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メグ・ライアン主演のドタバタ風ラブ・コメディ。
結婚してカナダに永住する予定のケイトは、大の飛行機嫌い。婚約者のチャーリーがパリに一緒に行こうと誘っても、固持。でも、パリからの電話で、チャーリーから一方的に婚約を破棄されると、そんなことは言っていられない。一大決心のもと、一人でパリに向かいます。
ところが、機内、パリのホテルでと、ケイトにまとわりつくのはいずれも胡散臭い男たち。必然的に、ケイトがチャーリーを追いかけるその道中は、ドタバタ続き。
感想としては、ストーリィにもうひとつ納得感が足りず、イマイチという評価。
一方、メグ・ライアンについては、ごく普通のアメリカの女性を代表するような女優だな、という思いを新たにしました。
どちらかというと不器用でガサツで、思ったことをすぐ顔に出してしまい損をする、優雅なフランス女性とは対極的な女性像です。こうした役柄のケイトを見ていると、アメリカ人は未だにフランス人にコンプレックスを抱いているのではないか、と思ってしまう。
ともあれ、ドタバタ続きは如何にもアメリカ的コメディですが、ちょっとわざとらしい感じ。
2001.06.30
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