長澤まさみ主演、三谷幸喜作品ということで期待した作品。
でも、それほどではなかったなァという印象です。
有名詩人の妻=スオミが家を出たきり戻ってこない。
誘拐か?と心配した出版社の担当編集者が、ひそかに刑事2人を詩人自宅に招きます。
しかし、何とその刑事の一方が、スオミの元夫だったとは。
それどころか結局、現夫と元夫4人が一堂に会することになります。
そして、ついに掛かってきた誘拐犯からの電話、身代金は三億円、と。
さて、現&元夫たちはどうする!?
相手によって自分の表情や姿を変える、ということはありうること。
しかし、その相手たちが一堂に会してしまったら、どういう表情、姿をとればいいのだろうか、という発想から出来上がった映画だそうです。
その意味では、最終場面こそ、長澤まさみの熱演が楽しめる処です。
ストーリー自体は特にどうこういう程のことではない。ギャグ場面の積み重ね、という処でしょう。
なお、意外にも面白かったのは、宮澤エマ演じる謎の女性。
スオミとの関係をあれこれ想像してみるのも楽しいです。
2024.09.13
|