ディズニーとピクサーが組んだコメディ・アニメ。
パリの有名レストランを舞台にした物語ときけば、ついつい誘われ、シネコンに観に行ってきました。
主人公はネズミのレミー。田舎暮らしのネズミとはいえ、このレミー、味覚・嗅覚がとりわけ鋭く、何でも食べれば良いとは思わない。料理番組を覗き見、有名シェフ・グストーの本を読み、料理に憧れる日々。
そんなレミーが一族全員で住んでいた田舎を脱出せざるを得ない羽目になり、一族と別れてしまい辿り着いた先が、グルメの都パリ、それもグストー亡き後のグストーの店。
その厨房では雑用係として雇われたばかりのリングイニがスープを台無しにしてしまうという大失敗。頭の中でよびかけるグストーの声に抵抗しきれず、ついレミーがスープの味を調えたところ、客から大絶賛を受けることに。
それからレミーとリングイニが組んでの大奮闘が始まります。ところが世の中、そう簡単に運ぶものではない・・・というストーリィ。
そして本物語の鍵となるのは、グストーが遺した「誰でも名シェフになれる」という一言。
とにかく観て楽しかった。そのどこが楽しいかったかなどと解説する必要はないでしょう。面白ければそれでいいのですから。
それでも会えて言うと、ストーリィの良さ等本筋のほかに、厨房内・街中でレミーが逃げ惑う場面、パリ街中での大追跡という場面、アニメとは思えないようなスリリングで緊迫感あふれる画面は見応えありましたね〜。
映画って、DVDを借りて自宅の小さな画面でいつでも観れるというのより、こうして映画館に足を運んで大きな画面で観ることに楽しさがあるなぁ、と感じました。
これはこの映画だからこそ、感じたことなのでしょうか。
2007.08.04
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