“シング・フォー・ミー、ライル ★★
A man called OTTO
(2023年アメリカ映画)

監督:ウィル・スペック
原作:バーナード・ウェーバー
脚本:ウィル・デイヴィス
出演:ハビエル・バルデム、コンスタンス・ウー、ウィンズロウ・フェグリー、スクート・マクネイリー、(声)ショーン・メンデス

 

児童文学のベストセラー「ワニのライルのおはなし」シリーズの映画化、とのこと。

人気を失った奇術師のヘクター、偶々入った珍獣店で気持ち良さそうに歌っているワニ=ライルを見つけ、ライルとなら人気ショーになると目論んだものの、うまくいかず。そのため、屋根裏にライルを残し、ドサ廻りへと旅立ちます。
そしてその家に引っ越してきたのが、両親とジョシュというプリム一家。
そのジュシュ、屋根裏でライルと遭遇し、驚愕しますが、ライルとすっかり打ち解け、友情を結びます。そして、ライルのおかげで引っ込み思案だったジョシュの性格も、自分に自信を持てるようになります。
しかし、ライルに遭遇した母親、次いで父親は大騒ぎ。さらに、ヘクターが舞い戻ってきたことから思わぬ事態となり・・・。

ワニのライル、というキャラクターが面白い。
見事に歌うという点が目立ちますが、このライルの良さはジョシュやその母親、さらに父親まで元気づけるという、その振舞いにあります。そのくせ、自分はとなると、観衆の前では何もできずという内気なところあり。

ライルのとんでもない行動と、相棒となる猫のコンビが面白く、それなりに楽しめました。

2023.03.25

       


  

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