太平洋の海底プレートを通じて異界から相次いで送り込まれる怪獣。世界各国の年を破壊された人類が対抗策として生み出した最終兵器は、それに乗り込んだ2人のパイロットが心をシンクロさせて操作する人型巨大兵器“イェーガー”。
しかし、次第にパワーアップされていく怪獣に、当初は圧倒的優勢を誇っていたイェーガーも次第に苦戦を強いられるようになり、そして・・・。
怪獣、人が乗り込んで操作する巨大ロボットと、いずれも日本の映画やアニメにアイデア源があるのは疑いようもないことですが、それをこうした迫力ある映像に仕上げるところはさすがにアメリカ映画だと感心します。
要は巨大ロボットと怪獣との闘いに始まりそれに終わるという、ストーリィとしては単純過ぎるくらいに単純なSFアクション映画なのですが、“イェーガー”、そして怪獣との激闘シーンの迫力だけで十分過ぎるくらいに見応えあり。
そんなストーリィにおいて、数あるイェーガーの一機“ジプシー・デンジャー”に乗り込む女性パイロットが日本人女性という設定には、その必然性はさておき、ちょっと嬉しい気がします。
なお、その日本人女性=森マコを演じるのが菊地凜子、その養女時代を演じるのが芦田愛菜という配役。
2013.08.10
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