題名に惹かれて観た作品です。
“ブラボー火星人”というのは、私が子供の頃TVで連続ものとして放映されていたのです。白黒の時代でしたけれど、主人公と同居していて、いろいろな騒動が起きるというコメディ・ドラマでした。頭から、日本のアンテナ角がでているのは、今回のまるで同じ。
テレビ・プロデューサーのティムは、ある夜、宇宙船の墜落を目撃しますが、それが火星人マーティンとの出会い。ティムの家にマーティンが同居し、墜落した宇宙船を修理しようとするのですが、一方でエイリアン捕獲をめざす科学者のグループが存在します。
マーティンの宇宙服“ズート”が、独自の頭脳をもち、かってに興奮しまくるというのが新しいミソだと思いますし、特撮の技術はいろいろと工夫されているのだと思いますが、ストーリィの面白さとしてはイマイチ。結局、昔のTVドラマシリーズをこえてはいない、という印象です。
SFコメディ、という映画。
2000.07.16
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