“ホイットニー・ヒューストン ★☆
I wanna dance with somebody
(2022年アメリカ映画)

監督:ケイシー・レモンズ
脚本:アンソニー・マクカーテン
出演:ナオミ・アッキー、スタンリー・トゥッチ、タマラ・チュニー、ナフェッサ・ウィリアムズ、アシュトン・サンダーズ

 

1963年生まれ、1985年のデビューアルバムが大ヒットし人気絶頂へと駆け上っていくものの、2012年麻薬摂取のためホテルの浴槽で倒れているのが発見され、48歳の若さで死去した歌姫ホイットニー・ヒューストンの半生を描いた音楽映画。

私個人はとくにホイットニー・ヒューストンに思い入れがないのですが、“ボヘミアン・ラプソディ”のスタッフによる制作という宣伝文句から、一応と観ておこうと思った次第。

彼女の歌手としての実績については称賛するばかりですが、私生活についてはどこかで見たような、またもこのパターンか、と思わざるを得ない処です。
娘を金儲けの道具としか考えない父親、ろくでもない亭主、その挙げ句に麻薬常習、と。

所詮、麻薬に嵌ってしまうと結局は身を滅ぼすに至る、と強く感じます。
その一方、最後まで誠実に彼女を支え続けようとした名音楽プロデューサー=クライヴ・デイヴィスの存在は、彼女にとって幸せなことだっただろうと思います。

2022.12.24

       


  

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