑張ろうって時にそんな態度だったんで、ブチ切れ大ケンカの連発でした。以前テレビで石田純一が言ってましたが、人間には2つのタイプがいて、やるべき時に『出来ない理由を探してやらない人』と『出来る方法を探してやろうとする人』なんだそうです。人生にはやらんとあかん瞬間というのがいくつかあると思うんですよ。そのやらんとあかん時に、出来ない理由ばかり探して何も動かない、何も変わろうとしない大人たちを見て絶望に近いモノを感じちゃいました。でもそんな時、チームでちょっと救われることがありまして…。いつもグラウンドを取りにいってるメンバーが大変そうだったので「みんなでできることはみんなでやろう」と声をかけたところ、翌週、若手Aが「グラウンド探してみるわ。やっぱ自分もやらんとな」と言ってくれました。なんかね、会社でいろいろあった時だったんで、めっちゃうれしかったです…。

 

◆雑貨屋(2005.7.2)

昨年の誕生日、私はメンバーのマッスルA子からアロマグッズをもらいました。なので、そろそろマッスルA子に誕生日のお返しをしようと思うんですが、以前、プレゼントに鉄アレイをあげた時は「持って帰るの重いんじゃ!」と半ギレだったので、さすがに今回はちゃんとしたものをあげようと、後輩や友だちにどんなものがいいのか聞いてみました。するとみんな「かわいい雑貨」と言うんですね。かわいい雑貨ですか…。私のこれまでの人生であまり接触のなかった分野だったのでかなり戸惑ったんですが、会社の帰りに友人オススメの「フランフラン」という雑貨屋に寄ってみました。ところが…。きらびやかな店内、オシャレな空気、そしてキュートな客層。半ジャージ姿で、ちょっとオモロイ髪型で、しかもバッセン帰りでスウェット&オイリーな感じだった私は、その場違いな雰囲気に耐えきれずわずかな滞在であえなく退散。あ〜あ、苦手やなぁ、ああいう店…。きっとオッサンキャラが入れないように結界がはられているんですよ。今度は行くときは、友だちに付き添ってもらうか、結界を解く術を身につけてからにしよう…。

 

◆羨望のまなざし(2005.7.4)

先日、とある駅前のバッティングセンターに行ってきたんですが、そこのバットはかなり重たいんですね。でも私はたまに行って慣れてるので、そのバットでミート中心にポカスカ打ってたんですが、その時、隣のケージに入っていた小中学生たちから「すご〜い!すご〜い!」「ナイスバッティング!」と賞賛を浴びました。そりゃまぁ、君たちに比べたらまだ振れるだろうさ、と思いながらもめったにない声援を浴びて「えへっ♡」となった私は、そこからミートをやめてフルスイング連発で大人のスゴさを見せつけてやりました。ところが調子に乗って力いっぱい振ったため、手首をクキッとひねってしまったんですね。これがまた痛い痛い!「イタタタタタ、アホなことしてしもた!」…と、振り向いて隣のケージの方へ目を向けると、なんと先ほどまで羨望のまなざしを私に向けていたはずの少年少女たちはとっくにケージから出て、横にあるストラックアウトで遊んでいたんですね。おまえら、さっきの声援はなんやったんじゃ!もう興味なしか!なんか無邪気な子どもたちに、ピュアな大人のハートをもてあそばれちゃった感じ。ホンマちょっと…傷ついたぜ…。

 

◆僕たちは迷いながら(2005.7.6)

先日、うちの甥っ子たちが遊びに来ていたんですが、小学1年生になる上の子が覚えた字を一生懸命紙に書いていました。えらいなぁと感心して見ていたんですが、その甥っ子の落書きの中に驚くべきものを発見!『そのさきになにがあるのだろう ぼくたちはまよいながら』この一文、小学1年生の子が書いたんですよ。他の文字は「山」とか「うんち」とかだったんですが、そこだけミステリーな文章になってるんです。で、「どういう意味なん?」と何度も甥っ子に聞いたんですが、黙ったままで教えてくれません。おいおい、その先に何があるんや?迷いながらどこへ行くんや?頼むから教えてくれ!!そう言えば、子どもって不思議な力をもっていることがありますよね。これはひょっとして何かの警鐘なのか?と、甥っ子たちが帰った後も家族で3日ほどあれこれ考えたんですが、心配になってネットでその言葉を調べたところ、今日その真相が判明しました。実はこれ、ある歌の歌詞なんですよ。そう、甥っ子たちの大好きなアニメ「ガンダムSEED DESTINY」の主題歌『僕たちの行方』の一節。マネして書いてただけだったんです。いや〜、ほんま何事かとドキドキしましたけどね。なんか最近子どもに振り回されてばっかりだな…。

 

◆ビョンホンとオカン(2005.7.9)

最近うちのオカンは韓流にハマッてます。去年の暮れに私が「韓流ドラマはおもしろい」と、オカンに話したのがきっかけで、最近はレンタル屋で韓流ドラマを借りまくってます。中でもお気に入りが、イ・ビョンホン。「美しき日々」でビョンホンはオカンのハートをズキューーーン♡と射抜いたワケです。それ以来、ビョンホンが出ている映画、ドラマを借りまくっては毎日のように見ています。ここ最近は「美しき日々」のサントラにもハマり、借りに行ったレンタル屋でそれがなかったら、私に「サントラ持ってそうな友だちに連絡とって借りてきて!」とメチャクチャ言い出す始末。もう孫もいるのに、アンタは恋する女子高生かっ!っちゅう感じです。先日なんかはビョンホンの特集をしていたフリーペーパーを2部ももらってきて「アンタも見なさい!」と押しつけられ、「いや、私は別に…」と断ると「せやったら、友だちに見せて広めなさい」みたいなことも言われまして、もう恋に暴走するオバチャンは止められませんね。いつまでオカンのビョンホンブームが続くのかはわかりませんが、そのうち「韓国に行く!」と言い出しそうな勢いでコワイです…。

 

◆金曜の夜は(2005.7.11)

先週金曜の夜、会社のみんなでビアガーデンに行ってきました。3500円でバイキング飲み放題・食い放題、120分一本勝負ってヤツですね。ところが、狭い会場で私はポジショニングを間違えて一番奥に座ってしまい、自由に席を立てない状況になってしまったんですね。結局、飲み放題なのにビール2〜3杯しか飲めませんでした。で、酔うに酔えないままタイムアップとなったんですが、まだ2次会があるからと期待していたら、なんとそのまま9時に解散!社長も課長もクモの子を散らすようにバラバラと去っていき、若手社員数人だけが取り残されてしまいました。金曜日の夜にそんな健康的な行動をとるなんて信じられません。ほんま9時に解散て中学生ですやンか…。不完全燃焼な私たちは、別の友だちと飲みに行こうとしている先輩をムリヤリ捕まえて、「そのお友だちも連れて一緒にカラオケ行きましょう!」と全く知らない人をカラオケ屋まで強引に連行。終電まで飲んで歌って(オゴらせて)サイコーに不健康な夜を過ごしました。やっぱこれですよ。金曜の夜はこれくらいやらんといかんです。これからも信念をもって不健康ゾーンへたくさんの人をいざなっていくぞ。

 

◆その時、歴史は動いた(2005.7.13)

ここ最近、昔のツレとつるんでよく飲みに行ってるんですが、彼女はかなり破天荒な人間で「今からカラオケに行こう」と夜の11時に連絡があったり、「近くにいるから会社抜け出しておいで」と勤務中にメールしてきたり、試合だと言ってるのに「ゲーセンに行こう」と誘ってきたり、とにかくもうムチャクチャな人間なんですね。学生時代は授業をサボるのに付き合わされたあげく、先生にバレて反省文を書かされたこともありました。こんな傍若無人なキサマに我慢強く付き合えるのは世界広しといえど私くらいだ!と思うんですが、実は彼女、私が野球を始めるきっかけとなった人なんです。10年前、愛しの柔道を辞めようかと悩んでいたときに彼女に相談したんですが、親身になるどころか「この根性なしがっ!」とヤキを入れられ、「あぁもう根性なしでいいや…」と開き直った私は、柔道を捨ててその後野球の道へと進んでいったワケなのです。もしあの一言がなかったらたぶん柔道を続けていたと思うので、私にしてみたらまさに歴史が動いたその瞬間でしたね。そんなこんなで彼女に感謝はしているんですが、とりあえず夜の10時に呼び出すのだけはカンベンしてほしいですな…。

 

◆今年も行くのね?(2005.7.16)

3日前「あんた、今年も全国大会行くのね?」と母親に言われました。全国大会出場は5月に決まっていたのですが、わたくし家庭に野球を持ち込まない主義なので、家では野球のことをまったく話さないんですね。なので家族はいつ試合があるのか、まるでわかりません。それなのになぜうちのオカンが全国大会のことを知り得たのかというと、3日前に届いた「ある物」が関係していたのです。そう、そのある物とはカブリモノ。毎年全国大会に行くたびにかぶってるんですよね。今年のはネットで探し回ってやっと見つけた物だったので、うれしくて開封したまま部屋の中に置いていたんですが、それを見たオカンが「あの子があんな物を買い出したということは、今年もまた全国大会に行くんやわ」と思って、私に確認してきたというわけです。オカンの中で「カブリモノ=全国大会」という図式があるんやな〜と妙に感心しましたが、他の人からも「今年は何をかぶるんだ?」と聞かれたりするので、ちょっとした風物詩になってるのかもしれませんね。っちゅ〜か、毎年全国大会前は本業の野球よりも、こういうネタを仕込むのに無駄な金と労力を使い果たしているような気もしますがね…。いかん、いかん、今年は野球も頑張るど!

 

◆名前を呼んで(2005.7.18)

先日、また甥っ子たちが遊びに来ていたんですが、彼らは歳が1つ違いで背格好もよく似ています。さらに名前が「リキ」「レイ」と同じ雰囲気なので、うちの両親はよく2人の名前を呼び間違えるんですね。ところが、たまに私も「リキ!」と間違えて甥っ子の名前で呼ばれたりします。「なんでやねん。私と甥っ子とどこがかぶってるんや」と思うのですが、親にしてみたら孫も子どもも同じようなモノなんでしょうね。そんな話をしていた時に、メンバーMが「私も小学生の頃、先生のことを間違えて『お母さん』て呼んだわ」と言ってました。なるほど、私もそんなことがあったように思います。たぶん雰囲気が似てるというよりも、その人の中で同じカテゴリーに入っていたら間違えちゃうんでしょうね。そういえば、メンバーJは同じくメンバーのメグサンから間違えて「ベル!」と飼い犬の名前で呼ばれてました。きっとメグサンにとってJはペットと同じカテゴリーに入っているのでしょうね。そう思えば、私はJにくらべたらまだ同じ「人間」のカテゴリーなので全然マシですな…。

 

◆壊れたパソコン(2005.7.20)

今日お昼休みにいきなり会社のパソコンがぶっ壊れました。幸い、分解してハードディスクからデータだけ取り出せたんで、まだなんとか助かりました。でも、印刷屋が使う特殊なデータが多いので、パソコンを元の環境に戻すまで2〜3日くらいかかるんですよ。せっかく1年半かけてやっと私好みのパソコン環境に育て上げたというのにねぇ…。なんか、苦労して手塩にかけて育てた愛娘に家出されたお父さんのような気持ちです。ほんまあまりのショックに、夜のうちに小人さんたちがパソコン直してくれて、朝会社に行ったら元に戻ってるなんてことはないだろうかと、メルヘンの世界に現実逃避していました。でもまぁ、故障したもんはしょうがないんで、また前向きにコツコツやり直していくしかないですな。いつだって激しく壊れたモノはなかなか元には戻りませんが、時にその人次第で前のモノ以上になることもありますよね。物でも人間関係でもですが。ともかく次は前の以上に私好みのパソコンにしてやろうと思います。そして小人さんは最後の切り札にとっておこう…。

 

◆絵文字(2005.7.23)

先日、久しぶりに神戸のチームの電気屋ジョーからメールがありました。ところが「元気ですか(^o^)/」と来たので「元気やで」と返したら、それでメールのやり取りは終了。ん?これで終わり?なんか用事があったのでは?と思いながらも、まぁいいかとそのままにしておきました。で、そのあと友だちと話をしていた時に「あんたのメールは絵文字が少ないから冷たく感じる」と言われました。確かに私は絵文字にウトいのでほとんど使わないんですよ。なので、若いメンバーとメールをすると戸惑うことも多く、以前は「了解です☆」と返ってきたメールの「☆」の意味がわからなくて、「☆ってなんじゃ!」とパニパニすることもありました。でも確かに絵文字が入った方が、受け手側には好印象なんですよね。そう思えばジョーには絵文字ナシのそっけないメールを返してしまったので、そのせいで相談事があったのに言いづらくなってしまったのでは!…と心配になって後日ジョーにメールしたら、「実はあの後、速攻寝てしまってそのままに…(笑)」という事でした。なんじゃい、たいした用事じゃなかったのか。心配してソンしたわい。でもこれから若い子とメールする時は、極力絵文字を使おうかと思った一件でした。

 

◆ダマされた?(2005.7.25)

昨日は神戸でリーグ戦がありました。で、試合が終わったらみんなでグラウンド整備をするんですが、この時のトンボ争奪戦もなかなか壮絶ですよね。昔は部活で「トンボかけは奪ってでもやれ」と教えられたモンですが、私はトロいのでいつも他の人にトンボを奪われてしまいます。ところが昨日は運良く木製のトンボをゲットして、それでマウンドを整備していたら、同じ大阪のチームのHさんが近づいてきて「あ、そのトンボ、トゲが出てるから危ないで」と教えてくれました。ところが「トゲどこです?」「ほら、ここ」と、2人でトゲを探しているうちにトンボはいつの間にかHさんの手に。そして「あっ」と気づいた時にはHさんは笑いながらそのトンボで整備を始めてました。う〜む、ほんまはトゲなんてなかったんですね…。結局うまくダマされた私はそのままHさんの好意に甘えてトンボかけを代わってもらいました。で、後で同じ手を使って他の人からトンボを奪取しようとしたんですが全く引っかからず、ダマされやすい自分の性格が浮き彫りに…。そう言えば、駅で新興宗教の勧誘に捕まって観音様がどうとかいう話を延々聞かされたりしてるんで、もう少しシッカリしないとそのうちヘンなツボとか買い集めそうです…。

 

◆ボーナスくれ(2005.7.27)

この時期いつも同じ事を書いてますが、今年もやっぱりボーナス出ません。もう6年以上出てないんですよね。ただでさえ諸待遇がここで公言できないくらい劣悪なのに、その上ボーナス出ないとは社員もブチ切れ寸前。そんな折り、どこかの広報誌が取材にやって来ました。ところがその取材の質問が「会社の良い所は?」「誇りに思うことは?」と前向きなものばかりで、不満爆発寸前の社員にとってはまさに「ケンカ売っとんのか?」っちゅう内容。誰も答えられず気まずい雰囲気の中、最後に「みなさんの『夢』は何ですか?」と、これまた神経を逆なでされる質問でトドメを刺されたとき、最古参の社員がボソッと「私の夢はボーナスの出る会社に転職することです♡」と一言。もちろん記者には聞こえてなかったと思いますが、みんなの気持ちを代弁する一言に拍手喝采。むしろ聞こえてた方が面白かったかもしれませんけどね。社長の見てないところで記者に直訴状を渡せばよかったよ…。ほんま今度の盆休みは短期アルバイトで稼ごうかな…。

 

◆ここでよかった(2005.7.30)

先日、メンバーの知り合いの殿方チームと練習試合をしました。その後に懇親会があったんですが、その席で「チーム作りは大変や」という話題になり、どこでも苦労するモンやなぁと横に座っていた古株のメンバーと昔話で盛り上がりました。彼女は人数が足りない時も、雨の日も風の日も、入部してから7年間ほとんど休むことなく練習に来ています。私もチームもそんな彼女にどれだけ助けられたかわかりません。でもチームに人の出入りがある分だけ、それぞれの立場も役割も居場所さえも微妙に変わっていきます。ただその中でも彼女は毎週変わることなく黙々と練習に来ています。そんな口数少ない彼女の気持ちがわからなくて、心配になってそっと聞いてみたら、「入ったのがアッフェでよかった。アッフェじゃなかったらここまで続いてないよ」と答えてくれました。この言葉でまた1つ救われましたね。チームも私もですよ。みなさんが野球をする上で一番大切なモノはなんですか?私にとっては、彼女のようにチームやみんなのことを大好きでいてくれる連中と、一緒にアホなことしたり、マジでケンカしたり、仲直りしたり、そうやって過ごせる時間がめちゃくちゃ楽しくて、めちゃくちゃ大切なものです。私も、アッフェでよかったです。

 

◆雨に濡れて(2005.8.1)

昨日は神戸の方でオール兵庫さんと練習試合をしてきました。全国大会前に練習場所も提供してもらってほんまにありがたかったです。ところが試合の途中で雨が降ってきて雷も近くで鳴り始めたため、試合は中止になってみんな車の中などに避難してました。でもうちのチームのアホたれ5〜6人が雷ゴロゴロしてるなかでティーバッティングするわ、打撃講座を開催するわで、もうパンツまでビョチョビチョ状態に。それを見て、全国前に風邪ひくわと、うちのカントクとキャップがぶりぶり怒ってましたが、虚弱体質系の私と若手数名はソッコー車の中に避難してずっと柳沢慎吾のモノマネをしていたため、ほとんど雨に濡れずに済みました。ま、雨に濡れたおばかさんたちは風邪をひくがよい、いや、アホは風邪をひかないか…と思いながら帰ったその夜、なんと腹がキュルキュル急降下。私の方が体調を崩してしまいました。たぶん雨後の急激な気温差にデリケートな腹がついていけなかったんでしょう。ほんま神戸まで何しにいったんですかね〜ナサケナイ。ただ一発芸に磨きがかかっただけですな。まぁ、全国大会まであと数日、しっかり体調管理して臨みましょう!

 

◆暑いです…(2005.8.3)

いや〜、ほんま暑いですね。毎年同じことを書いておりますが、我が家にはクーラーがありません。そんなワイルドな生活をかれこれもう30年近く続けています。なので、「暑さには強いでしょ?」とよく聞かれるんですが、実際そんなこともないんですよね。先日は暑さのあまり冷蔵庫に顔を突っ込んでいたら、オカンに「早く閉めなさい!」と怒られました。まぁ、他の人に比べて暑さに慣れているというよりも、暑くてもあきらめられるっちゅう感じですね。そうは言うても暑いもんは暑いですから、今年もカラダ中にコールドスプレーふりかけながら猛暑を乗り切っていこうかと思います。ところで、いよいよ週末から全国大会が始まりますが、みなさんもう準備は出来たでしょうか?年に一度の晴れ舞台、ユニフォームのベルトや帽子は忘れないようにしてくださいね。そして去年はアタクシ、「夜の全国大会」でMVPを獲得するくらい悪さの限りを尽くしてしまったので、今年こそは「昼の全国大会」で暴れ回ろうと思います。それではみなさま、東京の江戸川区でお会いできるのを楽しみにしています!!!

 

◆凱 旋(2005.8.8)

8月6日から始まった全国大会が終わり、さきほど大阪に戻ってきました。結果はびっくり、ベスト8です。ま、取り急ぎご報告ということで。3試合も出来て楽しかったんですが、チビるくらい嬉しくてハシャぎ過ぎたため、3試合目までテンションがもたなかったです。ところが、その試合の翌日、全身が痛くて起きあがれなかったんですよ。なんでこんなにも痛いんやろう、試合でダイビングキャッチしたからやろか…とアレコレ考えていたところ、おっそろしい記憶がよみがえりました。実は負けた日の夜、打ち上げでメンバー数名とカラオケに行ったんですが、そこで泣き上戸のメンバーにスイッチが入ったんですね。それがあまりに面白かったので彼女の足下へ背面ダイブで滑り込み、下からおちょくろうとしたんですが、その時に全身をガツンと強打。むち打ちになるし、ヒジがゴルフボールくらい腫れ上がるし、ほんまヒドイ目にあいました。う〜む、夜の全国大会、今年もMVPですかね…(猛省)。

 

◆感謝!(2005.8.10)

改めまして皆さま全国大会お疲れ様でした。今回はチームとしてもかなり充実した時間を過ごせて、大会運営にあたって下さった関東チームのみなさんには、本当に言葉では言い尽くせないほど感謝しています。またネット裏で応援して下さったメンバーのご家族や関西チームの皆さん、大阪から応援してくれたメンバーにも、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。そして個人的にはもうひとつ感謝したい人たちがいます。それがベンチで見守ってくれたメンバーです。試合中、みんながベンチに戻るたびに冷たいタオルや飲み物を渡してくれて、おかげで気持ちよくプレーが出来ました。しかも、何度ミスをして戻ってきても、何度点を取られて戻ってきても、あたたかく迎えてくれて、笑わせてくれて、盛り上げてくれて、ほんま頼もしかったです。ピンチのたびに「もうアカン」と弱気になるキモチを、ベンチや応援席からの声が何度も勇気づけてくれました。正直あれがなかったらベスト8までこれなかったんちゃうかな。ほんまにありがとう。私は試合でプレーしてる時より、みんなのいるベンチに戻る時や、みんなで円陣組んでる時が一番楽しかったです。それでは最後に、ある映画で往年の名選手が言っていた言葉を感謝を込めて載せておきます。『長い競技生活を振り返っても優勝の瞬間は不思議と思い出せないんだ。いま思い出せるのは、円陣を組んだとき信頼にあふれる目で自分を見つめてくれるチームメイトの顔、ただそれだけだ』

 

◆オロナミンCの牛乳割り(2005.8.13)

全国大会が終わりいまだコーフン冷めやらずですが、実はわたくし、全国大会のちょうど2週間前に右肩を痛めてしまったんです。ヤバイと思って病院に行ったら、「肩の筋肉と骨をつなぐ腱の部分を痛めている」との診断。で、腱などの結合組織は「コラーゲン」で出来ているそうなんですが、早く治さねばとSAVASの「コラーゲンパウダー」というサプリメントを買いました。ところが、粉のプロテインなどを飲んだことがある筋肉愛好者にはわかると思いますが、粉のサプリメントって飲みにくいんですよ。水や牛乳にも混ざりにくいですし、しかも美味しいモノではありません。そんな時、若手メンバーのTが「オロナミンCに牛乳入れて飲んだらクリーミーで美味い」という話をしていたんですね。そこでハッ!とひらめきました。その「牛乳割りオロナミンC」にコラーゲンパウダーを入れたらええのでは!と思ったのです。タンパク質や吸収を促進するビタミンCも同時に摂取できるので、これはかなり合理的。で、実際試してみたら、けっこうイケル!味も美味いし、炭酸で粉が混ざりやすくなったし、かなり飲みやすくなりました。禁断の技に近いモンがありますが、みなさんも機会があれば一度お試し下さいませ(お好みに合わせて調合してください)

 

◆駒大苫小牧高校(2005.8.15)

みなさん、お盆休みを満喫中でしょうか。アホなことに私は14日に4時間もグラウンドを取ってしまい、全国大会(夜の部)でボロボロになった体を休めるヒマもなく野球につぎ込むことになってしまいました。ところがそのグラウンド、私たちが使う前に、なんと昨年の甲子園優勝校で、今年の南北海道代表の駒大苫小牧高校が練習してたんですよ!いや、ほんま驚きました。で、1時間ほど守備の練習を見ていたんですが、やっぱり上手いですね。アクロバティックに上手いというのではないんですが、もうハンパじゃなく鍛え込んでるなという印象でした。それよりも驚いたのが彼らの礼儀正しさ。私たちはグラウンドの横で冷麺やからあげくんを食べながら「あっ!男前発見!」という感じで見てたんですが、こんなだらしない吉本系レディース・チームに対しても彼らは「ちわっ!!」と元気よく挨拶してくれまして、とても好印象を受けました。やっぱり甲子園で優勝するチームは礼儀も超一流ということなんでしょう。これも何かの縁、今年は駒大苫小牧高校を応援しようかと思います。決勝で駒大苫小牧vs大阪桐蔭なんて見れたらいいですね。

 

◆クールビズ?(2005.8.17)

毎年思うんですが、この時期に野球するとほんまに倒れそうになります。しかもわたくし、キャッチャーをしておりますので、あの猛暑の中でプロテクターやレガースなどの防具をつけてプレーすると、もうシャレにならんくらい暑いのです!実は全国大会でも、気温35度の中、防具をフル装備のまま2時間も試合をしたため軽く熱中症になってしまいました。そこで提案、キャッチャーもクールビズだ!…っちゅうことでね、とりあえずプロテクターをメッシュにしてみました(右写真)。通気性抜群!しかもクッション部分に冷却剤入り!この夏を快適に乗り切るクールビズ・プロテクター、ご奉仕価格で15000円(税込)、今ならもれなく「熱さまシート」付いてます……ってな感じでどうですかね〜?地球温暖化防止には何の役にも立たないですが、私はけっこうマジですよ。SSKあたりにアイデア売りつけたろう。ちなみに写真は特殊加工なので、ほんまに穴あけたんじゃないですよ〜。

 

◆カルチャーショック(2005.8.20)

日曜日に大学時代のツレから「泊まりに来い」と連絡があって遊びに行ってきました。どうせ家にいても暑いし、ツレの家でクーラーガンガンに入れて快適に過ごそうと期待していったんですが…。部屋に行ったら扇風機がまわっているだけなんですよ。なんでクーラーつけんのや!と聞くと「一般家庭では暑い時しかクーラーは入れないし、寝る時もタイマーをかけるので付けっぱなしではない」と言い張るんですね。我が家にはクーラーがないのでわからないのですが、ほんまにそうなんですか?クーラーのある家は一日中つけてると思ってたので、ほんまにカルチャーショックです。結局私がゴネたのでクーラーを入れてくれたのですが、設定気温はやや高め。ヤツもクールビズか…と思いながら、ダラダラ飲んで話をしていると急にツレが返事をしなくなったんですね。あれ?と思って見ると彼女はガーガー寝ていて、結局そのまま3時間くらい放置されてしまいました。ちょっと悲しかったですが、これ幸いと寝ているヤツからクーラーのリモコンを奪い取り、気温を南極レベルに設定して凍える夜を越冬してやりました。でも朝起きたらツレが鼻をズルズルやってたので、さすがにちょっと気の毒だったかな…。

 

◆迷彩ファイトッ!(2005.8.22)

昨日は大阪城公園で練習したのですが、その後にメンバーのS家で全国大会のDVDを見て反省会をする予定だったので、練習後にS家のパパさんがステップワゴンでみんなを迎えに来てくれました。ところがS家に向かう道中、交差点で信号待ちをしている時に向かいの道で奇抜な格好をした若者たちを見つけました。たぶん高校生くらいだと思うんですが、迷彩柄のパンクバンド系の格好をした女の子たちです。で、最近の若い子はなんちゅう格好をするんや、という会話になって「通りすがりに何か言うてやったら?」と若手連中に言ってみたら「怖いからムリ〜」と弱気な発言。ところがその迷彩服の子たちの前を通り過ぎる瞬間、いきなりうちの若手Aが「迷彩ファイトッ!」と叫び、さらにメンバーJはあろうことか開けた窓から「迷彩ファイッ!」と絶叫!おいおい!まさかほんまに言うとは。それよりもどういう意味なんや『迷彩ファイト』???私はその迷彩服の子たちよりも、うちの若い連中が何考えてるかわからんかったです…。ちなみに全国大会のDVD鑑賞会ではプレーの反省はまったくされず、試合中どれだけ自分たちの言動がウケたかというチェックばかりでした。なんか若手芸人の反省会みたいで悲しかったよ…。

 

◆最高のプレゼント(2005.8.24)

先日、家でダラダラしていると夜8時くらいにピンポ〜ンと玄関のベルが鳴りました。こんな時間に誰やろうと思っていると、うちの甥っ子と義姉が遊びに来たんですね。で、お義姉ちゃんが「あんたたち、ほら、おばあちゃんに渡して」と言っているので、一体なんやろうと見に行くと、甥っ子たちが額に入った小さな絵をふたつ、オカンに渡していました。甥っ子たちがそれぞれ描いたものです。で、よく見ると「おばあちゃん、おめでとう」と書いてあるんですね。あっ!そういえば今日はオカンの誕生日!すっかり忘れてた!「カレンダーにあれだけ書いてたのに、あんたは忘れてたでしょ」とオカンに言われてカレンダーを見ると、確かに『母、誕生日!』と大アピールされてました。でも去年はオカンも私の誕生日を忘れ去ってましたやんか…。ま、ともかく甥っ子たちからのプレゼントにオカンはめちゃくちゃ喜んでました。彼らがおばあちゃんのためだけに描いたその絵は、おばあちゃんにとってはどんな高価な絵よりも価値のあるものだと思います。自分のことを想ってくれるその気持ちが、何よりもうれしいんですよね。ほんま最高のプレゼントです。お義姉ちゃんの粋な計らいで、家族みんながホットでハッピーになれた瞬間でした。お義姉ちゃん、ありがとう。

 

◆600ページ(2005.8.27)

ここのところ、仕事で「自費出版」の本を作っています。この自費出版、最近はちょっとしたブームで、年配の方が昔を振り返って自分の人生を書きつづってたりするんですが、今回私が取り組んでいるのはなんと600ページの超大作。300ページくらいの本なら作ったことがありますが、ほんま600ページってスゴイですよねぇ…。本の厚さは4センチくらいになるんとちゃいますかね…。もう辞書レベルですな。一週間かけて、入力した文字が間違っていないか一字一句をひたすら600ページも読み続けたので、肩はこるし目は痛いしでなかなかたいへんでした。ところで今、梅田のジュンク堂書店3階で「自費出版フェア」というのを8月31日までやっています。うちの会社も出店していて私の編集した短歌集とか見本に置いてるらしいので、今からジュンク堂まで足を運んで目立たないところに隠してこようと思います。まぁ、敬老の日も近いですし、おじいちゃんおばあちゃんにオススメして「我が人生」というのを1冊の本にしてもらうのもええですよ。20社くらい出店してて値段もピンキリなので、興味のある方は見積もってもらってはいかがでしょうかね。なんやったら写真集とかもあるんで、水着で勝負してみます?

 

◆花火!(2005.8.29)

夏の終わりも近づいた先週の土曜日、メンバー数人と某公園で花火をしてきました。外野手は「フライ系」の花火を、内野手は「ゴロ系」の花火を持ってくるようにミッションを出していたので、かなりいろんな花火が集まりました。みんなわざわざ松屋町まで行って厳選してきたらしく、トビウオとかナイアガラとか暴れん棒とか、ワケわからん花火がたくさんあってめちゃくちゃ楽しかったです。で、花火の様子を携帯の動画で撮って、来れなかったメンバーに実況中継で感動を伝えようと思ったんですが、ナイアガラ花火のあまりのスゴさに「スゲー!スゲー!」としか表現できず、翌日それをみんなに見せたら「なんも伝わらん!」と大ブーイングでした。う〜ん、確かに素でリアクションしてしまったので、これは大阪人にあるまじき失態だったか…。そういえば最近あまり人間と話をしてないので、フリートークでもうまく切り返せなくなってきたんですよね。ほんま“開運スイートピー”とか育てて話しかけてる場合ではありませんな。ま、来年の夏までにリアクション磨いてくるので、花火大会リベンジよろしくです。

 

◆カレーせん(2005.8.31)

うちの会社ではけっこう自由にお菓子を食べられるので、みんないろんなお菓子を持ってきては食べています。しかも黄金糖ブームやプリッツブームなどの流行があって、ちょっと前までは「ミスターイトウ」ブームでした。その中でもここ1年ほど、ロングヒットを続けているのが亀田製菓の「カレーせんべい」。これ、めっちゃ美味いですよねぇ。最初は辛いんですけど、それがクセになってやめられないんですよ。しかもこの亀田製菓、「カレーせん」の他にも「ハッピーターン」「柿の種」「ぽたぽた焼き」もつくってるんですよ。どれも地味にロングヒットしてる商品ですよね。みなさんも子どもの頃に食べたかと思います。懐かしさのあまり、この写真を見てコンビニに買いに走る人が3人はいるんじゃないでしょうかね。世の中、なにも新しいモノだけが良いとは限らんですなぁ…。

 

◆玉造の縁(2005.9.3)

先週、チームで花火大会をしたのですが、花火の前にJR玉造(たまつくり)にある飲み屋で軽く宴会をしていきました。この玉造、みんなが集まりやすい場所でもないんですが、なぜかうちのチームの拠点となっています。でも、なぜ「玉造」なのか誰もわかんないんですよね。確か最初は「天満」を拠点にしようと言っていたはずなんですが…。まぁ、ともかく、そんなわけで玉造でよく飲んでいるんですが、その話をオカンにすると「あら!やっぱりアンタはおじいちゃんの血を引いてるわ!」と言うんですね。なんでや?と思って聞いてみると、今から50年ほど前、なんと私のおじいちゃんも玉造を拠点に飲み倒していたそうです。おじいちゃんはもう亡くなってしまったんですが、当時住んでいたのが門真で、勤めていた場所も鶴橋だったんですが、なぜかおじいちゃんは玉造をこよなく愛し、玉造で飲み歩いていたんだそうです。う〜ん、なるほど、そう思うと私を玉造に導いたのはおじいちゃんだったんですね。なんか不思議な縁を感じます。これからは玉造で、おじいちゃんの思い出とともに飲む楽しみができました。I LOVE 玉造!

 

◆エブリディ(2005.9.5)

「涼雨炎燠を銷す(りょうう・えんいくを・しょうす)」と言うことで、まさに涼しい雨が一降りして暑気を消してしまいましたね。涼しいというか、台風も近づいてきて寒いくらいです。さて、夏はビールの美味しい季節ですが、この時期になると「毎日飲んでるんやろ?」とか「ちゃんと休肝日作ってる?」などと聞かれます。でもみなさんのご期待に添えなくて残念ですが、アタクシ毎日飲むということはほとんどありません。どちらかというと週に1回飲むか飲まないかというくらいのペースです。どこぞの酒豪ピッチャーのように毎日フロ上がりに飲み続け、胃炎で半年近く苦しむというようなアホなこともいたしません。そもそも会社から帰ってきて晩酌をしようものなら、疲れているのでソッコー寝てしまうんですよ。家ではかなりマニアックでアブノーマルな趣味を展開してるんですが、お酒を飲んで眠たくなると、そういうことに時間を費やせなくなるんですね。それがイヤなので酒も控えてかなり健康的な生活をしてます。ただ、そうやって普段抑圧されている分、外に飲みに行くとMAXにいろんなモンが出ちゃうんですけどね…。

 

◆台風の名前(2005.9.7)

昨日今日と台風が猛威をふるっていますがみなさん大丈夫でしたか?大阪ではようやく台風一過というところですが、この台風14号、名前をNABI(ナービー)というそうです。アメリカではハリケーンに人の名前をつけていますが、最近ではアジアでも同じ取り組みがはじまり、2000年から台風に「アジア名」をつけることになったんだそうです。アジア太平洋の14カ国で順番で名前を付けるらしいのですが、そのうち「台風ハナコ」とか出てくるんでしょうかね。ところで、アメリカではハリケーンに女性の名前が多く使われていますよね。ジェーンとかカトリーナとか。なんか女性にとってはホンマ失礼な話ですよね〜。で、なぜ女性の名前が付けられるのか調べたところ、気象学者がハリケーンに自分の彼女や奥さんの名前をつけたことから始まったんだそうです。ま、つまりはヨメはんが嵐のように恐ろしいっちゅうことですね。真相がわかったら、なおのこと失礼やっちゅう話です。ただ、30年くらい前からは差別をなくすため男女の名前を交互に使うようになったそうですけどね。それにしても今や「コワイもの」の代名詞も、『地震・雷・火事・ヨメはん』になりつつありますな…。

 

◆星野残留(2005.9.10)

先ほど、1時前ですが、星野前監督が阪神残留を表明しましたね。いや〜、びっくりしました。アタクシ、長年の阪神ファンですが、きっと星野さんは巨人に行くんだろうと覚悟していたんで、ほんまに驚きました。というか、ホッとした。星野さん、マジでかっちょよかったです。会見では「マスコミの報道が事実と全く違う方向へ行っている」ということでしたが、今回は本当にマスコミのいい加減さを思い知らされました。監督契約金10億円、助監督に原を希望、星野氏は監督要請に前向き、阪神元オーナーは譲渡に応じる、来年は星野巨人誕生……これ全部ウソかよ!星野さんは会見で「監督要請の話なんて、こっちには全くなかった」と言ってましたもんね。それにしても、今回は「情報」というものの恐ろしさを感じました。自分自身がこんなにも簡単にコントロールされしまうんやなと。「情報」や「教育」という分野での意図的な操作は、戦争などではよく使われたりするんですが、本来タブーなモノでしょう。でも現状は、意図的であってもそうでないにしても、インターネットなどで一方的に大量の情報が流れてくる時代なんですよね。結局は受け取る側が、自分に都合の良い情報だけでなく多方面からの情報を総合して、正しく判断していくしかないのかもしれません。難儀な世の中でんな。ということで、みなさん、私がここで書いてる情報も鵜呑みにしないで下さいね〜。

 

◆トラに包まれて…(2005.9.12)

先日の金曜日、会社でそろそろ帰ろうと思った時に急に雨が降ってきまして、仕方ないので会社で時間をつぶすことにしました。で、いかにも仕事をしてるフリをしながらインターネットで阪神タイガースのホームページをこそこそ見ていると、虎グッズを売ってるネットショップを発見!中に入ってみると、タイガースのスーツとかネクタイとかジーパンとか、それはもう虎だらけのお店なんですよ。まじサイコーです…。私はチームのユニフォームを縦縞にしようと本気で画策したくらいの虎党。私とこのネットショップは会うべくして会った運命の出会いに違いありません。さらにショップをウロウロしていると、なんとタイガース・パジャマというのも見つけました。しかも2500円くらいなんですよ。これは買わなあかんでしょう!ちゅうことでさっそく買いました(右写真)。土曜の夕方に注文したら翌日の朝には届きまして、今日からトラに包まれて寝ることができます。ありがとう、トラキチネット。ごっつ幸せや…。

 

◆幻のアーティスト(2005.9.14)

久々音楽ネタで埋めましょう。先日、クレイグ・デイヴィッドというアーティストのCDを買いました。TVで流れてた「ALL THE WAY」という曲が気に入って買ったんですが、ごっつええですよ〜。たぶんチャートでも上の方にあるんじゃないでしょうかね。ところで、そのクレイグを聴いてある幻のアーティストを思い出しました。それがJ.QUEST。10年ほど前、さびれたCDショップにあった彼のアルバムを何気なく買ったんですが、これがかなりハイクオリティな楽曲。洗練されたR&Bで、一言でいえば「SWEET!」っちゅう感じですね。気に入ったのでCDを集めようと思ったのですが、このJ.QUEST、もともと本業が音楽プロデューサーだったそうで、他には作品を出していないようなのです。しかも買ったCDは輸入版だったので、日本ではまったく無名で情報もなく八方ふさがり。偶然手にしたCDが、そのまま幻の1枚となってしまいました。でも最初に紹介したクレイグ・デイヴィッドは、ファーストアルバムを800万枚売り上げたオススメの実力派。声もいいし聴き心地もいいし、秋の夜長に聴いてみてはいかがでしょう。ちなみに私は開運スイートピーの「種」に聴かせてます。ま、いわゆる胎教ですな。どんな花が咲くのやら…。

 

◆可能性(2005.9.17)

突然ですが、私は足が遅いんです。自分でも足は速くないとは思っていましたが、ビデオで見るとかなり遅い!『運動会のお父さん』レベルの走りっぷりでショックでした。でももう歳だし、いまから鍛えてもムリやろうと思ったんですが、最後の悪あがきで体育科出身のメンバーNに「SAQトレーニング」を施してもらいました。するとですね、速くなったんですよ!しかもボールに対する反応も抜群に良くなりました。いや〜、変わるモンですね、カラダって。「もう歳だから」と決めつけるとほんま損します。確かに「自分は〜だからダメ」ちゅう決めつけは、それにチャレンジしないことで自分を失敗から守ることはできるんです。でも自分に対する可能性も潰しちゃうんですよね。もったいないですな。で、こういう決めつけって他人に対してもあると思うんですよ。私もケンカしたときなんかは「あいつはしょーもないヤツだから!」なんて勝手に決めつけちゃうんですが、「あいつは〜だから」と決めつけることで、それ以上深く関わることをやめて自分が傷つかないようにしてるんです。何かの記事で読んだんですが、これも一種の防衛心理なんだそうですよ。でも、これまた決めつけることで相手の可能性を無視してるわけですよね。自分に対しても他人に対しても決めつけちゃうと楽なんですが、そうすることでいろんな可能性も潰してるんやろうなと思った今日この頃でゴザイマス…。

 

◆聖 域(2005.9.19)

先週、メンバーS家のご親戚が通天閣地下の劇場で「2005年演歌ショー」というのに出演するというので見学に行ってきました。S家Tちゃんの伯母さんは、なんとあの吉本興業所属の「藤かほり」という歌手なんですよ。演歌を中心に日本舞踊、芝居となんでもこなす本格派の芸人さんで、見に行った舞台でも楽しませてもらいました。う〜む、うちのチームの「かほり」を弟子入りさせて、滞納してる部費を稼がせようかな…。ところでこの劇場、客層が60〜80代のおじいちゃんおばあちゃんばかりで、私とメンバー数人は浮きまくり。でもよくよく周りを見ると、80歳くらいのおじいちゃんが一番前でペンライトを振ってたりするんですよ。他にも70歳くらいのきれいな着物を着たおばあちゃんが、ごひいきの男性歌手が歌っている時、一生懸命手拍子をしながら至福の表情で見つめているんです。最初はパイプイスを並べただけの場末な劇場という感じで寂しい雰囲気がしたんですが、いやいや、どうしてどうして。ここはおじいちゃんおばあちゃんの聖域なんですね。こんな若造がXジャパンなノリで騒がずにいて正解でしたよ。大阪の下町に息づく大衆芸能とその観客たちにマジでフォーエバー・ラブ。心打たれた一日でした。

 

◆証 明(2005.9.21)

先日11日に選挙に行った時のことです。受付を済ませようとしたら、受付の人が私と選挙名簿をちらちら見てるんですね。で、「なんやろう?」と思っていたら、その人に「ご本人ですか?」と確認されてしまいました。ど、どういう意味やねんと思ったんですが、「ご本人です♥」と返事して投票してきました。試合の前に寄ったのでジャージ姿のまま行ったんですが、それで男と間違えられたんでしょうかね。ところが10月にまた市長選挙があるんですよ。なんだかな〜。今度間違えられたらほんまに脱いでやろうかな。でも、今でこそ脂肪でコーティングされてますが、柔道家時代はベンチプレスで50〜60kgを毎日ガッツンガッツン上げていた筋肉少女だったので、まだかなりマッチョなカラダなんですよ。ひょっとしたら脱いでもわかんないかもしれないな…。う〜む、やっぱりあれですかね、女装しなきゃだめですかね。ようやくあのアッフェ最終兵器のカブリモノ『おさげ1号』を使うときがやってきたのかもしれません。なるほど、勝負所ってここだったのか…。

 

◆弱者の美学、強者の美学(2005.9.24)

こんな事を書いても阪神ファンしか面白くないでしょうが、セリーグ優勝に向けてカウントダウンが始まりました!2年前は気絶するんやないかと思うくらいコーフンしましたが、今年はじっくり優勝の日を待てるという感じですね。星野前監督が「野球人というのは弱いチームに入って強い敵を倒すか、強いチームに入って勝ち続けるか、そのどちらかだ」という話をしていたことがありましたが、前者を「弱者の美学」、後者を「強者の美学」とするならば、2年前の星野阪神は見事に「弱者の美学」を体現してみせたわけです。弱いチームがどんどん強敵を倒していく姿は爽快でしたし、阪神に自分自身を投影していた人たちには快感だったに違いありません。ところが最近の阪神はなかなか強いんですよね。そんな姿を見ていると、阪神も勝つのがあたり前の「強者の美学」へと移り変わりつつあるのだろうかと、うれしいような寂しいようなそんな不思議な気分になりました。まぁ、ともかく優勝へ向けてラストスパートですね!さて先日、私が「師」と仰ぐサイトで『猛虎会』掲示板に入会しました。虎板…スバラシイ…(涙)。Xデーに向けて、みなさんも入られてはいかがでしょう。来るべき歓喜の瞬間をともにしましょう!

 

◆メールくらい(2005.9.26)

今日仕事をしていたら、突然私の背後でバキッ、ドドーン!!というものすごい破壊音と衝撃がして、びっくりして振り向いたら、先輩がイスから落ちてひっくり返ってたんですよ。しかもよく見るとそのイスがなんとバラバラになってるんです。で、先輩に聞くと「座っていたらいきなりバラバラになった…」とのこと。ほんまムチャクチャでっせ…。実はこのイス、2年ほど前に19800円で会社に買ってもらったんですが、その当時から座り心地が悪く、背もたれが外れたりする粗悪品なんです。それでもなんとか使ってたんですが、今回ばかりは許せません!バラバラになったイスを後輩に携帯のカメラで撮影してもらって、その画像と「どないなっとんじゃ、コラァ、ワレ!」というメールを、イスを製作した会社に送り付けてやろうと思ったらですね…。なんとその会社のホームページにお問い合わせ先のメールアドレスが載ってないんですよ。いまどきそんなアヤしいページ、素人でも作らんわ!ボケ!あ〜あ、せっかくいちゃもんつけて、菓子折の1つでももらおうと思ってたのにねぇ…。ま、また仕事がヒマなときに苦情申し立てて最新のイスと取り替えてもらうっと。

 

◆マジック1(2005.9.28)

会社に行く途中、いつもペットボトルを買う自販機があるんですが、今朝もそこでお茶を買おうとお金を入れたのに、お茶が出てこなかったんですよ(怒)。「お茶出せ!金返せ!」とその自販機をガンガン蹴って、ユサユサ揺らしまくったんですが、お金もお茶も出ず…。遅刻しそうだったし、それよりも通行人に通報されそうだったので慌ててその場を離れて会社に向かいました。で、「今日はついてないな。阪神のマジック減らんかったらどうしよう…」と不安な気持ちになったんですが……減りましたね!マジック1です!!!明日は甲子園で胴上げが見れるかもしれません!うちのチームでは虎党がメンバーS家に集まって応援&祝賀会をします。明日決まらなくても優勝するまでS家に通いますよ。ほんま仕事なんかしてる気分じゃないんで、明日は会社3時くらいに早退しようかな…。ほんま優勝が待ち遠しいです。もし優勝したらこのページをタテジマにしますよ。そしてマスコットキャラにも阪神のユニフォーム着せよう。おもっくそ私物化ですけどね。一日限定なので、虎党管理人の大はしゃぎを冷ややかに見守ってやって下さい…。

 

◆阪神セリーグ優勝!(2005.10.1)

阪神ファンの皆さん、改めておめでとうございます。阪神セリーグ優勝です。めっちゃうれしいです!ところでちょうど1週間前、私たちも関西選手権の1回戦がありました。でも2−0でリードしていたとき、私のエラーで1点入ってしまったんですね。マズイ…イヤな流れになるな、と思ったときに若手Aが私にもみんなにも「大丈夫!全然、大丈夫!まだ1点だけやから!」と笑って声をかけてくれたんです。ほんまこの一言でホッと肩の荷が下りましたね。その後も気負いなくプレーができて、試合にも勝つことができました。私は野球で大切なのは信頼関係やと思うんですよ。それを強く感じるとき、たとえ負けても心が満たされることがあります。相手を疑うことは簡単なんですけど、相手を信じ続けることは本当にたいへんなことですよね。だったら簡単な方を選ぶより、難しい方を選んでいたいといつも思います。今年の岡田監督も、かたくなに選手を信じて起用してきました。その結果が優勝なんだと思います。監督と選手、選手と選手、チームとファン、今年もお互いの強い信頼のもと勝ち得た優勝ですね。本当におめでとうございます。
阪神優勝応援&祝賀会はこちらから

 

◆事件発生?(2005.10.3)

先日歯医者に行った時、なにやら事件の香りがする出来事がありました。私が待合室に入ると、受付の人が治療を終えた若い男性にいろいろ質問していたんですね。「○○さんは公園横のマンションに住んでるの?」「いや、僕はその前のハイツです」「家にはちゃんと帰ってる?」「ええ」…患者に一体なんの質問してるんやろうと思いながら治療室に入ると、さっきの受付の人がバタバタと入ってきて、隣の中年患者にヒソヒソ告げ口をしてるんですね。「確認しました…○○さんは来週は家にいるそうです…」「よし、書類はワシに任せて…」という内容です。う〜む、これは事件の香り!きっとその中年患者は刑事で、若い男は犯人なのです!その刑事は患者を装って病院に潜入し、受付の人に犯人の様子を探らせたに違いありません!そして来週、逮捕状(書類)をとり、犯人が自宅にいる時を狙って踏み込むのです!!!で、後日、この大スクープを逃すまいとそのハイツの様子を見に行ったんですが警察が踏み込んだという噂すらないんですよ。おかしいな〜と思って友だちにその話をしたら、「アホか、あんた。それは国勢調査や」と言われました。なるほど、そうか。国勢調査では本人の在宅時に調査員が訪ねていくんですよね。にしても紛らわしい言動でんな、ほんま。まぁ、アホな噂を団地中に流す前に気づいてよかったですが…。

 

◆短文明快7(2005.10.5)

最近また会社が忙しくなりましてねぇ、なんか心も体も疲れることばっかしです。今回これで埋めときましょう。『どうにも乗り越えられない障害にぶつかったとき、頑固さほど役に立たないものはない』(ボーボワール)。ほんま世の中のオッチャンたちよ、時には若造の声にも耳を傾けてくれ…。

 

◆キャビアショック(2005.10.8)

1週間ほど前ですが、うちのオトンが瓶詰めのキャビアをもらってきました。キャビアなんて高級食材は今までで1回しか食べたことないんですよ。それも仕事関係の立食パーティーでクラッカーに乗っていた小指の先ほどのキャビアを食べたんですが、あまりの少量さに美味しいモノなのかどうかもわかりませんでした。そんなわけで今回が本格的なキャビア・デビューとなり、わざわざクラッカーを買ってきてキャビアを乗せて家族で試食。ぜいたくにもクラッカーの上にキャビアを大量に乗せ、どんな味なんやろうと胸をときめかせながら口に運んだんですが………なんじゃこりゃ?!めちゃめちゃしょっぱい!しょっぱいだけや!せっかく期待したのにこんなモンなんですか?オトンは気に入ったらしく、ブーイングする私に「でもスウェーデン産やぞ」と言ってきましたが、スウェーデン産だからなんなんじゃい!ほんま期待してただけにショックもでかいです。翌朝ほかほかのご飯にキャビア乗せて食べてやりましたが、まだこっちの方が食えますよ。それでもイクラ丼の方が数倍美味い。高級食材やからと言うて美味いとは限らんですな、私には偽イクラで十分です…。

 

◆ヘッスラ(2005.10.10)

昨日、試合でヘッドスライディングをしてきました。痛かったです。ゴロが転がった瞬間、タイミング的にはアウトかもしれんなと思いながらも、試合が膠着してあまりに動きがなかったので「ここはいっちょ盛り上げとくかい!」とわりと軽いノリで1塁にヘッドスライディング。ところが意外にもきわどいタイミングだったんですよね。うちのチームでは明らかにアウトとわかるヘッスラはバカウケなんですけど、マジメに惜しいヘッスラは案外盛り上がらんのですよ。私も惜しいとわかったら、なかなかあきらめられなくてねぇ。実は飛ぶ距離が短すぎてベースにダイレクトキッス。しかも肩とヒザを強打してあまりの激痛に夜も眠れず、今日は肩が上がらないしヒザが曲がらないという有様。これほど老体にむち打ってヘッスラ決めたんですから、今さらですけどせめて芸術点とか加味してセーフにならないですかね。確かにテクニカルポイントは低かったかもしれないですが、アーティスティックポイントで9.9はいったでしょ。それがダメなら「ポイント貯めて100点超えたら年末に連盟から表彰される」とかないですかね。ないですよね…。あ〜あ、なんかムダにケガしただけやったなぁ…。

 

◆短文明快8(2005.10.12)

なんだか最近、仕事がオニのように忙しい中、さらに「あれしろ、これしろ」と営業から言われるんですが、うちの課はみんな頑張っとるっっっっっちゅうねん。そういうオッチャンたちはどうなのさ?「やってみせ、言って聞かせて、 させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ 」(山本五十六)だよ。…ここってこういうコーナーだったかな?

 

◆港(2005.10.15)

あ、そう言えば、と思ったんですが今日は20代の最後の一日です。ヤバイことに三十路へのカウントダウンが始まってるんですが、自分の20代を振り返ってみたら、子どもの頃に想像していた以上にオモシロくていろいろ勉強できて充実した10年でした。と言うか、そうしてくれた人がいるんですよ。私は20歳の時にそれまでの自分の生き方や価値観を180度変えてくれる人と出会いました。その人と出会わなかったら、こんなにも解放された生き方はしてなかったやろなと思います。ほんまただひたすら彼女と出会えたことに感謝です。「人生は航海にたとえられるけど、いつでも戻ってこれる港があるから、みんな安心して船出ができるし、暗い海でひとり迷うこともないのよ。今は私があなたの港だけど、いつかはあなたがみんなの港をつくる人になれたらね」という約束を彼女としましたが、10年経って自分はそれを果たせているのかどうか…(笑)。彼女が健在ならばなかなかのご高齢。たぶん会いに行こうと思えば行けるんですが、もう会わないのもルール。私が元気でやっていることがいつか彼女の耳に届くくらい、30代は飛躍の10年にしたいです!

 

◆やっとここまで(2005.10.17)

昨日、関西女子野球選手権大会で優勝しました。いや〜、まさか優勝とはねぇ…。でもせっかく優勝したのに、初めてのことだったのでどうリアクションしていいかわからなくて、みんな挙動不審でした。まぁ、でももらえるものはもらっておきましょう!ちなみに私は先週肩をグキッとやって試合には出られなかったんですが、ある意味それが勝因だったかもしれませんな(笑)。それにしても長かったな、チームが始動してから9年かな。最初の頃は試合をするたび10点差、20点差で負けるような情けないチームだったんですよ。でもいろんな人がアッフェに関わってくれて育ててくれました。心からお礼を言いたいです。まず今大会の運営にあたって下さった関西女子野球連盟のみなさんに。そして今まで試合や練習で私たちを育ててくれた同じ関西の女子チームのみなさんに。またチームを応援してくれたメンバーのご家族、ご友人、職場の皆さん、何より影ながらずっと支えてくれている佐藤家のみなさんに。そして諸事情でチームを離れていますが、チームが一番苦しいときに支え続けてくれたメンバーに。チームを去りましたが、たくさんの想い出と財産を残してくれたメンバーに。最後に、アッフェをつくった初代キャプテンとその創設メンバーに感謝したいです。種をまく人がいなかったら、花も咲かんかったでしょう。アシダ、ハッチャン、チエチャン、本当にありがとう。私はたまたま優勝という場面に立ち会うことができましたが、この優勝は今までアッフェに関わり支えてくれたすべての人が築き上げたもんやと思います。いろいろあったけど、やっとここまでこれた。ほんまめっちゃうれしいです。みんな、ありがとう&おめでとう!!!

 

◆一寸の虫にも…(2005.10.19)

月曜日、社長にケンカ売ってきました。最近、会社の業績が悪くてピンチなんですが、みんながボーナスも昇給も我慢して頑張ってるときに、高月給の営業のオッチャンたちがとんでもなく怠惰な言動を繰り返していたので、みんなブチギレ「ちゃぶ台返し」モード。しかも、いくら改善してくれと言っても耳を貸さないんですよね。できないのか、やらないだけなのかはわかりませんが、そのままで一体この会社の何が良くなるんじゃい。別にいつもじゃなくていいですけど、ここぞって時はやっぱり人間、キバらなきゃ。で、朝礼のときにみんなの気持ちを代弁してペーペーの私がキレようと「ほんまに会社やみんなのためを思うなら、わが身がボロクソになっても、プライドがズタズタになっても、何でもできるでしょうがっ(ボケッ)」というようなことを社長と営業のオッチャンたちにブチかましてきました。で、後日みんなで話し合いをすることになったんですが、う〜ん、さすがにやりすぎたかな〜…。でもまぁ、たまにはこういうのもあってええかなと思いますよ。後輩もやる気満々ですし、「一寸の虫にも五分の魂」で、若造2人、キバってみますかね。

 

◆明石へ(2005.10.22)

今日から明石でおこなわれるふれあい大会に参加します。一昨年いい飲み屋も見つけたし、明石をエンジョイしてこよう!今年は「鯛めし」を食うぞ〜!それでは行ってきます!

 

◆大は小を兼ねる(2005.10.24)

先日、ふれあい大会に参加してきました。ところがメンバーNがユニフォームのベルトを忘れてきたんですね〜。でもうちのチーム、大会のたびにいつも誰かがベルトを忘れるので、メンバーPが予備のベルトを持ってきてくれているんですが、PはけっこうスリムビューティーなのでNにはそのベルトが入らなかったんです。と、いうかNは腰ベルト派(ちょっと下にズラして腰骨の位置でベルトを締める)なので、ちゃんと「くびれ」の部分でベルトをすれば届くのですが、その腰ベルトファッションは譲れないと言い張りまして…。仕方ないのでケガで出られない私のベルトをNに貸して、私がPのベルトをすることになったんですが、ご存じの通り私の腹はスーパーヘビー級、そのベルトが1周もしないという有様。さすがにみっともないので、試合中に若手メンバーを捕まえては「ベルト交換せいっ!」とムリヤリ奪ったんですが、ベルトを替えたところでやっぱり届かない…。最終的に今回が公式戦デビューという中学生のベルトを拝借してなんとか事なきを得ました。っちゅうかね、みんないったいどんなハラしとるんだ。もっとしっかり食って立派なハラになりたまえ!今回は君たちにこの言葉を捧げよう、『大は小を兼ねる』!ベルトもまたしかり。

 

◆スーパーおじいちゃん(2005.10.26)

引き続きふれあい大会の話ですが、1回戦に勝利して昼食まで駐車場付近で時間をつぶしていると、青いユニフォームを着た高齢者チームのおじいちゃんが、素振りをしていたメンバーJとNに声をかけてきました。で、そのままおじいちゃんのバッティング講座が始まったんですが、でもこれぞ「ふれあい大会」って感じですよね。一通りふれあったあと、おじいちゃんは試合が始まるとかでグラウンドに向かい、私たちもバックネット裏に観戦に行きました。するとちょうどそのおじいちゃんが練習していたんですね。ところがめっちゃくちゃ上手いんですよ、おじいちゃん!私たちを遙かにしのぐ剛速球をバシバシ投げているんです。何より驚いたのが、おじいちゃんの年齢。なんと80歳なんだそうで…。絶対ウソだと思ったんですがパンフレットにも80歳と載っていました。驚異ですな…。というか、おじいちゃんを見てものすごく希望を持てました。だって私もあと50年は野球ができるんですよ。ケガして落ち込んでましたが、ほんまなんのこっちゃないです。50年後もみんなでシワシワで野球してようね。ありがとう、スーパーおじいちゃん。

 

◆かやぶきの里(2005.10.29)

今日は社員旅行で京都・美山町の「かやぶきの里」に行ってきました。バスの運転手さんが若い女性の方で驚きましたが、普通のオッチャン運転手より全然よかったです。狭い駐車場でも難なく止めて、技術もかなりハイレベル。女だからできないっていう考え方はもう捨てた方がいいと思いますよ。もちろん「女性ならでは」「男性ならでは」っていうのはありますけどね。ところで「かやぶきの里」ですが、雨後でモヤがかかってかなりきれいでした。かやぶきの家は観光施設というより普通の民家なのでちょっと遠慮してしまいますが、小さい民俗資料館などもありますし、近くを通った時は寄ってみてはいかがでしょう。ちなみに片道3時間かかったんですが、バス内のカラオケが1960年代の演歌や歌謡曲だけだったので若手社員は誰も何も歌えず不完全燃焼でした。私はかろうじて淡谷のり子大先生の『雨のブルース』が歌えたのですが、さすがにモノマネで歌える雰囲気ではなかったのであきらめました。今度からは60年代の歌も勉強してこよう…。

 

◆66kg級(2005.10.31)

昨日テレビで女子柔道の選手が「大会で優勝して全校集会で表彰されたけど、その時に『57kg級』という体重を言われて恥ずかしかった」という話をしてましたが、実は私も同じような経験があるんです。うちの高校はそれほどクラブ活動が盛んではなかったんですが、たまたま陸上部が近畿大会に出場することになったんですね。で、私も何を間違ったのか大会でいい成績が残せたんですよ。それで「これはめったにないことなので全校集会の時にまとめて表彰しよう」ということになったんですが、私の所属していた階級は当時66kgという重量級。さすがに表彰式で体重のことを言われると恥ずかしいですよね。でもそこは乙女心を考慮して、校長も階級のことは言わないだろうと思ってたんです。ところがですよ!その全校集会の表彰式の時、なんと校長が何のためらいもなく「66kg級、第3位!」とでかい声で私の体重を全校生徒1500人の前で大発表!えっ、マジかよっ!と表彰状を奪うように受け取り、見えないようにくるくる丸めてコソコソと列に戻ったんですが、クラスの男子に「おまえ66kg級やってんな」と言われるし、ほんま赤っ恥をかきました。まぁね、今となってはそんなことも気にならない無差別級な体重ですけどね。思い返せばそんなセンシティブな乙女、16歳の夏でした…。

 

◆裏の団地で(2005.11.3)

一ヶ月ほど前からうちの団地でエアコン設置と電気の配線の工事をしていました。便利になるのはええんですが、うちの団地は時々「ほんまにその工事、必要なん?」というのもやるんですよね。今回もそれかな〜と思ってたんですが、昨日いきなり裏の団地がテレビのニュースで映ってたんですよ。内容は「堺市のH団地が工事ミスによって団地の立て替えへ。78世帯の全住民が転居」というもの。え!じゃあうちもヤバイやん!と思ったら、「うちの団地はその工事をする前だったから大丈夫」とのこと。実は私の住んでいるI団地と工事ミスのあったH団地は双子の団地。同じ形体の建物で、工事もだいたい同じ事が行われます。で、たまたま今回はH団地の方を優先して工事が始まったらしいので私たちの団地は難を逃れたワケですね。でも裏のH団地はおじいちゃんおばあちゃんの一人暮らしも多いので、住み慣れたところをいきなり「立て替えが終わるまで転居してくれ」と言われても、ほんま頭に来る話でしょう。公社も業者も誠意を持って対応してほしいですな。詳細はたぶん新聞の社会面に載っているのでそちらをご覧下さいね。

 

◆島根遠征(2005.11.7)

先週の5日、6日とホワイトエンジェルスさんとの交流試合で島根県へ遠征に行きました。せっかくみんなで旅行するし、これは優勝旅行にしてしまおうということで5日はみんなで出雲大社へ観光に。出雲大社は縁結びの神様なので、もはや自力ではどうにもならないメンバー数名が最後の神頼みってワケですな。ところが、大はしゃぎで小学生レベルの悪さを繰り返し、同行していたS家のママさんに怒られてました。ほんま縁結びの神様の前でアホなことばっかりしてたんで、これでやつらは当分は結婚できんでしょう…。というか、もうしばらくはときめく出逢いすらないやろな〜。このあと立ち寄った境港駅の水木しげるロードでも、泊まった旅館でも悪さの限りを尽くし、ここに掲載できるまともな写真もほとんどないというありさま。まぁ、めっちゃくちゃ楽しかったんですけどね。次の春までには「銅像に登ってはいけない」ということをちゃんと教えなければと思った島根でした……。
▼アッフェ島根ツアー詳細はこちらから

 

◆乳ガン検診へ(2005.11.9)

ちょっと重たい話になりますが、先月私の大切な家族の体に乳ガンが見つかりました。来週手術をします。ほんの数週間前まで私たちは、何の心配も何の不自由もなくただ普通に幸せに暮らしてたんですよ。でも告知の瞬間から本人も家族の私も、絶望の淵にたたき落とされたような気持ちになりました。この数週間は人の生死について考えることばかり。正直言えば、この現実から今すぐ逃げ出したい気分です。まぁ、10年くらいかけて家族みんなでぼちぼち治していこうかな、と思ってます。で、こういう話をここに載せるのもどうかとだいぶ迷ったんですが…。私がこうやってサイトを通じて情報を提供できる立場にいるなら、やっぱりたくさんの人に乳ガン早期発見の大切さを伝えるべきだと思うんです。
っちゅうことでみなさん、乳ガン検診に行きましょう。日本では30人に1人が乳ガンになると言われています。まだ若いからとか、うちはガン家系じゃないから大丈夫とかいうことも全くありません。誰でも乳ガンになる可能性があります。「私には関係ない」なんて思わないで、まず30歳を過ぎたら月1回の自己検診と年1回の乳ガン検診を。40代でまだ乳ガン検診を受けていない方は、近いうちに受けに行って下さい。乳ガンは早期発見なら90%治るガンです。取り急ぎ参考になるサイトはこちらこちらですかね。自己検診法などが載っています。今回はちょっと長めに掲載しておくのでこれを読まれた方は、ご家族やご友人にも検診の話をしてくださいね。ほんまマジでお願いします。また今後もこのサイトで定期的に乳ガン検診を呼びかけていくつもりなので、よろしくおつきあい下さいませ。

 

◆嵐の大ゲンカ・個人戦(2005.11.14)

ちょっと前に社長というか会社にケンカ売って、それがきっかけで労働条件を改善するとかいうオオゴトになってしまったんですが、今週からその「嵐の大ゲンカ・個人戦」が始まります。まぁ、簡単に言うと社長と社員の個人面談ですね。先週までは団体戦で課全体と会社とで交渉してたんですが、そこでいろいろ要求して個人面談までこぎつけたわけです。だってねぇ、もう6年も健康診断をしてないし、残業や労働時間もちょっとヤバいことになってるし、ついに労働基準局が指導に来たんですよ。いくらなんでもあかんやろってことで、交渉の結果ようやく健康診断が実施されることになりました。義務だから当然のことなんですがね。うちの会社、他にも「会社が儲かったら給料上げるしボーナスも出す」と言いながら、必要もないプリンターやOA機器に大金つぎこんだりしてるんですね(怒)。なので個人戦ではそのへんを突っ込んで「ワシにも金だせ」と訴えようかと思います。会社が潤うから社員が潤うのではなく、社員が潤うから会社が潤う、この順序を間違えてはいけないと、どっかの偉いオッチャンが言うてましたが、ほんまそういう考え方も全然ありですな。っちゅうことで個人戦、旗判定にもつれ込んでも勝利をゲットしたいです!
ちなみに乳ガンで入院してる私の家族ですが、今日無事手術を終えました。とりあえず早期発見で大丈夫そうです。いや〜、やっぱガン検診は大切ですよ。みなさんも健康オタクめざして、検診受けまくって下さいね。

 

◆やっぱり手袋(2005.11.16)

最近寒くなってきましたね〜。チャリンコ通勤でも手が寒くなってきたので、会社帰りに手袋を買ってきました。と、いうのも去年の手袋は全部なくしてしまったからなのです。前にも書いたと思いますが、私は子どもの頃からアホのように手袋をなくすんですよ。去年はなんと3つもなくしてしまいました。「今年だけはなくさないようにしよう!」と気をつけていたにもかかわらずです。そう言えば去年は会社帰りに手袋がないのに気づき、近くの百均ショップで買おうと思ったら手袋が売り切れていて、仕方なく「カラー軍手」を買って手袋代わりにしました。う〜ん、情けないですな…。たぶん一般ピープルはこんなにも手袋なくしたりしないですよね。もうほんま冬はアタマに何かワいてるんじゃないかと思うくらいです。なので今年はおばちゃん必須アイテムの自転車ハンドルカバーを装着しようかと本気で検討中。カッコ悪いですけど、ナイキのマークとか入れたらけっこうイケるんちゃいますかね。今年も時代を先取りするスタイルで冷たい視線を浴びながら、寒さ倍増の冬を駆け抜けようっと…。

 

◆山ごもり(2005.11.19)

うちのチームには「二足のわらじ」をはいてる連中がけっこういるんですね。野球と空手、野球とバスケ、野球とフットサルなど、シーズンオフにはいるとぱったり来なくなるやつすらいます。その代表が飲んだくれピッチャーのW。実は彼女、スキー1級の実力を持つスキーヤーなのです。冬になると「山が呼んでいる!」と幻聴が聞こえるらしく、毎年3ヶ月ほど山ごもりに入ります。「野球はどうするねん」と聞くと、「バイトしてるホテルの大広間で、夜な夜なキャッチボールや素振りをして鍛えてるから大丈夫」というんですが、まぁそれはそれでかなりコワイ絵面ですな…。と、いうことでWは冬場、住み込みでバイトをしながらスキーのインストラクターをしておるわけですが、そこでWがお世話になっているスキースクールのページをリンクに追加しました。興味のある方はぜひとも訪れて下さいね。ちなみに私は、「水・氷・雪」関係のスポーツはまったくダメなんですよ。体育では常に好成績で“歌って踊れるぽっちゃりさん”くらいの運動神経はあったんですが、スキー実習ではブサイクに転げ回ってました。う〜む、これを機にレッスン受けに行こうかな…。

 

◆鉄球王選手権大会(2005.11.21)

先日、チームのメンバーとボーリングに行ってきました。下半期・鉄球王選手権大会です。4月に行われた上半期大会ではボロクソに負けてしまったので、今回はなりふりかまわず勝ちに行こうと、中学生を含む若手を相手に三十路が超本気モード。野球では見せたことのない真剣さで挑んできました。ところが今大会は強敵ぞろいなんですよ。過去にスコア200をたたき出したことのある若手Aや、体育科コンビのT&T、前回チャンピオンMなどの活躍でかなり厳しい戦況に。このままではヤバイと思った私は心理戦に持ち込もうと「私に勝ったらアッフェではもう出世できへんど!」とか「あっ!くつひもがほどけてるよ!」とか連呼してプレッシャーをかけたのですが、ヤツらまったく意に介さず作戦はアッサリ失敗。ところが敗色濃くなってきたその時、なんと若手Aがファール連発でストライク3つが取り消しに。しかも他の若手も疲れてきたのか、ガーターを量産。みんなが脱落していく中で「スペア」狙いでコツコツ稼いでいた私がトップを奪い取り、ようやくアッフェで鉄球王の座につくことが出来きたのです!いや〜マジでうれしい…。そしてそのあと嬉しさのあまり勝利の歌をカラオケで歌いまくり、8時ちょうどのあずさ2号で堺へと帰っていきました…。

 

◆健康診断(2005.11.23)

月曜日、会社の健康診断があって近くの診療所にいきました。ところが月曜日で診療所は混み混みで、私が採血のため処置室に入ったら、そこも混んでいて先客に小柄なおばあちゃんが座っていたんです。が、そのおばあちゃんが私を見てひとこと、「遠くから見てたらずいぶん体の大きい女の子やなぁと思ったけど、近くで見たら男の子やったのね」……うん???いやいや、近くで見たのによけいに間違っとるがな。第一印象の見解が正しいのですよ、おばあちゃん(笑)。朝からえらく手の込んだ小ボケをお見舞いされましたが、すかさず近くにいた看護師さんが「この子は女性ですよ。野球やってるから体格がいいのよね」とフォローしてくれました。でもまぁ、突き詰めて言えば野球するのにここまでゴツい体も必要ではないんですがね…。そう思えば確かに紛らわしい風貌でしたかな。ごめんね、おばあちゃん。

ところで、わたくし毎月22日にこのサイトで勝手ながら乳がん検診のキャンペーンをすることにしました。っちゅうことで来月から毎月22日に乳がん検診の表示が出ますのでよろしくお願いします。実は管理人、献血や募金などの人道的な行いはほとんどしたことないようなヤツなんですが、家族が乳がんになっていろいろ考えることもありまして、少しでも世間様に恩返しができればとこれから啓発運動に取り組むつもりでゴザイマス。なにとぞご理解下さいませ。ちなみになぜ22日かというと、「22」→「ツーツー」→「チーチー」→「チチ」→「乳」だから。ま、このへんのセンスの悪さはガマンしてくれぃ…。

 

◆ほろよい川柳(2005.11.26)

さぁ、いよいよ冬のボーナスの時期が近づきつつありますが、うちの会社ではどうせ何も出ないので、ここは自分で稼ぐしかないと賞金付きコンテストに応募しまくることにしました。で、まずは菊正宗の「ほろよい川柳コンクール」に挑んだんですが、とりあえず作ってみたところ→「忘年会 備えて肝トレ 月・水・金」「二日酔い 懲りた夕方 迎え酒」「酔いつぶれ 目覚めた場所に サプライズ」…という具合。ところがですね、その川柳のテーマを確認したら、なんと『お酒を取り巻く楽しい思い出』というかなり健康的なものだったんですよ。う〜ん、ちょっとこれはねぇ…。過去のお酒の思い出をたどってみたのですが、『お酒を取り巻く苦しい思い出』しかないんですよね。今まで健康的な飲み方なんてほとんどしたことがないので、ほんま不健康な句しか思い浮かばない…。仕方ないので掲載に耐えられるくらいの酒伝説を五・七・五のリズムに乗せて応募してきましたが、これでは賞金10万円はまずムリですな。ま、どうせ入選なんてありえないですが、せめて佳作入選賞品の「酒」だけでも当たれば大殊勲です。みなさんも試しに応募してみてはいかがでしょうか。なかなか楽しいでっせ。

 

◆サウスポー(2005.11.28)

いきなりですけど、管理人サウスポーに変えました。というのも、右肩痛の治療でスポーツ整形外科にいったら2ヶ月間リハビリっちゅうことになりまして…。まぁ、軽くは動けるので野球をしても構わないのですが、当然投げられないので練習がつまらんのですよ。そこで思いついたのが左投げ。苦し紛れで試してみたんですが、これが案外イケるんですよ。20mくらいなら届きます。しかもこれがメチャメチャ楽しい!ここ数年は肩痛でほとんどまともに投げることができず、塁間ですら投げるのが苦痛という状況が続いていましたからね。痛みを感じずに思いっきり投げられることがほんま楽しいんです。いや〜、こんなにも野球が楽しいのは一体何年ぶりでしょうかね…。何時間でもキャッチボールをしていたい気分です。痛くて思い通りに投げられない、もう引退かもしれない、そういう不安と焦りの中でここ何年かを過ごしてきましたが、いい医者も見つけたし、今は投げることが楽しくて楽しくて仕方がないです。もちろん投げ方もブサイクでノーコンですが、ひたすら我慢強いメンバーMにキャッチボールの相手をしてもらって、春には左右両利き「器用貧乏」キャッチャーの誕生ですな。

 

◆長渕返し(2005.11.30)

さて、いよいよ忘年会シーズンですが、みなさん肝臓鍛えてますか?私は準備万端、いつでもかかってらっしゃい!という状態です。で、そろそろカラオケも練習しなければいけないのですが、和田アキ子を完成させるか、アグネス・チャンに流れるかちょっと迷ってまして…。まぁどうでもいいですけどね。ところで、忘年会のカラオケと言えば思い出すことがあるのですが、それは数年前、付き合いであるスナックに飲みに行った時のことです。若い客が珍しいのか、ママに勧められてカラオケで歌うことになったんですが、周りのお客さんは40〜50代のおじさまたちばかり。で、こんなところで「リンダリンダ」を歌って雰囲気をブチ壊すわけにもいかないので、とりあえず松山千春を歌ったんですが、そしたらそれまで演歌ばかり歌ってたおじさんがお返しに長渕剛を歌ってくれました。きっとそれがおじさんの歌える若者向けの曲やったんでしょうけど、そういう若い客の雰囲気も大事にしようという気遣いがちょっと嬉しかったです。うちの会社の会長なんかは、強引にアカペラで「働け〜、働け〜♪死ぬほど働け〜♪」と誰も知らないロシアの歌を歌って周りの客を凍りつかせたそうですが、私は周囲の空気を読みながら菲菲あたりを小出しにしていこう…。

 

◆つるべ落とし(2005.12.3)

え〜と、別に笑福亭鶴瓶に技をかけてどうこうということではありませんよ。「つるべ落とし」とは、秋の夕暮れ、急に日が落ちて真っ暗になることをいいます。「つるべ(釣瓶)」は井戸の水をくみ上げるための桶のことですね。つまり釣瓶を井戸の中に落とすように急速に日が暮れることを「つるべ落とし」と言うわけです。全国の少年少女、これは明日から学校で使える日本語でっせ。ところで最近は本当に日が暮れるのが早くて、夕方5時を過ぎればもう真っ暗ですよね。なので、いっぺんその「つるべ落としの瞬間」を見届けてやろうと、仕事中に西の空が見えるトイレに何度か見に行ったんですが、遅すぎたり早すぎたりで結局確認できませんでした。30にもなってアホなことしてる場合ではありませんが、昔からそういうしょーもないことが気になって仕方ないんですよ。いくつになっても知りたいという欲求があることはいいことだと偉い人が言ってましたが、最近は歳を重ねるごとにそういう欲求が高まっているように思います。あ〜あ、若い頃もっと勉強しとけばよかったなぁ…。まぁ、また引き続き「つるべ落とし」ウォッチングを続けて、その決定的瞬間(というか様子だな)を見届けたいと思います。

 

◆嵐の大ゲンカ・決着(2005.12.5)

10月から続いていた社員vs会社の「嵐の大ゲンカ」ですが、本日、勝利を収めることが出来ました!つまりですね、ボーナスが出ると正式発表されたわけです!うしゃーーー!勝ったどーーー!私の個人面談が終わらないうちに向こうが折れたのでちょっと拍子抜けですが、ほんまとりあえずウレシイです。入社した年の夏に寸志をもらって以来ボーナスと呼べるモノをもらったことがなかったので、6年目にして初ボーナスということになりますね。いや〜、マジでウレシイ…。なんか最近こういうこともあっていろいろ思うんですが、相手を変えたいならまず最初に自分が変わらんとあかんのかもしれませんね。文句ばっか垂れてても何も変わらんですな…。

 

◆チャイムは不要(2005.12.8)

最近また会社が忙しくなってきまして、夜10時まで残業とかです(怒)。朝8時始業やから14時間労働?わしらは「あぁ野麦峠」の女工さんかっっちゅうねん!チーフは昨日、危うく日付変更線を天城越えするところだったらしく、「こんなに忙しいのに儲からンのはなんでや!」と怒ってました。これは近いうちに「嵐の大ゲンカ・セカンドシーズン」開幕ですね…。ところで話は変わりますが、私は毎朝、通勤路で元気な小学1年生の男の子に会います。彼は、一緒に通学する友だちの家の前にくると、チャイムを鳴らさずに「シュウヤ〜!」と友だちの名前を叫びます。すると、しばらくしてからシュウヤ君が玄関から出てきて、一緒に学校にいくわけです。で、この光景を見て懐かしいなぁ〜、と思いまして…。私も子どもの頃は玄関のチャイムを鳴らさずに、家の前で大声で名前を叫んで友だちを呼び出してました。いわゆる「○○ちゃん、あ〜そ〜ぼ!」ってやつですね。ところがこの風習、昔はそこら中で見かけていたのに、最近ではさっぱり見なくなりました。時代も移り変わるのね…と友人と寂しく話してときに彼らを見かけたもんですから、「あ、まだやってるんや!」と思ってちょっとうれしくなりました。いや〜、下町にはときどき「古き良き日本」が残ってるモンですね。

 

◆納 会(2005.12.10)

今日は神戸で関西連盟の納会でした。コワイお姉さまたちに囲まれての緊張感あふれる宴会だったので、かなりセーブして飲んだのですが、ペース配分を間違えて押さえすぎため、もうほとんど飲んでいないに等しい状態でした。あまりに不完全燃焼だったので、そのあと三ノ宮にお姉さまたちとカラオケで縦揺れソングを歌い、大阪に戻ったら夜12時。でも明日は楽しみにしていた姫路合同練習にGO WEST!なんですよ。今から寝ますが、朝起きれるのだろうか…。携帯に仕込んだ怪奇音をアラームにして、なんとか集合時間に指定の場所へたどり着きたいと思います。

 

◆vs女子高校生(2005.12.12)

さて、クリスマスも迫り、周りでは「恋の駆け込み乗車」を試みようとする無謀な若者たちが大量発生していますが、アタクシはしばらく耳鼻科、歯科、整形外科と病院通いの枯れた年末を過ごすことになりそうです。で、整形外科には秋にケガをした膝と肩のリハビリに通っているのですが、その病院がスポーツ専門のところなのでリハビリの内容がややハードなんですね。競技復帰を目指すわけですから当然なんですが、ラダーやスクワットなどのメニューがあるんですよ。ケガをしてからは体もろくに動かさず怠惰の限りを尽くしていた私には、このリハビリがもうきっついきつい。ところが先日、私がゼーハー言いながらリハビリしている隣で、高校生が涼しい顔でハードなメニューをこなしているんですよ。その瞬間、闘争心に着火!女子高校生には負けたくねぇ!っちゅうことで彼女に対抗してノンストップで全メニューをこなしたんですが、結局気持ち悪くなって吐きそうになりました…。くそ〜、己に負けた…若さにも負けた…。なんか最近はケガと闘ってるのか女子高校生と闘ってるのかわからないですが、それでも症状が明らかに軽減してきてリハビリもかなり楽しいです。このまま順調に続けて、最終的にはケガにも女子高校生にも勝ちたいですな!

 

◆コマとプロ(2005.12.14)

先日、本屋で軽く立ち読みをしていたのですが、そこでちょっと面白い本を読みました。「コマになるな、プロになれ!」という内容の本です。仕事でもスポーツでもそうですが、とかく「使われる側」というのは「やらされている」という感覚を持つことが多いですよね。しかしそれも自分の捉え方ひとつで変わるという話でした。身近な『野球』で説明すると、たとえば試合で監督から送りバントのサインが出たとします。「ちっ、打ちたいのになんでバントやねん」と思うか、「よし、ここでバントを決めたらランナーをスコアリングポジションに進められるぞ」と思うかでその意味は大きく違います。前者はやらされるバントですが、後者は自らの意志で行うバントです。もっと言えば、前者ではただ使われるだけのコマですが、後者では自分の行動に価値を見いだせるプロです。つまりコマかプロかを決めるのは、使う側の監督ではなく、使われる側の選手自身なのだというわけです。ホンマどんなことでも「やらされてる」と思えば、それこそ本当にただのコマになってしまうのかもしれませんね。と思いながら、今日さっそく会社で「なんでこんな仕事やらされるんじゃ!」とブチ切れてきちゃったんで、私は当分プロになれそうもありませんけども…。

 

◆花粉よ、さらば(2005.12.17)

わたくし、花粉症歴15年という輝かしいキャリアを持っておりますが、今年こそは花粉症とオサラバしようと、ネットで探してレーザー治療をおこなっている「なかむらクリニック」さんにお世話になることにしました。で、初診の説明ではレーザー治療をしても効果には個人差があり、1年しかもたないそうです。でも7割の人は症状が改善されたというデータもあって、毎年鼻水でおぼれそうになっている私にはありがたい話。さっそく木曜日にレーザー治療を受けてみました。麻酔が効くのに30分くらい、鼻の穴にレーザーを当てるのが5分くらいで、けっこうすぐ済みますよ。レーザー当てるとちょっと焦げ臭い匂いがしますが、痛くもかゆくもありませんし、まぁ10分くらい焼き肉屋にいるかな〜っちゅうくらいの気分でしたね。さすがに翌日は鼻水やくしゃみがけっこう出て、鼻かんだら鼻血がでたりしますが、2日目以降は普通の状態に戻ります。費用も最初の検査が2000円、レーザー治療が8000円くらいで、病院に行くのも3回くらいで済みます。これで花粉症の症状がやわらぐならば安いモノですね。ちなみにレーザー治療は1月上旬までなんだそうで、受ける方はお早めに。わからんことはメールでなかむらクリニックさんのHPで問い合わせれば答えてくれますよ。なかなかいいお医者さんでした。また来年の様子をみて、効くようなら毎年受けようと思います。経過はまたここでご報告しましょう。

 

◆健康診断の結果(2005.12.19)

先日、健康診断の結果が返ってきました。健診の前日飲んでしまったのでヤバかったんですが肝臓は正常値。よかった…。ありがとう、ウコンのチカラ。でも私は問題なかったんですが再検査の人もいて、中には良性でしたが腫瘍があった人もいたんですよ!6年間健診もせずに、そんないい加減なことでもうまくいってたのは、たまたま偶然誰も大きな病気をしなかっただけで、ただの結果論ですよね。なんか会社の危機管理意識がないというかね。チーフは「私たちは会社から大切にされていない!」と怒ってましたが、ほんまその通りでんな…。しかもうちの会社、健康診断だけでなく他の労働条件もかなりいい加減なんですよ。モラルと法に触れなければ多少ルーズでもいいと思うんですけど、「これだけは」っていう問題はちゃんと解決しないと…。まぁ、落としどころも見えんような難しい問題はできるだけ敬遠したくなりますが、放置した分、後でもっとえぐい事になったりしますからね。体力のない中小企業なので金銭からむと難しいこともあるんですが、せめて解決する姿勢だけでもみせてくれたら社員も納得するのにな…。でもね〜、最近なんかなぁ…。いろんなことでそうですが、私の周りで「もうどうでもええやん」という人が増えてきて、私もいろんなことがどうでもよくなってきました。その方が楽やし、なんか関わるだけうっとうしいしな…。ほんまはそんなんもアカンのでしょうけどマジになるだけアホみますわ、この世の中。

 

◆歯 車(2005.12.21)

年末になると仕事がオニのように忙しくなってきて、会社全体がイライラモードに入りますが、最近はみんなケンカ疲れで元気なくなっちゃって…(笑)。社内では人間関係を含め問題は山積みなんですが、ヘタに関わって当事者になるより傍観者の方がいいですよ。いくら訴えても会社は変えていく気がなさそうですし。で、チーフに「もうどうでもいいっすよ」とグチったら「私はあきらめないし、辞める人も出さないし、一緒に変えていこう」と笑って言いました。あ〜、なるほどな。人間はこういう人に引っ張られて進んでいくんやろなと思います。チーフがやるって言うなら、私もついていこうっと。先輩は「みんなそれぞれ120%がんばってる。それでもうまくいかないのは、ただお互いの歯車がかみ合っていないだけ」と言ってました。確かに優しさも思いやりも受け入れられんようなったら終わりっすね。お互い責めて不満や不安をあおったところで何の解決にもならんです。私もただ歯車をあわせたいだけ。あとはその方法をみんなで見つけるだけなのかもしれません。あやうくリクナビにGO!するところでしたが、思いとどまろう。会社を変えられるかどうかはわかりませんし、出来ないかもしれませんが、それでもとことんまでやる方が自分らしいと思うなら最後までそのスタンス貫き通したいですけどね。

 

◆パトレイバー(2005.12.24)

先日、テレビで二足歩行ロボット「ASIMO」がご機嫌に走っているのを見て、いや〜、とうとう「現実」が「ガンダムの世界」に追いついてきたなぁ、と思って感動しました。ガンダムくらいの大きさの二足歩行ロボットは、理論上作れないという話も聞きましたが、ひょっとしたらできるんちゃうんという希望が出てきましたね。ところで、そのASIMOを見て思い出したのが「パトレイバー」というマンガです。10年以上前に少年サンデーで連載されていたマンガですが、週刊モノには珍しい完成度の高いマンガでかなり面白い。私の好きなマンガTOP3に入るほどの傑作ですよ。内容は20XX年代の近未来で、警察ロボット(パトレイバー)を動かす落ちこぼれ警察官たちの社会派青春系知的ストーリーです。何回か映画にもなりましたしね。その筋ではかなりファンの多いマンガです。で、ちょっと前に神戸で「パトレイバー展」があったんですが、三十路、これさすがに恥ずかしくて行けなんだな…。まぁ皆さんも興味があったら、終電なくなって帰れなくなった夜にでもマンガ喫茶で読んでみて下さいね。ハマる人はハマります。ちなみに私が持っている第1巻は初版でデザインがちょっと違うんですよね。これは絶対プレミアもの。でも金に困っても売り飛ばさんぞ!

 

◆大人の余裕(2005.12.26)

昨日、メンバーS家でから揚げパーティがありました。12月25日はお年頃のレディにとってスペシャルな日のはずですが、見栄を張って来なかったメンバーをのぞいて、予定ガラ空きの敬虔な仏教徒(?)が10人くらい集まりました。で、パーティではから揚げ以外におでんも出たんですよ。アツアツでほんま美味かった。ところが、おでんをほぼ食べ尽くした頃に若手メンバーAが「ウズラのたまご天ぷらが美味かった」と言い出したんですね。おでんの具は全種類制覇したと思っていたのにそれは大誤算。でも鍋をみたらその「ウズラのたまご天ぷら」(略してウズ天)が1つだけ残っていたんです。これ幸いと皿に入れたら、若手Aが「ほんまにウズラのたまごが入ってるかどうか見てあげる」と私のウズ天を持っていったんですね。なんや?当たり外れがあるのんか?と思っていたら、なんとAがそのままバクッと口の中へ!!ぅおーーーい!それマジかよっ!!ワシのウズ天に何してくれるんじゃ!本気で予想してなかったから真剣ビックリしたわい。でもまぁ、私も三十路、ウズ天の1つや2つでぐだぐだ言ったりしません。まぁ、これぞ大人の余裕?…と思っていたら、なんと後からS家ママさんが足してくれた私のウズ天もAが強引に奪取!てっめぇ!一度ならず二度までも!覚えとけよ〜、もうお菓子のオマケとかあげへんからな(涙)!

 

◆短いメール(2005.12.28)

少し前の話ですが、私の家族に大きな病気が見つかった時、チームの世話役をしている人に携帯のメールで相談に乗ってもらっていました。その人はちょうど私の親と同じ世代でいろいろ知っていたので、不安になるたびに彼女にメールを送ったんです。ほとんど毎日というくらいですよ。ところが返ってくるメールはみんなそっけない。「だいじょうぶ。信じてがんばれ。きっとよくなるよ」というような短いものばかり。どんなに親しくしていても、やはり他人のことではそれほど親身にはなれないんだろうと少しガッカリしました。で、その数日後チームのみんなで集まることがあって彼女も来ていたんですが、彼女は娘と連絡を取るために携帯でメールを送ろうとしていたんですね。ところが見ていると、たった10文字入れるのに5分も10分もかかるんですよ。他のメンバーが「まだ送れないんですか?」と聞くと、彼女は「実はアタシ、最近やっと携帯でメールができるようになってん」と笑って答えました。それを聞いた瞬間、ドキッとして…。じゃあ、私に送ってくれたメールにはどんなに時間がかかったんだろうと。慣れないのに絵文字まで入れてくれて。毎日のようにメールを返してくれて。この人は私のために自分の時間をどれほど費やしてくれたんだろうと。そう思うと、ほんとにうれしかった。ちょっとでも彼女を疑った自分も恥ずかしかったです。たぶん、本当に大切なことは神様がこっそり教えてくれるんでしょうね。

 

◆コア・コンピタンス(2005.12.31)

年末年始になるとまた管理人がワケわからんことを言い出したと思ってるかもしれませんが、今年はわたくし「コア・コンピタンス」という言葉に出会いました。簡単に言うとビジネス用語で「他がマネできないその組織独自の技術力や優位性」ということだそうです。で、2005年を振り返ってみると、うちのチームはけっこういい成績を残せたんですよね。じゃあ、このコア・コンピタンスというものは自分たちに置き換えて考えてみると何だろうと思うんです。似た言葉で「チームカラー」というモノがありますが、これはもっと象徴的なモノですよね。「明るい」「堅実」「チームワークがいい」とか。うちのチームはよく「面白くて元気で楽しいチーム」と言われるんですが、でもどこのチームもそうだと思うんですよ。まぁ、うちが飛び抜けて「アホっぽい」のかもしれませんが、いくら元気なアホでもそれだけでは試合には勝てません。じゃあ勝てた要因は何だろうと思った時、私はたぶん「集中力」だと思うんです。うちのチームは初心者もいて高い技術力があるわけはないんですが、集中できる状態を作り出すことが非常に上手い。高いパフォーマンスを生み出すには集中力が必要ですが、その高い集中力は適度な緊張とリラックスの中で作り出されます。で、このリラックスした状態を生み出すことにうちのチームは長けていると思うのです。試合中アホなことばかりしてシバかれてますが、でもそれは極限の緊張の中でリラックスするための野生の知恵、そしてそれこそがアッフェのコア・コンピタンスなのではと思うのです。もちろんカラ回りしているときも多々ありますがね。と、いうことで、みなさんも他のチームがマネできないコア・コンピタンスを探してみてはいかがでしょう。そして2006年はチームの中にあるDNAを感じる1年にして下さいね。