“ドラゴン・キングダム” 
The Forbidden Kingdom
(2008年アメリカ映画)

監督:ロブ・ミンコフ
脚本:ジョン・フスコ
出演:ジャッキー・チェン、ジェット・リー、マイケル・アンガラノ、コリン・チョウ、リウ・イーフェイ、リー・ビンビン

 

予告編で見るとさも面白そうだったのでレンタルで見たのですが、それ程ではなかった、というのが正直なところ。

カンフーの2大アクション・スター、ジャッキー・チェンとジェット・リーの競演という点が売り物ですが、得てしてアクションスターが2人揃うと、面白さ2倍どころか2割減となりがちなもの。
どっちつかずになりかねないからだろうと思うのですが、それにしては割とまともだったかなぁと思います。
現代アメリカの気弱な青年ジェイソンが、チンピラに脅されてなじみの中国人質屋を襲撃する羽目になる。そしてチンピラから発砲されて倒れた老店主から元の持ち主に返すよう金色の棒を渡されたかと思うと、ジェイソンは時空を越えて古代中国へ。
実は金色の棒、石にされた孫悟空が持っていた如意棒。その棒を孫悟空に返し、孫悟空を蘇らせて悪の支配者=ジェイド将軍を退治するというのが、ジェイソンの与えられた使命。
そのジェイソンを助けて共に五行山へ旅するのが、ジャッキー・チェン演じる酔拳の達人と、ジェット・リー演じる旅の僧、そして親の仇とジェイド将軍を狙う若い娘=ゴールデン・スパロウという設定。
要は、カンフー版ファンタジー冒険物語です。

ジャッキー・チェン、ジェット・リー、リウ・イーフェイ各々のアクション、それなりに楽しめましたが、私としては“白髪魔女”というキャラクターが一番面白かったですね。
まぁ単純な娯楽作品として見ておけば、それなりに楽しめる映画です。

2009.02.02

    


  

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