ロバート・デ・ニーロが、主人公の恋人の元CIA、堅物で頑固な父親を演じたコメディの続編とのこと。ただし、その作品は観ていません。
“卒業”以来のファンであるダスティン・ホフマンが出演しているコメディであるというのが観た理由。
作品としてはドタバタ・ホームコメディ。
ストーリィは、グレッグとパムの婚約カップルがパムの両親とともに、グレッグの両親を訪ねるというものです。
このグレッグの両親・フォッカー夫婦がかなりの変わり者。ダスティン・ホフマン演じる父親バーニーは弁護士を辞めて専業主夫になった人物であり、バーブラ・ストライサンド演じる母親ロズは高齢者向相手のセックス・カウンセラー。
両極端な家庭がひとつの家族になるという訳ですが、とくに父親同士がうまくいかない。
結婚を契機に2つの家族が結びつこうとしたことによって生じるドタバタですけれど、どこにでもある話なのだろうと思います。本作品はそれを極端なストーリィにしただけのこと。
見所は、ロバート・デ・ニーロに加えて、ダスティン・ホフマンとバーブラ・ストライサンドという顔ぶれに尽きます。
ロバート・デ・ニーロはどこまでもロバート・デ・ニーロらしく、一方ダスティン・ホフマンとバーブラ・ストライサンドもどこまでもダスティン・ホフマンとバーブラ・ストライサンドらしい。
ストーリィよりも、彼らを見ていることこそ楽しい。
2006.06.03
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