“アラバマ物語” ★★☆ 監督:ロバート・マリガン |
名作として評価の高い本作品、図書館からDVDを借りて観ました。 不況時期の1932年、南部アラバマ州。 本作が優れているなぁと思うのは、フィンチの視点より、息子のジェムと娘のスカウトという子どもたちの視点から描かれている処。 さて裁判、グレゴリー・ペックが演じるのは勇気をもって黒人の弁護を引き受けた弁護士の役とは知っていましたが、こういう結末になるとまでは知りませんでした。 ストーリィの最後で、子どもたちの関心を引いていた近所に住む精神異常者ブーと子どもたちの邂逅が描かれます。 ※なお、現代から見ればこんな裁判のやり方・陪審員で本当に正しい裁判を行うのが可能なのかと怖くなりますが、当時はそれが当たり前だったのでしょう。 2012.04.10 |
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