荒唐無稽なアクション度は、前作よりパワーアップしており、まあそれなりに楽しめるという、シリーズ第2作。
要は、特撮を駆使すれば、女性アクションもここまでできる、という象徴のようなアクション映画です。ハード・アクションと言うべきなのかもしれませんが、そんなことからファンタジー・アクションとでも言いたい作品です。
キャメロン・ディアス演じるナタリー、ルーシー・リュウ演じるアレックス、ドリュー・バリモア演じるディランという3人トリオは、今回も変わらず。
一方、チャーリーとのつなぎ兼3人の補助という役回りのボスレー役は、前作のビル・マーレーから黒人俳優のバーニー・マックに交替。前回のビル・マーレー演じたボスレーの弟という設定です。兄弟なのに白人・黒人という点は、黒人一家の自慢の養子だったという説明。このあたりかなりこじつかげましい。ただ、こじつけてでもとばかりに、バーニー・マックも単調になりがちなアクション劇に良いアクセントを付け加えています。
アクション映画ですから、これ以上とくに言うこともないのですが、本作では先輩エンジェルが2人登場。
1人は、初代エンジェルのケリー・ギャレット。実際にTV版でケリーを演じたジャクリーン・スミスが顔を出します。相変わらず美人で、あまり変わっていないところが、懐かしくも嬉しくもあり。当時の3人(他の2人はファラ・フォーセット、ケイト・ジャクソン)の中では、この人が一番印象が変わっていないのかもしれません。
2003.11.23
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