“グレース・オブ・モナコ” ★★
Grace of Monaco
(2014年フランス・アメリカ・ベルギー・イタリア映画)

監督:オリヴィエ・ダアン
脚本:
ブラッシュ・アメル
出演:ニコール・キッドマン、テイム・ロス、フランク・ランジェラ、バス・ベガ、パーカー・ポージー

 

ハリウッドの人気美人女優からモナコ公国の公妃となって伝説化したグレース・ケリー。
そのモナコ公国に徴税を課そうとフランス大統領ド・ゴールが経済封鎖等々の圧力をかけてきたことから、モナコ公国は存続の危機に見舞われます。
モナコ公国の危機のみならず、モナコ公妃としての自らの立場、そして愛する家族の危機をも感じたグレースは、彼女を支えようとする人たちの力を借りて、自ら先頭に立って闘おうと決意する・・・・というストーリィ。

その出演作は何本も観ているのですが、美人女優とは思いつつ、私としてはそれ程強い印象を受けなかった女優がグレース・ケリー。
その彼女が実際にどんな役割を演じたのか、知ることもありませんでしたし、事実かどうかはともかくとして、本作品におけるニコール・キッドマン、観応えたっぷりです。とくに最後のスピーチは圧巻。
他の出演者たち皆、ニコール・キッドマンに喰われてしまっている観あり。

ストーリィにおけるシチュエーションを理解するのに少々苦労するところがありますが、ニコール・キッドマンのファンには、お薦めです。

2014.10.18

       


  

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