“虹の女神
Rainbow Song ” ★★☆ 監督:熊澤尚人 |
大学以来の親友である佐藤あおい、今はアメリカにいるそのあおいが飛行機事故で死んだことを岸田智也は知る。 ストーリィのテーマは、近くにいたのに判らなかったこと、ということになるのでしょうけれど、私としては、男と女の間に友情は成立するのか、その問題に通じるストーリィだと思う。その答えは判らないものの、簡単に成立すると思う男はアホだし、そんな相手を好きになった女の子の方は切ない。一言で言えば本映画はそんなストーリィです。 なお、恋が成就するのが一番かもしれないけれど、花の盛りに死んだ恋人は、一生彼にとって女神であり続けるのかもしれない。経験がないから判りませんが。 ※本作のDVD、視覚障害者および聴覚障害者向けのメニューが設けられていました。そのことにも好感を覚えました。 2007.05.20 |