若い女子コンビの殺し屋を主人公としたアクション・コメディ、第3弾。
ただし、観るのは本作が初めてです。
普段なら私としては観ない類の作品なのですが、新聞の映画評欄で好評だったため観た次第です。
杉本ちさと(高石あかり)と深川まひろ(伊澤彩織)は、女子高生の頃から殺し屋協会に所属するプロの殺し屋。
今回の仕事の舞台は宮崎県とあって、二人は半ば観光気分。
簡単にターゲットを始末した後は、まひろの誕生祝いをと予定していたところ、同じターゲットを狙う他の殺し屋と鉢合わせしてしまう。
その男は、たった一人で 150人殺し達成を目標にしている、ハグレ者、しかし最強の殺し屋=冬村かえで(池松壮亮)。
さすがの二人も冬村とやり合って窮地に陥るのですが、協会からその冬村を始末するよう指示されて・・・。
女子2人と冬村の、スピーディなアクションが本作の見どころ。
岡田准一主演「ファブル」を連想させますが、迫力という点では「ファブル」に及びませんが、スピードでは「ファブル」を上回っているという印象。
そして二人の能天気な様子が面白い。
それでも二人のコンビは強力で、まさにシスターフッド・ストーリーとも言えます。
高石、伊澤、池松の主役三人、よくまぁこれだけのアクションをこなしたものだと、拍手したい。
2024.10.05
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