“ウエスト・サイド・ストーリー” ★☆ 監督:スティーヴン・スピルバーグ |
シェイクスピア「ロミオとジュリエット」を現代アメリカ、ニューヨークのスラム街に舞台設定したのが、ロバート・ワイズ監督の「ウエスト・サイド物語」(1961年)。 私自身「ウエスト・サイド物語」を観たのは、TVのロードショーで一度だけだったと思います。そのためストーリィの細部は覚えていないのですが、名曲「Tonight」や、ジョージ・チャキリスのダンスシーンといったミュージカルの名場面だけは何度も観ていて、忘れられず記憶に残っています。 ストーリィは、ヨーロッパ系移民の若者たちの“ジェッツ”とプエルトルコ系移民の若者たちの“シャークス”がことごとく対立。 再映画化ということで、どこまで前作に迫れるのか、新しい魅力をどこまで繰り広げることができるのか、という点が興味どころだったのですが、やはりリメイクに留まるのかなぁという印象です。 2022.02.12 |