“受 難” ★★ 監督:吉田良子 |
姫野カオルコさんの何という小説か!?と思った快作「受難」の映画化。 男性に全く縁のない若い女性=フランチェス子、何と言うことかある日気が付くと、股間に人面相ができてしまいます。いくら使う可能性がないからといってと思うもののそこは常人とは少々感覚が異なるフランチェス子、人面相に「古賀さん」という名前を付け、親しみます。 とにかく場所が場所ですから、フランチェス子が語りかけようと古賀さんを覗き込む様子がまた愉快。なお、人面相の出来た場所、原作とは少々違うような気がしますが、映画としてはこれが適切なのでしょう。 珍妙なストーリィですから好き好きとは思いますが、原作と合わせて本映画、私としてはお薦めしたいところです。 2014.08.10 |
※原作 → 「受難」