“ベイマックス” ★★ Big Hero 6 (2014年アメリカ映画)
監督:ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ 脚本:ロバート・L・ベアード、ダニエル・ガーソン 声の出演:スコット・アツィット、ライアン・ポッター 日本語吹替:川島得愛、本城雄太郎、菅野美穂、小泉孝太郎
近未来の日本を舞台にスーパーヒーロー・チームの活躍を描くマーベル・コミックス「Big Hero 6」の映画化なのだそうです。 どおりで、予告編からのほほんとしたアニメ映画と思い込んでいたのに、ふたを開けてみたらSFアクションアニメじゃないか!、という訳です。原題を見ていればその点も明瞭でしたし。 舞台はサンフランシスコと東京を融合した架空都市“サンフランソウキョウ”。 飲食店を経営するキャスおばさんに育てられている兄弟タダシとヒロ。共に理工系オタク。 ところが大学の研究室で起きた火災事故で、兄のタダシは死んでしまいます。 遺されたヒロを慰めようと現れたのは、タダシが作り上げたユーモアな体型と優しい心を持ち合わせたケア・ロボット“ベイマックス”。 しかし、火災事故は実は事故ではなかったのではないか、と調べ始めたヒロの前に立ち塞がる怪人。一方、タダシの研究仲間だった学生たち4人もヒロの応援に駆け付け、共に立ち上がります。 私の予想とは違った展開のヒーローものSFアクションでしたが、最後までベイマックスというロボットの行動ぶりに気持ちを癒される気がします。その点が魅力と言えば魅力。
2014.12.21
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