E・B・ホワイトのロングセラー児童書の映画化とのこと。
春に生まれた11匹目の子豚ウィルバーは余計な子豚だからということで処分されそうになったところを、少女ファーンに助けられます。
しかしいつまでも家に置いておけないからと預けられた先が、隣のザッカーマン農場。ザッカーマン農場の小屋には、羊や馬、牛、鵞鳥など様々な動物たちが暮していました。
しかし、春に生まれた子豚は冬にはハムになるのが運命と、ネズミは冷酷にウィルバーに告げます。その言葉に怯えたウィルバーを慰めてくれたのは、外見とは違って心優しく賢いクモのシャーロット。
友達扱いしてくれたウィルバーのため、シャーロットはウィルバーを救って見せると約束します。
それから繰り広げられる心温まるファンタジー・ストーリィ。
ファーン役のダコタ・ファニングは成長した分ちょっと可愛らしさが減ったかな、という感じ。
この物語で光るのは何といってもシャーロットの健気な奮闘ぶりなのですが、観ている中で一番印象に残るのはシャーロットの優しげな語り口です。その声を演じているのはジュリア・ロバーツ。さすが名女優、声だけの出演でも存在感はたっぷりです。
2007.06.16
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