私としては最近あまりこうしたジャンルの映画を見ることは少ないのですが、夏休みということもあり、観に行きました。
既に観に行った人から「観なければ良かった」という感想もブログで聞いていますので、内容には初めから期待せず、どんな映像を繰り広げているのか、という点が唯一の興味どころ。
まぁ、確かに予告編部分だけ見ていると凄そうでしたが、予告編で見せられていない部分になると・・・・。
題名を訳すと「変身」ということ。
本作品を例えて言うと、かつての「幻魔大戦」的なストーリィに、「ウルトラマン」的対決シーンを加え、「ゲッターロボ」や「○○レンジャー」的変身の面白さを合体させた、というところ。
つまり、こりゃあ、日本が得意にしていた“変身もの”ですよ。それをアメリカ軍を総動員し、派手で大掛かりなものにし、内実は子供向け作品をいかにも大人向け作品のように見せかけただけ、という代物。
日本アニメの海外進出から始まり、ついに“変身もの”も国際的認知を受けたのか、という思い。
もっとも、遡れば、「狼男」とか「ジキル氏とハイド氏」という変身ものも西欧にはありましたけれど、妖怪ものじゃないところが日本独自のところではないかな。
最初から期待もしなかった分、観終わった後の落胆もなし。
感想という程のこともないので載せるのも止めようと思いましたが、こんなマイナス評価を載せるのもアリかと思い直し、掲載した次第です。
2007.08.21
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