近未来のSFアクション・ストーリィ。
舞台は2035年、ロボットは人間の生活になくてはならない存在になっています。
ロボットには、人間に危害を与えてはならない等のロボット三原則がインプットされており、ロボットを危険視する人間は誰もいません。しかし、ただ1人、シカゴ市警・殺人課刑事のデル・スプーナー刑事だけが何故かロボットを嫌い、危険視しています。
そんな折、ロボット開発者のラニング博士が自殺らしい死を遂げます。その真相を追いかけたスプーナーは、巨大企業U.S.ロボティクスの製造するロボットが三原則に反する行動を人間に対して起こす計画が進みつつあることを探りあてます。
やがて、突然人間に反旗を翻したロボットたちは....。
主人公であるスプーナー刑事のほかに、ロボット研究者のスーザン・カルヴィン博士、ラニング博士が遺した次世代ロボット(人間と同じく感情をもつ)のサニーが活躍。
原作はアイザック・アシモフとのことですが、内容としてはカレル・チャペック「ロボット(R.U.R)」のオマージュのように思えます。
作品としての面白さは、まぁまぁというところでしょうか。
2005.07.02
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