最新ジェット戦闘機によるスピードアクションの代表作「トップガン」、その36年ぶりとなる続編。
中年になったマーヴェリックは、今や大佐ですが、それ以上の昇進を拒否して今も現役の戦闘機乗り。
そのマーヴェリックに新たな任務が提示されます。
敵方が稼働させようとしているウラン濃縮基地、稼働前に叩いて基地を葬り去るという計画。しかし、その基地は谷間の底になっているだけでなく、周囲には空対ミサイルが配備され、しかも最新の五世代型戦闘機によって守られている。
その計画遂行のため集められたのが、トップガンを卒業したエリート・パイロットたち。
マーヴェリック、自分がその編隊長かと思いきや、教官を命じられます。
全く自分には向いていない任務に戸惑うマーヴェリックですが、大きな問題は集められた若いパイロットたちに実戦での戦闘技量が欠けていること。さらにその中に亡き親友グースの息子ルースターがいること。
前作「トップガン」の見せ場は戦闘機アクションにありましたが、それは続編である本作も同じです。
前半は、実際に戦闘機を操っての訓練場面。マーヴェリックの技量に若手パイロットたち、次々と撃墜されます。
そして後半は、計画実行場面。やはりマーヴェリックに頼るしかないと、マーヴェリックが編隊長となり、3機を従えて飛び立ちます。さてその結果は・・・。
59歳とはいえ、その体つきは全くそうとは感じさせません。
戦闘機アクションにおいても、やはりトム・クルーズならではと、迫力、スピード、緊迫感等々、たっぷり楽しませてくれます。
これはもう、観るべし、でしょう。
2022.05.28
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