“スーパーマン リターンズ” ★☆
SUPERMAN RETURNS
(2006年アメリカ映画)

監督:ブライアン・シンガー
脚本:マイケル・ドハティ、ダン・ハリス

出演:ブランドン・ラウス、ケヴィン・スペイシー、ケイト・ボスワース

 

クリストファー・リーヴが主演した前シリーズの2作目「スーパーマン II/冒険篇」を引き継いだ続編とのこと。

惑星クリプトンのその後を知るため故郷に向かったスーパーマンが、5年を経て再び地球に戻ってきたところからストーリィは始まります。
再びデイリー・プラネットに復職したクラーク・ケントですが、ロイス・レインには既に息子が生まれていて、リチャードという男性と殆ど三人家族と言って良い関係にあるという状況。

クリストファー・リーヴの事故によって尻切れトンボとなった観のある前シリーズを総決算したという印象を受ける作品です。
敵役は再びレックス・ルーサー。
スーパーマンはクリストファー・リーヴに代わって似た面影のあるブランドン・ラウス、ロイス・レインはマーゴット・ギダーに代わって平凡な美人という感じのケイト・ボスワース、レックス・ルーサーはジーン・ハックマンに代わってはげ頭という所為かやはり似た感じのケヴィン・スペイシー。
いずれの顔ぶれも前シリーズに比べ迫力不足と感じざるを得ません。

一方、特殊撮影技術は当然進歩していますから、特撮のスケールの大きさならびにスーパーマンのパワーはずっと大きくなっています。大きくなり過ぎて、スーパーマンの人間らしさが薄れた感じもあり。

いずれにせよ、子供の頃TVで夢中になったスーパーマン映画。懐かしさもあってそれなりに楽しめました。

2007.01.28

       


  

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