“12人のパパ”★☆ 監督:ショーン・レヴィ |
子供が12人という大家族を描いたハートフル・コメディ。この作品もまたヒラリー・ダフが出演しているからとというのが、観た理由。 トムとケティはお互いに子供は8人欲しいというのが意気投合して結婚に至った理由。7人までは計画通りだったのですが、8人目が女の子の双子、さらにトムがビールで酔っ払い調子にのった挙句10人目。トムがパイプ・カット手術に踏み切ったものの効果が現れるまでの2週間を無視した結果男の子の双子が誕生し、合計12人というのが可笑しい。 トムはプロリーグ3部のフットボールチームのコーチ。ケティは元新聞記者の経験を生かして本を執筆中。ベーカー一家はミッドランドの田舎で自由奔放に暮らしており、長女のノーラのみ都会で恋人と同棲中という状況。 名門フットボールチームと大家族という2つのチームを、トムは両方ともコントロールできるのか、あるいはどちらを選択するのか、というストーリィ。 お目当てのヒラリー・ダフは、上から3番目、高校生の次女ロレイン役。いたずらっ子どもからは歳が離れ、フェイスメイクが一番の関心事という女の子役で、所詮は12人の中のひとりという存在。あまり目立たない役柄ですが、そうであっても容姿で目立つところが彼女らしいところ。もっとも、私の贔屓目によるものかもしれませんけど。 2005.05.08 |